この記事のポイント
- ジャパネットたかたは謎の高額請求(2万円以上)・2年縛り・不当に高い初期費用など巧妙な罠が多すぎる
- ワイモバイルは代理店を挟まない公式サイトの直契約が一番良い
「ジャパネットたかたのスマホ(ワイモバイル)が良さそうだけど、どうなの・・?」
近年、スマホ販売に力を入れているジャパネットたかた。販売しているのはワイモバイルです(ジャパネットたかたは代理店の立場)。
評判を見ると価格が安くてサポートも安心できそう・・と気になるユーザーが増えていますが、実際はどうなのでしょうか。
結論から言うと、ジャパネットたかたのワイモバイルはおすすめできません。その理由は、巧妙な罠が仕掛けられているからです。
謎の高額請求があったり、2年間も契約縛りを強いられたりと、素人では見抜けない悪質な契約内容が盛り込まれています。
絶対に騙されてはいけません。
1.ジャパネットたかたのワイモバイルをおすすめしない理由【デメリットだらけ】
ジャパネットたかたのワイモバイルは、たくさんの落とし穴(デメリット)が隠されています。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
謎の高額費用(2万円以上)を訪問請求される
ジャパネットたかたでスマホ契約すると、必ず訪問サービスが付きます。表向きは初期設定のサポートを謳っていますが、実際は2万円以上の高額請求を一括で取るためでしょう。
おかしな請求にも関わらず「わざわざ訪問でサポートしてくれたから」と返報性の原理が働いて断れなくなります。
訪問時の高額請求ですが、名目上は「本体頭金」という訳の分からない名前が付いています。
当然ながらスマホ本体の代金かと思いきや、そうではありません。その証拠にこちらを見てください。
スマホ代が月々料金に含まれる記述
月々の料金にはスマホ代も含まれていると、いかにもお得そうに書かれています。ですが、裏を返せば訪問時の支払い(本体頭金)は、端末代に充てられていないということです。
[note title=”TOPIC”]以前の訪問時の頭金は9800円だったので、しれっと倍以上に値上げしている[/note]意味不明な頭金を取るのは代理店の常套手段
実は、「頭金」の名目で謎の手数料を請求するのは、スマホ業界の悪しき慣習です。
これは、直営ではなく代理店が運用するキャリアショップ(au・ドコモ・ソフトバンク)で横行しています。
頭金と名前が付いているから端末代金に充てられると思いきや、単なるショップの売り上げとなるわけです。ジャパネットたかたの本体頭金も、これとまったく同じ手口です。
端末代金を実質一括払いしているのに2年縛り
信じられないことに、ジャパネットたかたでスマホ契約を行うと2年縛りを強いられます。
強制的に2年契約
2年縛りの理由として、「機種代金が24回払いだから途中解約すると残債を請求する」と明記されています。
では、最初に支払った本体頭金(訪問時に支払う2万円以上の請求)は何だったのでしょうか?
