mineo(マイネオ)の家族割とは?申し込み方法から複数回線割との違いまで徹底解説

この記事のポイント

  • mineoでは永年55円割引の家族割を適用できる
  • 同一eoIDの契約なら家族割ではなく複数回線割となる
  • 家族割の申し込みは主回線となる人がマイページから手続きする

「マイネオで家族割は利用できるの・・?」

「家族で乗り換えたら、毎月どれくらいのスマホ代になるのか気になる」

mineo(マイネオ)では、格安SIMの中では少数派となる家族割を提供しています。割引額は小さいのですが、離れて住む家族や同居中のカップルでも利用可能です。

この記事では、mineoの家族割について適用条件はもちろん毎月の料金シミュレーションや注意点など詳しく説明していきます。家族割の申込み方法も図説しているので、ぜひご参考に。

1.mineo(マイネオ)の家族割とは?

マイネオの家族割について知りたいです!

OK、適用条件を詳しく説明していくわね。

毎月55円の永年割引

mineoでは、家族割を適用できると対象者全員の月額料金が55円割引されます。副回線(2回線目以降)はもちろん、主回線(1回線目)の方も対象です。

期間は決まっていないため、家族でmineoを利用している間、ずっと55円引きされ続けます。

家族割は自動適用にならないため別途申込みが必要です。申請が承認された翌月から割引スタートとなります。

なお、家族間の通話に対する割引サービスはありません。

家族割の概要

割引額

  • 55円/月

 

適用条件

  • 最大5回線まで
  • 各回線、異なるeoIDで申し込む
  • 離れて暮らす家族は主回線から三親等以内の親族が対象
  • 同居人ならパートナーや事実婚でも適用

 

解除条件

  • 主回線の契約者がmineoを解約したとき
MEMO
デュアルタイプ(音声通話SIM)・シングルタイプ(データSIM)ともに適用OK

別居の家族や同性カップルでも適用できる

家族割の適用条件で目を引くのが、別居している家族でも利用できること。家族関係証明書類(運転免許証やパスポートなど)を提出できれば申請OKです。

家族割の利用イメージ

家族割の利用イメージ

家族の定義は三親等以内であればいいため、孫や甥っ子などにも適用できます。

3親等 mineo家族割

家族の定義は三親等以内であること

離れた家族の他、mineoの家族割は血のつながりのない同居人でも利用できます。籍を入れていない同棲中のカップルや事実婚の方も対象ですよ。

支払いは個別に分けられる

家族割を利用する際の支払いですが、eoIDがそれぞれ異なるため支払いは個別に分けられます。一つにまとまってしまうことはないので、安心して下さい。

逆にまとめることもできる

逆に、支払いを家族でまとめたい場合ですが、こちらも可能です。

mineoでは、申し込み時は本人名義のクレジットカードを登録する必要がありますが、契約後は自由に登録カードを変更して構いません。

そのため、家族分の支払いを集約させることができます。

mineoの支払い方法とクレジットカードが無い場合の対処法mineoの支払い方法とクレジットカードが無い場合の対処法

同一名義でもeoIDが別なら適用

あまり無い利用方法だと思いますが、同一名義でもeoIDが別なら一人でも家族割を適用できます(最大5回線)。

複数回線を申し込むことになるため、契約回線分のメールアドレスが必要です。

別のeoIDで申し込むメリットとして、パケットギフトを自作自演で送り合ってデータ容量を永久繰り越しできます。

逆に言えばそれくらいしかメリットはないので、同一名義で複数回線を申し込むならeoIDを統一して、次項で説明する複数回線割を利用した方がいいかもしれません。

パケットシェアとの違い

mineoでは余ったデータ容量を最大10回線まで分け合える、パケットシェアを利用できます。

こちら、基本データ容量を分けあうサービス(シェアプラン)とは違うため注意して下さい。家族や友達同士で使いきれなかったデータ容量をシェアするものです。

  • 家族割 → 家族分の回線を割引する
  • パケットシェア → 使いきれなかったデータ容量をシェアする

事前にグループを作成しておけば、余ったデータ容量を自動的にシェアしてくれるので便利です。家族関係証明書類のアップロードも不要。

家族でmineoに乗り換える際は、利用してみるといいですよ。パケットシェアの詳しい使い方は、以下の記事をご参考に。

ドコモ光の料金シュミレーション手順7ドコモ光の料金シュミレーション手順7

2.併用不可!家族割と複数回線割の違い

マイネオで複数回線を契約すると、複数回線割があるみたいですけど、家族割とは違うんですか・・?

