【最安は完全0円】通話のみ利用でおすすめの格安SIMを比較

この記事のポイント

  • 通話しか利用したい方にとって、激安料金を実現できる格安SIMの活用は理にかなっている
  • データ通信費も通話料も0円にできる楽天モバイル、データ通信費なしで完全かけ放題のみ1650円で利用できるpovoが特におすすめ

「通話だけしか使わないんだけど、格安SIMで安くできる・・?」

現在のスマホ向けプランは、通話しか利用しない人にとっては無駄が多いものになっています。時代は大容量化の流れですが、正直まったくデータ通信を使わない方もかなり多いです。

そこで今回は、通話のみ利用する方に向けておすすめの格安SIMを徹底比較。データ通信費をまったく払わない格安SIMも利用できますよ。

ぜひ、ご参考に。

本記事では、楽天モバイルとキャリアの格安プラン(ahamo・povo・LINEMO)も実質格安SIMと言えるため比較対象として考慮しています

1.通話のみで格安SIMを使うメリット

格安SIMで通話だけ使うメリットを教えてください。

何といっても安さが最大の魅力ね。

とにかく安い

何といっても、格安SIMを使うメリットは安さでしょう。ドコモ・au・ソフトバンクでは実現できない割安価格で、通話のみ利用することができます。

先に結論を言うと、最安は楽天モバイル。料金は通話料も含めて、まさかの0円です(詳細は後ほど)。

次点はデータ通信の契約が要らないpovoで、完全かけ放題だけを月々1650円で利用できます。

通話エリアはキャリアと同じ

格安SIMは、ドコモ・au・ソフトバンクから回線を借りて運用しています。そのため、通話エリアも全く同じ。

人口カバー率は99%です。田舎・地方はもちろん、離島でも人が住む地域なら繋がります。

かけ放題を利用できる

格安SIMでもかけ放題の利用が可能です。かけ放題の内容は各社で変わりますが、5分・10分・無制限の3種類から選べるパターンが多いですよ。

また、回数ではなく60分定額(ひと月あたり)といったかけ放題を利用できる場合もあります。

2.通話のみで格安SIMを使うデメリット

逆にデメリットはありますか?

専用アプリ経由の通話だと音質が落ちること。あと、データ通信費の支払いが必要な格安SIMが多いから気を付けて。

専用アプリ経由だと音質が落ちる

格安SIMの多くは、専用アプリを経由することで通話料を節約します。通常発信も選べますが、かけ放題を利用するときアプリ経由となる場合が多いです。

その場合、音質は少し落ちます。といっても、IP電話(LINEなど)よりは高音質なのでご安心を。

ちなみに、通常発信時の音質はドコモ・au・ソフトバンクと変わりません。また、近年は格安SIMでもアプリ経由無しのかけ放題サービスが登場しています。

【2022年】アプリ不要のかけ放題が使える格安SIMを比較(5分/10分/無制限)【2022年】アプリ不要のかけ放題が使える格安SIMを比較(5分/10分/無制限)

ほとんどの格安SIMでデータ通信の契約が必要

通話だけを利用したい場合でも、ほとんどの格安SIMではデータ通信(データ容量)の契約も必須です。まったくデータ通信を使わない方にとっては無駄となる可能性があります。

