楽天ペイを使うと、どんなメリットがあるのでしょうか?
また、どんなサービス内容なのか詳しく知りたいですよね。
楽天ペイは、楽天グループのスマホ決済サービスです。1番の特徴は楽天スーパーポイントの貯まりやすさとポイント消費のしやすさです。
使い方がかんたんでセキュリティも強固なため、初心者が始めやすいキャッシュレス手段でもあります。
この記事では楽天ペイを愛用している筆者が使ってみてわかったメリット・デメリットを解説していきます。本記事を読めば、今日からでも楽天ペイをスタートできますよ!
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1.楽天ペイとは?
楽天ペイはスマホ決済サービスの1つです。専用アプリを入ればスマホ1つで決済できるようになります。
楽天ペイ
調査によると、QRコード決済アプリを利用している人のうち約30%は楽天ペイを利用しているそうです。 メジャーな決済方法の1つと言えますね。
【外部参照】キャッシュレス決済利用状況の調査
楽天ペイを使える場所は拡大し続けていて、コンビニやドラッグストアなど身近なお店が対応しています。
楽天ペイが使えるお店
- コンビニ(主要チェーンを網羅)
- ドラッグストア(ウェルシア、ツルハなど)
- 飲食店(松屋、くら寿司、魚民など)
- 家電量販店(大手を網羅)
- ファッション(紳士服の青木、アルペンなど)
- 本屋(丸善、ジュンク堂、BOOKOFFなど)
最近ではIKEA、トイザらス、リンガーハットが仲間入りしました。

2.実際に使って分かった!楽天ペイのメリット4つ
スマホ決済サービスはいくつもありますが、楽天ペイならではのメリットがあります。特にポイント面での強みに注目です。
- 楽天カード連携でポイントを最大3重取りできる
- スマートなスマホ決済を利用できる
- 不正利用に対するセキュリティが強固
- 貯まった楽天ポイントを支払いに充てられる
①楽天カード連携でポイントを最大3重取りできる
楽天ペイは最大でポイント3重取り、2.5%還元が可能というメリットがあります。
まず、楽天ペイの支払い元を楽天カードにすることでポイントを2重取りできます。
楽天ペイ利用分0.5%+楽天カード利用分1%=合計1.5%
さらに、楽天ポイント加盟店であれば、楽天ポイントカードの提示でポイントをつけてもらえます。上記の1.5%とは別にです。
これがポイント3重取りの構造です。
楽天ポイントカードの付与率はお店により異なりますが、おおむね0.5~1%です。つまり、最大で2.5%もポイントバックされるのです。
ちなみに、楽天ポイントカードの機能は楽天ペイアプリの中に入っていますので、スマホ1つで完結できます。
楽天カードに新規入会すると、キャンペーンで5000円ポイント以上が貰えます。

②スマートなスマホ決済を利用できる
楽天ペイは、基本的にクレジットカードと連携して使います。一部のスマホ決済と違い、事前にチャージする手間がかかりません。
アプリを入れれば、クレジットカードはもとより財布そのものを持ち歩く必要がありません。もちろん小銭も増えません。
特に長財布を使っている場合は、どうしても財布をバッグに入れて持ち歩きがちです。ところがスマホならポケットに入るので、手ぶらで行動できるようになります。
この感覚は慣れるとクセになります。
③不正利用に対するセキュリティが強固
スマートに利用できるスマホ決済だからこそ、落とした時に利用されないか不安ですよね。
楽天ペイなら不正利用に対するセキュリティが強固です。
5つのセキュリティ
- SMS認証(スマホに届いた番号を入力)
- 本人認証サービス(クレジットカードに暗証番号を設定)
- 端末認証(支払う前に指紋や顔認証)
- ご利用内容確認メール(利用明細がメールで届く)
- スマホの盗難・紛失時の対策(アプリの利用停止申請)
誰かが自分以外のスマホからアプリにログインしようとしても、SMS認証ができないのでログインできません。
また、もしスマホを落としたことに気づかず、運悪くスマホのロックも解除された上に楽天ペイを使用されそうになったとしても、指紋認証を設定しておけば支払いができません。
いくつものセキュリティで安心して利用できます。
④貯まった楽天ポイントを支払いに充てられる
楽天ペイで貯まったポイントは楽天ペイで支払いに充てられます。また、楽天グループのキャンペーンで付与される期間限定ポイントも消費できます。
常に「楽天ポイントを使う」設定にしておくと、期間限定ポイントから優先して使ってくれるので、消滅しにくくなりますよ。
もともと使い道が広い楽天スーパーポイントですが、楽天ペイの搭乗で現金とほぼ等しい感覚で使えるようになりました。
3.ここが惜しい!楽天ペイのデメリット3つ
