楽天カードを使う上で把握しておきたいのが、締め日と引き落とし日です。
楽天カードの支払いルールは明確に決まっているので途中で変わることはありません。
この記事では、楽天カードの締め日と引き落とし日を初心者でも理解できるように詳しく解説。
利用可能額復活のタイミングや支払いに遅れた場合の対処法についても分かりやすく説明していきます。毎月の引き落としはいつなんだろう・・と不安な方は、ぜひ参考にして下さいね。
1.楽天カードの締め日・引き落とし日とは?
1-1.月末締め・翌月27日払いが基本
ずばり、楽天カードの締め日は月末で引き落とし日は翌月27日となります。 分かりやすくするため表にしてみました。
利用期間 | 締め日 | 引き落とし日 |
---|---|---|
1月1日~1月31日 | 1月31日 | 2月27日 |
2月1日~2月28日 | 2月28日 | 3月27日 |
3月1日~3月31日 | 3月31日 | 4月27日 |
4月1日~4月30日 | 4月30日 | 5月27日 |
5月1日~5月31日 | 5月31日 | 6月27日 |
6月1日~6月30日 | 6月30日 | 7月27日 |
7月1日~7月31日 | 7月31日 | 8月27日 |
8月1日~8月31日 | 8月31日 | 9月27日 |
9月1日~9月30日 | 9月30日 | 10月27日 |
10月1日~10月31日 | 10月31日 | 11月27日 |
11月1日~11月30日 | 11月30日 | 12月27日 |
12月1日~12月31日 | 12月31日 | 1月27日(翌年) |
楽天市場の支払いのみ25日締め
基本は月末締めの楽天カードですが、楽天市場の支払いのみ25日締めとなっています(引き落とし日は翌月27日で変わらず)。
26日~月末までの支払いは、翌々月27日払いへ繰り越されます。
1-2.土日祝に引き落とされるかは金融機関による
もし、27日の引き落とし日が土日祝だった場合ですが、金融機関によって対応は変わります。
近年は、多くの金融機関が休日でも引き落としされています。ただ、一部では休日明けの翌営業日による支払いとなります。
いずれにせよ、休日前(26日以前)に引き落とし日が変わることはないので安心して下さい。
仮に27日が土曜日で休日の引き落としに対応していない金融機関なら、29日月曜日が引き落とし日となります(ゴールデンウィーク、年末はさらにずれる)。
1-3.月末の支払いのみ締め日がずれる可能性がある(損ではない)
例えば、1月31日に楽天カードで買い物した場合、締め日がずれて翌々月の引き落としとなる場合があります。
何故かと言うと、買い物したお店の売上データが楽天側に届くまでにロスが生じて、月末締めに間に合わない可能性があるからです。
この場合は、1月31日の支払い分は、3月27日引き落としとなります。締め日がずれると聞くと不安になりますが、引き落とし日が遅くなるだけなので損ではありません。
1-4.利用可能額は2~4営業日で復活(楽天銀行なら即日復活)
無事、引き落とし(口座振替)が終わると楽天カードの利用限度額が復活(リセット)します。
- 楽天銀行:27日(当日中)
- 楽天銀行以外:2~4営業日後
まず、楽天銀行で引き落としされた場合ですが、即日で利用可能額が復活します。
楽天銀行以外は、2~4営業日待つ必要があります。ややアバウトなのは、金融機関によって変わるからです。 土日祝を挟むと、5~6日かかる場合もあるので注意してください。
早く利用可能額を戻したいなら、前倒しで返済しよう
楽天カードでは、引き落とし日の27日より前に返済することが可能です。
前倒しで返済する手順(一括返済の場合)
- 0120-30-6910(24時間)に連絡
- 音声案内で「4(支払い関連)」をプッシュ
- カード番号と生年月日を入力
- 音声案内で「1(ご利用残高の一括お支払い)」をプッシュ
1-5.楽天カードの引き落とし口座は楽天銀行がお得
楽天カードでは、あらゆる金融機関で口座振替の手続きが可能です。ですが、少しでもお得にポイントを貯めたいなら、引き落とし口座を楽天銀行にするといいでしょう。
- 楽天市場でのポイント獲得が+1倍
- 普通預金金利が2倍
- 毎月3~9ポイントの付与
特に大きいのが楽天市場で貰える楽天スーパーポイントが+1倍となることです。
