どんなときもWiFiは2020年4月に新規受付を停止しました。そのため、どんなときもWiFiに変わるポケットWi-Fiは以下がおすすめです。
速度重視で長く使うなら
安く短期契約したいなら
ポケットWi-Fiの中でも、物凄い勢いでユーザー数を伸ばし続けるどんなときもWiFi。
次世代通信規格クラウドSIMを採用して、地方はもちろん海外でも使える利便性が支持されています。低価格ながら通信速度が速いとの口コミも。
ですが、本当に評判はいいのか?デメリットはないのか?色々と気になりますよね。
今回は、どんなときもWiFiを徹底調査。SNSの口コミから注意したいデメリットまで詳しく考察しました。
実際に使ったことで分かった、どんなときもWiFiがおすすめな人までまとめています。ぜひ、参考にして下さいね。
1.はじめに:どんなときもWiFiとは?
どんなときもWiFiは、クラウドSIMの技術を使った次世代のポケットWi-Fiです。テレビCMで見たことがある人もいるのではないでしょうか。
一番の特徴は、利用できるデータ容量が無制限であること。好きなだけ、ネットを楽しめます。
また、国内だけでなく海外でも使える点、au・ドコモ・ソフトバンクの電波を掴むので回線が途切れにくいメリットなどがあります。
月額料金は、クレジットカード支払いなら3480円からとリーズナブルです。
サービス提供は10年以上通信業界に携わる株式会社 グッド・ラック。どんなときもWiFiの他には、NEXT mobile・ONE MOBILE・モバレコAirなど提供しています。
どんなときもWiFiの基本情報
月額料金 | 1~24ヶ月:3480円 25ヶ月~:3980円 ※クレジットカード払いの場合 |
---|---|
支払い方法 | クレジットカード 口座振替 |
違約金 | 0~12ヶ月:19000円 13~24ヶ月:14000円 26ヶ月~:9500円 ※更新月は0円 |
データ容量 | 無制限 |
端末 | D1 ※レンタル無料 |
通信速度 | 下り最大:150Mbps 上り最大:50Mbps |
同時接続台数 | 5台 |
回線 | au・ドコモ・ソフトバンク |
海外利用 | 可 (料金別プラン) |
運営会社 | 株式会社グッド・ラック |
2.ユーザーの評判を調査してみた
ここでは、実際にどんなときもWiFiを使うユーザーの評判を調べてみました。
通信速度が速い
どんなときもwifiの結果②
ダウンロード速度: 43.52Mbps(速い)
アップロード速度: 15.42Mbps(速い)https://t.co/LECVYGU3VR— ねももん (@_1103103_) 2019年6月2日
どんなときもWiFiが届いたので、早速設定。
速度は下り15~35、上り10~25の範囲で結構コロコロ変わるけど、普通に使う分には問題なさそう。あとは、明日以降、持ち出した時にどうかかな…
— KT@元社畜マン (@GT_KT_0220) 2019年6月4日
どんなときもwifi、wimaxなんかより使いやすい、今どき通信速度多少遅くても苦にならんね、40mbpsでるもんね、それより通信エリア優先で圧倒的にキャリアを使ってるどんなときもwifiがつよい#どんなときもWiFi
— tntn (@tknk_tg) 2019年6月4日
バッテリー持ちがいい
どんなときもWi-Fi1ヶ月くらい使ってるけど繋がりやすいのはいい!あと何よりバッテリーがすごい。#どんなときもWiFi
— りんご (@Applesukisuki2) 2019年6月4日
3日間の速度制限が無い
どんなときもWiFi
3日で10GBの制限ないから使いやすい。#どんなときもWiFi— ゼブラ (@7cYaEoBB3OJcXrf) 2019年6月4日
使い勝手がいい
#どんなときもWiFi を契約してみた.比較的高速で縛り無しなのは評価できる.
— 髭犬 (@higeinu_com) 2019年6月4日
どんなときもWiFi、最高!
ストレスフリー!— 三流シェフ (@uchida1982) 2019年6月3日
たまに電波が途切れる
#どんなときもwifi
スピードテストはいつも爆速ですが
いきなり電波が遮れることが多いです。
毎日このような現象があるのでストレスがあるので解約を申し込もうとすると解約金19000円笑(詐欺かよ)
ちなみにゲームには絶対向かないです!
