Y!mobile(ワイモバイル)では、データ通信専用のデータSIMプランが用意されています。
通話しない方であれば、データSIMプランを利用してみたいことでしょう。
しかし、データSIMプランにはいくつかデメリットもあり、現状あまりおすすめできるプランではありません。
この記事では、ワイモバイルのデータSIMプランについて徹底解説。データSIMプランの利用用途や申込み方法について説明していきます。
ぜひ、参考にしてくださいね。
1.Y!mobile(ワイモバイル)のデータSIMプランとは?
1-1.SIMスターターキットから申し込める1GBプラン
データSIMプランは、SIMスターターキットを経由して申し込む場合のみ契約できるプランです。
用意されているのは1GBプランのみ。データ通信専用のSIMカードなので音声通話機能はありません(LINEやSkypeは使える)。
いつ解約しても、違約金は発生しないので気軽に契約できます。
なお、SIMスターターキットは家電量販店やネット通販で購入できます。最安はAmazonです(執筆時点で300円)。
SIMスターターキット経由してワイモバイルに契約すると、契約事務手数料がかかりません。
1-2.データベーシックプランS/Lとの違い
SIMスターターキットを経由せずデータSIMを契約する場合は、
- データベーシックプランS(1GB):月額1980円
- データベーシックプランL(7GB):月額3696円
のいずれかを選択します。
データベーシックプランSは、同じ1GBなのにデータSIMプランより1000円も高いので損です。
データベーシックプランLであれば、1GBあたりの金額はデータSIMプランより安くなります。こちらは検討する価値があるでしょう。
なお、データベーシックプランS/Lに解約時の違約金はありません。
1-3.シェアプランを使うならデータSIMプランは利用不可
ワイモバイルでは、複数のSIMカードにデータ容量を分け合えるシェアプランを利用できます。子回線で「タブレット」を使いたい場合などに重宝します。
シェアプランを使う場合、1GBしかないデータSIMプラン・データベーシックプランSでは利用不可能です。
親回線をデータベーシックプランLにするか、通話機能ありのスマホベーシックプランで契約したあと、シェアプランに申込みましょう。
2.データSIMプランは不要?使いみちは限られる
2-1.ワイモバイルの通信品質を確かめたい場合のみ利用価値あり
1GBしか使えないうえ通話機能もないデータSIMプランは、用途がかなり限られます。
現状、利用シーンとして有効なのはワイモバイルの通信品質を確かめたい方のみ。
本契約する前に、お試しでワイモバイルを使いたいのなら、料金・データ容量ともにちょうどいいです。
それ以外の用途では、あまり使いみちがありません(タブレット用にしてはデータ容量が少ない)。
ワイモバイルは格安SIMで最も速い(親会社のソフトバンクと同レベル)ので、通信品質のテストは原則不要
2-2.月額980円は割高なので継続はおすすめしない
データベーシックプランSよりは割安なデータSIMプランですが、他社と比較すれば割高です。
例えば、「LINEモバイル」なら1GBあたり600円で利用できます。ワイモバイルのデータSIMプランと比べて、およそ半額に・・。
そのため、お子様用としても微妙なところです。
仮に、通信品質のテストで契約したとしても、その後は割高なので継続せずに解約した方が賢明です。
2-3.SIMスターターキット経由だとキャンペーンを適用できない
データSIMプランは、SIMスターターキットを経由して契約するわけですが、そもそもSIMスターターキット自体が無用の長物です。
契約事務手数料(3000円)を0円にできるのは魅力的に見えますが、現在はワイモバイルオンラインストアから通常契約しても「契約事務手数料」はかかりません。
つまり、SIMスターターキットは不要どころかパッケージ代金分を損することに。
また、SIMスターターキット経由で契約してしまうと、Pay Pay還元などワイモバイルのキャンペーンを利用できないのも痛いところ。
データSIMプランうんぬんではなく、SIMスターターキットを使うデメリットが目立ちます。
【悲報】Y!mobile(ワイモバイル)のSIMスターターキットは確実に損する
3.【図説】データSIMプランの申込み方法
利用用途は限られますが、それでもデータSIMプランを契約したい方は、以下の手順で申込みましょう。
SIMカード番号の入力は画像読み取りも可能です。
ここで本人確認書類もアップロードします。
以上で申込みは完了です。
申し込み完了画面に表示されるWEB受付番号はお問い合わせの際に必要となるので、スクリーンショットなどで保存しておきましょう。
申込み完了画面
申し込み後は、SIMカードはアクティベーションされてネット接続できるようになります。 なお、初月の月額料金は日割請求です。
[note title=”TOPIC”]大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)のスマホやタブレットを使う場合はSIMロック解除が必要[/note]4.【まとめ】いつでも解約できる気軽さはあるけど、利用用途はあまりない
この記事では、Y!mobile(ワイモバイル)のデータSIMプランについて詳しく解説してきました。
SIMスターターキット経由で、月額980円から始められるデータSIMプラン。お得に見えますが、他社より割高で1GB以外の選択肢が無いのも辛いところ。
通信速度は速いので満足できますが、利用用途は限られています。
ワイモバイルの通信品質を確かめたい方以外は、通話機能ありのスマホベーシックプランで契約することをおすすめします。
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