「IIJmioの解約方法を知りたい!」
「キャンペーン狙いの解約はダメ?解約金はかかるの・・?」
IIJmio(みおふぉん)はどうやって解約できるのか気になりますよね。IIJmioの解約方法ですが、会員ページから数分で手続きできます。
解約金はかかりません。端末セール狙いでの解約については、まったくおすすめできませんが1回線目なら大丈夫かもしれません。
この記事では、IIJmioの解約について徹底解説。電話番号を引き継ぐMNP転出の手順やSIM返却の必要性など詳しく解説していきます。
ぜひ、参考にしてくださいね。
IIJmioの解約方法とは?
IIJmioの解約方法は、
- MNP転出
- 一般解約
で手順が異なります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
MNP転出手数料は完全無料です
MNP転出(電話番号の引き継ぎあり)
乗り換え先で開通手続きが完了すると、自動的にIIJmioは解約となります。解約のために別途IIJmio側に連絡は不要です。
現在、IIJmioはMNPワンストップ制度に完全対応しています。
多くの主要キャリア・格安SIMからIIJmioへの乗り換えや、IIJmioから他社への番号そのまま移行では、従来のMNP予約番号取得が不要のケースが一般的となっています。
オンラインでの申し込み時、乗り換え先キャリアの画面で「MNPワンストップ」を選べば、MNP予約番号を自分で発行することなく自動的に番号移行が行われます。
ワンストップ対応はオンライン手続き限定で、店舗申し込み時や一部未対応事業者からの乗り換えでは、従来通りMNP予約番号の事前取得が必要です。
従来方式(MNP予約番号の取得)
MNPワンストップが利用できない場合や、事情により予約番号が必要なときは、会員ページからMNP予約番号の取得が可能です。
- IIJmioのマイページにログイン
- 「契約内容」→「MNP予約番号の発行・確認」と進み、番号を申請
発行まで最短1日~最大4日程度。手続きは24時間受付ですが、即日発行はできません。
MNP予約番号の有効期限は15日間。乗り換え先によっては「10日以上の残日数」を求められることがあるので、取得後は2日以内程度で申込をすすめましょう。
一般解約
IIJmioを一般解約するときは、会員ページ(オンライン)にて手続きを行います。詳しい手順は以下の通りです。
アンケートの回答は必須ではありません。
以上で完了です。解約予定日(月末)までは、引き続きSIMカードを使用できます。
解約予定日前なら解約手続きのキャンセルOK
IIJmioはキャンペーン狙いで即解約してもいい?
端末セール狙いでも1回線目ならペナルティを受けるリスクは少ないと予想
IIJmioは、端末代金が非常に安いです。さらに解約金もかかりません。そのため、即解約すれば端末だけを安く手に入れられるのでは?と考えてしまいます。
特に、セールなどで購入した端末は転売で大きな利益を得ることができるでしょう。
結論を言ってしまうと、1回線目の契約ならペナルティを受ける危険性は低いと思われます。端末セール目的ではなく、「IIJmioが肌に合わなかった」といった人も短期で解約するからです。
ただし、1回線目なら大丈夫というのはあくまでも推測にすぎないので、短期解約を考えているなら自己責任で行いましょう。
解約と再契約を繰り返すとブラックリスト入り危険性あり
1回線目だけでなく、解約と再契約を何度も繰り返せばブラックリストに入れられる可能性があります。
即解約して再契約できてしまうと端末の転売で利益が上がってしまうので当然の処置と言えます。
再契約不可の基準は6ヵ月が目安
どれくらい短期間ならNGなのか公式発表がないので分かりません。ですが、一般的な基準から予想すると6ヵ月くらいを設けているのではと考えられます。
半年以内に解約と再契約を繰り返すと、今後の契約ができなくなる可能性があるため注意して下さい。
IIJmioの最低利用期間と解約金(違約金)
最低利用期間は2カ月
あまり知られていないルールですが、IIJmioには最低利用期間があります。
現プランは「最低利用期間:課金開始月の末日まで」で、その翌月以降はいつでも解約可能。
以前より期間が短縮され、2か月縛りではなく「初月月末まで」が最新ルール。
最低利用期間内に解約した場合も、違約金(解約金)は原則0円ですが、契約開始初月の基本料支払いは必要です。
ギガプランなら解約金は0円
IIJmioの解約金(違約金)は、最新のギガプランなら0円です。最低利用期間を過ぎていたら、いつ解約しても費用はかかりません。
旧プランは12か月以内の解約で1000円かかる(音声通話SIMのみ)
ギガプラン以外の旧プランについては、音声通話SIMに限り12カ月以内に解約すると1000円(不課税)の解約金が発生します。データSIMなら解約金はかかりません。
IIJmioを解約するときの注意点
- 解約後に残ったSIMカードは返却が必要
- 解約月は日割り請求されない
- 取得したMNP予約番号には有効期限がある
- 電話や店舗では解約できない
- 解約後に同じSIMカードで再契約はできない
解約後に残ったSIMカードは返却が必要
IIJmioを解約後、手元に残ったSIMカードはタイプA・タイプDともに指定の住所に返却する必要があります。
送料は自己負担です。普通郵便でいいので、SIMカードを固定して発送しましょう。
普通紙にテープで貼り付けるだけで十分です。なお、返却期限は決まっていません。
SIMカードを返却しないとどうなる?
