格安SIMのユーザー数第1位のワイモバイル、第3位のマイネオ。どちらも業界トップクラスというだけあり、契約を迷う方がたくさんいます。
この記事では、ワイモバイルとマイネオの違いについて徹底比較。料金や速度など、どちらが有利なのか深く考察しています。
また、ワイモバイルとマイネオでそれぞれおすすめな人も挙げていくので、ぜひ参考にしてくださいね。
1.Y!mobile(ワイモバイル)とmineo(マイネオ)を徹底比較
①月額料金
ワイモバイルとマイネオの月額料金を比較すると、ワイモバイルの方が有利であることが分かります。
料金比較
ワイモバイル | マイネオ | |
---|---|---|
データ容量 | 12GB | 10GB |
月額料金 | 3680円 | 3130円 |
かけ放題 | プラン料金込 | オプション扱い |
ワイモバイルとマイネオは同じデータ容量のプランがないので比較しづらいのですが、10GB前後の中容量では、どちらも1GBあたり300円ほどで利用できます。
わずかにマイネオの方が安いのですが、ワイモバイルは10分かけ放題がプラン料金込。 マイネオは10分かけ放題をプラスすると追加で850円かかります。
そのため、表面上はほぼ同額に見える両者ですが、10かけ放題が付属するワイモバイルの方が割安です。
スマホベーシックプラン
プランS | プランM | プランR | |
---|---|---|---|
月額料金 | 1980円 | 2980円 | 3980円 |
月額料金 (新規割終了後) |
2680円 | 3680円 | 4680円 |
データ容量 | 4GB | 12GB | 17GB |
無料通話 | 10分かけ放題 | ||
解約金 | 0円 |
※新規割は6ヶ月割引
A(au)プラン
データ容量 | シングルタイプ (データSIM) |
デュアルタイプ (音声通話SIM) |
---|---|---|
500MB | 700円 | 1310円 |
3GB | 900円 | 1510円 |
6GB | 1580円 | 2190円 |
10GB | 2520円 | 3130円 |
20GB | 3980円 | 4590円 |
30GB | 5900円 | 6510円 |
D(ドコモ)プラン
データ容量 | シングルタイプ (データSIM) |
デュアルタイプ (音声通話SIM) |
---|---|---|
500MB | 700円 | 1400円 |
3GB | 900円 | 1600円 |
6GB | 1580円 | 2280円 |
10GB | 2520円 | 3220円 |
20GB | 3980円 | 4680円 |
30GB | 5900円 | 6600円 |
S(ソフトバンク)プラン
データ容量 | シングルタイプ (データSIM) |
デュアルタイプ (音声通話SIM) |
---|---|---|
500MB | 790円 | 1750円 |
3GB | 990円 | 1950円 |
6GB | 1670円 | 2630円 |
10GB | 2610円 | 3570円 |
20GB | 4070円 | 5030円 |
30GB | 5990円 | 6950円 |
②通信速度
通信速度はワイモバイルの方が圧倒的に有利です。
速度比較(当サイト調べ)
通信速度(Mbps) | |||
---|---|---|---|
12時 | 15時 | 18時 | |
Y!mobile | 74.9 | 52.4 | 46.3 |
mineo | 1.0 | 47.6 | 5.09 |
着目すべきは回線混雑が起きる12時、18時付近の速度。マイネオが大きく速度を落としているのに対してワイモバイルは、安定した通信速度を誇っています。
[safe title=”POINT”]ワイモバイルは全格安SIMの中で最速を誇る[/safe]③端末の種類
端末の種類はマイネオの方が豊富です。
端末の種類比較
ワイモバイル | マイネオ | |
---|---|---|
最新iPhone | なし | あり |
型落ちiPhone | あり | なし |
Androidの種類 | 少ない | 多い |
価格は高いですが、マイネオでは最新iPhoneを扱っています(WEB限定)。 対してワイモバイルは2年ほど型落ちしたiPhoneしか取り扱っていません。
その代わり、ワイモバイルのiPhoneは市場価格より安いです。
Androidの種類はマイネオのほうが豊富です。ワイモバイルは自社ブランド「Android One」の販売がメインなので、その他のAndroidが少ないです。
一方、マイネオは「OPPO」「AQUOS」「HUAWEI」を中心に、好きなAndroid端末を選択できます。
④解約条件
解約条件は両者で差がありません。
解約条件比較
ワイモバイル | マイネオ | |
---|---|---|
解約金 | なし | |
最低利用期間 | なし | |
MNP転出手数料 | 3000円 |
2019年9月以前は、ワイモバイルは9500円の解約金がかかるうえ2年縛りの契約でした。
そのため、以前はマイネオの方が有利だったのですが、現在はどちらも同じ解約条件となり差はなくなりました。
⑤家族割・セット割
家族割・セット割については、ワイモバイルの方が有利です。
家族割・セット割比較
ワイモバイル | マイネオ | |
---|---|---|
家族割 | 500円割引 | 50円割引 |
光セット割 | 500円~1000円 | なし |
まず、家族割についてはワイモバイルの方が、割引額が大きいです。ご覧の通り、マイネオは50円引きなのに対してワイモバイルは500円引きとなります。
