OCNモバイルONEはテザリングが使える【利用料金やiPhoneの設定が丸わかり】

この記事のポイント

  • OCNモバイルONEは無料でテザリングが使える(iPhoneも対象)
  • テザリングの設定は、Wi-Fi・USB・Bluetoothの3種類ある
  • テザリングできないときは機内モードON/OFFや再起動を試す

「OCNモバイルONEでテザリングは使えるの・・?」

スマホから他の通信端末にネット接続できるテザリング。OCNモバイルONEで使用できるか気になりますよね。

結論から言うとOCNモバイルONEでは、無料でテザリングが使えます。一部のAndroidを除けば、ほとんどの機種で対応していますよ。

iPhoneなら全シリーズ対応です。この記事では、OCNモバイルONEのテザリングについて設定方法や注意点など詳しく解説していくので参考にしてくださいね。

1.OCNモバイルONEは無料でテザリングできる

OCNモバイルONEって、テザリングに対応してますよね?

ええ、無料で使えるわよ。

OCNモバイルONEでは無料でテザリングが使えます。どのプランでも利用OK、申込みは不要です。

テザリングの仕組み

テザリングのイメージ

スマホ1台あれば、PCやタブレットなどあらゆる通信機器にネット接続できますよ。

[safe title=”POINT”]テザリングを頻繁に使うなら、6GB以上のプランがおすすめ[/safe]

2.iPhoneは使える?テザリング対応の機種

OCNモバイルONEは、どの端末でもテザリングできますか?

ほとんどの端末は対応だけど、100%じゃないから注意して。

OCNモバイルONEは、機種によってテザリングの対応状況が異なります。

テザリングの対応状況

  • iPhone:対応
  • Android:一部のドコモ端末を除いて対応

まず、iPhone・iPadは全シリーズでテザリング対応です。OSを最新バージョンにアップデートしていれば間違いなく使用できます(iOS12以降ならOK)。

iPhoneはテザリングに完全対応(OCNモバイルONE)

Androidは2015年以前のドコモ端末で一部テザリングできない機種があります。自社以外の通信回線でテザリングするとAPNを強制書き換えしてしまう仕様となっているためです。

2016年以降のAndroidなら問題ありません。詳しい対応状況は、動作確認端末一覧ページにて確認できますよ。

こちらから手持ちの端末を検索して、テザリング項目が「〇」になっているかどうかチェックしてみましょう。

なお、OCNモバイルONEで端末を購入する場合は、確実に対応しているので調べる必要はありません。

【動作確認端末一覧ページに載っていなかった場合】

手持ちのAndroid端末が動作確認端末一覧ページに載っていなかった場合ですが、2015年以前のドコモ端末以外なら高確率でテザリング対応しています。確実な保証はありませんが、テザリングできる可能性の方が高いと考えておきましょう。

3.OCNモバイルONEでテザリングを使うための設定手順

テザリングの使い方を教えてください!

OK、簡単だから付いてきてね。

テザリングの接続方法は3つあります。

3つの接続方法

メリット デメリット
①Wi-Fi 最も簡単で一般的 特になし
②USB 速度が一番速い USBケーブルが必要
③Bluetooth バッテリー消費しない 速度が非常に遅い

APN設定(初期設定)が済んでいれば、すぐにテザリングが使えますよ。それぞれ詳しく見ていきましょう。

Wi-Fi接続

一般的に利用されるのはWi-Fiテザリングです。普段はこちらの設定手順でテザリングを使いましょう。

iPhoneの設定手順

  1. 「設定」アプリをタップ
  2. 「インターネット共有」をタップ
  3. ネットワーク名とパスワードを確認
  4. 接続先の通信機器で「ネットワーク名」をタップしてパスワードを入力

※iPadも同様の手順で設定できる

ネットワーク名は「◯◯(自分の名前)のiPhone」となる場合が多いです。

パスワードは好きな文字列に変更が可能です。テザリング中は画面に「インターネット共有中」と表示されます。

Androidの設定手順

  1. 「設定」アプリをタップ
  2. 「データ通信・機内モード」をタップ
  3. 「テザリング」をタップ
  4. 「Wi-Fiテザリング」をタップ
  5. Wi-Fiアクセスポイントの情報を設定
  6. 「保存」をタップ
  7. 接続先の通信機器で「ネットワーク名」をタップしてパスワードを入力

