DMMトークはどんなサービス内容なのでしょうか。通話料が半額になるDMMトーク。利用料金は無料です。DMMモバイルユーザーはもちろん、DMM会員に加入していれば利用できます。
この記事では、DMMトークの使用条件や使い方を詳しく解説。デメリットも言及しています。どんな通話アプリか気になる方は、ぜひ参考にして下さいね。
1.DMMトークとは?
さっそく、DMMトークの詳しいサービス内容について見ていきましょう。
1-1.無料で使える通話料半額アプリ
DMMトークとは、オプション料金なしで利用できる通話料半額アプリ(Android・iPhone対応)です。DMMモバイルの通話料は30秒で20円です。ですが、DMMトークを使えば30秒で10円となります。利用した通話料はマイページから確認可能です。
DMMトークの利用条件は、DMM会員であることのみ。DMMモバイルの契約者は、音声通話対応SIM(電話番号が付与されているSIMカード)で利用できます。音声通話機能がないデータ通信SIMはそもそも電話番号が無いため利用できません。
ところでDMMモバイルは、なぜ無料でここまでの通話サービスを提供するのか不思議ではありませんか?理由は単純で、他の格安SIMも同様の通話アプリ(楽天でんわやOCNでんわなど)を提供しているからです。DMMモバイル側の利益はありませんが、ユーザーの利便性を図るため、そして他社に負けないためにDMMトークは提供されています。
1-2.国際電話も対応
主要国に限られますが、DMMトークは国内通話だけでなく国際通話の通話料も半額になります。
DMMトークが使用できる国(通話料は10円30秒)
- 韓国
- 香港
- 中国
- アメリカ
- カナダ
- オーストラリア
- フランス
- ドイツ
- イギリス
- イタリア
- スペイン
- ロシア
数としては少ないのですが、大体の主要国はカバーされています。上記の国は、通常の国際電話だと30秒でおよそ30円~100円はかかります。DMMトークを使えば一律で10円/30秒です。ただし、注意点として国際ローミングには対応していないため、海外通話でDMMトークを利用する際は日本からの発信に限られます。
海外から日本にDMMトークを使うことはできないので気を付けてください。
1-3.固定電話宛でも番号通知できる
DMMトークは、携帯電話宛だけでなく相手が固定電話の場合も利用できます。固定電話宛の通話料も、もちろん半額です。そして通話料以上に気になるのが番号通知です。DMMトークは、相手が携帯電話・固定電話に関係なく自分の電話番号を通知することができます。
非通知にならないため、相手から着信拒否される心配はありません。ちなみに、格安電話の代表格であるIP通話は非通知になったり050電話番号の表示となったりするため、家族への通話でも着信拒否される可能性が高まります。
1-4.プレフィックス方式(音声回線)なので音質がいい
DMMトークは通常の音声回線を使用します。そのため、音質が非常にいいです。大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)の通常通話とまったく変わりません。DMMトークが音声回線を使える仕組みは、プレフィックス方式を採用しているからです。
プレフィックス?難しそうな名前ですが、簡単に言えばDMMが独自に設置した中継電話を介して通話をする仕組みとなります。中継会社の企業努力で通話料が下がっているわけです。ちなみに、IP通話アプリは音声回線ではなくネット回線で通話を行います。そのため、通信環境によっては音声が途切れたり声が遠くなったりして音質が劣化します。
また、IP通話は自分の電話番号が使えないので、仕事用の通話が使いづらいです。相手が同じアプリを立ち上げる必要がある点もデメリットです。プレフィックス方式(音声回線)のDMMトークなら音質がいいだけでなく、相手がアプリを立ち上げておく必要もありませんよ。
1-5.楽天でんわとの違い
DMMトークと同様のサービスで最も有名なのが楽天でんわです。既に使用したことがある方は知っているかと思いますが、楽天でんわも無料で通話料を半額にできます。DMMトークとの唯一の違いは、楽天でんわは誰でも利用できることです。楽天モバイルユーザーに限ったサービスではありません。
