この記事のポイント
- Android One X4は日本製独自の機能が使えたりカメラ性能が高いことがメリット
- 充電器が付いていない、バッテリーやメモリの容量がやや物足りないのがデメリット
- これからAndroid One X4を購入するなら、中古で1万円以下で手に入る
「Android One X4って、どうなの・・?」
「詳しいレビューを見て、使うべきか判断したい!」
Googleが提供するシンプルで使いやすいAndroid Oneシリーズ。中でもX4は高い人気を誇りました。
2018年発売なので少し時間は経っていますが、今でも中古販売店を中心に購入できます。ワイモバイル専売でしたが、SIMロック解除すればどの携帯会社でも利用可能です。
この記事では、Android One X4についてメリットからデメリットまで徹底レビュー。スペックやお得な購入方法についても説明していきます。
1.Android One X4のスペック
まずは、Android One X4のスペックをチェックしておきましょう。
発売日 | 2018年6月7日 |
---|---|
メーカー | シャープ |
サイズ | 高さ:約151mm 幅:約71mm 厚さ:約8.9mm |
重量 | 約157g |
画面サイズ | 5.5インチ、IGZO 2160×1080(フルHD+) |
OS | Android 8.1 |
CPU | Snapdragon630 |
RAM | 3GB |
ストレージ | 32GB |
カメラ性能 | アウトカメラ:1640万画素 インカメラ:800万画素 |
外部メモリ | micro SDHX (最大400GB) |
SIMサイズ | nano SIM |
バッテリー容量 | 3100mAh |
本体カラー | オーシャンブルー パールホワイト ボルドーピンク |
デュアルSIM | ✕ |
防水 | IP68 |
おサイフケータイ | ◯ |
ワンセグ | ◯ |
GPS | みちびき対応 |
今となっては並みの性能ですが、2018年当時はなかなかのハイスペックでした。シャープ製造の日本製ということもあり、おサイフケータイやワンセグなどに対応しています。
本体ストレージは32GBですが、micro SDで最大400GBまで拡張が可能です。
2.Android One X4の外観・デザイン
Android One X4のカラーバリエーションは、以下の3種類です。
カラー
- オーシャンブルー
- パールホワイト
- ボルドーピンク
カラーバリエーション
決して種類は豊富ではありませんが、カラー選びに困ることは無いでしょう。
最も無難な色はパールホワイトです。オーシャンブルーは紫に近い色合いとなります。
デザインは、角が丸いため優しい印象を与えます。どちらかと言えば、女性的なデザインです。
ケース・カバーの充実度は?
ケース・カバーの充実度は高く、Amazonで検索しても様々な種類が見つかります。保護フィルムの使用もOKです。
なお、5.5インチのAndroid One X4は、同じシャープ製のAQUOS sense plus SH-M07のケース・カバーをそのまま使用できる場合が多いです。
3.口コミから分かるAndroid One X4のメリット
最新OSが使える
X4に限らず、Android Oneシリーズは、すべての機種で最新のAndroid OSを使えます。購入時点ではAndroid 8.1となりますが、最新版へのアップデートが可能です。
Googleフォト、Googleマップ、Googleアシスタント、Google Payなどの便利機能を最新バージョンで楽しむことができますよ。
ディスプレイが美しい
液晶技術に優れたシャープ製らしく、ディスプレイの美しさは目を見張るものがあります。5.5インチながらフルHDの画質は大迫力。
発色がいいため、動画コンテンツも鮮やかですよ。また、ハイレゾ対応なので映像だけでなく音質も抜群です。
カメラ性能が高い
1640万画素のアウトカメラと800画素のインカメラを備えるAndroid One X4。特にインカメラはセルフィーフラッシュで暗い場所でも綺麗に撮影できます。
SNS映えを重視するなら心強い機種です。GIFアニメ(ミニ動画)も簡単に作成できます。
ちなみに、2021年発売のiPhone 12の画素数は1200万です。画素数だけがすべてではありませんが、いかにAndroid One X4のカメラ性能が高いか分かります。
CPUが高性能
Android One X4は、発売当時は最新式だったSnapdragon630を搭載。今でも600番台のSnapdragonは現役バリバリで、処理の重たい3Dゲームでもしっかり動きます。
