この記事で分かること
- HUAWEI P40 lite 5Gのメリット・デメリット
- HUAWEI P40 lite Eとの比較
- どんな人に向いている端末なのか?
HUAWEI P40 lite 5Gは中国のスマホメーカーHUAWEIから発売されているSIMフリースマホです。
約4万円という手頃な価格ながら、次世代通信「5G」に対応しています。2020年7月現在、国内で手に入る5G対応端末としては最安クラス。5Gを試しに使ってみたい人におすすめです。
2年前のハイエンドモデルに匹敵する処理性能を持ち、高性能なクアッドカメラを搭載するなどスペックも充実しています。
Googleのサービスを使えないというデメリットがありますが、それを除けば驚異的なコストパフォーマンスです。
本記事ではHUAWEI P40 lite 5Gのスペックとメリット・デメリットをまとめました。
1.HUAWEI P40 lite 5Gのスペック
HUAWEI P40 lite 5Gのスペックは以下の通りです。
発売日 | 2020年6月19日 |
---|---|
メーカー | HUAWEI |
重量 | 約189g |
画面 | 6.5インチ、FHD+ 2400×1080 |
OS | Android 10 |
CPU | Kirin 820 (オクタコアCPU) |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 128GB |
カメラ性能 | アウト:6400万画素+800万画素+200万画素+200万画素 イン:1600万画素 |
外部メモリ | NMカード(最大256GB) |
バッテリー容量 | 4000mAh |
本体カラー | スペースシルバー クラッシュグリーン ミッドナイトブラック |
防水 | × |
おサイフケータイ | × |
ワンセグ | × |
DSDV | 〇 |
2.HUAWEI P40 lite 5Gのメリット
HUAWEI P40 lite 5Gのメリットは以下の通りです。
①4万円台で新型iPhoneに匹敵する性能
HUAWEI P40 lite 5Gは約4万円という手頃な価格ながらスペックが高いです。
CPUのKirin 820はミドルハイクラス向けながら処理性能が高く、2年前のハイエンド向けCPU「Kirin 980」に近い性能を持っています。動作の重たい3Dゲームもサクサク快適です。
メモリは6GBと大容量、ストレージも128GBと十分な容量を積んでいます。
スペック的には昨年発売されたiPhone 11や、2020年4月に発売されたiPhone SE(第2世代)に匹敵するレベルです。
手ごろな価格でスペックが高いスマホを使いたい人にはHUAWEI P40 lite 5Gが向いています。
②最大6400万画素の4眼カメラ搭載
HUAWEI P40 liteは背面に高性能な4眼カメラを搭載しています。
4眼カメラ
- メイン:6,400万画素
- 超広角:800万画素
- マクロ:200万画素
- 被写界深度:200万画素
メインレンズは6,400万画素と画素数が高く、高精細で美しい写真を撮影できます。AIによる被写体の自動判別やポートレートモード、夜景モードなど機能性はハイエンドモデル並みです。
セカンドレンズは超広角レンズで、広い範囲を含めた写真の撮影ができます。さらにマクロレンズも積んでおり、被写体に接近したマクロ写真の撮影も可能です。
写真だけでなく、動画機能も優れています。960fpsのスローモーションや、画面を分割して通常の画面とズームの画面を両方同時に録画する「デュアルビュー動画撮影」などが利用可能です。
HUAWEI P40 lite 5Gはミドルハイクラスのスマホですが、カメラ性能はハイエンドクラスといっても過言ではありません。
③次世代の5G通信に対応
HUAWEI P40 lite 5Gは次世代の通信規格「5G」に対応しています。
大手キャリアから発売されている5G対応製品は10万円前後するハイエンドモデルばかりです。
4万円台で5Gに対応しているHUAWEI P40 lite 5Gが如何にコスパに優れているかが分かりますね。DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)対応で5G+4Gの待ち受けも可能です。
国内の5G通信はまだ利用できる範囲が狭いですが、HUAWEI P40 lite 5Gなら4G回線のSIMカードを併用してカバーできます。
4G回線をメインに使いつつ、5Gサービスも利用してみたい人におすすめです。
④4000mAhの大容量バッテリー
HUAWEI P40 lite 5Gは4000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。電池持ちが良く、バッテリー切れを気にせず利用することが可能です。
HUAWEI独自の急速充電技術「HUAWEI SuperChargeテクノロジー」に対応しています。電池がなくなっても、わずか30分で70%まで充電が可能です。
3.HUAWEI P40 lite 5Gのデメリット
HUAWEI P40 lite 5Gのデメリットは以下の通りです。
①Googleのサービスが使えない
HUAWEI P40 lite 5G最大のデメリットがGoogleのサービスが使えないことです。
GmailやGoogleカレンダーといったアプリはもちろん、Androidスマホでアプリをダウンロードする「Google Play」も使えません。
Google Playの代わりに、HUAWEIが用意しているAppGalleryからアプリをダウンロードします。
LINEやTikTokなど、日本でも人気が高い一部のアプリはAppGalleryからダウンロードすることで利用が可能です。
