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VoLTEとは?VoLTE対応端末の確認方法【auは注意点あり】

VoLTEとは?対応端末の調べ方

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この記事のポイント

  • VoLTEとはLTEを使った音声通話サービスで、3G回線より通話品質が良く通話中もデータ通信ができる
  • VoLTE対応端末の確認は、各キャリアの専用ページにて調べる(iPhoneは6から対応)
  • VoLTE対応端末でau系の格安SIMを使うときは、au VoLTE対応SIMで契約する

「VoLTEって何?対応端末はどうやって確認できるの・・?」

近年、当たり前になりつつあるVoLTE(ボルテ)の音声通話サービス。一体どのようなメリットがあるのか気になりますよね。

この記事では、VoLTEとは何か徹底解説。VoLTE対応端末の確認方法も説明していきます。

1.VoLTEとは?

VoLTEって、どんなサービスですか?

LTE回線を使った、高音質な音声通話サービスよ。

VoLTEとは、Voice Over LTEの略でLTEを使った音声通話サービスを意味します。これまでは、音声通話が3G回線でデータ通信はLTE回線に分かれていました。

この状態だと、通話の際に3G回線へ切り替えるため応答に余計な時間がかかっていました。また、音声通話中にデータ通信ができない欠点も。

VoLTEならLTE回線で音声通話を行うため、回線切り替えはなし。その結果、発信・着信のレスポンスが早くなり、音声通話中もデータ通信ができるようになりました。

3Gより回線品質が向上するため、高音質な通話を楽しめるのもメリットです。

ちなみに、VoLTE用の回線(帯域)はデータ通信用とは別に確保されているため、回線混雑による品質低下の心配もありません。

[safe title=”POINT”]VoLTEの利用にオプション料金はかからない[/safe]

VoLTEの機能

VoLTE VoLTE非対応
回線 LTE 3G
通話品質 クリア こもりがち
通話中のデータ通信 不可

2.VoLTE対応端末の確認方法

VoLTE対応端末かどうか、どこで調べられますか?

キャリアごとに端末リストのページがあるわ。

VoLTE対応端末(対応機種)は、各キャリアの対応リストページにて確認できます。

VoLTE対応端末一覧

iPhone シリーズは、iPhone6/6 Plus以降でVoLTE対応。その他の機種は、2014年以降からVoLTE対応端末が出始めています。



3.au系の格安SIMはVoLTE対応・非対応に注意

au系の格安SIMでVoLTE対応端末を使うとき、注意点があるって聞きました。

ええ、VoLTE対応SIMを使わないとデータ通信ができないの。

VoLTE対応端末をau系の格安SIMで使う場合、VoLTE用SIMを選ばなくてはなりません。

au VoLTE対応SIMの選択

auのVoLTE対応端末は「au VoLTE対応SIM」を選ぶ

MEMO

格安SIMによっては、VoLTE用マルチSIMなど表記が一部変わる

ドコモ・ソフトバンク系の格安SIMは、通常のSIMカードを選択してもauのVoLTE対応端末を利用できます。

通信規格の関係で、au系の格安SIMだけ特別対応が必要な点にご注意を。間違えて注文すると、SIMカード交換費用(2000円~3000円)が発生します。

4.ドコモ・ソフトバンクはVoLTE(HD+)でさらに高音質

VoLTE(HD+)?

通常のVoLTEを超えるサービスよ。

ドコモとソフトバンクは、VoLTEよりさらに高音域をカバーしたVoLTE(HD+)を提供しています。

VoLTE(HD+)の周波数帯VoLTE(HD+)の周波数帯

カバーする周波数帯

  • VoLTE:50Hz~7kHz
  • VoLTE(HD+):50Hz~14.4kHz

音声コーデック技術EVS(Enhanced Voice Services)で実現したVoLTE(HD+)。実際に、聞いてみたほうが、どれほど高音質か理解できるでしょう。

VoLTE(HD+)の音質

通常通話はこもった感じですが、VoLTE(HD+)でかなりクリアになっていることが分かりますね。

VoLTE(HD+)は、端末と回線が対応していれば無料で利用できます(通常の通話料はかかる)。

VoLTE(HD+)が適用されていると、着信・発信中にHD+のマークが表示されるので確認してみましょう。

VoLTE HD+のマーク

VoLTE(HD+)のマーク

なお、auはVoLTE(HD+)に非対応なのでご注意を。

[note title=”TOPIC”]

iPhoneシリーズは、iPhone 11からVoLTE(HD+)に対応

※iPhone SE(第2世代)も対応

[/note]

5.VoLTE対応端末の使い方

どうやって、VoLTE通話が使えますか?

とくに操作することはないけど、利用条件に注意が必要よ。

VoLTE通話を利用するには、お互いVoLTE対応端末でさらに同キャリアであることが条件です。ドコモであれば、相手もドコモユーザーでなけばVoLTEになりません。

格安SIMなら使用する回線の種別(ドコモ・au・ソフトバンク)が同キャリアである必要があります。

利用条件を満たせば、通常発信するだけで自動的にVoLTE通話に切り替わります。特に、使い方はありません。

なお、回線が同じでもLTEエリア外の場合はVoLTEにならないのでご注意を。どちらかがLTEエリア外なら3G回線での通話に切り替わります。

6.まとめ

VoLTE対応端末は簡単に確認できるので、ぜひ調べてみましょう。

近年は、VoLTE(HD+)の登場でますます高音質になっています。もはやVoLTEが普通の音質に聞こえるほどです。

お互いが同キャリアでVoLTE対応端末なら、VoLTE通話を無料で利用できますよ。

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