光回線とのセット割ですが、マイネオは残念ながらなし。ワイモバイルは、「ソフトバンク光」か「ソフトバンクエアー」のセット契約で割引を適用できます。
⑥サポート体制
サポート体制は、チャット・電話サポートはマイネオが有利、実店舗サポートはワイモバイルが有利となっています。
サポート比較
ワイモバイル | マイネオ | |
---|---|---|
チャット | 9:00-20:00 | 9:00-21:00 |
電話 | 10:00-19:00 | 9:00-21:00 |
実店舗 | あり | 一部のみ |
チャット、電話サポートは、マイネオの方がオペレータ対応時間は長いです。とくに、マイネオは電話サポートに力を入れており、夜9時まで応対してくれます。
実店舗については、ワイモバイルが圧倒的に有利。全国で1000店舗を超えており、大手キャリアと変わらないレベルの手厚いサポートを受けられます。
対して、マイネオの店舗は都心の一部のみで、実質なしと言ってもいいほどです。
⑦その他の違い
その他、ワイモバイルとマイネオには以下の違いがあります。
ワイモバイル | マイネオ | |
---|---|---|
通話し放題 | あり | なし |
半額通話アプリ | なし | あり |
独自サービス | Enjoyパック アウトレット |
パケットギフト フリータンク マイネ王 |
支払い方法 | クレジットカード 口座振替(店舗のみ) |
クレジットカード |
契約事務手数料 | 3000円 (WEB契約で0円) |
3000円 |
キャリアメール | あり | なし |
LINEのID検索 | 可 | 不可 |
手持ち端末の SIMロック解除 |
必要 | 不要 |
まず、通話に関してですが、ワイモバイルは通話アプリを経由せずにかけ放題を利用できます。 通話し放題もあり。
対してマイネオは通話アプリ経由のかけ放題です。
ただし、通常の通話料を半額にできるメリットがあります。
その他、大きな違いとしてはSIMロック解除の必要性です。
手持ちの端末を使うためSIM単体契約をする場合、ワイモバイルは必ずSIMロック解除が必要です(ソフトバンクスマホも必要)。
対して、マイネオはドコモ・au・ソフトバンクスマホすべてでSIMロック解除なしで乗り換えることができます(3キャリアのプランが用意されているため)。
通話料(20円/30秒)、テザリング条件(無料利用OK)はどちらも変わらず
2.【結論】どちらを選べばいい?
①ワイモバイルがおすすめな人
以下に当てはまる方は、マイネオよりワイモバイルがおすすめです。
- かけ放題込のプランがいい
- 通信速度にこだわる
- 家族割・光セット割を適用したい
- 対面サポートを受けたい
- 通話し放題を使いたい
ワイモバイルは料金、通話、速度を重視する方におすすめです。とくに通信速度に関しては、格安SIMながら親会社のソフトバンクと変わりません。
また、家族割・光セット割(おうち割)の適用やサポートを重視する方にも向いています。
格安SIMでも大手キャリアと変わらない使い心地を求めている方は、ワイモバイルを選びましょう。
②mineoがおすすめな人
以下に当てはまる方は、ワイモバイルよりマイネオがおすすめです。
- 豊富な端末から選びたい
- SIMロック解除無しで契約したい
- 独自サービスを使ってみたい
端末セット契約を考えているならマイネオの方がおすすめです。iPhone、Androidともに充実しています。
また、SIMロック解除が面倒な方もマイネオ向き。手持ちの端末にSIMカードを入れ替えるだけで、格安SIMを使えます。
その他、フリータンクやパケットギフトなどマイネオの独自サービスが気になる方にも、おすすめできます。
参考:実際の体験談ではワイモバイルの方が良い
僕はワイモバイルとマイネオの両方に契約したことのあるのですが、ワイモバイルの方がいいと思いました。
やはり、10分かけ放題付きなのは大きい。LINE通話がメインでも、お店の予約などで、何だかんだ通常通話も使います。
ワイモバイルなら、通話料を0円に抑えることができます。
また、Youtubeをはじめ動画をよく見るため速度が遅いのは死活問題。マイネオはちょうど昼休みの時間帯で大きく速度低下しますが、ワイモバイルなら1日中快適です。
ワイモバイルとマイネオの比較を見て、どちらも決めがたい・・と悩んだときは、ワイモバイルを選んだほうが後悔しないと思います。
3.【まとめ】ベストな選択を
今回は、ワイモバイルとマイネオについて、両者の違いを比較してきました。
料金や速度面など多くの項目でワイモバイルが有利。ただし、マイネオもワイモバイルにはない利点がいくつかありました。
どちらか迷った場合はワイモバイルの方がおすすめです。
格安SIM全体のデメリットである速度低下をカバー。全プランに10分かけ放題が付いているのも魅力です。
この記事参考に、ワイモバイル・マイネオのいずれかベストな選択を行ってくださいね。
CHECK!
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月額料金 | 初期費用・解約金 | iPhone販売 |
---|---|---|
0円~ | 0円 | あり |
品質重視→LINEMO
ソフトバンク回線をそのまま利用するLINEMOは通信品質が良好です。料金は、3GB 990円と20GB 2728円の2種類のみ。
LINEアプリはデータ消費なしで使い放題。キャリア品質なのに格安SIMより割安です。通話重視なら、無制限かけ放題を利用できます。
月額料金 | 初期費用・解約金 | iPhone販売 |
---|---|---|
990円~ | 0円 | なし |