イライラする遅延が少ないもは大きなメリット。ちなみに、スリープ状態から指紋認証で解除するスピードも早いです。
防水・防塵に対応
Android One X4は、防水・防塵に対応しています。防水だけどお風呂(お湯)非対応の機種は多いのですが、X4はお風呂の中でも完全対応。
濡れた手で操作することも可能です。また、防塵対応なのでアウトドアに持ち込んでも壊れにくいです。
日本製なので安心感あり
Android One X4は、シャープ製です。海外製スマホが危険といった話は昔のことではありますが、それでも日本製だと安心感がありますね。
日本仕様にこだわるがあるなら、大きな魅力です。
ワンセグ・おサイフケータイに対応
Android One X4は日本製独自のワンセグ/フルセグに加えて、おサイフケータイに対応しています。ワンセグは外出先でのテレビ視聴、おサイフケータイは電子マネーの支払いができます。
普段使ったことが無い方でも、以外に便利な機能なので試してみるといいですよ。なお、海外製のSIMフリースマホだと、ワンセグはほぼ対応0。
おサイフケータイはOPPOなど一部対応していますが、やはり非対応がほとんどです。ワンセグ・おサイフケータイを使ってみたいなら、Android One X4がピッタリです。
4.口コミから分かるAndroid One X4のデメリット
充電器が同梱されていない
理由は分かりませんが、Android One X4は充電器(ACアダプタとケーブル)が同梱されていません。そのため、充電器を持っていない方は別途購入する必要があります。
規格は、USB Type-Cです。価格は1000円くらいが相場ですが、ケーブルだけなら100円均一でも購入できます。
あまり安くはない
Android One X4は、価格がそこまで安くはありません。発売当初(2018年)は、4万円台でした。
コスパの良い海外製と比べると、見劣りする価格です。なお、今は随分と発売日から時間が経っているため値段は下がっています。
バッテリー容量が物足りない
Android One X4のバッテリーは3100mAhです。2018年当時なら大容量でしたが、現在だとやや物足りないと感じます。
ですが、Android One X4のバッテリーはシャープ独自の省エネ技術を搭載しており最大3日間も持ちます。上手く省エネを使えば、バッテリー容量はあまり気にならないでしょう。
メモリが物足りない
Android One X4のメモリは3GBとなっており、若干物足りなさを感じます。2GBなら心配で4GB以上なら安心できるレベルなので、3GBは普通といったところです。
高い処理能力を求められるアプリを複数起動すると、動きがやや遅くなります。
販路が限られる
Android Oneシリーズはワイモバイルの独占販売となっています。そのため、他の携帯会社で購入することはできません。
ちなみに、現在はワイモバイルでも販売を終了しており、Android One X4の購入先は中古ショップが主となっています。
5.Android One X4の価格と購入先
発売当時は4万円台だったAndroid One X4ですが、現在は値段が下がっています。新品の販売は終了しているので、購入先は中古販売店がメインです。
価格目安
- 新品(未使用品):19800円
- 中古:5980円~12800円
イオシスが安くて安心できる
Android One X4を安く購入したいなら、中古販売店大手のイオシスがおすすめです。中古品ながら、3ヵ月の無料保証が付いていますしSIMロック解除もあらかじめ行われています。
また、未使用品の販売もあるため新品にこだわる方でも利用できますよ。
6.Android One X1~X3と比較
Android One X4は、前作までのX1~X3と何が変わったのでしょうか。以下、比較してみました。
Android One X1~X4の違い
X1 | X2 | X3 | X4 | |
---|---|---|---|---|
発売日 | 2017年6月30日 | 2017年12月7日 | 2018年1月25日 | 2018年6月7日 |
メーカー | シャープ | HTC | 京セラ | シャープ |
画面サイズ | 5.3インチ | 5.2インチ | 5.2インチ | 5.5インチ |
CPU | MSM8940 | SDM630 | SDM630 | SDM630 |
メモリ | 3GB | 4GB | 3GB | 3GB |
