Y!mobile(ワイモバイル)では複数のSIMカードを使い分けるシェアプランを利用できます。
一つの契約でデータシェアできるため、非常に便利です。ただし、家族では使いにくいサービス内容となっているため注意が必要です。
この記事では、ワイモバイルのシェアプランについて徹底解説。シェアプラン契約時の、毎月の維持費など気になる点も説明していきますよ。
ぜひ、参考にして下さいね。
1.はじめに:Ymobile(ワイモバイル)のシェアプランとは?
1-1.最大3枚のSIMカードにデータ容量をシェアできる
ワイモバイルのシェアプランは最大で3枚まで(親回線を入れると最大4枚)データシェアが可能です。
シェアプランの仕組み
上記の例では親回線(メインのスマホ)9GBのうち、5GBを子回線(タブレットなど)にシェアしています。
シェアプランは、通常の料金プランに加入したあと、別途申込みを行うことで利用できるようになります。
なお、シェアプランを使っても通信速度は遅くなりません。
[note title=”TOPIC”]シェアプランと似たサービス「データプランシェア」は2019年9月で終了[/note]1-2.【注意】家族で利用するのは不向き
データ容量を分け合えるシェアプランですが、家族で利用するのは不向きです。
ワイモバイルのシェアプランは、子回線がすべて音声通話機能のないデータSIMとなります。
そのため、LINEなどアプリ経由の通話なら可能ですが、通常通話は使えません。家族で乗り換えるには厳しいでしょう。
音声通話機能ありでシェアできる、家族向きのシェアプランを使いたい場合は、ワイモバイルを諦めて別の格安SIMを選びましょう。
2.シェアプランの利用料金・維持費
ワイモバイルでシェアプランを利用する際は、各プランの月額基本料金とシェアプラン利用料が必要です。
各プランの月額基本料金+シェアプラン利用料
※追加SIMの枚数(1~3枚)で料金は変わらない
詳しい料金体系は以下の通りです。
シェアプランの利用料金
スマホベーシックプラン | 月額基本料金 | シェアプラン 利用料 |
合計 (維持費) |
---|---|---|---|
S(3GB) | 1980円 | 980円 | 2960円 |
M(9GB) | 3680円 | 490円 | 4170円 |
R(14GB) | 4680円 | 490円 | 5170円 |
L(7GB) | 3696円 | 0円 | 3696円 |
※月額基本料金は新規割適用の価格
※旧プラン(スマホプランS/M/L・データプランS/L)でも利用可
ワイモバイルのシェアプランはSIMカード毎にかかるSIM追加手数料や初期費用が無いため非常にシンプルです。
また、シェアするSIMカード枚数で利用料金が変わらないのも特徴的です。
最安はスマホベーシックプランSの2960円となります。
[safe title=”POINT”]利用開始月はどのプランも最大3GBまでのシェアとなる[/safe]なお、スマホベーシックプランM/RとデータベーシックプランLは、シェアプランセット割が自動で適用されます。
シェアプランセット割
- スマホベーシックプランM/R:シェアプラン利用料 980円 → 490円
- データベーシックプランL:シェアプラン利用料 980円 → 0円
3.ワイモバイルのシェアプランがおすすめな人とは?
ワイモバイルのシェアプランは、以下に当てはまる方におすすめです。
- タブレット(iPadなど)と2台持ちしたい
- アプリ専用のサブ機を作りたい
- データ容量を無駄に余らせたくない
子回線のSIMカードに電話番号が割り当てられないワイモバイルのシェアプランは、家族で利用するには難しいでしょう。
そのため、一人で複数のSIMカードを使い分けたい方におすすめです。
最も向いているのが、iPadなど「タブレット」を2台持ちしたい方。使い方は、親回線をスマホにして、シェアプランで使う子回線のSIMカードをタブレットに挿入します。
これで、一つの契約でスマホとタブレットを利用することが可能です。別々にSIMカードを分けて契約するよりお得ですよ。
その他、別途購入したSIMフリースマホでアプリ専用のサブ機を作りたい方、データ容量を余らせたくない方にもシェアプランはおすすめです。
ワイモバイルは「データ容量の繰り越し」に対応していないので、無駄なくデータ容量を使い切るならシェアプランを使った方がいいですよ。
4.シェアプランはワイモバイルショップから申し込める
ワイモバイルのシェアプランは「ワイモバイルショップ(店舗)」で手続きを行う必要があります。オンラインストア、My Y!mobile、電話からは申し込みできません。
申し込みの際は、親回線・子回線の名義が同一人物であることが条件となります。
なお、解約時の違約金は発生しないので安心してください。
新規契約時にシェアプランを申し込まなかった場合は、SIMカードを追加するごとに契約事務手数料3000円がかかる
5.【まとめ】一つの契約で複数のSIMカードを使い分けたいときに便利
この記事では、Y!mobile(ワイモバイル)のシェアプランについて詳しく解説してきました。
シェアプランは最大3枚までSIMカードを追加することができます。
通話機能がないため家族で使うには難しいのですが、一人で複数の通信機器を使う場合には重宝できるサービスです。
タブレットや手元にスマホが余っているなら、シェアプランの利用を検討してみましょう。
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