複数回線割は、同じeoIDで複数回線を契約する場合に使える割引よ。

mineoへ複数回線の申し込みを行うことで利用できる複数回線割。家族割と何が違うのでしょうか。

両者の違いは以下の通りです。

家族割と複数回線割の違い

  家族割 複数回線割
申し込み 必要 不要
割引金額 55円/月
対象回線 最大5回線 最大10回線
eoIDの条件 同一eoIDで適用 異なるeoIDで適用
[safe title=”POINT”]両者の併用は不可。お得度はどちらも変わらない。[/safe]

主な違いは、申込みの必要性とeoIDが同一か異なるかの2点です。申込みについて、複数回線割は自動適用のため申込み不要です。

対して、家族割は家族であることを証明するために申込みが必要となっています。そして重要な違いがeoIDについて。

複数回線割は同一eoIDの場合に適用される仕組みとなっています。基本的には一人で複数回線を使いたい人向け(スマホ用+タブレット用など)の割引サービスです。

ちなみに、割引金額はどちらも同じなので、お得度は変わりません。

両者が被ったら、どっちが優先される?

家族割と複数回線割は併用ができません。もし、複数回線割対象の回線で家族割を申請したい場合などは、家族割が優先されます。

仮にmineoで3回線契約しているなら、1回線を家族割として登録しておき、残り2回線を複数回線割に充てるといったことが可能です。

3.解約金なし!家族割適用時の料金シミュレーション

実際、どれくらい安くなるのか気になる・・

家族分の支払いをシミュレーションしてみたから、参考にしてみてね。

mineoで家族割を使う場合、毎月の利用料金はどれくらいになるのかシミュレーションしてみました。

4人家族の料金シミュレーション

毎月の
データ消費量
月額料金
(家族割あり)
想定

(10GB)
1903円 仕事でテザリングをよく使う

(1GB)
1243円 専業主婦のためスマホでネットを使わない

(20GB)
2123円 Youtubeが手放せない高校生
息子
(5GB)
1463円 SNS中心でたまにゲームを楽しむ中学生
月額料金
データSIM 音声通話SIM
1GB 880円 1298円
5GB 1265円 1518円
10GB 1705円 1958円
20GB 1925円 2178円

一般的な4人家族の場合、上記のようなシチュエーションになるのではないでしょうか。家族全員分の合計金額は、6732円となりました。

この金額は、220円分が家族割として引かれています。一昔前なら、一人分のスマホ代ですね。

コストパフォーマンスは十分です。

なお、mineoは解約時に費用がかかりません。解約金はもちろんMNP転出手数料も0円なので安心です。

4.mineo(マイネオ)で家族割を利用する際の注意点

mineoで家族割を利用する際は、以下の点に気を付けましょう。

自動的に適用されない

mineoの家族割は、家族関係書類を提出して申請を受けなければ利用できません。家族割と似た複数回線割は自動適用されるのに対して、家族割は申請が必要な点に気を付けましょう。

家族分の回線契約をしたら、次章で解説する申し込み方法を参考に家族割を申請して下さいね。

MEMO
家族割の申請はオンラインのみ。店舗・電話からは申し込めない。

主回線が解約すると全員の割引が終了する

mineoの家族割は、主回線(親回線)と副回線(子回線)の関係で割引が成り立ちます。主回線となる人が代表して家族割を申請する、といった流れです。

そのため、主回線の人がmineoを解約すると、家族割グループに入っていた全員が割引対象から外れてしまいます。

もし、主回線を解約する場合は、副回線の人が別途家族割を申請しましょう。すると、副回線から主回線に入れ替わり、再度家族割を受けることができます。

シェアプランはない

家族で携帯会社を利用するとき、シェアプランの活用を考えたことがあるかと思います。残念ながら、mineoではシェアプランが用意されていません。

余ったデータ容量を分け合うパケットシェアは利用できるのですが、基本データ容量は分けられないためシェアプランとは言えません。

もし、家族でシェアプランを利用したいなら、mineoではなく別の格安SIMを選びましょう。

シェアプラン(複数回線)を利用できる格安SIMを完全比較シェアプラン(複数回線)を利用できる格安SIMを完全比較

5.【オンライン完結】家族割の申し込み方法

家族割の申し込みって簡単ですか・・?