明らかにスマホ本体を一括払いしているのに、端末代金とは見なされず。あくまで分割払いさせる形にして、2年間の契約を引っ張っています。
ここまで気持ちよくユーザーを騙せるとは・・ある意味尊敬します。
初月料金が不当に高い
ジャパネットたかたのワイモバイルは、初月料金を不当に高く請求されます。例えば、スマホベーシックプランMなら初月料金は7682円です。
ジャパネットたかたの初月料金
料金内訳
- 契約事務手数料:3300円
- 月額基本料金:4382円
普通の内訳に感じますが、ワイモバイルの初月料金は本来日割りです。なぜジャパネットたかた経由だと、日割りにならないのでしょうか。
月末契約なら、1日しか使っていないのに満額請求されてしまいます。訪問時に支払う本体頭金が1円も充当されていないのも腹正しいところ。
さらに、ワイモバイルは公式オンラインストアで契約すれば契約事務手数料(3300円)がかかりません。
初月料金の比較(プランM)
- ジャパネットたかた:7682円
- ワイモバイル公式:日割り請求のみ(およそ100円×日数)
例えば、5月5日に契約したとすれば、初月料金はジャパネットたかたは7682円でワイモバイル公式が500円です。
指定端末の性能が低い
ジャパネットたかたで取り扱っているスマホは、arrows Jに限られます。この機種は、性能が低くいことで有名です。
「日本製である」という一点しかメリットがありません。
arrows J
実際、どれくらいスペックが低いのか、ワイモバイル公式で購入できる同価格帯のスマホで比べてみました。
性能比較
OPPO Reno3 A | arrows J ※ジャパネット指定 |
|
---|---|---|
画面サイズ | 6.44インチ | 5.8インチ |
OS | Android 10 | Android 9 |
CPU | Snapdragon 665 | SDM 450 |
メモリ | 6GB | 3GB |
ストレージ | 128GB | 32GB |
カメラ性能 | アウト:4800万+800万+200万+200万画素 イン:1600万画素 |
アウト:1310万+500万画素 イン:800万画素 |
バッテリー容量 | 4025mAh | 2880mAh |
控えめに言って、arrows Jのスペックは酷いです。スマホに詳しい人ならまず選びません。
OPPO Reno3 Aと比べて、メモリ・CPU(アプリのサクサク度に関わる)は半分以下の性能。バッテリーは今どき珍しい3000mAh以下。
一昔前のデザインで、見た目もかっこよくありません。中途半端なシニア向けスマホです。
OPPO Reno3 A以外の端末と比べてもarrows Jの低性能が目立つ
SIMのみ契約(手持ちの端末利用)は不可
ワイモバイルでは他社で購入した端末(iPhone含む)を使うことができます。この場合、SIMのみ契約を行って手持ちの端末にワイモバイルのSIMカードを挿入します。
端末代金が浮くため重宝する契約方式ですが、ジャパネットたかたではSIMのみ契約ができません。必ず指定機種を購入する必要があります。
2.ワイモバイルは公式サイトで契約しよう【巧妙な罠に騙されるな】
ここまで解説してきた通り、ジャパネットたかたのワイモバイルはデメリットだらけです。その理由は、代理店として儲けを取りたいからでしょう。
ワイモバイルを契約するなら、代理店を挟まず公式サイトで直接契約するのが最もお得です(余計な手数料や契約縛りがない)。
公式サイトで契約すべき理由
ワイモバイル公式とジャパネットたかたの比較
公式 | ジャパネットたかた | |
---|---|---|
月額料金 (プランM) |
3278円(6か月まで) 4048円(7か月以降) |
4382円 |
データ容量 (プランM) |
1年目:13GB 2年目以降:10GB |
10GB |
無料通話 | 10分 (60歳以上は無制限) |
無制限 |
不当な高額請求 | なし | あり (2万円以上の訪問請求) |
契約縛り | なし | あり (2年) |
契約事務手数料 | 0円 | 3300円 |
初月料金 | 日割り | 満額請求 |
端末 | 自由に選択可 | 指定機種のみ |
SIMのみ契約 | 可 | 不可 |
キャンペーン | あり | なし |
不当な高額請求が無い
ジャパネットたかたの最大の落とし穴である、不当な高額請求。端末代金に充てられるわけではない本体頭金が20000円以上も取られます。
訪問サポートの代金と考えても高すぎです。ワイモバイル公式なら、こんな意味不明な請求はありません。
ワイモバイル公式で訪問サポートを受けたい場合は、オプションで申し込めます。料金はジャパネットたかたの半額以下(8000円~10000円)です。
不当な請求
- ジャパネットたかた:21450円
- ワイモバイル公式:なし
キャンペーン・特典を受け取れる
ワイモバイル公式では、様々なキャンペーン・特典を実施しています。近年お得なのが、データ増量無料キャンペーンです。
データ増量無料キャンペーン
- プランS:3GB → 4GB
- プランM:10GB → 13GB
- プランL:14GB → 17GB
ジャパネットたかたは、「10GBたっぷり使える」と派手に宣伝していますが、公式サイトなら無料で13GBに容量アップできます。
その他のキャンペーンは、以下のページから確認してください。すべてジャパネットたかたでは受け取れない、公式限定キャンペーンです。
好きな端末を選べる
ジャパネットたかたは1機種のみ(さらに性能が悪い)でしたが、ワイモバイル公式なら10種類以上から好きな端末を選べます。
日本製スマホからiPhoneまでバラエティは豊かです。
手持ちの端末(iPhoneもOK)でも契約できる
ワイモバイル公式サイトなら、手持ちの端末を使用することもできます。端末代金がかからないので、毎月の費用を浮かすことが可能です。
iPhoneも6s以降なら対応しています。
初月料金が日割り
ワイモバイル公式なら、初月料金が日割りです。いつ申し込んでも損することはありません。
対してジャパネットたかたは日割り無し。月末契約で1日の利用でも満額請求されます。
[safe title=”POINT”]ワイモバイル公式は契約事務手数料(3300円)も0円[/safe]CHECK!
