moto g7 plusはモトローラの最新スマホ「moto g7シリーズ」の最上位モデルです。
高品質なデュアルカメラと、4万円前後と手ごろな価格ながらハイスペックスマホにも負けない高級感のあるデザインが魅力です。
トリプルスロット採用や急速充電対応など、過去の「gシリーズ」の良いところもしっかり引き継いでいます。
本記事ではmoto g7 plusをスペック考察から安く買えるMVNOまで、徹底的にレビューします。
1.ここが魅力!moto g7 plusのメリットとは?
moto g7 plusには、以下のメリットがあります。
- 1600万画素+500万画素のデュアルカメラを搭載
- 高級感のあるデザイン(とくにレッドが綺麗)
- トリプルスロット採用でDSDSとmicroSDカードの併用が可能
- 急速充電ですぐに充電できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①1600万画素+500万画素のデュアルカメラを搭載
moto g7 plusは背面に1600万画素+500万画素のデュアルカメラを搭載しています。
前モデルのg6 plusもデュアルカメラでしたが、画素数が向上してよりきれいな写真を撮影できるようになりました。
さらにgシリーズでは初めて「光学式手振れ補正」が搭載されています。光学式手振れ補正により、薄暗い場所でもブレやノイズの少ない美しい写真を撮影可能です。
moto g7 plusのカメラは10万円前後するようなスマホには敵わないものの、4万円という価格を考えると十分な性能と言えます。
②高級感のあるデザイン(とくにレッドが綺麗)
moto g7 plusは手ごろな価格ながら、ハイスペックモデルにも劣らない高級感のあるデザインも魅力です。
本体背面には3Dガラスを採用し、安っぽさが一切ありません。質感や手触りも良好です。
カラーリングはディープインディゴとビバレッドの2種類。
とくにきれいなのが「ビバレッド」という赤いカラーリングのモデルで、深みのある色合いながら光沢加工により光が美しく反射します。
ビバレッド(イメージ写真)
ビバレッド(実際の写真)
スマホはデザインを重視する人、とくに赤いカラーのスマホを使いたい人にもおすすめです。
③トリプルスロット採用でDSDSとmicroSDカードの併用が可能
moto g7 plusは「DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)」に対応しており、2枚のSIMカードを同時に待ち受けできます。仕事とプライベートで電話番号を分けたい時などに便利ですね。
さらに、moto g7 plusは2枚のSIMカードスロットとmicroSDカードスロットが独立している「トリプルスロット」を採用しています。
トリプルスロットでないスマホだと、DSDSを利用するとmicroSDカードスロットが埋まってしまうので、容量を増やすことができません。
moto g7 plusならDSDSを利用してもmicroSDカードスロットが埋まらないのでDSDSとmicroSDカードの併用が可能です。トリプルスロット採用のスマホは種類が少ないので貴重です。
④急速充電ですぐに充電できる
moto g7 plusは急速充電に対応しており、付属の27Wターボパワー充電器を使うことで素早くバッテリーを充電できます。
充電速度が非常に速く、15分の充電で最長12時間分の充電が可能です。
出かける直前になって電池がないことに気づいた、という状況でもmoto g7 plusならすぐに充電できるので安心ですね。
2.注意!moto g7 plusのデメリットとは?
moto g7 plusには、以下のデメリットがあります。
- DSDV(4G+4G)には非対応
- 防水・おサイフケータイ・ワンセグには非対応
こちらも詳しく見ていきましょう。
①DSDV(4G+4G)には非対応
moto g7 plusが対応しているのは従来のDSDSであり、4G+4Gで待ち受けられるDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)には非対応です。
片方で4G回線を使うともう片方は3G回線になるので、「VoLTE通話」ができません。
また、au回線の格安SIMは4G回線(au VoLTE)しか使えないので、組み合わせによってはDSDSができなくなります。
2枚のSIMカードを4G+4Gで利用したい時は、DSDV対応スマホを利用しましょう。
②防水・おサイフケータイ・ワンセグには非対応
moto g7 plusは防水・防塵とおサイフケータイ、そしてワンセグには対応していません。
防水やおサイフケータイなどは日本国内でのみ需要が高い機能で、海外メーカー製スマホは搭載していないことがほとんどです。
防水やおサイフケータイ、ワンセグを使いたい場合は国内メーカー製のスマホを購入しましょう。おすすめは、「AQUOS zero SH-M10」です。
3.moto g7 plusのスペックを考察してみた
3-1.スペック表を詳しくチェック
moto g7 plusのスペックは以下の通りです。
発売日 | 2019年6月7日 |
