格安スマホ(SIMフリースマホ)とは

ルーターはいらない?格安スマホでテザリングする方法を全解説

テザリング

格安スマホではテザリングはできるのだろうか?

外出先でネットがしたい・・

ルーターはできるだけ購入したくない・・

そんな悩みを抱えるあなたに、この記事では格安スマホでテザリングするための全知識を分かりやすく解説していきます。格安スマホでテザリングする方法をマスターしましょう!

1.格安スマホでテザリングはできる?

テザリングとは端末をモバイルWi-Fiルーター化して、タブレットやパソコンなど他のデバイスにネット接続することです。外出先でネットを頻繁に使う人には、非常に重宝する機能ですよね。

SIMフリーの格安スマホ端末でも、大手キャリアと同じようにテザリングできるのでしょうか?

1-1.格安スマホのテザリングは条件がある

テザリングは格安スマホ端末と利用する格安スマホ会社の回線の相性によって、利用できるかが決まります。

端末の種類(SIMフリー、iPhone、Androidなど)によってドコモの回線を借りている格安スマホ会社なら利用できるけど、auの回線を借りている格安スマホ会社は利用できない・・など、ちょっとややこしい条件があるのです。

詳しい条件については後述します。

1-2.テザリングにかかる料金

大手キャリアでは、契約する料金プランによってはテザリングする際にオプション料金が発生します。

例えば、auの場合だと、

  • auピタットプラン、auフラットプラン20GB・30GB  月額500円
  • データ定額20GB・30GB 月額1000円

と、決して安くないオプション料金がかかります。

格安スマホの場合は、テザリングをする際に料金は一切発生しません。特に何の制限もなく、無料でテザリングすることができます。

1-3.格安スマホでテザリングするメリット・デメリット

格安スマホをルーター化してテザリングを行うと以下のメリット・デメリットがあります。

メリット

  • モバイルWi-Fiルーターが不要なので毎月の通信費が節約できる
  • 格安スマホ1台で複数の通信機器をネット接続できる

デメリット

  • データ通信量の消費が激しくなる
  • バッテリーの消費が早くなる

2.格安スマホでテザリングするための条件

格安スマホのテザリングには条件があると前章で述べました。

ここでは、格安スマホでテザリングをするための詳しい条件について解説していきます。

2-1.2つの条件

格安スマホでテザリングができるかは、

  1. 使用する端末
  2. 格安スマホ会社の回線

によって変わります。

使用する端末

使用する端末は大きく分けて、

  • Android
  • iPhone(iOS)
  • SIMフリー端末

に分かれます。※その他WimdowsOSなどもありますが少数のため割愛します

格安スマホ会社の回線とともに、端末の種類によってもテザリングの使用条件が異なります。

格安スマホ会社の回線

格安スマホ会社は、ドコモ・au・ソフトバンクいずれかのキャリアから通信回線を借りて運用しています。

ここでは、

について、テザリングの利用条件を解説していきます。

※ソフトバンク回線の格安スマホ会社は非常に少ないため掲載していません。ソフトバンク回線の格安スマホ会社を使う時は、契約する通信事業者の公式サイトからテザリングの可否を確認して下さい。

2-2.ドコモ回線のテザリング条件

使用する端末 テザリングの可否
Android 非対応

※Android OS 5.01以降は順次対応

iPhone 対応(ドコモ版iPhoneのみ)

※SIMロック解除不要

SIMフリー端末 Android、iPhoneともに対応

ドコモ回線の格安スマホ会社では、SIMフリー端末、iPhoneがテザリングに対応しています。iPhoneはドコモで購入した機種ならSIMロック解除不要でテザリングできます。

一方、ドコモで購入したAndroid端末は、テザリングができません。これはドコモが独自に、他社でのテザリングを拒否する設定(テザリングAPNロック)をしているためです。

ただし、2016年の後半から、Android OS 5.01以降の端末に限り、一部の機種ではテザリングができます(独占禁止法の抵触が原因と言われている)。

2-3.au回線のテザリング条件

使用する端末 テザリングの可否
Android 対応(au版Androidのみ)