SIMカードを返却しなくても特にペナルティはありません。ですが、ルールで決まっていることなので解約後はなるべく早くSIMカードを指定の住所へ返しましょう。
解約月は日割り請求されない
IIJmioでは、解約月の日割りがありません。いつ解約しても1ヶ月分の請求となるので注意して下さい。
取得したMNP予約番号には有効期限がある
IIJmioをMNP転出するときは、MNP予約番号を取得します。取得したMNP予約番号ですが、15日の有効期限があるため注意して下さい。
有効期限が切れると、手数料はかかりませんが再取得を申請する必要があります。
2日以内には他社で手続きした方がいい
15日も有効期限があるため時間に余裕があると感じるかもしれません。
しかし、携帯会社によってはMNP予約番号の有効期限が十分に残っていないと契約を受け入れてくれないケースがあります。
12~13日残っていないとダメな携帯会社もあるため、MNP予約番号を取得したら2日以内には他社で転入手続きを行いましょう。
電話や店舗では解約できない
IIJmioは、専門店舗を展開していないこともあり店頭で解約手続きを行うことはできません。家電量販店などの窓口は、新規契約だけの受け付けです。
また、電話の解約受付窓口も用意されていません。電話で質問してもオンライン手続きを促されるだけなので注意して下さい。
解約後に同じSIMカードで再契約はできない
IIJmioは、解約したSIMカードで再契約することができません。必ず、新規契約を行い新しいSIMカードに変える必要があります。
回線を一時休止することはできる(支払いはあり)
IIJmioは一時的に契約を休止できます。手続きは、会員ページの「回線の一時中断・再開」から可能です。
ただし、休止できるのはあくまで回線だけで、月額料金の支払いは休止中も継続されます。月額料金の支払いを止めたいなら、解約するしかありません。
IIJmioの解約に関するQ&A
IIJmioを解約するベストなタイミングは?
IIJmioは解約月の日割りがありません。そのため、一般解約については特におすすめの解約タイミングはありません(解約日は月末)。
MNP転出については、月初より月末付近のMNP転出がおすすめです。
MNP転出は次の携帯会社に回線が切り替わるとIIJmioとの契約が解除されますが、解約月の月額料金は満額請求です。
月初のMNP転出は、数日しか利用していないにも関わらず1ヶ月分の利用料金が請求されるので損した気分になってしまいます。
ただし、注意点として月末を狙いすぎるのは辞めておきましょう。月末付近に取得手続きを行うと、翌月にまたぐ可能性があります。
余裕を持って月末から1週間くらい前にMNP転出を行うと安心です。
初期契約解除(クーリングオフ)はできる?
初期契約解除(通称クーリングオフ)とは、8日以内ならどんな事情でも申し込み後にキャンセルできる制度のことです。
IIJmioは解約金がかからないため、通常は初期契約解除を利用する必要性がありませんが、何らかの理由により申請したいときは以下の窓口へ連絡して下さい。
初期契約解除の受付窓口
- オンラインはこちらのURLにて手続き
- 書面による申請はIIJサポートセンター(0570-09-4400)に連絡して書類を取り寄せ
注意点として、初期契約解除を行っても契約事務手数料や申請を行った日までの利用料金は返ってきません。
解約日はいつになる?
