この記事のポイント
- 格安スマホの初期設定は、SIMカードの挿入とAPN設定を行う
- APN設定は手順通り進めれば初心者でも5分以内に終わる
「格安スマホの初期設定って難しそう・・」
大手キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)と違い、格安スマホ(格安SIM)は自分で初期設定を行います。専門知識が無いと難しそうと感じますよね。
結論から言うと格安スマホの初期設定はとても簡単です。初心者でも5分くらいで終わります。
この記事では、格安スマホの初期設定ついて詳しい手順を解説していきます。
1.難しい?格安スマホ(格安SIM)で必要な初期設定は2つ
格安スマホ(格安SIM)では、開通手続きが終わったあと最後に初期設定を行います。必要な作業は以下の2つです。
初期設定
- SIMカードの挿入(1分)
- APN設定(3~5分)
※APN設定は、端末セットで契約した場合は不要
心配なのはAPN設定(ネット接続に必要な情報を入力)でしょう。難しそう・・と感じるかと思いますが、初心者でも5分以内に設定できます。
なお、格安SIM販売のSIMフリースマホとセット契約した方は、APN設定は不要です(あらかじめ設定済み)。
初期設定のイメージ
2.SIMカード挿入の手順
SIMカードは台紙から手で丁寧に切り取ります。
SIMサイズは、標準(ミニ)SIM・マイクロSIM・ナノSIMの3種類です。端末によって適合するサイズが異なるので注意してください。
iPhoneはナノSIMです。
切り取ったSIMカード
端末に挿入する時は、SIMカードの向きに注意しましょう。Androidは、microSDカードの挿入口に差し込まないよう気を付けて下さい。
SIMスロットの位置は端末によって異なります。端末の裏蓋か側面のトレイを開くパターンが多いです。
iPhoneは、SIMピンで側面のSIMスロットを開けましょう。
[safe title=”POINT”]端末の電源は切っておく[/safe]SIMスロット(iPhone)
新しいSIMカードをSIMトレイに載せ替えます。
SIMトレイに載せ替え
カチッと音がするまで差し込めば完了です。
SIMカードの挿入
次に、APN設定へ進みます。
3.APN設定の手順
SIMカードを挿入できたら、APN設定を行います。モバイルデータ通信をOFFにしている方は、事前にONにしておきましょう。
iPhone
iPhoneはAPN構成プロファイル(APN情報が詰まったファイル)をインストールすることで設定を行います。
事前準備としてWi-Fi環境が必須です。自宅にWi-Fi環境が無い方は、近くの無料Wi-Fiスポットを探してください。
Wi-Fi接続:「設定」→「Wi-Fi」→ 接続先のネットワーク名をタップ
準備ができたら、以下の手順で設定していきましょう。
ブラウザはSafariを使用しましょう。他のブラウザだと正常にダウンロードできない場合があります。
APN構成プロファイルのダウンロードURLは、契約先の携帯会社にてお知らせが届いているはずです。
ダウンロードURLにアクセスすると、APN構成プロファイルのインストール画面が自動的に立ち上がります。
そのまま「インストール」をタップしてください。
普段使っているiPhoneのロック解除ナンバーを入力します。
このあと、APN構成プロファイルのインストールが始まります。
以上で完了です。正しくインストールされたか確認するには、「設定」→「一般」→「プロファイル」をタップしてください。
成功なら、インストールしたばかりのAPN構成プロファイルが表示されているはずです。iPhoneでインターネットに接続できるかチェックしてみましょう。
[note title=”TOPIC”]楽天モバイル(楽天アンリミット)でAPN設定する場合は、「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信ネットワーク」をタップ。
「モバイルデータ通信」と「インターネット共有」の欄に「rakuten.jp」と入力して下さい。
[/note]使用していないAPN設定は削除しておく
iPhoneはAPN情報を2社以上同時に保存することができません。他社に乗り換える際は、以前使っていたAPN情報を削除しておきましょう。
削除方法は、「設定」→「一般」→「プロファイル」から該当のAPNを選んで「削除」をタップするだけです。
iPhoneのAPN設定(構成プロファイルのインストール)ができないときの対処法
Android
AndroidはAPN情報を手動入力して設定します。詳しい設定手順は以下の通りです。
※端末によって項目名が変わります
APN情報は以下の項目を入力します。
- 名前
- APN
- ユーザー名
- パスワード
- 認証タイプ
※入力すべき情報は、格安SIMから送られるマニュアルに記載されている
以上で完了です。
4.どうしても初期設定ができないなら有料サポートを利用しよう
格安スマホ(格安SIM)の初期設定をどうしてもできない、あるいは両親に誰か手伝ってほしい・・そんなときは有料サポートを活用しましょう。
格安スマホの有料サポートは、電話・訪問の2種類があります。訪問サポートは専門スタッフが自宅まで来てくれて、初期設定を代行してくれます。
初期設定以外も、各種アプリの設定やメールの使い方など教えてくれますよ。
訪問サポートありの格安SIM
- BIGLOBEモバイル:無料
- mineo:9000円
- ワイモバイル:3000円+メニュー料金
通常は有料サービスの訪問サポートですが、BIGLOBEモバイルなら無料で利用可能です。
5.まとめ
格安スマホ(格安SIM)を利用するには、初期設定としてSIMカードの挿入とAPN設定が必要です。
難しそうと感じますが、実際やってみると簡単です。機械音痴でも5分かからず終わりますよ。
どうしても初期設定が難しい場合は、無理せず有料サポートの活用を検討しましょう。
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