※SIMロック解除必要

au版iPhone 一部対応(au版iPhoneのみ)

※UQモバイルのみ対応
SIMロック解除必要

SIMフリー端末 Android対応
iPhone非対応

au回線の格安スマホ会社は、SIMフリーのAndroid端末、auで購入したAndroid端末(SIMロック解除が必要)でテザリングできます。

一方、iPhoneはSIMフリー版、au版ともにテザリングできません。iPhoneに格安SIMを入れてテザリングする場合は、ドコモ回線の格安スマホ会社と契約する必要があります。

ただし、UQモバイルはiPhoneのテザリングに唯一対応しています(au版iPhoneはSIMロック解除必要)。

2-4.端末別のテザリング対応表

格安スマホでテザリングする条件について、回線別の解説が分かりにくかった方は、以下の端末別のテザリング対応表を参考にして下さい。

Android

 端末の種類 ドコモ回線 au回線
ドコモ版 △(一部使用可能)
au版
SIMフリー版

iPhone

  端末の種類 ドコモ回線 au回線
ドコモ版
au版 △(UQモバイルのみ使用可)
SIMフリー版

3.格安スマホでテザリングした時の通信速度

やはり、格安スマホのテザリングで一番気になるのは通信速度でしょう。ここでは、実際に格安スマホでテザリングをした時の通信速度を解説していきます。

3-1.テザリングの設定方法

Android

  1. 「設定」→「無線とネットワーク」→「その他の設定」→「テザリング」をタップ
  2. 「Wi-Fiテザリング設定」をタップしてネットワーク名とパスワードを設定
  3. 「テザリング」メニューに戻り「Wi-Fiテザリング」にチェック
  4. テザリング先でパスワードを入力すると接続完了

iPhone

  1. 「設定」→「インターネット共有」をタップしてONにする
  2. テザリング先のWi-Fi接続画面でiPhoneと表示される(表示名は変更できます)
  3. iPhoneをタップしてパスワードを入力すると接続完了

3-2.実際に計測してみました

格安スマホでテザリング速度の計測

格安スマホでテザリングした時の通信速度を実際に計測してみました。

  • 端末:Asus Zenfone3(Android端末)
  • 回線:mineo(au回線)

の組み合わせです。

午前9時台の計測

テザリングのスピードテスト
  • 格安スマホの速度:41.77Mbps
  • テザリング先(パソコン)の速度:36.1Mbps

テザリング先のパソコンでは、速度が5Mbpsほど落ちましたが、十分快適にネット接続ができています。ネット閲覧はもちろん、動画視聴もまったく問題ありません。

午後12時台の計測

テザリングのスピードテスト2
  • 格安スマホの速度:0.66Mbps
  • テザリング先(パソコン)の速度:0.65Mbps

午後12時台は1日で最も格安スマホの通信速度が落ちる時間帯です。速度が低下するにつれて、格安スマホとテザリング先の通信速度があまり変わらなくなりました。

テザリングの状況ですが、動画とゲームは厳しい速度です。ネット閲覧も画像の大きなページでは多少ストレスを感じますが、仕事で使う分には問題ありません。

3-3.格安スマホでも通信速度は問題なし

今回の通信速度計測から、格安スマホでもまったく問題なくテザリングできることが分かりました。

格安スマホでテザリングした際の通信速度は、契約している通信事業者にもよりますが、大体5~10Mbpsを平均と考えておくといいでしょう。

動画も快適に視聴できる

テザリング先(パソコンやタブレット)で動画を見たい方は、5Mbps以上あると快適に視聴できます。

動画テスト

実際にテザリングで動画を見たところ、通信速度5~7Mbpsで、

  • Youtubeの高画質動画は問題なく再生
  • AbemaTVは若干画質が落ちるがおおむね良好

という結果でした。

3-4.ただし12時台のテザリングは要注意

多くの格安スマホ会社(特にドコモ回線)の場合、12時台になると速度が1Mbpsを切る可能性が高くなります。1Mbpsを切ってもテザリングはできますが、多少のストレスが伴うので注意しましょう。