AndroidはOSや機種によって表記が一部異なりますが、基本的には上記の流れでテザリングできます。

Wi-Fiアクセスポイントの情報を設定する際は、セキリティの項目で「WPA2 PSK AES」を選ぶと個人情報が漏れにくくなるのでおすすめです。

USB接続

USBテザリングはWi-Fiテザリングと比べて通信品質が良くて速度が速いです。 また、端末を充電しながら使えるのも利点です。

より高速でテザリングを使いたいなら、USBテザリングを利用しましょう。

iPhoneの設定手順

  1. USBケーブルで端末をつなぐ
  2. 「インターネット共有」をタップ
  3. 接続方法の確認画面が立ち上がるので「USBのみ」をタップ

Androidの設定手順

  1. USBケーブルで端末をつなぐ
  2. 「設定」→「データ通信・機内モード」をタップ
  3. 「テザリング」→「USBテザリング」をタップ

Bluetooth接続

Bluetoothは通信速度が最大10分の1程度まで遅くなるためおすすめしませんが、バッテリーをほとんど消費しないメリットがあります。

バッテリー残量が残っていない中でテザリングが必要な状況になったらBluetooth接続を使うといいでしょう。

iPhoneの設定手順

  1. 「インターネット共有」をタップ
  2. 接続方法の確認画面が立ち上がるので「Wi-FiとBluetoothをオンにする」をタップ

Androidの設定手順

  1. 「設定」→「データ通信・機内モード」をタップ
  2. 「テザリング」→「Bluetoothテザリング」をタップ

4.テザリング中の速度はどれくらい?

OCNモバイルONEの平均速度はおよそ50Mbpsです。テザリング時は、ここから7~8割程度の速度になります。

そのため、テザリング時の平均速度は35~40Mbpsくらいです。通信環境によって左右されますが、実際使用していても大体この速度に収まっています。

OCNモバイルONEのテザリング時の速度

データ引用元:みんなのネット回線速度

通信品質としては、キャリアとほぼ変わりません。10Mbpsを超えていれば、高画質動画やオンラインゲームも快適なので、OCNモバイルONEなら不便なしですね。

ちなみに、多くの格安SIMはお昼や夕方に1Mbps以下まで速度低下することが多いので、テザリングが使いにくいです。

通信品質に優れたOCNモバイルONEは、テザリング向きと言えるでしょう。

5.OCNモバイルONEでテザリングできないときの対処法

あの、テザリングができません・・。

焦らないで。大抵は簡単なミスが原因よ。

OCNモバイルONEで上手くテザリングできないときは、以下を見直してみましょう。

機内モードをON/OFFする

機内モードとは一時的にすべてのネット環境を遮断する設定のこと。Wi-Fi接続のテザリングが繋がらないときは、機内モードON/OFFで改善されることがあります。

機内モードのオンオフ

Android、iPhoneともに設定アプリ内から操作可能です。

端末を再起動する

端末の電源を落とせば、いったんデータがリセットされるためテザリングの不調も改善される場合があります。

スマホだけでなく、テザリング先の通信機器も再起動を試してみましょう。

MEMO
SIMカードの抜き挿しも試す価値あり

システム更新を確認する

主にテザリング先の通信機器でのシステム更新(ファームウェアのアップデート)を見直しましょう。最新版でないことが原因で、テザリングできない可能性があります。

余裕があれば、スマホ側のOSアップデートも試してみて下さいね。

6.OCNモバイルONEでテザリングを使う際の注意点

OCNモバイルONEでテザリングを使うときは、以下の点に注意して下さい。

注意
  • 動画やゲームを使いすぎるとデータ容量が大きく減る
  • バッテリー消費が激しくなるので残量を見ておく

まず気を付けたいのが、テザリング先で動画やゲームを楽しみたい方。あまり長時間使用しすぎるとデータ容量があっという間になくなります。

特に、アプリの更新やダウンロードを行うときは、データ消費しやすいです。大容量データをやり取りするときは、テザリングよりもWi-Fi接続を優先しましょう。

また、テザリング中はバッテリー消費が激しくなるため電池残量には十分に注意。繋ぎっぱなしにせず、使用しない時間帯はこまめにオフにするといいですよ。

7.まとめ

OCNモバイルONEは無料でテザリングOK、ほぼすべての端末で利用可能です。OCNモバイルONEは通信速度が速いので、テザリングも快適ですよ。

テザリングの設定手順は、Wi-Fi・USB・Bluetoothの3通り。上手く繋がらないときは、機内モードON/OFFや端末の再起動を試してみて下さいね。

コメントを残す