楽天カードのポイント還元率は通常1%です。かなりの高還元率ですが、さらにポイント還元率を上げる複数の方法が楽天カードにはあります。
ポイント業界の王様である楽天が作ったクレジットカードですから。その破壊力は凄まじいです。
この記事では、楽天カードのポイント還元率について、初心者でも理解できるよう徹底解説していきます。
貯めたポイントの使いみちや他社との還元率比較まで、詳しく掘り下げていきますよ。ぜひ、参照して下さいね。
1.楽天カードのポイント還元率とは?
1-1.通常の還元率は1%(100円で1ポイント貯まる)
楽天カードのポイント還元率(通常)は1%です。もちろん、楽天市場以外の買い物でもポイントは付与されます。
貯めたポイントは、1ポイント=1円に換算。100円の支払いで1ポイント(1円)獲得できると考えれば分かりやすいです。
1%は十分に高還元率ですが、楽天カードではさらに還元率アップを狙えます。
1-2.楽天市場で買い物すると3%に
楽天市場の買い物に楽天カードを使うと、ポイント還元率が3%(+2倍)になります。
- 通常ポイント:1倍
- 楽天カードで決済:+2倍
その他、「楽天SPUを駆使」すれば最大16倍までポイントアップできるのですが、とりあえず楽天カードを使用するだけで通常の3倍も早くポイントを貯められます。
楽天市場ユーザーにとって、楽天カードは必須と言えるでしょう。
ちなみに、楽天市場での買い物は消費税にもポイントが付きます。
5000円の買い物なら消費税400円分に対してもポイント付与。ただし、送料・ラッピング料はポイント対象外となります。
1-3.楽天ポイント加盟店で決済すると2~3%に
楽天市場以外にも、楽天ポイント加盟店で決済すればポイント獲得率が2~3%となります。
主な楽天ポイント加盟店
■3%還元
- ENEOS
- アイワ
- ルームズ大正堂
- アリさんマークの引越社
- サカイ引越センター
- auショップ
- メガネストアー
- エースコンタクト
- さかいやスポーツ
■2%還元
- てもみん
- ハート引越センター
- 日本戸建管理 家ドック会
利用できる楽天ポイント加盟店ですが、地域によって若干の違いもあります。詳しくは、公式ページ「楽天ポイント加盟店一覧」を参照して下さい。
1-4.補足:楽天SPUを利用すればポイント獲得率は最大16倍に
楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)を駆使すれば、ポイント獲得率が最大16倍になります。
楽天SPU
条件 | ポイント獲得 |
---|---|
楽天カードを楽天市場で利用 | +2倍 |
楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカードを楽天市場で利用 | +2倍 |
楽天銀行の引き落としに楽天カードを利用 | +1倍 |
楽天の保険に楽天カードを利用 | +1倍 |
楽天でんきに加入&利用 | +0.5倍 |
楽天市場アプリを利用 | +0.5倍 |
楽天証券で500円以上のポイント投資 | +1倍 |
楽天モバイル(通話SIM)を利用 | +2倍 |
楽天TVでNBAかパ・リーグSpecialに加入 | +1倍 |
楽天ブランドアベニューで買い物 | +1倍 |
楽天Koboで電子書籍を1000円以上注文 | +0.5倍 |
楽天トラベルで対象サービス&対象期間の利用 | +1倍 |
楽天ビューティで1500円以上利用 | +1倍 |
正直、すべての条件を満たすのは難しいです。
ですが、
- 楽天市場の買い物で楽天カードを使う
- 楽天市場アプリで決済
の条件なら、誰にでも実践できるでしょう。これだけで、ポイント獲得を+2.5倍に伸ばすことができます。
時々、楽天ブランドアベニューや楽天トラブルを利用する人も、その都度ポイントをたくさん貯められます。
その他、おすすめしたいのが「楽天モバイル」です。ポイントが貯まるだけでなく、そのまま毎月の利用料にポイントを充てることもできます。
楽天カードでのポイント還元率アップとスマホ代の節約を同時に行うことができますよ。
1-5.さらに楽天カードでポイントを貯めるには?