ただ、解決策としては楽天モバイルまたはpovoを利用することにより、データ通信費を0円にできます。この2社に限っては完全に通話のみ利用することが可能です。

ガラケーの利用は厳しい

ガラケーで通話のみ利用したい方は、選択肢がほぼありません。現状残っているのは、ワイモバイルのケータイベーシックプランSSだけ。

ガラケー×格安SIMの組み合わせで通話のみ利用したい方は、必然的にワイモバイルしか選べません。

3.通話のみ使う場合の格安SIMの選び方

格安SIMの選び方が全然分かりません・・

何を重視すべきか、ポイントを挙げていくわね。

データ通信費はなしか最安を選ぶ

通話のみ利用する場合、データ通信はほぼ使わないかと思います。そのため、プランはなしかデータ通信費が最安となる1GBまたは3GBを選択しましょう。

データ通信なしはauの格安プランであるpovoで選択できます。1GBまたは3GBを選ぶ場合は、月々1000円程度の料金が通話料とは別に発生します。

かけ放題の加入を検討する

通話時間が長い人はかけ放題オプションが充実している格安SIMを選びましょう。通常の通話料は、どの携帯会社も30秒あたり22円です。

格安SIMでは10分かけ放題の加入が可能です。また、完全かけ放題を選べる格安SIMも登場しています。

無料・半額通話アプリの有無を確認する

格安SIMによっては、かけ放題に加入しなくても無料または半額通話アプリを活用できる場合があります。

普段の通話料を格段に安くできるので、利用しない手はありません。無料・半額通話アプリを使って賢く通話料を節約しましょう。

4.通話のみ利用でおすすめの格安SIMを比較

ここから、格安SIMの紹介ですね!

通話しか使わないユーザー向けの、おすすめ格安SIMを紹介していくわね。

こちら、通話のみを利用する方におすすめの格安SIMです。

おすすめ格安SIM

月額料金 かけ放題※ 無料・半額通話アプリ
楽天モバイル
※超おすすめ
0円~ 10分 無料
povo
※おすすめ
0円~ 5分
完全
J:COMモバイル 1078円~ 5分
60分
LINEMO 990円~ 5分
完全
OCNモバイルONE 770円~ 10分
完全
半額
ワイモバイル 2178円~ 10分
完全
[safe title=”POINT”]※すべてアプリ経由不要のかけ放題[/safe]

それぞれ詳しく見ていきましょう。

楽天モバイル ※最安0円

通話のみ利用する方にとって、楽天モバイルは最高の選択肢となります。その理由は、データ通信費が一切かからないから。

楽天モバイルでは、1GB以内のデータ消費について0円となっています。

当然ながら全携帯会社の中で最安であり、キャンペーン扱いではなく平常時でも無料提供してしまうのは良い意味でヤバすぎます。

何か罠があるのではと勘ぐってしまいますが、複雑な契約条件はなし。初期費用も解約金もかかりません(最低利用期間もなし)。

また、Rakuten Linkを使うことにより、国内通話がどこにかけても0円に。自分の電話番号が利用可能で、相手はアプリを立ち上げていなくてOKです。

データ通信費に加えて通話料まで0円にできてしまいます。

MEMO
アプリ(Rakuten Link)を経由しない10分かけ放題も加入できる

料金プラン

データ容量 月額料金
(Rakuten UN-LIMIT VI)
1GBまで 0円
3GBまで 1078円
20GBまで 2178円
20GB以上
(無制限)
3278円

通話サービス

  • Rakuten Link(無料で利用可)で国内通話が0円
  • 10分かけ放題オプション(アプリ経由無し):1100円/月
\通話料もデータ通信費も0円

povo ※データなしOK

povo(ポヴォ)はauが提供する格安プランです。基本料金は0円で、そこからトッピングでプランを追加していきます。

0からプラン内容を設計するため、データ通信はなしでもOK。さらに、通話向けのトッピングとして5分かけ放題(550円/月)か完全かけ放題(1650円/月)を利用できます。

5分かけ放題だけの利用なら、月々の維持費はわずか550円に。完全かけ放題だけを利用するのも、もちろんありですよ。

他社では、データ通信費の支払いが必須なので驚異的な安さです。たまにデータ通信を使いたいときは、データ使い放題(24時間)や1GB(7日)をピンポイントで追加することができます。

料金プラン

データ容量 月額料金
データ使い放題(24時間) 330円
1GB(7日) 390円
3GB(30日) 990円
20GB(30日)
2700円
60GB(90日) 6490円
150GB(180日) 12980円