楽天市場の買い物を楽天カードで決済するとポイント獲得率が2倍となります。この特典と合わせて、楽天銀行も併用すればポイント獲得率は3倍に。
かなりお得なので、楽天銀行を持っている方は、楽天カードの引き落とし口座として登録しておきましょう。
2.楽天カードの引き落とし日に残高不足で遅れた場合
2-1.対象金融機関なら再振替サービスで再度引き落としがかかる
再振替サービスとは、自動で再度引き落としをかけてくれるサービスのことです。 こちらから楽天に連絡しなくていいので、非常に便利です。
楽天銀行・みずほ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・北海道銀行・北陸銀行・横浜銀行・千葉銀行・広島銀行・福岡銀行・熊本銀行・親和銀行・常陽銀行・肥後銀行・八十二銀行・ゆうちょ銀行
- ゆうちょ銀行:月末
- ゆうちょ銀行以外:翌4営業日(4日間)
ゆうちょ銀行の場合は、27日に引き落としできなかった請求額を月末に再振替してくれます。1日しかチャンスがないので気をつけて下さい。
ゆうちょ銀行以外は、28日から4営業日の間、再振替を実施します。4日チャンスがあるので、確実に必要な残高を準備しておきましょう。
2-2.再振替サービスが使えないなら、翌月10日までに電話連絡する
再振替サービスが使えない、あるいは遅れてしまった場合は、翌月10日までに電話(自動音声)で連絡すれば入金が可能です。
入金の流れ(翌月10日まで)
- 0120-30-6910(24時間)に連絡
- 「3(各種紹介)」をプッシュ
- カード番号と生年月日を入力
- 「2(請求額の紹介)」をプッシュ
さらに支払いが遅れた場合は、支払い書(コンビニ払い)が送られてきます。延滞金が加算されていくので、必ず明記されている期日までにコンビニで支払いをすませましょう。
2-3.補足:支払いに間に合わないなら、引き落とし前に連絡しておくのが吉
楽天カードで支払いが何度も遅れると、信用情報に傷が付きます。信用情報は各金融機関で情報共有されます。将来、ローンを組む際などに不利となるので気をつけて下さい。
やむを得ず、支払いが間に合わない場合は、27日以前に連絡しておくことをおすすめします。 同じ支払い遅れでも印象がまったく異なるので、信用情報の傷は浅くなるはずです。
支払いが間に合わない旨を連絡すると、オペレーターが対処方法を提示してくれるので、指示に従いましょう。
3.楽天カードの締め日・引き落とし日に関するQ&A
Q1.ボーナス払いの引き落とし日は?
楽天カードでは、夏・冬のボーナスに「ボーナス1回/2回払い」を利用できます。
ボーナス払いの引き落とし
- 2月1日~6月末の支払い → 6月/7月/8月
- 8月1日~11月末の支払い → 12月/1月
便利なボーナス払いですが、2回払いの場合は13.89 %の実質年率(100円あたり3.5円)の分割払手数料が付くので注意しましょう。
楽天カードのボーナス払いとは?対象期間やボーナス払いできないケースが丸わかり
Q2.請求額を確認したい場合は?
まず、請求確定日は20日となります。ですので、請求額は20日以降に確認可能です。
メール案内で請求額のお知らせが届きますが、何らかの事情で確認できなかった場合は楽天e-NAVIを使いましょう。
楽天e-NAVIにログインしたら、トップページにて請求額を確認できます。
Q3.締め日・引き落とし日の変更はできる?
支払いが滞りそうになると、どうにか締め日や引き落とし日を変更できないか考えてしまいますよね。
結論から言うと、変更は不可能です。 楽天カードの公式サイトにも、変更不可であることが明記されています。
もし支払いに遅れそうな場合は、もう一度「こちらの内容(記事内ジャンプ)」を確認して下さいね。
4.【まとめ】楽天カードの締め日・引き落とし日を確実に把握しておこう
この記事では、楽天カードの締め日と引き落とし日を中心に詳しく解説してきました。
締め日は月末(楽天市場の支払いは25日締め)で引き落とし日はよく27日で変更はできません。カードの利用可能額は4日以内に復活となります。
支払いが遅れると信用情報に傷が付くので、期日までに返済することを心がけましょう。請求額を忘れたら、楽天e-NAVIあるいは過去の案内メールにて確認して下さいね。