ご紹介してきた方法以外にも、楽天カードでは以下の方法でポイントを貯めることができます。
- 楽天Edyにチャージする
- ETCカードを利用する
- 税金・公共料金の支払いに充てる
- 楽天市場で随時開催されるキャンペーンに参加する
楽天Edyにチャージする
電子決済サービス「楽天Edy」にて、楽天カードからチャージするとポイントを獲得できます。
ポイント獲得:Edyチャージ200円につき1ポイント
なお、楽天Edy機能は、無料で楽天カードに付帯させることができます。
ETCカードを利用する
年会費500円がかかりますが、ETCカードでも1%のポイントが付与されます。少額の通行料金でもポイント獲得できるのがメリットです。
ETCカードは楽天カード申込み時に発行できます。
ダイヤモンド会員・プラチナ会員はETCカードの年会費が無料
税金・公共料金の支払いに充てる
楽天カードでは、公共料金、クレジットカード払いに対応している税金(住民税・自動車税・固定資産税など)や公共料金(電気・ガス・水道など)の支払いに利用できます。
普段、現金で公共料金の支払いや納税を行っていた方は、楽天カード払いに切り替えることでポイントを獲得できます。
楽天カードで公共料金・税金を支払えば無駄なくポイントが貯められる
楽天市場で随時開催されるキャンペーンに参加する
楽天市場では、随時お得なキャンペーンが開催されています。
例えば、「毎月5と0のつく日は楽天カード利用でポイント5倍」のキャンペーンでは、その名の通り楽天カード利用のポイントアップ(+2倍)に加えてさらに+2倍を付与。
合計で5倍もポイント獲得できます。
他にも、楽天市場では期間限定で様々なポイントアップキャンペーンが開催されているので、楽天カードと上手く組み合わせて活用してみましょう。
2.楽天カードで貯めたポイントの使いみち
2-1.楽天カードの支払い充当か楽天市場の買い物で使うのがオススメ
楽天カードを使えば、ポイントがザクザク貯まります。ただ、気になるのが貯めたポイントの使いみちですよね。
オススメしたいのが、
- 楽天カードの支払いに充てる
- 楽天市場の買い物に使う
の2点です。
楽天カードの支払いに充てる方法ですが、楽天e-NAVI(お支払い→ポイントで支払いサービス)より簡単に手続きできます。
ポイントで支払いサービス(楽天カードの支払いにポイント利用)の受付期間は、毎月12日~20日22時まで
楽天カードの支払いに充てる以外だと、やはり楽天市場の買い物にポイントを利用するのがいいでしょう。
ポイントがたくさん貯まっているときは、無料で商品を購入できます。お支払い0円と表示されたときの快感はホントたまりません。
全額楽天ポイント払い
ちなみに、楽天カードの支払・楽天市場以外でも貯めたポイントは使用できます。
外部参考:楽天ポイントが使えるお店
2-2.ポイントの有効期限は実質、無期限繰り越し
楽天カードで獲得するポイントは、ほとんどが通常ポイントです。
通常ポイントの有効期限は1年。ですが、1年以内にポイントを獲得すれば、有効期限は伸びていきます。
「楽天市場の買い物では楽天カードを使う」とマイルールを決めておけば、ポイントが失効することはありません。通常ポイントの有効期限は、実質無期限と考えて大丈夫です。
注意:期間限定ポイントは繰り越しなし
実質、有効期限なしの通常ポイントと違い、気をつけたいのが期間限定ポイントです。
キャンペーンなどで獲得できる期間限定ポイントは、有効期限が決まっていて伸ばすことはできません。
期間限定ポイントの獲得状況は、「楽天PointClub」にて確認できます。
通常ポイントの他に期間限定ポイントを保有している場合、期間限定ポイントから優先して消費してくれる
3.他のクレジットカードより楽天カードのポイント還元率は高い?
そもそも、楽天カードのポイント還元率は他のクレジットカードより高いのか低いのか気になるところです。
結論から言うと、楽天カードは最高クラスにポイント還元率が高いです。
ポイント還元率が高いクレジットカード
クレジットカード | ポイント還元率 |
---|---|
楽天カード | 1~3% |
オリコカード・ザ・ポイント | 1~2% |
JCBカード | 1% |
Yahoo!JAPANカード | 1~2% |
アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード | 1% |
上記のクレジットカード以外は、大体1%以下のポイント還元率となります。
楽天カード以上のポイント還元を狙うなら、スマホ決済と紐付いているdカード GOLDやau WALLT ゴールドカードなどを使う他ありません。
ただし、この2枚は年会費が1万円かかります。年会費無料で最大限にポイントを貯めるなら、楽天カードが最強です。
4.【まとめ】楽天カードを使って、たくさんポイントを獲得しよう
この記事では、楽天カードのポイント還元率について詳しく解説してきました。
通常のポイント還元率は1%。これだけでも、十分に高還元率なのですが、楽天カードは様々な楽天サービスを組み合わせることでさらにポイントアップを狙えます。
一番簡単なのは楽天市場の決済に楽天カードを利用することでしょう。これだけで簡単にポイント還元率は3%に。
キャンペーンや楽天市場アプリを組み合わせると、さらにポイントを獲得できます。
獲得したポイントは、楽天市場の支払いに使ってもいいですし、楽天カードの支払いに充てることも可能です。
他社で多い景品交換などと違い、面倒な手続き不要で無駄なくポイントを使い切れますよ。