家族でIIJmio(みおふぉん)に乗り換えたい、あるいは一人で複数の端末を利用したい場合に便利なファミリーシェアプラン。一体どのような料金プランなのでしょうか。
この金額なので、IIJmioのファミリーシェアプランについて徹底解説。プラン内容はもちろん、手数料のルールや申込み方法まで説明しています。ぜひ、参考にして下さいね。
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1.IIJmioのファミリーシェアプランとは?
さっそく、IIJmioのファミリーシェアプランについて詳しく見ていきましょう。
1-1.最大10枚までのSIM追加が可能
ファミリーシェアプランとは、一つの契約で複数のSIMカードを使用できるプランのことです。追加できるSIMカードは最大で10枚まで。大人数の家族にも対応しています。もちろん、一人で複数枚のSIMカードを使うことができるので、3人家族で5枚のSIMカードを利用するといった使い方もおすすめです。
その場合は、音声通話SIMとデータ通信専用SIMを組み合わせてスマホだけでなくタブレットやモバイルWi-Fiルーターにも追加SIMを使います。なお、SIMカードが複数になっても通信速度が分割されるわけではないので安心して下さい。
1-2.ファミリーシェアプランの利用料金・データ容量
気になるファミリーシェアプランの料金内容は以下の通りです。
データ容量 | データ通信専用SIM | SMS機能付き データ通信専用SIM |
音声通話SIM |
---|---|---|---|
12GB | 2560円 | 2700円~ | 3260円~ |
付帯料
- SMS機能付帯料:140円/枚(タイプAは0円)
- 音声通話機能付帯料:700円/枚
※SMS機能付帯料は、SMS機能付きデータ通信専用SIMを利用する場合から1枚ずつ加算、音声通話機能付帯料は音声通話SIMを利用する場合に1枚ずつ加算されます。(例 音声通話SIM3枚なら、2560円+700円×3で4660円)
その他の手数料
- 4枚目以降のSIMカード利用料:400円/月額
- SIMカード追加手数料:2000円/枚
まず、ファミリーシェアプランのデータ容量(バンドルクーポン)は、12GBとなります。他の料金プランは、ミニマムスタートプランが3GB、ライトスタートプランが6GBなので、ファミリーシェアプランが最も大容量です。当月内に使いきれなかったデータ容量は、翌月に繰り越すことができます(繰り越し期限は翌月末まで)。
プラン価格は、データ通信専用SIM(SMS機能あり/なし)か音声通話SIMかで分かれます。データ通信専用SIMは、音声通話機能が無く電話番号も付与されないため普通は契約しません。通常のスマホとして利用するなら、音声通話SIM(音声通話機能付きSIM)を選びましょう。
タイプD・タイプAとは利用する回線を意味します。タイプAはau回線、タイプDはドコモ回線のプランです。SMS機能付きデータ通信専用SIMのみ、回線によって料金が分かれます。その他の手数料は、基本料金以外に必要な費用です。4枚目以降の追加SIMは月額400円が加算されます。
また、SIMカードを追加するたびに、1枚あたり2000円の手数料(支払いは1回限り)も必要です。なお、先にミニマムスタートプランかライトスタートプランに契約して、あとからファミリーシェアプランに変更することもできます。プラン変更の手数料は無料です。
月額料金シミュレーション
ファミリーシェアプランの利用料金は付帯料と手数料を加算していく仕組みでやや複雑です。そこで、家族でファミリーシェアプランを使う場合のシミュレーションをしてみましょう。
家族3人でファミリーシェアプランを使う場合の月額料金
→2560円+700円(音声通話機能付帯料)×3人分=4660円
家族4人でファミリーシェアプランを使う場合の月額料金
→2560円+700円(音声通話機能付帯料)×4人分+400円(4枚目以降の手数料)=5760円
家族5人ファミリーシェアプランを使う場合の月額料金
→2560円+700円(音声通話機能付帯料)×5人分+800円(4枚目以降の手数料2人分)=6860円
1-3.家族全員でMNP転入できる
ファミリーシェアプランでは家族全員でIIJmioにMNP転入することができます。MNP転入とは、今まで使っていた電話番号を維持して携帯会社を乗り換えることです。ただし、ファミリーシェアプランにMNPで乗り換えるには注意点があります。それば、バラバラの名義で乗り換えることができないことです。
