楽天カードはApple Payに登録できる?どうやって登録するのかな?
iPhoneやApple Watchがお財布代わりになるApple Pay。クレジットカードを登録しておけば、端末だけで決済できる便利な機能です。
せっかくなら、ポイントが貯まりやすい楽天カードを登録して使いたいですよね。
結論から言うと、楽天カードは登録できます。でも、少し注意点があるので使い方とあわせて詳しく解説していきます。
CHECK!
1.はじめに:楽天カードとApple Payを紐付ける際の注意点
Apple Payに楽天カードを紐づけして利用する時の注意点をお伝えします。
①楽天カードのポイント還元率は変わらない
ポイント還元率は1%です。楽天カード単独で利用した時と変わりません。
「楽天ペイ」や「LINEペイ」などのスマホ決済サービスとは違い、Apple Payではポイントの二重取りにはなりません。
Apple Payに紐づけたSuicaも同様です。Suicaにアプリ内でクレジットカードからチャージする機能があるのですが、楽天カードからのチャージにはポイントがつきません。
ただし、大きなメリットもある
とはいえ、紐づけるメリットは2つもあります。1つはiPhoneさえあれば決済できるという利便性。
もう1つは、クレジットカード決済を導入していないお店でも、Apple Payに対応していれば実質的に楽天カードを使える点です。これでポイントの取り逃しがありません。
②利用できるのはQUIC Pay加盟店(iDは不可)
Apple Payが利用できるのは下記のマークが提示してあるお店です。
このうち、楽天カードを紐づけして使えるのは「QUIC Pay」の加盟店です。よく見かける「iD」ではありません。
Apple Pay対応
- QUIC Pay(Apple Pay) ※楽天カードの紐づけOK
- iD
- Suica
- Mastercard®コンタクトレス
③対応ブランドはVISA・MasterCard・JCB(AMEX非対応)
Apple Payに紐づけできる楽天カードの国際ブランドは、
- VISA
- MasterCard
- JCB
の3種です。AMEXのみ対応していません。これから楽天カードを作ってApple Payで使いたい人はAMEX以外を選びましょう。
④Apple Pay非対応のアップル製品がある
Apple製品の中にもApple Payに対応していないものがあります。
主に、初期のシリーズが該当します。Apple Payに対応していても機能に制限がある場合も。
事前に対応状況を確認しておきましょう。
Apple Pay対応状況
- iPhone:7以降
- Apple Watch:Series 2以降
- iPad(mini 3以降)
- Mac:2012年以降
iPhone 7以降であれば、Apple Payのすべての機能を使えます。ただしiPhone 7と7 Plusについては日本国内で販売されたもののみ対象です。
それ以前のシリーズ(iPhone 6s、6s Plus、6、6 Plus、 SE)はアプリ内での決済のみ使えます。
Apple WatchはSeries 2以降ならApple Payに対応しています。実店舗での決済とアプリ内の決済ができます。
ただしSeries 2は日本国内で販売された製品のみ対象です。初代Apple WatchとSeries 1はアプリ内での決済のみ利用できます。
iPadは、mini 3以降が対応しています。
使える機能はアプリ内での決済とウェブ上での決済のみです。実店舗では利用できません。
2012年以降に発売されたMacであれば、ウェブ上での決済のみ対応しています。
CHECK!