ROM | 32GB | 64GB | 32GB | 32GB |
カメラ性能 (アウト) |
1640万画素 | 1600万画素 | 1300万画素 | 1640万画素 |
カメラ性能 (イン) |
800万画素 | 1600万画素 | 800万画素 | 800万画素 |
バッテリー | 3900mAh | 2600mAh | 2800mAh | 3100mAh |
防水・防塵 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
おサイフ ケータイ |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ワンセグ | ◯ | ✕ | ◯ | ◯ |
こうして比較すると順調にグレードアップしているように見えますが、X2とX4はあまりスペックが変わりません。そのため、より安く買える可能性のあるX2をあえて選ぶのもありでしょう。
Android One(アンドロイドワン)を完全レビュー【機種別のスペック比較あり】
7.SIMロック解除すれば楽天モバイルや他の格安SIMで使える
Android One X4はワイモバイルのSIMロックがかかっています。しかし、SIMロック解除すれば楽天モバイルなど他の携帯会社で利用OKです。
キャリアはもちろん、格安SIMでも使用できます。
SIMロック解除の手順
- 現在ワイモバイルに契約中の方:My Y!mobileで手続き
- ワイモバイルを解約済みの方:ワイモバイルショップで手続き
なお、これから購入する方は、あらかじめSIMロック解除されているAndroid One X4を選ぶのが賢明です。
先ほどご紹介したイオシスなら、ほとんどのAndroid One X4がSIMロック解除されています。
イオシスならSIMロック解除済み
SIMサイズはnano SIMで申し込もう
Android One X4のSIMサイズは、iPhoneと同じnanoです。携帯会社に申し込むとき、SIMサイズの選択があるのでnanoを選んで下さいね。
マルチSIMしか選べない携帯会社は、SIMカードが手元に届いてから自分でnanoサイズに切り離す流れとなります。
8.【総合評価】Android One X4がおすすめな人・おすすめでない人
以下、Android One X4がおすすめな人・おすすめでない人をまとめてみました。
おすすめな人
- 日本製のスマホを信頼している
- 値段の下がった使えるスマホが欲しい
- 美しいディスプレイを重視する
- お風呂でも使えるスマホが欲しい
おすすめでない人
- 海外製並みのコスパを求める
- ハイスペックな端末がいい
- メモリ性能を重視する
上記に当てはまる項目が合った方は、Android One X4がぴったりです。決して最高スペックではありませんが、カメラやCPU性能は今でも健在。
大きな欠点はなく普通に使用できます。また、海外製に不安を抱えている方も、シャープ製のAndroid One X4なら安心できますよ。
9.まとめ
Android One X4は、Xシリーズの中でも特に高いスペックを備えていたため、発売当時は注目度が高かったです。カメラ性能もよく現在でも十分に活用できます。
決して最高ランクの性能ではありませんが、価格相応の機能は備えていると言えるでしょう。SIMロック解除すれば、ワイモバイル以外でも利用OK。
今から購入するなら、中古が安いですよ。
【2021年】スマホ代を劇的に下げるなら?
安さ重視→楽天モバイル
1GB以内なら0円、20GBでも全携帯会社で最安の2178円に。さらにRakuten Linkで通話料はどこにかけても無料です。
今なら誰でも5000ポイント還元&3ヵ月無料キャンペーン中。ポイント還元で実質0円の端末もあり。iPhoneは最安値で購入できます。
月額料金 | 初期費用・解約金 | iPhone販売 |
---|---|---|
0円~ | 0円 | あり |
品質重視→LINEMO
ソフトバンク回線をそのまま利用するLINEMOは通信品質が良好です。料金は、3GB 990円と20GB 2728円の2種類のみ。
LINEアプリはデータ消費なしで使い放題。キャリア品質なのに格安SIMより割安です。通話重視なら、無制限かけ放題を利用できます。
月額料金 | 初期費用・解約金 | iPhone販売 |
---|---|---|
990円~ | 0円 | なし |
すみません。質問なのですが、X4のsim取り出しって専用の工具とか必要でしょうか?
専用工具は不要ですよ!指でカバーをあけてSIM交換できます!