格安スマホ(格安SIM)でスマホ代が安くなるのは嬉しいけど、電波が繋がらないとまったく意味がありませんよね。
特に心配になるのが、地方にお住まいの方。こんな田舎でも格安スマホが使えるんだろうか・・と不安になっているかと思います。
そこで今回は、格安スマホが地方でも問題なく使えるのか徹底解説していきます。ぜひ、参考にして下さいね。
目次
1.格安スマホの通信回線・通話エリアは大手キャリアと同じなので、地方や田舎でも問題ない
結論から言えば、格安スマホ(格安SIM)は地方や田舎でもまったく問題ありません。
その理由は、大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)と同じ通信回線・通話エリアを使用するため。繋がりやすさは、変わりません。
なぜ同じなのかというと、格安スマホは大手キャリアから回線をレンタルして運営しています。そのため、大手スーパーのイオンなど通信と関係ない会社でも参入できているのです。
ドコモ回線を利用する格安スマホなら、ドコモと同じ通信回線・通話エリアとなります。
外部参考:ドコモの通信エリア
例えばこちら、沖縄の離島までカバーされていることが分かります。
人口カバー率は99%。au・ソフトバンクも同様です。
以下、主要な格安SIMの利用回線となります。
格安SIM | 回線 |
---|---|
楽天モバイル | ドコモ au |
Y!mobile | ソフトバンク |
LINEモバイル | ドコモ au ソフトバンク |
UQモバイル | au |
mineo | ドコモ au ソフトバンク |
BIGLOBEモバイル | ドコモ au |
OCNモバイルONE | ドコモ |
IIJmio | ドコモ au |
※複数キャリア対応の格安SIMは、好きな回線を選択できる
2.格安スマホ端末(SIMフリースマホ)は、国内販売であれば海外製でも問題なし
格安SIMカードと一緒に使う端末ですが、国内販売であれば海外製でも問題ありません。
日本向けに対応周波数帯(バンド)がカスタマイズされているので、地方・田舎でも快適に繋がります。
ただし、海外からSIMフリースマホを輸入する場合は、注意が必要です。
よくあるのが、プラチナバンド非対応で通信速度が遅くなるパターンです。
プラチナバンド
- ドコモ:バンド19
- au:バンド18/26
- ソフトバンク:バンド8
端末の対応周波数(バンド)はメーカーサイトのスペック表にて確認できます。
Bがバンドのことを指します(B1ならバンド1)。LTEの欄から、どのバンドに対応しているのか確認しておきましょう。
[safe title=”POINT”]国内販売のSIMフリースマホは確認しなくてOK[/safe] 海外輸入のSIMフリースマホはプラチナバンド非対応の可能性があるので注意しよう3.注意!大手キャリアと回線は同じでも通信速度は格安スマホの方が遅い
大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)と格安スマホは同じ回線を使っています。ですので、繋がりやすさは同じなのですが、通信速度は変わります。
その理由は、回線混雑時に大手キャリアは自社のユーザーを優先させるためです。格安スマホは帯域制限されて、通信速度が遅くなります。
帯域制限の仕組み
回線混雑が起きやすい時間帯は、
- お昼(12:00~13:00)
- 夕方(17:00~18:00)
です。
この時間帯は通信速度が1Mbpsを切ることもあります。動画は普通画質以下の再生に、アプリのダウンロードも遅くなるため注意しましょう。
なお、通信速度を気にするなら、以下の2社がおすすめ。格安スマホながら大手キャリアと変わらない通信速度を保っています。
4.【まとめ】地方でも格安スマホは普通に使えます
今回は、格安スマホ(格安SIM)が地方でも使えるのか、詳しく解説してきました。
結論から言えば、まったく問題なし。大手キャリアと同じ回線を使うため、通信エリア・通話品質も一緒となります。
御存知の通り、大手キャリアは人口カバー率99%。格安スマホも同じカバー率です。
ただし、海外製のSIMフリースマホを使う人のみ対応周波数にご注意を。その他、回線は同じでも通信速度は大手キャリアより劣ることも覚えておきましょう。