例えば、3秒で開けるYahooのトップ画面が7秒かかったりします。動画も高画質では視聴できません。お昼の時間をメインにテザリングしたい方は、モバイルWi-Fiルーターの購入も視野に入れておいた方がいいかもしれません。

3-5.テザリングで速度が遅いときの対処法

格安スマホのテザリングが遅すぎると感じたら、Bluetoothの設定を見直してみましょう。Bluetooth設定がONになっているとWi-FiではなくBluetooth接続でテザリングを行います。BluetoothはWi-Fiに比べて通信速度が遅いです。

Bluetooth設定をOFFにしても通信速度が改善されない場合は、1箇所にWi-Fiの電波が複数集まりすぎている可能性があります。この場合は、テザリングする場所を変えることで通信速度が改善します。

4.テザリングを重視する方におすすめの格安スマホ会社

ここではテザリングを重視して格安スマホ会社を選びたい人向けに、どうやって契約する通信事業者を選べばいいのか?

おすすめの格安スマホ会社を詳しく解説していきます。

4-1.格安スマホ会社の選び方

大容量プラン、無制限プラン

テザリングをするとデータ消費量が通常の通信の3~5倍となります。格安スマホでテザリングを頻繁に行う方は10GB~30GBの大容量プランが契約できる格安スマホ会社を選びましょう。

また、通信速度は落ちてしまいますが、無制限の使い放題プランを選ぶのも一つの手です。

通信速度

テザリングを頻繁に使わないけど、大事な仕事で使いたい人などは通信速度を重視するといいでしょう。通信速度が早いとここぞという時にネットが繋がらないなど、イライラする場面が無くなりますよ。

4-2.大容量プランから選ぶ

楽天モバイル

楽天モバイル

■回線種別:ドコモ

すべての格安スマホ会社の中で断トツの人気を誇る楽天モバイル。10~30GBの大容量プランが用意されています。

データ通信量 データ通信専用SIM 音声通話SIM
10GB 2,260円 2,960円
20GB 4,050円 4,750円
30GB 5,450円 6,150円

OCNモバイルONE

OCNモバイルONE

■回線種別:ドコモ

フレッツ光のプロバイダとしても有名なOCNモバイルONEです。月額料金はやや高いですが、大容量プランを提供しています。

データ通信量 データ通信専用SIM 音声通話SIM
10GB 2,300円 3,000円
20GB 4,150円 4,850円
30GB 6,050円 6,750円

BIGLOBEモバイル

biglobe sim

■回線種別:ドコモ

BIGLOBEモバイルは12GBから大容量プランを展開しています。しかし、月額料金が高いのが欠点です。BIGLOBE会員の方のみおすすめです。

データ通信量 データ通信専用SIM 音声通話SIM
12GB 2,700円 3,400円
20GB 4,500円 5,200円
30GB 7,450円 7,450円

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4-3.無制限プランから選ぶ

U-mobile

umobile

■回線種別:ドコモ

格安スマホでは珍しいLTE使い放題が利用できるU-mobile。※iPhoneのテザリングは非対応

ただし3日間で1~1.5GBを消費すると、通信速度制限がかけられるので注意が必要です。LTE使い放題2プランは最低利用期間が長くなる代わりに、月額料金が安くなります。

 プラン名 月額料金 最低利用期間 契約解除料
LTE使い放題

データ通信専用SIM

2,480円 無し 0円
LTE使い放題

音声通話SIM

2,980円 6ヶ月 6,000円
LTE使い放題2

音声通話SIM

2,730円 12ヶ月 6ヶ月以内:

9,500円

12ヶ月以内:

3,500円

DTI SIM

DTI SIM

■回線種別:ドコモ

価格の安さがウリのDTI SIM。無制限プランを利用できますが通信速度は朝夕の通勤ラッシュと正午の時間は200Kbpsとかなり低速になります。

同じ無制限プランならU-mobileの方がおすすめです。

■月額料金

  • データ通信専用SIM 2,200円
  • 音声通話SIM 2,900円

4-4.通信速度から選ぶ

mineo

マイネオ

■回線種別 au/ドコモ(au推奨)

■最大受信速度225Mbps

mineoはドコモ、auと両方の回線を利用できるが、通信速度を重視するならau回線(Aプラン)で契約しましょう。

mineoは通信速度だけでなく、20~30GBの大容量プランも用意されています。通信速度と大容量プランの両方を満たすmineoAプランはテザリングを重視する方に、特におすすめの格安スマホ会社です。

 データ通信量 データ通信専用SIM 音声通話SIM
500MB 700円 1,310円
1GB 800円 1,410円
3GB 900円 1,510円
6GB 1,580円 2,190円
10GB 2,520円 3,130円
20GB 3,980円 4,590円
30GB 5,900円 6,510円

UQモバイル

uqmobile

■回線種別:au

■最大受信速度75Mbps

すべての格安スマホ会社の中で断トツの速度を誇るUQモバイル。実測値でも20~40Mbpsとキャリア並みの速度でテザリングができます。動画視聴もまったく問題ありません。

大容量プランはないので、テザリングの頻度があまり多くない方におすすめです。

 プラン名 データ通信量 月額料金
プランS 2GB

(26ヶ月目以降は1GB)

1980円(1年目)

2,980円(2年目以降)

プランM 6GB
(26カ月目以降は3GB)
2980円(1年目)

3,980円(2年目以降)

プランL 14GB
(26ヶ月目以降は7GB)
4980円(1年目)

5,980円(2年目以降)

5.テザリングよりモバイルWi-Fiルーターを併用した方がお得?

一部の人は、格安スマホでテザリングをするより、モバイルWi-Fiルーターを併用した方がお得になるケースがあります。

5-1.データ消費量30GBが分かれ目

毎月30GB以上のデータ通信量を消費する方は、モバイルWi-Fiルーターを併用した方が、格安スマホだけで運用するより月額料金が安くなります。

モバイルWi-Fiルーターと格安スマホの料金比較

■モバイルWi-Fiルーターと格安スマホを併用

  • モバイルWi-Fi-ルーター 月額料金4380円
  • 格安スマホ 月額料金1250円
  • 合計 5630円

※モバイルWi-Fi-ルーターはWiMAX2+「Flat ツープラスギガ放題」の料金
※格安スマホは音声通話SIMの最安料金(各社の平均値)

■格安スマホの30GBプラン

  • 月額料金 6150円~

月額料金が安くなるだけでなく、モバイルWi-Fi-ルーター(WiMAX2+)なら最大通信速度440Mbpsのネットが使い放題です。

※ただし、WiMAX2+は3日間で10GBのデータ通信量を消費すると、翌日の18時~26時に速度制限されて、通信速度が1Mbpsに下がります。

格安スマホとWiMAXの併用については、以下の記事で詳しく解説しています。

5-2.毎月のデータ消費量を確認するアプリ

毎月のデータ消費量は、通信量チェッカーという無料アプリで確認できます。

通信量チェッカー
通信量チェッカー

月間だけでなく直近3日間のデータ消費量も確認できます。

こちらのアプリで、毎月どれくらいのデータを消費しているか確認してみて、30GBを超えているなら、テザリングではなくモバイルWi-Fiルーターの併用を検討しましょう。

6.まとめ

いかがでしたか?

格安スマホでテザリングするイメージは、完璧に把握できましたか?

格安スマホでテザリングできるようになると、モバイルWi-Fiルーターも購入しなくていいですし、外出先でも自由にネットが接続できます。格安スマホでテザリングするには条件がいくつかあるので、必ず事前に確認しておきましょう。

もし分からない箇所があった場合は、もう一度記事を見直してみて下さいね!

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  • 評価:4.1pt/5.0
  • 特徴:トリプルキャリア対応。TV CMでもおなじみの格安SIM。

 

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