電波が途中で遮断されますので負けまくり。— Takahiro (@stm2y1) 2019年6月4日
またまたどんなときもWiFiが落ちました(´;ω;`)
— しぇみTwitch(●´ω`●) (@SyeMi74) 2019年6月1日
まず、通信速度は30~40Mbpsくらいとの口コミが多数。WEBサイト閲覧はもちろん、動画も普通に高画質で再生できます。
スマホと違い、あらゆる通信機器に同時接続(5台まで)できる点も魅力です。
また、繋がりやすさに関する口コミも好評。他のポケットWi-Fiでは、速度が速くても地方で全然繋がらない・・といったことが頻繁にあります。
その点、どこでも繋がるどんなときもWiFiは、使い勝手に優れていると言えます。
一部の悪評では、たまに電波が途切れるとの意見も。原因はau・ドコモ・ソフトバンクエリアの電波を切り替える際に、一瞬途切れているのだと推測されます。
3.実際にどんなときもWiFiの速度を測ってみた
どんなときもWiFiの通信速度は、本当に評判通りなのか。実際に計測してみました。
以下、各地点での計測結果まとめです。
上記の数値から平均を割り出すと、どんなときもWiFiの平均速度は17.4Mbpsでした。
調子のいいときは、30Mbpsオーバー。調子の悪いときでも、5Mbpsを下回ることはなかったです。
最低5Mbpsあれば、オンラインゲームや高画質動画は楽しめるので、問題ありません。
今回は、都市部の調査が主でしたが、どんなときもWiFiは大手キャリアの回線を使うので、地方でもほぼ変わらない測定値となるでしょう。
どんなときもWiFiは遅い?実測値から平均速度を算出してみた
4.ここが凄い!どんなときもWiFiのメリット3つ
どんなときもWiFiには以下のメリットがあります。
それぞれ見ていきましょう。
①データ容量が無制限
どんなときもWiFiは、データ無制限で使い放題です。プランも無制限のみ。7GBプランなどはありません。
また、3日間の通信制限もありません。普通、3日で10GB以上など、大容量のデータ消費を行えば通信制限がかかります。
しかし、どんなときもWiFiには3日間の通信制限ルールはなし。
度を超えた違法ダウンロードなどを行わない限り、データ通信は使い放題です。
②同じ端末のまま海外で利用できる
通常、海外でWi-Fiルーターを使う場合は、海外用のモデルを別途契約する必要があります。
しかし、どんなときもWiFiなら端末はそのままで、しかも申請もなしで海外に持ち込めます。
海外での利用料金
- アジア・オセアニア・ヨーロッパ・北米:1280円/日
- 中東・南米・アフリカ:1880円/日
韓国・香港・中国・台湾・マカオ・オーストラリア・ニュージーランド・シンガポール・タイ・ベトナム・マレーシア・フィリピン・インドネシア・カンボジア・ミャンマー・ラオス・ネパール・インド・スリランカ・バングラデッシュ・カザフスタン・モンゴル・パキスタン・グアム・サイパン・フィジー・オーストリア・ベルギー・スイス・チェコ・ドイツ・スペイン・フィンランド・フランス・ギリシャ・イタリア・オランダ・ポルトガル・ロシア・スロベニア・トルコ・リヒテンシュタイン・モナコ・キプロス・ハンガリー・ラトビア・ポーランド・スウェーデン・ウクライナ・エストニア・クロアチア・アイルランド・リトアニア・ルクセンブルク・セルビア・ノルウェー・アルバニア・デンマーク・スロバキア・イギリス・サンマリノ・バチカン市国・ブルガリア・アイスランド・マルタ・ルーマニア・オーランド諸島・アメリカ・カナダ
UAE・カタール・ヨルダン・イスラエル・サウジアラビア・イエメン・バーレーン・コロンビア・ウルグアイ・ブラジル・アルゼンチン・ベネズエラ・パナマ・ドミニカ共和国・コスタリカ・エクアドル・グアテマラ・ペルー・ボリビア・チリ・ニカラグア・エルサルバドル・メキシコ・プエルトリコ・南アフリカ共和国・ケニア・モロッコ・エジプト・西サハラ・タンザニア・ザンビア・チュニジア・アンゴラ・アルジェリア・ガーナ・ナイジェリア・モーリシャス