通話サービス

  • 5分かけ放題オプション:550円/月
  • 完全かけ放題オプション:1650円/月

J:COMモバイル

意外な穴場としておすすめしたいのがJ:COMモバイル。かけ放題付きパックが用意されており、料金は1GBのデータ容量&5分かけ放題で月々1628円です。

J:COMモバイルのかけ放題は、格安SIMでは珍しい通話アプリ経由無しで発信可能。折り返し電話も、アプリを立ち上げることなくかけられます。

また、他社にはないメリットとして訪問サポートを無料で利用OK。初めての格安SIM乗り換えで心配な方は安心感があります。

初期設定やデータ移行なども専門スタッフが手伝ってくれますよ。スマホ自体が初めてのシニアの方でも心強いです。

その他、無料特典としてWi-Fiサービス(ギガぞう)が使えるのも魅力的です。

料金プラン

データ容量 月額料金
1GB 1078円
5GB 1628円
10GB 2178円
20GB 2728円

通話サービス

  • 5分かけ放題オプション:550円/月
  • 60分かけ放題オプション:1650円/月
  • かけ放題付きパック(お手軽):1GB+5分かけ放題で1628円/月
  • かけ放題付きパック(ぴったり):5GB+5分かけ放題で2178円/月

LINEMO

ソフトバンクの格安プランであるLINEMO(ラインモ)は、5分かけ放題を550円、完全かけ放題を1650円で利用できます。

データ通信費の最安は、ミニプラン(3GB)の990円。通話のみ利用する予定だけど、ちょっとだけデータ通信も使いたい方にはピッタリです。

また、ソフトバンクとワイモバイルからの乗り換えは、違約金含め手数料がかからないのもメリット。

ソフトバンクユーザーの方は、通話のみ利用する目的でLINEMOに移行してもいいですね。その他、LINEMOではLINEアプリのデータ消費がありません(通話も含む)。

通常の音声回線に合わせて、LINE通話も併用したい方におすすめです。

[note title=”TOPIC”]キャンペーンでかけ放題の価格が1年×550円引き(5分かけ放題なら無料)[/note]

料金プラン

データ容量 月額料金
3GB 990円
20GB 2728円

通話サービス

  • 5分かけ放題オプション:550円
  • 完全かけ放題オプション:1650円
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OCNモバイルONE

OCNモバイルONEは、最安770円で契約可能。さらに10分かけ放題に加えて、通話相手の上位3人が通話し放題となるトップ3かけ放題を利用できます。

また、大きなメリットとしてOCNモバイルONEのかけ放題はアプリ経由無し。発信時に自動でプレフィックス番号が付く関係で、わざわざ専用アプリを使わない仕組みとなっています。

そのため、普段の通話料も半額に。その他、OCNモバイルONEは月額料金の安さに加えて、端末代金がありえない安さです。

頻繁に1円セールを実施しており、実質タダで端末をGetできてしまいます。格安SIMで端末を購入したい方は、第一候補にするといいですよ。

料金プラン

データ容量 月額料金
データSIM 音声通話SIM
1GB 770円
3GB 858円 990円
6GB 1188円 1320円
10GB 1628円 1760円

通話サービス

  • 10分かけ放題オプション:935円
  • トップ3かけ放題オプション:935円
  • 完全かけ放題オプション:1430円
  • 普段の通話料も半額(アプリ立ち上げ不要)

ワイモバイル

ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルでは、通話アプリ経由ではない音声回線でのかけ放題を利用可能。

プラン価格+月額1870円で無制限かけ放題(スーパーだれとでも定額)を利用できます。10分かけ放題なら月額770円で利用OK。

プラン価格は他社より割高ですが、家族割やおうち割 光セットに加入できるなら安くなります。

その他、他社にはないガラケー向けのプラン(1時から21時はソフトバンク・LINEMOへの通話料0円)も用意されています。

料金プラン

データ容量 月額料金
3GB 2178円
15GB 3278円
25GB 4158円

通話サービス

  • 10分かけ放題オプション:770円
  • 完全かけ放題オプション:1870円
Y!mobile(ワイモバイル)の通話料は20円/30秒、ただし無料通話でほぼ0にできるY!mobile(ワイモバイル)の通話料は20円/30秒、ただし無料通話でほぼ0にできる

5.まとめ

格安SIMは、通話のみ利用する場合でも十分に利用価値あり。楽天モバイルとpovoは、データ通信費を0円に抑えられます。

以前はデータ通信費が必ず必要だったため、今から契約できる方はラッキーですよ。通話時間が長い方は、かけ放題オプションの加入も検討してみて下さいね。

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