例えば、夫、妻、子供とそれぞれ自分の名義で携帯会社に契約している場合、ファミリーシェアプランに乗り換えるには、誰か一人の名義に集約する必要があります。妻・子供を夫名義に変更するといった具合に主回線にまとめるイメージです。
ファミリーシェアプランにMNP転入するイメージ図
MNP転入する際は、必ずしも家族全員が揃って乗り換える必要はありません。誰か一人が先にファミリーシェアプランを契約した後に、後から追加する形で追加SIMにMNP転入していくことが可能です。なお、名義変更する際は、必ずIIJmioに乗り換える前の携帯会社で行いましょう。IIJmioでは名義変更できないので注意して下さい。
1-4.ファミリー通話割引で家族同士の通話料もお得に
ファミリーシェアプランを家族で利用した場合、ファミリー通話割引が適用されます。通話料の割引額は20%です。同一mioIDであれば、ファミリーシェアプラン以外のプラン同士でも、ファミリー通話割引は適用されます(国内通話のみ)。なお、IIJmioでは、通話料を半額に出来る「みおふぉんダイアル」を無料で利用できます。
みおふぉんダイアルとファミリー通話割引を組み合わせた場合の割引額は60%です。通常通話で60%も安く出来るのは、IIJmioだけです。そもそも、他の格安SIMには家族割の仕組み自体がありません。家族で通話することが多い方は、活用したいサービスです。
1-5.かけ放題オプションの加入で最大30分の通話料を無料にできる
ファミリー通話割引、みおふぉんダイアルはオプション料金なしで利用できます。ただ、2つの割引を組み合わせて最大60%オフになるといっても、長電話すると通話料が高くなります。そこで利用したいのがかけ放題オプションです。IIJmioのかけ放題オプションは、ファミリーシェアプランに入っているとかなりお得な内容となります。
かけ放題オプション
- 10分かけ放題:月額830円(ファミリーシェアプラン内なら30分かけ放題)
- 3分かけ放題:月額600円(ファミリーシェアプラン内なら10分かけ放題)
※みおふぉんダイアルを使用する必要がある
IIJmioのかけ放題オプションは、同一mioID間の通話なら通話定額の時間が延長されます。ファミリーシェアプランに契約していると同一mioIDになるため、10分かけ放題が30分に、3分かけ放題が10分かけ放題になるのです(通話定額の延長はあくまでファミリーシェアプラン内のみです)。
家族で頻繁に連絡を取り合う方は、かけ放題に入っていると実質無料で通話ができます。ファミリーシェアプラン内に限られるとは言え、30分以内の通話が使い放題となる格安SIMは他にありません。大手キャリアでも打ち出せないかけ放題プランでしょう。
かけ放題の加入は人数分必要
注意点として、ファミリーシェアプランのかけ放題オプションは一つの契約ですべてのSIMカードで使えるわけではありません。そのため、ファミリーシェアプランのメンバー全員にかけ放題を付けるなら、追加SIMごとにオプション契約が必要です。一つのオプション契約で家族全員利用できるわけではないので気を付けて下さいね。
1-6.大容量オプションで利用できるデータ容量を増やせる
ファミリーシェアプランを使ってみたいけど、ひと月で12GBをシェアするのは少なすぎる・・と感じる方もいるでしょう。その場合は、大容量オプションを申し込むといいです。
大容量オプション(月額)
- 20GB:3100円
- 30GB:5000円
大容量オプションの価格相場ですが、大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)と比べてかなり安いです。大手キャリアで20GBを追加すると6000円以上、30GBを追加すると8000以上かかります。また、モバイルWi-Fi-ルーターでも、7GBで3000円弱の利用料金なので、いかにIIJmioの大容量オプションが割安なのか分かります。
ちなみに、20GBと30GBを合わせて50GB(月額8100円)で利用することも可能です。ファミリーシェアプランに大容量オプションを付けた場合の月額料金は以下となります。
家族3人で30GBの大容量オプションに加入(合計42GB)
→4660円(家族3人分のファミリーシェアプラン料金)+5000円(30GBの大容量オプション)=9660円
家族4人で30GBの大容量オプションに加入(合計42GB)
→5760円(家族4人分のファミリーシェアプラン料金)+5000円(30GBの大容量オプション)=10760円
1-7.ファミリーシェアプランは実はあまりお得ではない?