メリットばかり目立つ楽天ペイですが、デメリットもあります。しかし、あらかじめ知っておけば困るようなことはありません。
- 支払い上限(コンビニは4000円)がある
- 非楽天ユーザーはうまみが少ない
- 楽天カード以外のクレジットカードは利用制限あり
①支払い上限がある
楽天ペイには利用金額に上限があります。クレジットカードにも上限設定があるように、実は楽天ペイだけでなく他のスマホ決済サービスにも上限があるのです。
楽天ペイの場合、基本的には支払い元がクレジットカードなら1回の上限金額は50万円です。登録したクレジットカードの上限金額がもっと低ければ、その金額が優先されます。
楽天ポイントや楽天キャッシュの利用時は、30000ポイントが上限です。その他、会員ランクや利用歴などでも個人個人に上限が設定されている場合があります。
また、決済できる金額に上限を設けているお店もあります。例えばコンビニのローソンの場合は1日あたりの上限は4000円です。
コンビニで4000円も買うことは少ないと思いますが、お酒やつまみをカゴいっぱいに入れたら超えることもありそうです。
それを見越して財布を持って行くのは少々面倒。デメリットの1つです。
【外部参照】バーコード決済について(ローソン)
ローソン以外の明確な上限額は不明
ちなみに、コンビニ以外の各店舗や個人に設定された上限金額は、問い合わせしても回答が得られていません。
Q.ご利用可能額の上限に達してエラーとなったが上限金額は尋ねることが出来ますか?
楽天IDの会員ランク・楽天ペイアプリのご利用状況・ご利用店舗等によって上限金額は異なりますが、セキュリティの観点からお答えすることはできません。
誠に申し訳ございませんが、ご了承ください。
【引用】楽天ペイ公式サイト よくある質問より
②非楽天カードユーザーはうまみが少ない
そもそも楽天ペイは楽天会員にならないと利用できません。その上ただアカウントを作って楽天ペイを始めても、楽天ペイのポイント付与率は200円に対して1ポイント=0.5%です。
他のスマホ決済サービスと比較して高いとは言えません。楽天カードと連携することで還元率は1.5%にアップするのです。
また、楽天の多様なサービスを使いこなしている人ほど、ポイントが貯まりやすく効率的に消費しやすい仕組みになっています。
楽天ペイしか利用していない人は、そのうまみにあずかりにくいです。
楽天ペイを始めるなら「楽天グループを活用して得してやろう!」という心持ちで攻略を楽しむくらいがちょうどよいでしょう。
③楽天カード以外のクレジットカードは利用制限あり
楽天ペイに連携できるクレジットカードのブランドは、VISAとMastercardだけです。
国内大手のJCBとは連携できません。この制限はデメリットの1つです。
ただし、楽天カードならどのブランドでもOK。
どうしてもJCBにこだわりたい人は楽天カードのJCBブランドを選んで作りましょう。年会費は無料です。
4.ユーザーの評判・口コミを調査してみた
楽天ペイユーザーの口コミを集めてみました。さすがに大手だけあって連日たくさんの口コミが投稿されています。
微妙な口コミ
たまに決済した瞬間聴いてる音楽止まる。
修正してほしい。
音楽好きにとっては、曲が途中で止まるの割とストレスなんよね。
よろしくお願いします。
— おっくソ (@ok_kushun) November 15, 2019
楽天のセミナーで楽天ペイをダウンロードしなきゃ物が買えなかったからやったけどあれ以来使ってない笑。
キャッシュレス時代やのになぁ。。
慣れよう pic.twitter.com/0bbh84bHuE— Yokota. (@kzcx0617) November 8, 2019
初めて楽天ペイ使ったけどめっちゃ楽やな
ただ読み取りの時、スマホの画面に
スキャナー当てられるのやだなw— としぞー (@GGTlgURPE3Nfg1z) November 8, 2019
楽天カード手に入れたから楽天ペイのアプリもインストールして、いつかお財布も持たずにiPhoneだけポッケに入れて出かけてみたいんだけど、緊張でドキドキしちゃってまだアプリで支払いデビューできてない
— 象 (@dammit__) November 8, 2019
#楽天ペイ で電子マネーでの支払い時、「お取り扱いできません」と表示される場合、支払い側に問題があるらしいです
普通、店舗側に落ち度があると思いますやん
この原因をサポセンから聞き出すのに2週間かかりました
よくある質問に書いてる?僕は見つけられなかったので忘れないためにツイート。— 藤原啓太 但馬の魅力を伝えたい まる屋若旦那 (@keita_maruya) October 28, 2019
好評の口コミ
楽天ポイントの累計がもうすぐ10万ポイントに!!!