2.Apple Payに楽天カードを登録する方法
Apple Payに楽天カードを登録する方法は2つあります。
- 楽天カードアプリで登録
- AppleのWalletアプリで登録
順番にご紹介します。
2-1.楽天カードアプリで登録
楽天カードアプリから登録すると、カード情報の入力の手間がなく楽です。
早ければ3分程度で済みます。
- 楽天カードアプリの右下にある「その他」をタップ
- 「Apple Payをはじめる」をタップ
- 「ワンタイムパスワードを送信する」をタップ
- メールで届いたパスワードを入力
- 楽天カードの裏面にあるセキュリティコードを入力
- 「Apple Payにカードを追加」をタップし、確認したら「次へ」をタップ
- 利用条件を読んで同意するとQUIC Payにも登録されて完了
2-2.Walletアプリで登録
iPhoneでの登録方法をご紹介します。
- Walletアプリの右上の「+」をタップ
- 「続ける」をタップ
- カメラが起動されるので、カードを枠内に入れて読み取る(読み取れなければ手入力)
- カード情報を確認して「次へ」をタップ
- 利用規約を読んで「同意する」をタップ
- カード認証をする(SMSまたは楽天カードに電話を選択)
- QUICPayにも同時に登録されて完了
Apple Watchの場合は、Apple Watchアプリから「WalletとApple Pay」を選択します。
iPadの場合は「設定」から「WalletとApple Pay」を選択して「クレジットカードを追加」をタップします。
いずれも、iPhoneと同様に案内表示に従って進めれば簡単に登録できます。
2-3.うまく登録できない場合の対処法
Apple Payに楽天カードを登録できない場合の原因と対処方法をご紹介します。
対処法一覧
- OSが古い
- 楽天カードアプリのバージョンが古い
- 端末がApple Pay に対応していない
- 端末の設定が国外になっている
- 楽天カードのブランドがアメックス
- ワンタイムパスワードが届いていない
- システムがメンテナンス中
OSが古い
iOS、watchOS、macOS を最新バージョンにアップデートしましょう。
楽天カードアプリのバージョンが古い
楽天カードアプリをアップデートし最新にしておきましょう。
端末がApple Pay に対応していない
先ほどの項目でご案内した通り、Apple Pay に対応していないアップル製品があります。確認しましょう。
端末の設定が国外になっている
「言語と地域」を確認し、日本に設定しましょう。
楽天カードのブランドがアメックス
楽天カードのブランドがアメックスの場合は登録できません。
ワンタイムパスワードが届いていない
楽天カードアプリからワンタイムパスワードを送信するメールアドレスを確認しましょう。また、迷惑メールフォルダに入っている可能性もあります。
システムがメンテナンス中
楽天カードアプリで「Apple Payをはじめる」が表示されていない時は、メンテナンス中の可能性があります。時間を置いてから再度試してみましょう。
その他(端末の再起動・セキュリティの問題)
原因がわからない場合は、アプリの再起動、端末の再起動をしてみましょう。それでも登録できない場合は、下記のように登録が拒否されている可能性があります。
セキュリティ上の総合的な判断によりApple Payのご登録がいただけない場合がございます。登録可否の基準については、開示することができかねますので、あらかじめご了承ください。
3.決済方法はお店の人に「Apple Pay(QUIC Pay)で」と伝えるだけ
Apple Payの決済方法は3つあります。
- 実店舗で決済
- アプリ内で決済
- ウェブ上で決済
実店舗での決済
- レジで「QUIC Payで」と伝える
- Touch IDに指を載せる(iPhone Xはサイドボタンをダブルクリック後、Face ID認証)
- 指を載せたままiPhoneの上部を非接触リーダーにかざす(触れなくてOK)
実店舗の決済は、これだけで完了です。Apple Payの決済は暗証番号の入力やサインをする必要がありません。
クレジットカードを出すよりもスマートですね。
アプリ内・ウェブ上での決済
- 決済方法でApple Payを選択
- Touch IDで指紋認証する
Apple Payを導入しているアプリや通販サイトでも上記の方法で決済できます。対応しているのは、ユニクロやじゃらん、Japan Taxi、TOHOシネマズなど。
購入先ごとにクレジットカード情報を渡さないで済みます。
4.【まとめ】便利な「かざすだけ決済」を体感しよう
iPhoneをかざすだけで支払いが完了するApple Pay。その便利さをぜひ体感していただきたいです。
お財布を持たずに出かける機会が増えるのではないでしょうか。
また、紐づけした楽天カードは、従来の1%ポイントバックが維持されます。クレジットカードを出すのには気が引ける少額決済の時は、Apple Payを活用しましょう。
楽天スーパーポイントを貯める機会を増やせますよ。
CHECK!