ファミリーシェアプランの契約で最も期待するのが利用料金の節約ですよね。しかし、本当にファミリーシェアプランは個別契約したときよりもお得なのでしょうか。詳しく比較してみました。
- 家族4人でファミリーシェアプラン(12GB)に契約:5760円
- 家族4人でミニマムスタートプラン(3GB)にそれぞれ個別契約:6400円
ご覧の通り、個別契約よりもファミリーシェアプランを使った方が、月額料金は安くなりました。実は、以前のファミリーシェアプランは12GBではなく10GBでした。そのため、家族バラバラで個別契約したときの料金と比較してもあまり月額料金が変わらなかったのです。
料金設定の欠点についてユーザーの指摘を受けたせいか、現在のファミリーシェアプランは12GBに容量アップ。バラバラに個別契約するより確実にお得となりました。わざわざファミリーシェアプランに契約しても意味が無いのでは?と考えていた方は、心配しなくて大丈夫ですよ。
1-8.ファミリーシェアプランがおすすめな人
以下に当てはまる方はファミリーシェアプランの契約がおすすめです。
- 家族でIIJmioに乗り換えて毎月の通信費を節約したい
- データ容量を共有して無駄なく使い切りたい
- 一人で複数の端末を使いたい
- 家族間で頻繁に通話をする
ファミリーシェアプランは複数のSIMカードを発行できるので上記に当てはまる方ならぴったりのプランです。やはり、ファミリーという名前が付いている通り、家族でIIJmioを使いたい方に最も向いています。また、おすすめなのが一人で複数のSIMカードを使いたい場合です。
例えば、スマホとタブレットを2台持ちする場合、ファミリーシェアプランを使わないのならそれぞれ別に契約する必要があります。契約の手間がかかるのはもちろん、月額料金も損するのがデメリットです。しかし、ファミリーシェアプランで複数のSIMカードを発行すれば、お得な利用料金で複数の端末を同時に利用できます。
速度制限も共有されますが、管理する箇所が一つになるのでかえって使いやすいでしょう。その他、家族間で頻繁に通話をする方はかけ放題オプションに加入すれば、10分あるいは30分の通話が使い放題となります。30分以内の通話が使い放題になれば、実質家族間の通話料が無料になったと考えることもできます。
かけ放題の利用料金は月額830円(10分かけ放題は月額600円)。家族全員でこの金額なので、毎月の通話料は相当安くなりますよ。
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2.IIJmio ファミリーシェアプランの利用方法
ここでは、ファミリーシェアプランの詳しい利用方法について、申込手順から解約ルールまで解説していきます。
2-1.ファミリーシェアプランの申し込み手順
ファミリーシェアプランに申し込むには、まずIIJmioの公式サイトにアクセスしましょう。「ご購入・お申込み」のボタンをタップしたら、料金プランの選択でファミリーシェアプランを選びます。
大容量オプションが必要な場合は、ここで同時に選べますよ。ファミリーシェアプランを選択できたら、「2枚目・3枚目のSIMカード選択」の項目が表示されます。新規契約と同時に追加SIMを申し込みたい場合は、「追加する」をタップして下さい。
その後、追加SIMに対して、
- 端末セット・SIMカードのみの選択
- 回線の選択
- SIMカードの種別(データ通信専用SIM・音声通話SIM)
を選びます。MNPで乗り換える場合は、音声通話SIMを選んだ後に「MNP転入」をタップして下さい。MNPは必ず契約者に名義を揃えて下さいね。なお、新規契約時に申し込める追加SIMの枚数は3枚までです。4枚目以降は、IIJmioと契約後に、会員専用ページから申し込みを行って下さい。
2-2.途中でいつでもプラン変更できる
IIJmioでは契約途中に、ファミリーシェアプランに変更することができます。手数料はかかりません。もし、家族でIIJmioを使いたいけど、いきなり全員で乗り換えるのは怖い、あるいは準備が整っていないという場合は、ミニマムスタートプランかライトスタートプランで契約しておきましょう。
プラン変更は会員専用ページから手続きを行います。メニューの「プラン変更予約」をタップして、現在の料金プランからファミリーシェアプランに変更しましょう。
SIMカードの追加も可能
SIMカードの追加も契約途中に行うことができます。やり方は、会員専用ページのメニューから「SIMカードの追加」をタップするだけです。
ちなみに、データ容量は少ないですが、ミニマムスタートプランとライトスタートプランでも1枚までなら追加SIMの契約ができます。
2-3.契約中に複数プランをまとめることも可能
同一mioIDに限りますが、契約途中にIIJmioの料金プランをまとめることができます。例えば、夫がミニマムスタートプランに契約、妻もミニマムスタートプランに別契約している場合、あとから2つの契約を一つにまとめることが可能です。
まとめることが可能なSIMカードの枚数
- ミニマムスタートプラン:2枚
- ライトスタートプラン:2枚
- ファミリーシェアプラン:10枚
まとめ先のプランは、ミニマムスタートプランからファミリーシェアプランに移行しても構いません。手続きは、会員専用ページから行えます。プランをまとめる前・後の月額料金も手続き途中に確認できますよ。
2-4.解約・SIMカード削除について
ファミリーシェアプランは一つの契約に複数のSIMカードがまとまっています。そのため、解約するとすべてのSIMカードが契約解除される仕組みです。MNP転出も同様です。音声通話SIMに限り12ヶ月以内の解約は最大12000円の解約金(違約金)が発生するため注意して下さい。
解約方法は、会員専用ページから手続きを行います。詳しくは、「IIJmioの解約方法」の記事を参考にして下さい。解約ではなく、追加SIMの削除をしたい場合は、「SIMカードの削除」の専用ページから手続きを行います。削除がで起用されるのは、手続きした月の月末日です。一度削除した追加SIMは再契約できないため注意して下さいね。
3.まとめ
いかがでしたか?
この記事では、IIJmio(みおふぉん)のファミリーシェアプランについて詳しく解説してきました。ファミリーシェアプランは、家族向けの料金プランです。IIJmioが他社と比べて力を入れているプランなので、料金面だけでなくかけ放題もお得に使えます。
ファミリーシェアプランは新規契約だけでなく、あとからプラン変更も可能。また、追加SIMに対してMNP転入もできますよ。この記事を参考に気にななった方は、ファミリーシェアプランの契約を検討してみて下さいね。
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