世界で107カ国もカバーしているので、頻繁に海外へ行く方は重宝します。なお、海外に行ってもどんなときもWiFiを使用しなければ利用料金はかかりませんよ。
海外向けの補償が無料で付く
海外にWiFiルーターを持ち込むと、盗難の心配がありますよね。どんなときもWiFiでは、海外での盗難・紛失に対する補償が付いています。
もし端末が無くなっても、中古品にはなりますが新しい端末を送ってくれますよ。
③とにかく繋がりやすい
どんなときもWiFiでは、クラウドSIMという次世代の通信規格を利用しています。
SIMカードを挿さないクラウドSIMは、利用エリアによって一番繋がりやすい大手キャリアの回線(au・ドコモ・ソフトバンク)を選択します。
例えば、auが繋がりやすいエリアならau回線に、ソフトバンクが繋がりやすいエリアならソフトバンク回線に自動接続される仕組みです。
従来なら、物理的にSIMカードを差し替えないと回線の切り替えができませんでした。
ですが、バーチャル空間でSIMカードを入れ替えるクラウドSIMなら、自動で回線切替ができるというわけです。
スマホも、今後はクラウドSIMに移行すると思われますが、どんなときもWiFiは一足先にこの次世代通信システムを取り入れているのです。
3キャリアOK!どんなときもWiFiの対応エリアが最強すぎる
どんなときもWiFiは繋がらない?本当か山に行って確かめてみた
5.ここが惜しい!どんなときもWiFiのデメリット3つ
どんなときもWiFiには、以下のデメリットがあります。
こちらも詳しく見ていきましょう。
①2年以内の解約は違約金が高い
どんなときもWiFiは、2年契約が基本となります。2年以内に解約すると、違約金が発生するため、注意が必要です。
契約期間 | 違約金 |
---|---|
12ヶ月まで | 19000円 |
13~24ヶ月 | 14000円 |
25ヶ月目 (契約更新月) |
0円 |
26ヶ月目以降 | 9500円 |
初年度の違約金は19000円。かなり高いです。2年目も14000円と高額で、2年を過ぎたら9500円となります。
違約金0円で解約できるタイミングは、2年に一度の契約更新月のみ。たった1ヶ月しかありません。
26ヶ月目からは、自動更新となります。また2年、違約金が設定される流れです。
どんなときもWiFiの解約ルールは携帯電話に似ています。俗にいう2年縛りですね。携帯電話は契約更新月が2ヶ月ありますが、どんなときもWiFiは1ヶ月と短いです。
②ギガ速ではない
どんなときもWiFiで選べる端末は1種類、D1となります。
シンプルでおしゃれな見た目。ストラップも付けられます。
D1
操作方法は電源ボタンのみ。電源を入れると、自動でWi-Fiに繋がります。
D1のスペック
通信速度 | 下り最大:150Mbps 上り最大:50Mbps |
---|---|
連続通信時間 | 12時間 |
同時接続台数 | 5台 |
重量 | 151g |
スペックで少し残念なのが通信速度です。下り(ダウンロード)の最大速度は150Mbps。
もちろん、この速度でも十分すぎるのですが、最近のポケットWiFiでは1Gbpsを超える端末も出てきています。
「WiMAX」のW06なら1.2Gbps、ひと世代前のW05でも440Mbpsを超えるスピードです。
どんなときもWiFiのU2sも、がっかりするほど遅いわけではありませんが、トップクラスの端末と比較すれば、やや見劣りしてしまいます。
③端末はレンタルなので返却が必要
どんなときもWiFiの端末は、購入ではなくあくまでレンタルとなります(レンタル代はかからない)。そのため、解約後は返却が必要です。
返却期限は、翌月5日まで。送料は自己負担で、指定の住所に送ります。もし返却に遅れると、ペナルティとして18000円を請求されます。
絶対に請求すると明記していないので事情を説明すれば回避できるかも知れませんが、それにしても高いペナルティです。
翌月5日までなので、月末解約なら5日しか返却期限がありません。十分に注意しましょう。
5.どんなときもWiFiがおすすめな人とは?
