楽天カードでは、家族カードを簡単に作成することができます。
支払いをまとめたり、収入が無くてもカードを持てるメリットがありますが、結論を言うと絶対に家族カードはおすすめできません。
その理由は、入会ポイントで大損するからです。少しの差なら見過ごせますが、本カードと比べて貰えるポイントが5~8倍も変わってしまいます。
この記事では、楽天カードの家族カードについて徹底解説。
基本はおすすめしませんが、一部家族カードを作ったほうがいい人もいるため、そちらも詳しく説明していきます。ぜひ、参考にして下さいね。
1.楽天カードの家族カードは入会ポイントで損します
1-1.通常は5000ポイント以上貰えるはずが1000ポイントに
家族カードは、楽天カード最大のメリットである入会ポイントがわずか1000ポイントしか貰えません。いくら利便性のある家族カードでも、さすがに勿体ない。
本カードの作成なら、最低でも5000ポイント以上は貰えます。
年会費無料のクレジットカードで、いきなり5000円相当のポイントが貰えるわけですから、利用しない手はありません。
楽天カードは家族カードではなく、家族それぞれで作成するほうが絶対お得です。
[note title=”TOPIC”]入会時期によっては8000ポイント貰えます[/note]1-2.入会ポイント以外にもデメリットは多い
さらに家族カードには、入会ポイントが大幅に減ること以外にも、以下のデメリットがあります。
- ETC機能を付けられない
- カードデザイン&ブランドが選べない
- 利用限度額が圧迫される
- 利用明細が見られてしまう
- 獲得ポイントが本カードにまとめられる
入会ポイントの減額に比べて致命的なデメリットではありませんが、地味に痛いものばかり。
家族で一つのクレジットカードを使うことになるので、支払いをまとめられる利便性はあるものの、何かとトラブルになりそうな欠点を抱えています。
少しでも収入があり、審査に合格する確率があるのなら、家族カードではなく本カードを申し込んだほうがいいですよ。
1-3.学生なら収入なしでも審査に通る可能性がある
家族カードを作る理由が、まだ学生だから審査落ちしそう・・と心配しているなら考え直したほうがいいです。
楽天カードは学生に対しては、明らかに審査を優遇する傾向があります。 学生時代に作ったクレジットカードは長年使ってくれるからでしょう。
学生といえば、収入がアルバイトで月数万円しかない、あるいは仕送りだけの方も多いことでしょう。
ですが、そんな状態でも問題なく審査に通ります。事実、私が専門学校時代に月収4万円で通りましたから。
家族カードにすると明細を親に見られるためプライバシーもありません。学生の方は、家族カードで申し込む前に、一度本カードで審査を受けることをおすすめします。
2.【例外】楽天カードの家族カードを作成すべき人とは?
ここまで、家族カードは大きく損をするので作成すべきではないと解説してきました。しかし、一部例外があります。
以下に当てはまる場合は、家族カードを作成すべきです。
- 専業主婦や無職など審査に不利な人
- 家族で支払い&獲得ポイントをまとめたい人
それぞれ詳しく見ていきましょう。
家族カードを作成できる年齢は18歳以上
①専業主婦や無職など審査に不利な人
家族カード作成に最も向いているのが、審査に不利な人です。学生ではなく、収入のない専業主婦や無職の社会人は審査落ちの可能性が高まります。
キャッシング枠やリボ払いを使いたいなら、無収入では確実に審査落ちです。
稀に、預金額が評価されてカード作成できる場合もありますが、あまり期待しないほうがいいでしょう。
現在、まったく収入がなく(学生以外)楽天カード作成に自信がない場合は、家族カードの加入を検討しましょう。
よくあるのが、専業主婦の妻が夫の家族カードに入るパターン。このケースなら、審査対象は収入のある夫のみとなります。
自分が無収入でも、家族カードとして楽天カードを作成できますよ。
年会費は通常カードなら家族全員無料
ちなみに、年会費は楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードを除く通常カードは、年会費無料です。もちろん、家族カードも年会費はかかりません。
なお、海外旅行傷害保険は家族カードでも補償されるので安心して下さい。
②家族で支払い&獲得ポイントをまとめたい人
家族カードは、いわば家族単位で1枚のカードを使うようなもの。そのため、支払いを家族でまとめたい方には便利です。
そしてもう一つ。楽天カードで獲得したポイントを、家族でまとめたい方にも便利です。
獲得ポイントを1箇所のポイント口座にまとめたくない人は家族カードをおすすめしない
例えば、夫が楽天ポイント提携店で食事をしてポイント獲得、妻が楽天市場で買い物してポイント獲得・・といった具合に、家族全員でポイントを狙えるので、一人でカードを持つより効率的です。
貯めたポイントは家族内でシェアできる
家族で貯めた楽天スーパーポイントは、あとから家族内でシェアすることができます(50ポイントから)。
ポイントの移行方法は楽天e-NAVI(マイページ)にログインして、「お申込み」→「家族でポイントおまとめサービス」をタップ。
「楽天スーパーポイント移行先」にて、ポイントをシェアしたい家族を選び申請すればOKです。
補足:家族カードの申し込みは選択欄にチェックを入れるだけ
家族カードの申し込み方法は新規と追加申し込みで変わります。
新規入会の方は、通常申込みの際に「家族カード」→「申し込む」にチェックを入れるだけです。
家族カードの申し込み(新規)
新規入会での家族カード同時作成数は1枚までとなります。
追加申し込みの場合は、楽天e-NAVIにログインしたあと、「お申込み」→「カードのお申込み」をタップ。
「カードの追加・切り替え」のページが開くので、そちらから申し込みできます。ちなみに、本カードから家族カードへ切り替えることも可能です。
追加申し込みは楽天e-NAVIから
楽天カードは、本カード&家族カードで2枚所有することもできる
3.【まとめ】楽天カードは家族カードを作らず本カードで申し込もう
この記事では、楽天カードの家族カードについて詳しく解説してきました。
結論を言うと、入会ポイントで大損するため家族カード作成はおすすめしません。
ちょっとの差ならいいのですが、家族カードの1000ポイントに対して本カードなら5000~8000ポイント。さすがにこれは、本カード一択です。
ただし、収入がまったく無い方(学生を除く)や、家族事情で支払いをまとめたい方は例外で、家族カードを作成したほうがいいです。
入会ポイントでは損しますが、審査対象が自分ではなくなるため、楽天カードを所有できる可能性が高まります。
まとめとして、基本的には家族でもそれぞれ本カードで申し込む、一部例外で家族カードを作成する(本カード申し込み後でも追加できる)と覚えておきましょう。