この記事のポイント
- OPPO A73は、低価格に加えて有機EL&軽い重量で使いやすいのがメリット
- デメリットとして防水&おサイフケータイ非対応で突き抜けた特徴もない
- 普通にスマホを使いたい、または動画や読書を楽しみたい方にぴったりの機種
「OPPO A73のレビューが知りたい。評判はいいの・・?」
OPPO A73はコスパに優れるミドルレンジスマホです。実売2万円台前半ながら有機EL、4眼カメラ、4000mAhのバッテリーなど搭載しています。
スペックはまずまず高く、重たい3Dゲームなどを利用しないなら問題ありません。レザー調のデザインやeSIMとnano SIMによるDSDVなど、他の機種にはあまり見られない個性も光ります。
この記事ではOPPO A73のスペックやメリット・デメリットを徹底考察。ユーザーの評判も考慮して、どんな人におすすめできるのかまとめています。
コメント
発売直後から値下がりが激しく、安くて普通に使えるスマホを探しているならピッタリ。液晶が綺麗で重量が軽いため、長時間スマホで読書や動画を楽しみたい方におすすめ。
1.OPPO A73とは?(特徴・スペック)
OPPO A73とは、中国のスマホメーカーOPPOから発売されているSIMフリースマホです。手ごろな価格ながら6.44インチの有機ELディスプレイを搭載しeSIMに対応しています。
スペックも普段使いには困らないレベルで、まずまずのコストパフォーマンスです。以下、OPPO A73のスペックを一覧表にまとめておきます。
スペック
発売日 | 2020年11月20日 |
---|---|
メーカー | OPPO |
重量 | 約162g |
画面 | 6.44インチ FHD+、2400×1080 |
OS | ColorOS 7.2 (Android 10ベース) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 662 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
カメラ性能 | アウト:1600万画素+800万画素+200万画素+200万画素 イン:1600万画素 |
外部メモリ | microSDカード (最大256GB) |
バッテリー容量 | 4000mAh |
本体カラー | ネービーブルー ダイナミックオレンジ |
防水 | × |
おサイフケータイ | × |
ワンセグ | × |
DSDV | 〇 (nanoSIM eSIM) |
2.評判・口コミから分かるOPPO A73のメリット
①価格に対してバランスがいい
OPPO A73悪くないかも
1600万画素っても4K以上あるし心配なのは電池もちだけ
デザインもかっこいいし1万後半で買えたらNote9Sよりいいかもしれん— だん (@kogakudanshi) January 16, 2021
いや〜、OPPO A73を触ったけど、FeliCaはいらんし、防水防塵はいらんし、これで充分ですよ!
ちょっとこまごましたところが使いにくかったりしますけど、慣れかな?^^;— しょぉたぁみぃ™、だぞっ (@snishihara2010x) January 9, 2021
Oppo A73 コスパいいね 、iPhone買って支払いが〜ってなるくらいなら普通にAndroid買ったらいいのに
画面カスタマイズでiphoneと同じように出来るし。乗り換えが面倒だろうけど— 虫歯24本 (@TI873) January 3, 2021
何が凄いってiPhoneとかminiでも10万手前の値段なのにOPPO A73なんてAmazonで2.6万円なのに使い勝手⤴︎って駄目だろ。
顔認証+指紋認証もそうだがイヤホンジャックは当然あるし充電も最近の機器では標準になっているタイプCでワイヤレスイヤホンだとこの辺難しいがタイプCのイヤホンも出てきている— 日和@ (@hiyori113) December 22, 2020
OPPO A73は価格に対してスペックのバランスが良く、コスパに優れます。ミドルレンジ向けのSoC「Snapdragon 662」と4GBメモリを搭載し、動作はサクサク快適です。
よほど重くなければ3Dゲームもプレイできます。バッテリー容量は4,000mAhと大容量で、電池持ちも良好です。
急速充電技術「Quick Charge 3.0」に対応しており、短い時間で素早く充電できます。
さらに、詳しくは後述しますが有機ELディスプレイと4眼カメラを搭載し、eSIMにも対応するなど充実のスペックです。