---|---|
メーカー | モトローラ |
サイズ | 高さ:約157mm 幅:約75.3mm 厚さ:約8.27mm |
重量 | 約172g |
画面 | 6.24インチ 2270×1080(フルHD+) |
OS | Android 9.0 |
CPU | Snapdragon 636 (オクタコアCPU) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
カメラ性能 | アウト:1600万画素+500万画素 イン:1200万画素 |
外部メモリ | microSD (最大512GB) |
バッテリー容量 | 3000mAh |
本体カラー | ディープインディゴ ビバレッド |
デュアルSIMM | ◯ (DSDS) |
防水 | ✕ |
おサイフケータイ | ✕ |
ワンセグ | ✕ |
4万円のスマホとしては標準的なスペックですね。CPUはミドルハイクラスのSnapdragon 636を搭載しています。
普段使いなら全く問題なく、3Dゲームもプレイできます。メモリ4GB、ストレージ64GBも十分です。
スペックに明らかな欠点はない
バッテリー容量は3000mAhと最近のスマホとしては標準的ですが、急速充電に対応しているので充電速度は抜群です。
3-2.moto g7/moto g7 Powerとの違い
moto g7 plusと同じ日に、兄弟機であるmoto g7とmoto g7 powerも発売されています。名前もスペックも似ていてややこしいですが、どのような違いがあるのでしょうか。
3機種のスペックを1つにまとめ、比較してみました。
moto g7 plus/g7/g7 powerのスペック比較
moto g7 plus | moto g7 | moto g7 power | |
---|---|---|---|
発売日 | 2019年6月7日 | 2019年6月7日 | 2019年6月7日 |
メーカー | モトローラ | モトローラ | モトローラ |
サイズ | 高さ:約157mm 幅:約75.3mm 厚さ:約8.27mm |
高さ:約157mm 幅:約75.3mm 厚さ:約7.92mm |
高さ:約159.4mm 幅:約75.3mm 厚さ:約9.3mm |
重量 | 約172g | 約174g | 約193g |
画面 | 6.24インチ 2270×1080(フルHD+) |
6.24インチ 2270×1080(フルHD+) |
6.2インチ 1520×720(HD+) |
OS | Android 9.0 | Android 9.0 | Android 9.0 |
CPU | Snapdragon 636 (オクタコアCPU) |
Snapdragon 632 (オクタコアCPU) |
Snapdragon 632 (オクタコアCPU) |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB | 64GB | 64GB |
カメラ性能 | アウト:1600万画素+500万画素 イン:1200万画素 |
アウト:1200万画素+500万画素 イン:800万画素 |
アウト:1200万画素 イン:800万画素 |
外部メモリ | microSD (最大512GB) |
microSD (最大512GB) |
microSD (最大512GB) |
バッテリー 容量 |
3000mAh | 3000mAh | 5000mAh |
本体カラー | ディープインディゴ ビバレッド |
セラミックブラック クリアホワイト |
セラミックブラック |
デュアルSIM | ◯ (DSDS) |
◯ (DSDS) |
◯ (DSDS) |
防水 | ✕ | ✕ | ✕ |
おサイフ ケータイ |
✕ | ✕ | ✕ |
ワンセグ | ✕ | ✕ | ✕ |
moto g7 plusは最上位モデルということもあり、3機種の中ではもっともスペックが高いです。
CPUのグレードが他2機種より高く、カメラも高画素&光学式手振れ補正対応でもっとも優れています。
moto g7はg7 plusからCPUとカメラが少しだけグレードダウンしています。 ただ、ディスプレイサイズ・解像度やバッテリー容量など共通点も多く、使い勝手はあまり変わりません。
それでいて価格はmoto g7 plusより8,000円ほど安い30,000円前後です。抜群のコストパフォーマンスですね。
moto g7 powerはg7からさらにカメラをグレードダウンし、ディスプレイ解像度も抑えています。
スペック的には一番低いわけですが、代わりに5000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、電池持ちが非常に良いです。価格も25,000円前後と一番安く設定されています。
まとめると、
- スペックやカメラを重視する → moto g7 plus
- コストパフォーマンスを重視する → moto g7
- バッテリー容量を重視する → moto g7 power
といったように選ぶといいでしょう。
4.moto g7 plusを購入したユーザーの口コミはどう?