ポイントもバカにできないですね。
最近は期間限定ポイントも楽天ペイで使えるのでとても便利! pic.twitter.com/TVsxfTubDW— 奏(そう)/銀行員×お金ライター (@gA7jUCmFc4jQwnY) November 15, 2019
支払いを現金からペイに変更するとタバコも安くなるのか🤔#楽天ペイ#電子マネー pic.twitter.com/PBAUPVsVK3
— 北摂テック@笑顔X(技術+継続) (@HOKUSETU_TEC) November 14, 2019
バーコード決済とか初めて使ってみたけどめっちゃ楽すぎてポンポン使ってしまいそう
こちらは楽天ペイで買ってきたSwitchです pic.twitter.com/7RspP6zCGW
— Gojappe (@EXAIDriveOOO) November 14, 2019
楽天ペイで払えるからJチケ最高じゃん☺️ pic.twitter.com/OLWiS3et6z
— NANA (@n_urw) November 8, 2019
【キャッシュレス◯◯ペイ】
結局のところ大規模な還元キャンペーンが終わるとPayPay、LINEペイ、メルペイはほとんど使わなくなった。楽天経済圏で生きる自分としては楽天の期間限定ポイントを利用できる楽天ペイが最も使える。— スナフキン@サラリーマン投資家 (@F0Hn6T1iMVHxmEH) November 14, 2019
財布を会社に忘れてきた案件。
楽天ペイしかない(血眼)— ケイ (@Lzob_018a) November 8, 2019
悪い口コミで多かったのは「メンテナンス中で使えなかった」というものです。ごくまれに行われるメンテナンスが、たまたま自分の決済の瞬間に当たるとヒヤッとしますよね。
また、次に多かったのは「アプリを入れたけど結局使っていない」ケースです。
そもそも買い物の頻度が少ない人だと使う機会も少ないので、ただ手間がかかってしまったという不満につながります。
良い口コミで多いのは「決済がかんたんだった」という感想です。やってみたら拍子抜けするほどあっさり決済でき思わずツイートしてしまうようです。
他には「期間限定ポイントを消費できた」というお得感いっぱいの口コミが目立ちました。
5.どんな人におすすめできる?
下記のうち1つでも当てはまれば、楽天ペイがおすすめです。
おすすめな人
- コンビニで買い物することが多い
- 楽天カードを持っている
- 期間限定ポイントをよく失効させてしまう
- 楽天市場や楽天モバイルを利用している
- スマホ1つで出かけたい
- とりあえずキャッシュレスの波に乗りたい
- スマホ決済を初めて導入する
楽天ペイは主要なコンビニが対応していますので、コンビニで週に1回でも買い物をする人なら、使い始めてすぐ便利さがわかります。
また、楽天カードと連携することでよりポイントが貯まりますので、楽天カードを持っている人なら「おすすめ」というよりも「使わないと損」というレベルです。
もちろん、楽天グループのサービスを利用している人にも強くおすすめします。期間限定ポイントをこまめに消費できる楽天ペイがあると無駄になりません。
6.楽天ペイの始め方ガイド
楽天ペイを始めるのは非常にかんたんです。すでに楽天会員なら5分程度で済みます。
楽天会員登録から始める人でも10分かからず、使い始められますよ。
インストールからクレジットカード登録まで
支払い方法は迷う箇所がないほどシンプルです。サインや暗証番号の入力もないためスムーズのひと言につきます。
支払い方法の手順
- 楽天ペイアプリを立ち上げる
- レジで「楽天ペイで」と伝える
- コードを読み取ってもらう(※)
- 支払い完了!
※店舗によっては、お客側がコードを読み込んでアプリに金額を入力する場合があります

7.【まとめ】今すぐ楽天ペイを始めよう
楽天ペイのメリットはたくさんあります。セキュリティがしっかりしている上に使い方がわかりやすいため、初心者の方に自信を持っておすすめできます。
また、ポイントが貯まりやすい面では、ポイ活に励む楽天ユーザーには欠かせないサービスです。まだ導入していない人は今すぐアプリを入れましょう。
身近なコンビニで使ってみてください。便利さにハマって現金で支払うのが面倒になってきます。
おまけにいつの間にかポイントが貯まっていてお得しかない状態に・・・。今すぐ楽天ペイでキャッシュレス生活を充実させましょう!