3.ワイモバイル公式でオンライン契約する手順
ワイモバイル公式で申し込む場合は、オンライン契約が基本となります(店舗契約は事務手数料が発生するのでおすすめしない)。
初めてのオンライン申し込みだと不安だと思いますが、実際はとても簡単です。詳しい申し込み方法は以下の通りです。
ワイモバイル乗り換え完了までに必要な時間は2~3日(SIMカードの配送期間)
申し込みステップ
STEP1:SIMロック解除(端末セット契約は不要)
ワイモバイルで手持ちのキャリア端末を使いたい場合は、SIMロック解除を行います。
SIMロック解除の手続きは、オンライン(My au・My docomo・My SoftBank)にて1~3分で完了します。手数料はかかりません。
SIMロックとは、他社で端末を使えないように行ったロック設定のこと
SIMロック解除の手続きは、ワイモバイル契約後に行っても大丈夫です。
なお、ワイモバイルに端末セットで契約する方は、SIMロック解除の工程は飛ばしてください。
STEP2:MNP予約番号を取得
現在の電話番号をワイモバイルに引き継ぐには、MNP予約番号(10桁)の取得が必要です。
MNP予約番号の取得先
- au:0077-75470(受付9:00〜22:00)
- ドコモ:151(受付9:00〜20:00)
- ソフトバンク:*5533(受付9:00〜20:00)
- UQモバイル:0120-929-818(受付9:00〜21:00)
※格安SIMは、マイページから取得する
オペレーターに繋がったら、MNP予約番号を取得したい旨を伝えてください。引き止められても、しっかりと断りましょう。
電話以外だと、キャリアショップからも取得できます。
[note title=”TOPIC”]ワイモバイルで新しい電話番号を取得したい場合は、MNP予約番号の取得は不要[/note]STEP3:ワイモバイルに申し込み
申し込みは、オンラインか店舗(ワイモバイルショップ・家電量販店)で行います。キャンペーンを適用できるオンライン契約がおすすめです。
[safe title=”POINT”]オンライン申し込みなら契約事務手数料(3000円)が0円[/safe]詳しい申し込み手順は以下の通りです。
端末セットで契約する場合は、ページ内から好きなスマホを選びましょう。SIMのみ契約をする場合は「SIMカード」を選んでください。
この後、端末セットの方は容量・カラー・分割/一括払いを選択、SIMのみ契約の方はSIMサイズ(iPhoneはnanoを選ぶ)を選択します。
契約方法は「のりかえ」を選択します。
選択後、「ご購入手続きへ」をタップしましょう。
本人確認書類は以下のものが有効です。
■利用できる本人確認書類
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 住基カード
- 健康保険証
- 身体障がい者手帳
- 療育手帳
- 精神障がい者手帳
住基カードと健康保険証は、住民票か公共料金の支払い書が必要です。外国籍の方は、在留カード+パスポート/特別永住者証明書をアップします。
ここで、取得したMNP情報を入力します。
■入力項目
- MNP予約番号
- 電話番号
- MNP予約番号の有効期限
契約者情報は、名前・生年月日・性別・住所・メールアドレス・ネットワーク暗証番号を入力します。
契約者と利用者が違う場合は(子供の利用など)、「利用者」→「家族」を選択しましょう。
支払い情報では、クレジットカード情報を入力。自分名義以外のクレジットカードを使う場合は、「カード名義人」→「契約者と同じ」のチェックを外してください。
すべての入力が終わったら「入力内容確認へ」をタップします。
契約書類の郵送受け取りが不要な場合は、「My Y!mobileのみ閲覧を希望する」にチェックして申し込みましょう。
以上で、申し込みは完了です。SIMカード(端末セットの場合はスマホ本体も同梱)の到着を待ちましょう。