ここまでmoto g7 plusのスペックやメリット・デメリットを紹介しましたが、やはり実際に購入したユーザーの声も気になりますよね。
そこで、価格.comのmoto g7 plusの口コミを調査してみました。
ビバレッドを選びましたが、他にはない色合いで大満足です。画面下のモトローラロゴも目立ちすぎず地味すぎず、いい感じです。
デザインが好きです。とても素敵です。見た目が最高です。
レスポンスはサクサクです。気持ちいいくらいです。
明るいところではきれいに撮れますが、夜景ではノイズが目立ちます。
光学手ぶれ補正もあって綺麗ですし、夜間の低い光量でも比較的良く撮れます。
バッテリーのもちがヘタって来たmoto Z playと変わらない。当然、使い方次第ではあるが、私の場合、1日何とかもつくらい。
複数の端末を使用している私の使用頻度では、だいたい1日半程度はもちます。電池が痛むのを避けるため、急速充電は使わないようにしています。
メリットに挙げた通り、デザインは高評価です。ビバレッドの人気が高いですが、口コミではディープインディゴのカラーも人気でした。
カメラもまずまず評価されています。光学式手振れ補正のおかげで、多少暗いところでも比較的キレイな写真が撮影できます。
ただ、夜景などをもっときれいに撮りたい場合はもう少しカメラ性能が高いスマホを選んでもいいでしょう。同価格帯だと、「HUAWEI P30 lite」がおすすめです。
一方、バッテリー容量は使い方によっては足りなくなるという口コミもあります。 バッテリー重視なら5000mAhのバッテリーを搭載しているmoto g7 powerも検討してみてください。
5.moto g7 plusがおすすめな人
これまでのスペック考察や口コミなどをもとにすると、moto g7 plusは以下の人におすすめです。
- デザインを重視する人(とくに赤のカラーリングが好きな人)
- 手ごろな価格で品質の良いカメラを使いたい人
- ある程度ゲームをプレイする人
- DSDSとmicroSDカードを併用したい人
moto g7 plusは手ごろな価格ながらハイスペックモデルにも劣らない高級感のあるデザインなので、デザインを重視する人でも満足できるでしょう。
とくに赤色が好きな人にはビバレッドが最適です。
4万円の価格を考慮すると、カメラも比較的高品質です。光学式手振れ補正を搭載しており、ある程度薄暗いところでも写真が撮れます。
手ごろな価格である程度質の良いカメラを使いたい人にもおすすめです。
moto g7 plusは下位モデルのmoto g7とスペックがかなり近いです。
それでいて価格はmoto g7のほうが8,000円ほど安いので、コストパフォーマンスを重視するならmoto g7でもいいかもしれません。
しかし、moto g7 plusのほうがCPUのランクが上です。ある程度3Dゲームをプレイしたいなら、性能重視でmoto g7 plusにするのがおすすめです。
moto g7 plusはトリプルスロットを採用し、DSDSとmicroSDカードを併用できます。
トリプルスロットのスマホは種類が少ないため、DSDSとmicroSDを併用したいならmoto g7 plusはかなり貴重な選択肢です。
6.moto g7 plusを安く購入できる格安SIM(MVNO)
moto g7 plusは格安SIM(MVNO)とセット購入することができます。moto g7 plusをセット購入できる格安SIMのうち、とくにおすすめなのが以下の3つです。
- OCNモバイルONE
- LINEモバイル
- IIJmio
①最安を狙うならOCNモバイルONE
moto g7 plusを最安で買うならOCNモバイルONEがおすすめです。OCNモバイルONEにおけるmoto g7 plusの価格は27,800円と、通常より10,000円以上も安いです。
音声通話SIMとのセット限定ですが、常にこの安さで買えるのはOCNモバイルONEだけです。
さらに有料オプションである「OCNでんわ10分かけ放題」と「マイセキュア」に加入するとそこから3,000円割引され、24,800円で購入できます。
オプションは契約後にすぐ解約してもOKなので、オプションを契約したうえでmoto g7 plusを購入しましょう。
②LINE・SNSユーザーならLINEモバイル
LINEモバイルではmoto g7 plusを38,800円(1,720円×24回)で購入できます。本体代自体は定価に近くそこまで安くありません。
しかし、LINEモバイルはLINEやSNSがデータ通信量を消費せず使い放題になるデータフリーが使えます。
LINEやSNSがメインの人なら少ない容量プランに変更できるので、結果的にスマホ代を大幅に節約可能です。
③キャンペーンが豊富なIIJmio
IIJmioのmoto g7 plusの販売価格は35,800円(1,500円×24回)です。
通常価格でも相場より安いですが、IIJmioは「お得なキャンペーン」を頻繁に実施しており、キャンペーン次第ではさらに安く購入できます。
執筆時点では、スマホ代の大幅割引キャンペーンを実施しており、音声通話SIMとセットで契約すると端末代金が29,800円(1,250円×24回)に。
初期費用が1円になり、月額料金が3ヶ月1,000円割引される別のキャンペーンとの併用も可能です。
キャンペーンは、常に開催されているので公式サイトにてチェックしてみましょう。
7.【まとめ】moto g7 plusは見た目もかっこいい優秀なミドルスペックスマホ
以上、moto g7 plusのスペックやメリット・デメリットについて解説しました。
moto g7 plusは4万円台で購入できるミドルハイクラスのSIMフリースマホです。手ごろな価格ながらカメラの品質が良く、デザインもハイスペックモデルに負けない高級感があります。
トリプルスロット採用や急速充電対応など使い勝手でも良く、見た目も性能も優秀なスマホと言えますね。
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0円~ | 0円 | あり |
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LINEアプリはデータ消費なしで使い放題。キャリア品質なのに格安SIMより割安です。通話重視なら、無制限かけ放題を利用できます。
月額料金 | 初期費用・解約金 | iPhone販売 |
---|---|---|
990円~ | 0円 | なし |