どんなときもWiFiは、ずばり以下の人におすすめです。
- ひとり暮らしなので、自宅に固定回線は必要ない
- 回線工事なしで今すぐWi-Fiが欲しい
- データ残量を気にせず、思いっきりゲーム・動画を楽しみたい
- 旅行が好きで海外にもよく行く
- 転勤が多いので、回線契約はWi-Fiルーターがいい
上記のうち、一つでも当てはまればどんなときもWiFiがおすすめですよ。
逆におすすめでないのは、自宅に固定回線を引きたい人。 とくに家族がいる場合は、みんなで使える光回線の方がいいでしょう。
自宅で仕事をしている方も、Wi-Fiルーターより光回線から有線接続したほうがいいです。
6.【朗報】月額料金はキャンペーン適用で3500円以下に
どんなときもWiFiの基本料金は4410円。ここから、キャンペーンが適用されて値引きされます。
- 1~24ヶ月目:3480円
- 25ヶ月目以降:3980円
- 1~24ヶ月目:3980円
- 25ヶ月目以降:4410円
支払い金額の確認画面
ご覧の通り、月額料金はクレジットカード払い・口座振替払いで変わります。
クレジットカード払いはかなり優遇されていますね。最初の2年は3480円なので、930円も安いです。
なお、最初の請求に限り初期費用(契約事務手数料)として3000円かかります。
ちなみに、WiMAXの通常価格は4380円。プロバイダのキャッシュバックを最大限に利用して、ようやく実質月額が3500円を切ります。
どんなときもWiFiなら、クレジットカード払いを選択するだけで3500円以下に。口座振替でも4000円を切るコスパの良さです。
どんなときもWiFiはキャンペーン適用で毎月930円安くなる
どんなときもWiFiの支払い方法とは?口座振替は注意点が多いので要確認
7.【図説】どんなときもWiFiの契約方法
どんなときもWiFiは、オンラインにて5分で契約できます。
料金プランも端末もひとつなので、非常にシンプルです。また、発送スピードも早いですよ。
平日13時、土曜日11時までの申し込みなら当日発送してくれます。
関東エリアなら翌日、九州・沖縄・北海道は3日後、その他の地域は翌々日に端末が到着します。
詳しい申し込み手順は以下のとおりです。
ページ下部にスクロールして「お申込みはこちら」をタップしましょう。
支払い方法はクレジットカード・口座振替から選択。端末カラーはグレー・ゴールドから選択します。料金プランと端末は1種類なので選択不要です。
オプション・サポートは不要なら無視して構いません。ページ下部の「次のページへ進む」をタップしましょう。
名前、住所を正確に入力してください。
支払い情報と簡単なアンケート(任意)を入力したら、「次のページへ進む」をタップしましょう。
入力した情報に間違いはないか確認してください。問題なければ、注意事項にチェックを入れます。
「重要説明事項について」「契約約款について」の両方にチェックを入れます。最後に、「この内容でお申込みする」をタップすれば申し込み完了です。
申し込みが終わると、簡単な「審査」があります。とくに問題なければ、黒い箱に包まれてどんなときもWiFiが到着。
SIMカードの入れ替えなど、面倒な初期設定は一切なし。充電して電源を入れれば、すぐにネットが使えますよ。
8.【まとめ】データ無制限を楽しもう
この記事では、どんなときもWiFiについて詳しく解説してきました。
どんなときもWiFiはクラウドSIMを採用しているため、大手キャリアのどの回線でも繋がります。 実際、口コミでも繋がりやすさの評価は高かったです。
確かに通信速度は速いけど、ちょっと移動したら電波が途切れる・・。そんな不便なポケットWi-Fiとは、まったく違いますよ。
逆にデメリットとしては、解約金の高さと端末の性能が最高スペックでないこと。
ただ、解約金は他のポケットWi-Fiと同水準で、端末スペックもとくに大きな問題はありません。実測値で40Mbpsも出れば十分です。
とくに、キャッシュバックなど派手なキャンペーンはありませんが、クレジットカードで契約すれば、月額4410円が3480円になりますよ。
申し込みはオンラインから5分。早ければ、翌日から利用可能です。
総合まとめ
通信速度
- 平均17.4Mbps
月額料金
- クレジットカード:1~24ヶ月 3480円、25ヶ月目以降 3980円
- 口座振替:1~24ヶ月 3980円、25ヶ月目以降 4410円
メリット
- データ容量は無制限
- 同じ端末のまま海外で利用できる
- クラウドSIMの仕組みで、とにかく繋がりやすい
デメリット
- 2年以内の解約は違約金が高い
- 端末はかっこいい、だけどギガ速ではない
- 端末はレンタルなので返却が必要
おすすめな人
- ひとり暮らしなので、自宅に固定回線は必要ない
- 回線工事なしで今すぐWi-Fiが欲しい
- データ残量を気にせず、思いっきりゲーム・動画を楽しみたい
- 旅行が好きで海外にもよく行く
- 転勤が多いので、回線契約はWi-Fiルーターがいい