STEP4:開通手続き
届いたSIMカード
SIMカードが到着したら、開通手続き(回線切替)を行います。以下に、連絡しましょう。
0800-919-9809(10:00~19:00)
連絡後、音声ガイダンスに従って開通続きを行ってください。開通手続き後、回線が正常に切り替わります(15分くらい不通状態になる)。
手動で開通しない場合は、6日後に自動開通されます。開通したらauとの契約は自動解除されるため、解約の連絡は不要です。
SIMのみ契約は最後にAPN設定を行う
SIMのみ契約(手持ちのau端末を使う)した方は、最後にAPN設定を行います。APNとは、ネット接続に必要な初期設定のことです。
詳しい手順は以下の通りです。
APN構成プロファイルをインストールするにはネット接続が必要です。APN設定前なので、ネット接続はWi-Fiを利用しましょう。
自宅にWi-Fi環境が無い場合は、お近くの無料Wi-Fiスポットを活用して下さい。
※他のブラウザではAPN構成プロファイルがインストールできない可能性があります
パスコードを求められた場合は入力して下さい。
アクセスポイントの編集では、以下の7箇所を入力します。
(1)名前 | 任意の名前 |
---|---|
(2)APN | plus.acs.jp |
(3)ユーザー名 | ym |
(4)パスワード | ym |
(5)MCC | 440 |
(6)MNC | 20 |
(7)認証方式 | CHAP |
※その他の設定項目は空欄のままで問題ありません
「保存」は画面右上のマーク(3つの点印など)をタップすれば表示されます。
4.まとめ
ジャパネットたかたのワイモバイルは、素人では絶対に見抜けない巧妙な罠が数多く仕掛けられています。
あの手この手でお金を取ったり契約を引き延ばす手法は、ある意味感心するほどです。
ワイモバイルは公式サイトから通常申し込みをしましょう。どこの代理店も挟まないため、最安で契約できます。
キャンペーンや端末の選択肢の多さを考慮しても、ワイモバイルはジャパネットたかたではなく公式サイトから申し込むべきです。
【2021年】スマホ代を劇的に下げるなら?
安さ重視→楽天モバイル
1GB以内なら0円、20GBでも全携帯会社で最安の2178円に。さらにRakuten Linkで通話料はどこにかけても無料です。
今なら誰でも5000ポイント還元&3ヵ月無料キャンペーン中。ポイント還元で実質0円の端末もあり。iPhoneは最安値で購入できます。
月額料金 | 初期費用・解約金 | iPhone販売 |
---|---|---|
0円~ | 0円 | あり |
品質重視→LINEMO
ソフトバンク回線をそのまま利用するLINEMOは通信品質が良好です。料金は、3GB 990円と20GB 2728円の2種類のみ。
LINEアプリはデータ消費なしで使い放題。キャリア品質なのに格安SIMより割安です。通話重視なら、無制限かけ放題を利用できます。
月額料金 | 初期費用・解約金 | iPhone販売 |
---|---|---|
990円~ | 0円 | なし |
やはりそうなのですね!
解約して残金支払いでを一括で請求書を送ってほしいと依頼して53日後ぐらいに請求書が到着。
その後、4日後、延滞請求書が届く。
ジャパネットのお問い合わせ対応が酷かったー^^;
>解約して残金支払いでを一括で請求書を送ってほしいと依頼して53日後ぐらいに請求書が到着。その後、4日後、延滞請求書が届く。
53日ですか!サポート対応万全と宣伝しているのに、これは酷いですね・・
マンション等の共有空間での説明は不可で従わないとキャンセルを要求される。所有している複数室(真上階)で住所記載の部室Noが異なると言う場合も同じ。書類追記または修正申告にも応じない。コロナ禍環境の世の中、事情に配慮せず、全く顧客を無視し、柔軟性を欠いた対応に憤りを感ずる。