ちなみに、格安SIM会社は提供する通話料半額アプリは通常、契約者だけが使える専用アプリです。そう考えると、DMMトークはDMM会員なら誰でも使えるので、楽天でんわには劣りますが他の格安SIM会社が提供する通話サービスより利用条件がいいです。なお、全ユーザーにサービス利用を許可しているのは、楽天でんわだけです。
その他、楽天でんわは楽天スーパーポイントが貯まるのもメリットです。DMMトークは残念ながら、DMMポイントが貯まりません。楽天でんわについてさらに詳しくは、「楽天でんわとは?」の記事を参考にして下さい。
1-6.10分かけ放題オプションも利用できる
DMMモバイルの契約者に限りますが、DMMトークには月額850円で10分かけ放題オプションを利用できます。10分かけ放題はその名の通り、10分以内の国内通話なら回数無制限でかけ放題となるサービスです。通話する際はDMMトークを通します。そのため、10分を超えた場合でも超過分は半額の通話料です。
申し込みは、DMMモバイルの新規契約時はもちろん、契約後でもマイページからオプション契約ができます。月額850円の10分かけ放題オプションは、およそ45分の通話時間で損得が分かれます。LINE通話などを除いて毎月の通話時間を図り、45分を超えていた場合は10分かけ放題に加入した方がお得ですよ。
1-7.注意したいDMMトークのデメリット
メリットばかりに見えるDMMトークですが、いくつかデメリット(注意点)があります。
アプリ経由の発信となる(相手がDMMトークを立ち上げておく必要はなし)
DMMトークを使う上で最大のデメリットとなるのが、アプリ経由の発信となることです。相手がDMMトークを立ち上げておく必要はないのですが、必ずアプリを経由して発信しなければなりません。
発信方法は、DMMトークアプリ内から発信するか、相手の頭に0037-692(プレフィックス番号)を付けて発信します。詳しい発信方法については次章で解説します。
緊急通報に発信できない
DMMトークは緊急通報に対応していません。110番、119番などの発信はできないので注意して下さい。0120のフリーダイヤルも非対応です。緊急通報の際は、DMMトークを通さずに通常通話を行いましょう。
2.DMMトークの使い方
ここでは、DMMトークの詳しい使い方について解説していきます。
2-1.DMMトークの申し込み
DMMトークは無料で利用できますが、必ず申し込みが必要です。詳しい申し込み方法は以下の通りです。
1.DMMトークの公式サイトにアクセス
2.「新規お申込み」をタップ
3.DMMアカウントでログインする
※DMM会員でない方は、こちらで新規登録をして下さい。
4.DMMトークで使用する電話番号を入力
5.お客様情報を入力して「お申込みを確定する」をタップ
以上で、DMMトークのお申込みは完了です。お客様情報の入力はDMM会員の情報が反映されて自動入力されるので非常に楽ですよ。
DMMモバイルに新規契約する際の申し込み方法
DMMモバイルに契約する際は、新規契約と同時にDMMトークのお申込みができます。申し込みは、契約手続きの途中で表示される「通話オプションの選択」から行います。
10分かけ放題オプションの選択画面ですが、「申し込まない」を選択すると無料でDMMトークのみ使用できる契約となります。なお、10分かけ放題に申し込む際の支払い方法はクレジットカードのみです。
2-2.アプリのインストールと発信方法
DMMトークを利用するにはアプリのインストールが必須です。まずは、以下からDMMトークアプリをインストールしましょう。
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安さ重視→楽天モバイル
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月額料金 | 初期費用・解約金 | iPhone販売 |
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0円~ | 0円 | あり |
品質重視→LINEMO
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LINEアプリはデータ消費なしで使い放題。キャリア品質なのに格安SIMより割安です。通話重視なら、無制限かけ放題を利用できます。
月額料金 | 初期費用・解約金 | iPhone販売 |
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990円~ | 0円 | なし |