しかし、Google Playと比べると対応アプリは圧倒的に少ないと言わざるを得ません。
自分でアプリのインストールファイルをダウンロードしてくるなど、AppGalleryにないアプリを使う裏技もありますが初心者には難しいです。
HUAWEI P40 lite 5Gはある程度スマホに慣れている人向けと言えます。
②防水・おサイフケータイに非対応
HUAWEI P40 lite 5Gは防水とおサイフケータイには対応していません。
防水やおサイフケータイを使いたい人はAQUOS sense3やOPPO Reno3 Aがおすすめです。
4.HUAWEI P40 lite Eとの違い
HUAWEI P40 lite 5Gと同時に「HUAWEI P40 lite E」というSIMフリースマホも発売されています。名前が似ていますが、どのような違いがあるのでしょうか。
HUAWEI P40 lite 5GとHUAWEI P40 lite Eのスペックを一覧表にまとめました。
P40 lite 5GとP40 lite Eのスペック比較
HUAWEI P40 lite 5G | HUAWEI P40 lite E | |
---|---|---|
発売日 | 2020年6月19日 | 2020年6月19日 |
メーカー | HUAWEI | HUAWEI |
重量 | 約189g | 約176g |
画面 | 6.5インチ、FHD+ 2400×1080 |
6.39インチ 1560×720 |
OS | Android 10 | Android 10 |
CPU | Kirin 820 (オクタコアCPU) |
Kirin 710F (オクタコアCPU) |
メモリ | 6GB | 4GB |
ストレージ | 128GB | 64GB |
カメラ性能 | アウト:6400万画素+800万画素+200万画素+200万画素 イン:1600万画素 |
アウト:4800万画素+800万画素+200万画素 イン:800万画素 |
外部メモリ | NMカード (最大256GB) |
microSD (最大512GB) |
バッテリー容量 | 4000mAh | 4000mAh |
本体カラー | スペースシルバー クラッシュグリーン ミッドナイトブラック |
ミッドナイトブラック オーロラブルー |
防水 | × | × |
おサイフケータイ | × | × |
ワンセグ | × | × |
DSDV | 〇 | 〇 |
P40 lite 5Gはミドルハイクラス、P40 lite EはエントリーモデルということもありスペックはP40 lite 5Gが優れています。
P40 lite Eもエントリーモデルとしては処理性能が高く、SNSやブラウジングなどの普段使いや軽いゲームなら快適です。しかし、3Dゲームなど負荷の大きいアプリの利用は難しいでしょう。
P40 lite 5Gはよほど重くなければ3Dゲームもサクサク動作します。その他のアプリを使う場合もP40 lite 5GのほうがP40 lite Eより起動が速く、アプリ切り替え時のつっかかりも少ないです。
カメラについてもP40 lite 5Gは4眼カメラなのに対しP40 lite Eは3眼カメラとレンズの数が少なく、画素数も低めに抑えられています。
P40 lite Eのカメラも十分高性能ですが、P40 lite 5Gの方が上です。
また、P40 lite 5Gは名前の通り5Gに対応しています。P40 lite Eは5Gには対応しておらず、4G止まりです。
価格についてはP40 lite 5Gが4万円ほど、P40 lite Eが2万円台と大きく差があります。
スペック・カメラを重視する人や5Gを利用したい人はP40 lite 5G、価格重視ならP40 lite Eがおすすめです。
5.HUAWEI P40 lite 5Gがおすすめな人
以下のような人にはHUAWEI P40 lite 5Gがおすすめです。
- 5G対応スマホを手軽な価格で購入したい
- カメラ性能にこだわる
- バッテリー持ちを重視する
- できる限り安い価格でスペックが高いスマホを買いたい
現在国内で発売されている5G対応スマホは高額なモデルばかりです。
「5Gを利用して見たいけど、そんなに高いスマホは買えない」という人には4万円代で購入できるHUAWEI P40 lite 5Gがピッタリと言えます。
価格はお手ごろですが、4眼カメラ搭載でハイエンドモデルに負けない写真の撮影が可能です。バッテリー持ちもよく、電池持ちを気にせず使えます。
Kirin 820と6GBメモリにより3Dゲームも快適にプレイ可能です。なるべく安くゲーム用のスマホが欲しい人にも向いています。
6.この記事のまとめ
以上、HUAWEI P40 lite 5Gのスペックとメリット・デメリットについて解説しました。
HUAWEI P40 lite 5GにはGoogleのサービスを使えないという大きなデメリットがありますが、それを感じさせないほどメリットも多いです。
5G対応に4眼カメラ、さらに高性能なCPUとスペック的にはハイエンドモデルと言っても過言ではありません。それでも価格は約4万円とお手ごろです。
ミドルハイクラスのスマホとしてはトップクラスのコストパフォーマンスを誇ります。
手頃な価格で5G対応スマホを購入したい人や、スペックの高いスマホを使いたい人にはHUAWEI P40 lite 5Gがおすすめです。
おさらい
HUAWEI P40 lite 5Gのメリットは?
高性能な5Gスマホなのに、価格が安い点が一番のメリットです。
HUAWEI P40 lite 5Gのデメリットは?
Googleのサービスが使いにくい点がデメリットです。
どんな人におすすめ?
5Gスマホを安く購入したい人、カメラ性能にこだわる人におすすめです。
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