どんなときもWiFiは2020年4月に新規受付を停止しました。そのため、どんなときもWiFiに変わるポケットWi-Fiは以下がおすすめです。
速度重視で長く使うなら
安く短期契約したいなら
どんなときもWiFiは、理論値だと下り150MbpsのポケットWi-Fi(Wi-Fiルーター)です。
ですが、ご存知の通り、理論値通りの速度が出るポケットWi-Fiなんてありません。 大体10分の1に落ちるのが普通です。
どんなときもWiFiの速度は、実測値だと遅いのではないか?
そんな疑いがかかるのも無理はありません。
そこで今回は、あらゆる場所でどんなときもWiFiの通信速度を測定。偏らないように、人が多い場所・少ない場所に分けて測定してみました。
体感速度の感想もレポしていくので、ぜひ参考にして下さいね。
1.どんなときもWiFiは遅い?実際に速度を計測してみた
どんなときもWiFiが遅いのでは?と心配するのは誰もが同じ。
そこで、実際にあらゆる場所で速度測定してみました。そして、最後には平均速度を算出してみます。
[safe title=”POINT”]ポケットWi-Fiの速い・遅いの基準は5Mbpsが分かれ目。5Mbpsあれば、高画質動画の再生やオンラインゲームでも問題ない。[/safe]1-1.観光地や駅など人が多い場所で測定
まずは、人が多い場所を中心にどんなときもWiFiの速度を測定。
国内トップクラスの利用者数を誇る横浜駅。結果は9.59Mbpsでした。
少し位置をずれると・・。
今度は26.7Mbps。同じ駅内でも計測場所によって速度が変わります。
観光地の赤レンガ倉庫へ。
結果は10Mbps。悪くない数字です。
少し離れて、みなとみらいを見渡せる大さん橋へ。
ここは、19.6Mbpsでした。まずまずのスピードです。
趣向を変えて東京ディズニーシーで計測してみましょう。
31.4Mbpsの爆速。
人気アトラクション「タワーオブテラー」の前で計測。
こちらは14.1Mbps。いい感じです。
1-2.公園や山間部など人の少ない場所で測定
次は、都市部や観光地を外して、人の少ない地域で計測してみます。
まずは公園から。
19.1Mbps、かなりのスピードでした。
お次は山間部へ。山に登って速度を測ってみます。
結果は19.0Mbpsでした。もっと高く登りましょう。
山頂では、さすがに7.1Mbpsまで落ちました。 ですが、この場所で5Mbpsを超えるなら十分です。
1-3.【測定結果まとめ】平均速度は17.4Mbps
これまで測定してきた結果をまとめてみましょう。
上記の数値から平均を割り出すと、どんなときもWiFiの平均速度は17.4Mbpsでした。
さらに測定場所を増やしても、17.0~18.0Mbpsに収まり平均値はあまり変わらないでしょう。
口コミ調査でも、大体17Mbps前後の速度が多かったです。大手キャリアのLTE回線を使うため、地方・都心に関わらず、ほぼ同じ数値に当てはまるはずです。
さすがのどんなときもWiFiも、特定の悪条件が重なれば極端に速度が落ちます。詳しくは「どんなときもWiFiが繋がらない」の記事を参考にして下さい。
2.結果:どんなときもWiFiは全然遅くない(オンラインゲームも快適)
どんなときもWiFiは、WiMAX 2+が掲げる100Mbps以上のような飛び抜けた数値ではありませんが、体感速度として十分過ぎるスペックでした。
17.4Mbpsの平均速度があれば、用途として何も困ることはありません。
事実、公園でオンラインゲームをプレイしてみましたが、普通に快適でした。
もちろん、自宅の光回線(我が家はNURO光)と比べてしまえば遅いのですが、同じポケットWiFiサービス、あるいは街中の無料WiFiと比べれば、どんなときもWiFiがかなり高速であることが分かります。
Youtubeも途中で途切れることなく最後まで再生できました。
3.【まとめ】どんなときもWiFiの体感速度は良好でした
この記事では、どんなときもWiFiの速度について本当に速いのか?実は遅くないのか?詳しく検証してきました。
結果は、測定場所によってバラバラとはいえ、平均で17.4Mbpsを記録。
ポケットWiFiとしては、5Mbpsもあれば十分なので、まったく速度に問題ないことが分かりました。
スピードテストの結果だけでなく、実際にオンラインゲームや動画再生を行った場合も問題なし。外出先で、快適な通信環境を手にすることができますよ。