イオンでんわってどんなサービス内容なのでしょうか?
通話料が安くなるイオンでんわは、イオンモバイル契約者向けの専用アプリです。毎月の通話料を節約できるのは嬉しいですが、デメリットは無いのか、どうやって使うのかいまいち分かりませんよね。
この記事では、イオンでんわについて徹底調査。設定方法から使い方まで詳しく解説しています。イオンでんわについて気になっている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
OUTLINE -読みたい項目をタップ-
1.イオンでんわアプリとは?
さっそく、イオンでんわアプリのサービス内容について見ていきましょう。
1-1.かけ放題の契約無しで利用可能
イオンでんわとは、イオンモバイルの音声プラン(音声通話SIM)を契約した方向けの通話アプリです。月額料金は無料。申込みも不要でアプリをインストールするだけで利用できます。
イオンでんわには、イオンでんわ 10分かけ放題のサービスがありますが、こちらは月額850円のオプション料金がかかります。しかし、かけ放題を使わないのであればオプション料金は一切かかりません。通常の通話をイオンでんわに切り替えるだけで、毎月の通話料金を大幅に節約できます。
イオンでんわ 10分かけ放題、050かけ放題が気になる方は以下の記事を参考にしてください。
解約手続きも不要
イオンでんわは登録不要のサービスなので、かけ放題を利用していないなら特に解約手続きは不要。アプリをアンインストールするだけでOKです。なお、イオンモバイルの契約を解除すると自動的にイオンでんわは使えなくなります。
1-2.番号そのままで通話料が半額
イオンでんわアプリを経由すると、携帯電話・固定電話に関わらず通話料は一律で半額となります。
- 通常の通話料金:20円/30秒
- イオンでんわ:10円/30秒
毎月30分通話する方なら、1200円の通話料が半額の600円に。年単位で考えると、なかなかの節約効果です。そして、イオンでんわ最大のメリットなのが自分の電話番号で相手に通知できること。
050IP電話だと自分の電話番号は使えず、番号通知されるのは新規取得した050電話番号。家族・友人に電話しても、自分だと気づいてくれません。イオンでんわなら手持ちの090/080/070電話番号で発信できるので着信拒否される心配は無いですよ。
1-3.国際電話も対応
10円/30秒で通話できるのは国内通話だけではありません。32カ国の対象国に限られますが、イオンでんわは国際電話も10円/30秒で通話できます。
国際電話の対象国
韓国、香港、シンガポール、中国、台湾、マカオ、フィリピン、ブルネイ、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、アラスカ、アメリカ、カナダ、ブラジル、ハワイ、グアム、サイパン、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、バチカン、ギリシャ、オランダ、スペイン、スイス、ロシア
主要国はご覧の通りほとんど網羅されています。これらの国が10円/30秒で国際電話出来るのは凄まじい安さです。イギリスなど30秒で100円以上の国はザラですからね・・。
1-4.電話回線を使うので音質がいい
イオンでんわは通常の電話回線を使用するため音質が良いです。ネット回線を使用するIP通話は値段が安いのですが音質がイマイチ。イオンでんわならクリアな通話が可能となります。
ちなみに、イオンでんわがここまで安い理由は、電話回線の途中に中継回線を挟んでいるからです。中継回線を挟むと、中継回線の提供会社が通話料を自由に設定できます。イオンでんわの中継回線は通常より安い価格で提供しているため、ユーザーが支払う通話料も割安になるのです。専門的にはこの仕組をプレフィックス方式と言います。
1-5.最大のデメリットは発信の手間
オプション料金は不要で、何回使っても通話料が半額になるイオンでんわ。メリットだらけに見えますが、大きなデメリットなのが発信の手間。イオンでんわから発信するには、
- アプリ内から発信する
- プレフィックス番号を付けて発信する
のどちらを行う必要があります。いずれにせよ少し面倒です。アプリ内からの発信は、イオンでんわアプリを立ち上げてから発信する手間がかかります。相手はアプリを立ち上げていなくても構いません。
相手の電話番号の頭にプレフィックス番号(0037-691)を付けて発信すればアプリの立ち上げは不要です。プレフィックス番号が2~3桁から楽だったのですが、7桁あるので入力がやや面倒です。
1-6.ユーザーの評判はいいの?
Google Playでイオンでんわの評判を調べてみました。結果は約100人の評価で星3.5。まずまずの評価ですね。
悪評の原因となっているのがアプリの仕様上、誤発信をしやすいこと。通話履歴から相手先の名前を触れたら発信してしまうので、多くの方が困っているようです。
履歴の電話番号を気付かずにタッチしただけで発信してしまうことが何度もあった。気付かずに誤発信しまくるので 発信確認表示をすぐにつけてほしい。
履歴に指があたっただけで即発信されてしまったので、発信するか確認するワンクッションが欲しい。
音質や通話料金に関しては好評なので、あとは使いづらい機能を直して欲しいところですね。今後のバージョンアップに期待です。
2.イオンでんわの使い方
まずは、イオンでんわアプリをインストールしましょう。
インストールできたら、イオンでんわアプリを立ち上げます。通常発信する際は、画面右下のキーパッドをタップ。プレフィックス番号(0037-691)を付けずに電話番号を入力して発信しましょう。
イオンでんわは端末内の電話帳も自動で同期されます。知り合いと通話する際は、電話帳から相手先の電話番号をタップすれば発信できます。メニューから新規連絡先を追加することも可能ですよ。複雑な設定はないので、シンプルで非常使いやすいです。なお、着信拒否・留守電の機能は使用できません。
アプリを立ち上げない場合は、イオンでんわを端末にインストールしている状態で、相手先の電話番号に0037-691(プレフィックス番号)を付けて発信しましょう。国際電話の場合は、プレフィックス番号は不要です。
※プレフィックス番号は非通知
イオンでんわで発信すると、相手先の電話番号にプレフィックス番号が付きます。しかし、相手の番号通知にはプレフィックス番号が付きません。そのため、相手にイオンでんわを使用していることはバレない仕組みとなります。
※緊急電話は発信できないので注意
注意点としてイオンでんわは110番や119番など緊急でんわが使えません。緊急時は、イオンでんわを経由せずに通常発信で電話をかけましょう。その他、フリーダイヤル(0120)とナビダイヤル(0570)も使用できません。
3.まとめ
いかがでしたか?
この記事では、イオンでんわのサービス内容から使い方まで詳しく解説してきました。番号そのままで通話料が半額になるイオンでんわ。発信の手間はかかりますが、メリットの方が大きいので、活用したいところです。
イオンでんわを使用する前は必ずイオンモバイルに音声通話SIMで契約しておいてくださいね。賢くイオンでんわを使って、毎月の通話料を半額にしましょう。
イオンモバイルの特徴とは?
- 業界最安レベルの月額料金
- 契約縛り&解約金が無い
- 全国のイオン店舗でサポート
- 手持ちのiPhoneも利用可
- 選べるプランは500MB~50GB
10分で申し込み
コメントを残す