IIJmioは月の途中で解約手続きを行っても、解約日は月末となります。解約月の日割りはなく、1ヶ月分の月額料金が請求されることを覚えておきましょう。
月末日に解約しても当日解約は可能だが、24時付近になるとIIJmio側のシステムの影響で翌月解約扱いとなる可能性があるため注意
MNP転出はIIJmio側で確認作業が済むまで解約扱いにならない?
一部のネット情報で、「IIJmioはMNP転出しても有効期限が切れる15日間は解約扱いにしてくれない」との情報が流れています。
本当なら、契約が翌月にまたがって無意味な利用料金が発生します。
しかし、この情報はデマであることがわかっています。実際は、次の携帯会社にMNP転入が完了した時点で即時解約となるので安心して下さい。
サポートにも問い合わせて確認済みです。もし、確認作業に時間がかかっても、MNP転出が完了した日に遡って解約扱いにすると回答を得ています。
MNP転出が完了したら解約扱い
ファミリーシェアプランのMNP転出はどうなる?
家族で契約するケースなど、一つの契約で最大10枚までのSIMカードを発行できるファミリーシェアプラン(現在は新規受付停止)。
ファミリーシェアプランのMNP転出する際ですが、各SIMカードにて手続きが可能です。注意点としてMNP転出前に結婚による改姓を除いて名義変更を行うことができません。
つまり、どの追加SIMも契約者の名義でMNP転出することになります(ファミリーシェアプランは契約者に名義を揃える必要がある)。名義変更が必要なら、次の契約先にて行いましょう。
端末の分割払いが残っていても大丈夫?
問題なく解約できます。端末を分割払い中に解約しても、残債の分割支払いはそのまま継続されます。
なお、希望するなら一括払いで残債を支払うことも可能です。
IIJmio解約後に検討したい乗り換え先
IIJmioを解約した後の乗り換え先ですが、楽天モバイル・ahamoがおすすめです。
- IIJmioの料金プランに不満がある
→楽天モバイルがおすすめ(小容量・大容量ともに最高コスパを実現できる) - IIJmioの通信速度に不満がある
→ahamoがおすすめ(ドコモ本家の回線で安定した通信品質を体感できる)
各社の特徴を詳しく見ていきましょう。
データ使い放題で最新iPhoneも最安購入できる「楽天モバイル」
- データ残量を気にせず無制限でたくさん使いたい人
- 通話料0円の凄さを体感してみたい人
- 毎月のデータ消費量がバラバラであまり使わない月もある人
- 格安SIMでも最新のiPhoneを使いたい人
楽天モバイルは、従量制で料金が決まることが特徴です。IIJmioは20GBが最大ですが、楽天モバイルなら20GBを超えても無制限で利用可能です。
50GBでも100GBでも料金は変わりません。ポケット型WiFiとして活用するのもありでしょう。
テザリングの料金は無料なので、動画やゲームもたくさん使えます。従量制なので、データ消費量が20GB以下なら自動で2,178円となります。
契約事務手数料と解約金は0円。また、通話アプリ「Rakuten Link」を使用すれば通話料まで0円にできます。
ドコモが提供する5分かけ放題付属の「ahamo(アハモ)」
- かけ放題が標準付属するプランに申し込みたい人
- ドコモ本家の回線を使いつつスマホ代を大幅値下げしたい人
- 時間無制限のかけ放題を一番お得に使える格安SIMがいい人
- 毎年海外に行く予定がある人
ahamoは30GBのデータ容量を2,970円で利用可。料金内に、アプリ経由が不要の5分かけ放題が含まれます。
回数は無制限なので、レストランの予約や家族への伝言などちょっとした用事でも気軽に連絡することが可能です。
また、IIJmioより料金は高くなりますが、速度の安定性が増します。ahamoはドコモと同じ通信品質で5Gにも対応しています。
実効速度も圧倒的で、1日を通してストレスを感じることがありません。
その他、ahamoでは基本データ容量の範囲内であれば、追加料金を支払うことなく海外データ通信が可能です。
まとめ
IIJmio(みおふぉん)の解約手続きはWEBから数分で完了、とっても簡単です。解約後はSIMカードの返却を忘れずに行いましょう。
解約金は無料です。MNP転出手数料もかかりません。
MNP転出の人は、原則MNP予約番号を発行することなく次の携帯会社に移ることができますよ。