ええ、マイページからすぐに手続きできるわよ。

mineoの家族割は、オンライン完結で簡単に申し込めます。申し込みした人が主回線となる点に留意して、以下の手順で申請しましょう。

[safe title=”POINT”]前提として、家族分の回線すべての契約を済ませておく。詳しい契約方法は、mineoにMNP転入する手順の記事をご参考に。[/safe]
STEP.1
マイページの「家族割引お申込み・変更」をタップ
STEP.2
「グループ追加する」をタップ

グループ追加

最大4人まで一度に追加できます。

STEP.3
「ご利用番号」に電話番号を入力

ご利用番号の入力

家族の電話番号を入力しましょう。

STEP.4
「続柄」を選択

続柄を選択

契約者との関係性(父、母、子など)を選択します。

STEP.5
「同一住所・同一姓」か「左記以外」を選択して申込み

同一住所・同一性を選択

同一住所・同一姓でない場合は、「左記以外」を選びましょう。家族関係証明書類の画面が表示されるので、運転免許証、健康保険証、パスポートなどの画像をアップして下さい。

以上で家族割の申請は完了です。このあと、mineo側で書類確認をして問題がなければ翌月から家族割の適用が始まります。

6.55円引きじゃ足りない?ワイモバイルなら1188円引き

55円の割引額は正直少ないと感じるでしょう。以下、家族割を利用できる格安SIM一覧です。

家族割ありの格安SIM

格安SIM 割引額
mineo 55円
ワイモバイル 1188円
BIGLOBEモバイル 220円

現在、家族割を適用できる格安SIMは3社に限られます。以前はUQモバイルも家族割がありましたが、新プラン移行に伴い新規受付を終了しました。

キャリアの格安プラン(ahamo・povo・LINEMO)や楽天モバイルも家族割がないため、現状ワイモバイル一択と考えていいでしょう。

もしかしてmineoの方が安い?

格安SIMで家族割を適用したいなら割引額の大きいワイモバイルで・・と言いたいところですが、実はmineoと料金はあまり変わりません。

ワイモバイルと料金比較

データ容量 mineo
(家族割あり)
ワイモバイル
(家族割あり)
1GB 1243円
3GB 990円
5GB 1463円
10GB 1903円
15GB 2090円
20GB 2123円
25GB 2970円
[safe title=”POINT”]ワイモバイルの家族割は2回線目から適用される[/safe]

上記は家族割適用時の価格(mineoは-55円、ワイモバイルは-1188円)で比較しています。

ご覧の通り、mineoは元々の料金が安いため、家族割の割引額が小さくてもワイモバイルとほぼ同料金です。

ただし、3GB以下のプランを使いたいなら、990円のワイモバイルの方が有利です。逆に、5GB以上のプランを使いたいなら、mineoの方が割安となっています。

毎月のデータ容量が・・

  • 3GB以下:ワイモバイルの家族割適用がお得
  • 5GB以上:mineoの家族割適用がお得

ワイモバイルの家族割が気になる方は、以下の記事をご参考に。

【あとから申請OK】ワイモバイルの家族割をオンライン申し込みする方法【あとから申請OK】ワイモバイルの家族割をオンライン申し込みする方法

7.まとめ

mineo(マイネオ)では、格安SIMの中では少数派の家族割を利用できます。月額55円と小額の割引ですが、家族の人数分で積み重ねると節約効果は大きくなっていきます。

mineoは、元々の料金が安いため家族割抜きにしても十分お得です。

注意点として、mineoの家族割は自動適用されません。申し込みが必要となりますが、簡単な手続きで完了しますよ。

この記事を参考に、ぜひ家族割に申し込んでみて下さいね。

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