それにもかかわらず定価は約30,000円、実売価格は22,000円ほどに抑えられています。
②有機ELディスプレイが美しい
OPPO A73でKindleよみやすいんじゃーうおおおー有機ELはいいものじゃー
— ミッキー・スミス (@mickeysmith_go) January 4, 2021
OPPO A73は6.44インチの大型有機ELディスプレイを搭載しています。
ハイエンドスマホでは有機ELが当たり前になりつつありますが、2~3万円台のミドルレンジスマホでの採用は珍しいです。
液晶ディスプレイと比べて明暗がはっきりとしており、美しい映像を楽しめます。
強い日差しの下で明るさを自動調節してくれる「サンライトスクリーン」や暗い環境で明るさを自動調節する「ムーンライトスクリーン」といった機能により、場所や時間帯に関係なく動画視聴やゲームを楽しむことが可能です。
③4眼カメラを搭載
OPPO A73のアウトカメラは4つのレンズで構成される4眼カメラです。
4眼カメラ
- メイン:1,600万画素
- 超広角:800万画素
- モノクロ:200万画素
- ポートレート:200万画素
画角119°の超広角レンズを搭載しており、広い範囲を含めた写真を撮影可能です。
AIが自動で色調を補正する「AIダズルカラー」を搭載しており、AI任せでも違和感の少ない美しい写真を撮影できます。
夜景モードやポートレート、マクロ撮影など撮影モードも豊富です。2万円台の低価格モデルとしては十分なカメラ性能と言えます。
④軽量で使いやすい
軽う!#OPPOA73
— しょぉたぁみぃ™、だぞっ (@snishihara2010x) January 9, 2021
あ、OPPO A73届いたんですが、めちゃくちゃ軽いですねこれ…楽天モバイルのeSIM設定も済ませたけど、RakutenMiniの方はどうしますかね…?
— かーしろ (@ni10ri) January 8, 2021
OPPO A73、画面でかいのに薄くて軽いから動画視聴や読書には最適なんですよね
— 矢sX@ブログ始めました (@F10Dfjtu) December 24, 2020
OPPO A73は6.44インチの大画面を搭載していながら、重量は162gと軽いです。最近では大画面化に伴って、重量が重いスマホも増えています。
実際にOPPO A73とスペック・サイズが近い他のスマホと重量を比較してみました。
機種名 | 重量 | バッテリー容量 | ディスプレイ |
---|---|---|---|
OPPO A73 | 162g | 4000mAh | 6.44インチ |
OPPO Reno3 A | 175g | 4025mAh | 6.44インチ |
Redmi Note 9S | 209g | 5020mAh | 6.67インチ |
HUAWEI P40 lite 5G | 189g | 4000mAh | 6.5インチ |
moto g9 play | 200g | 5000mAh | 6.5インチ |
サイズが大きい割には、OPPO A73が軽いスマホであることが分かりますね。画面サイズやバッテリーを重視したいけど重たすぎるスマホは嫌だ、という人でも安心です。
⑤eSIMに対応
私はoppoA73を持っているので
物理SIMはメインの楽天でeSIMはpovoにすれば6050円で最強のスマホになる#oppoA73#povo#楽天モバイル— Hz (@soucai00795603) January 15, 2021
OPPO A73に、ドコモSIMと楽天eSIMを設定して試してみました!
スゲ~!これがDSDVなのかぁ!(゚∀゚)— しょぉたぁみぃ™、だぞっ (@snishihara2010x) January 11, 2021
OPPO A73は物理SIM不要で契約ができるeSIMに対応しています。OPPO製のスマホでeSIMに対応するのはA73が初めてです。
物理SIM(nano SIM)はDSDVに対応しています。nano SIMでメインの回線を契約しつつ、eSIMでサブ回線を契約する、といったことが可能です。
3.評判・口コミから分かるOPPO A73のデメリット
①防水・おサイフケータイに非対応
oppo a73にfelica付いてれば即買いだったんだけどな 流石に電子マネー使えないとなぁ
— ストーラ (@SUT0O0R4A4_) January 15, 2021
160g台に収まるくらいのスマホの選択肢増やしてくれ
OPPO A73とか質感もデザインもめっちゃすきなんだけどミドル故防水非対応なのが痛い— ゐ (@Thunderbolt_114) January 15, 2021
OPPO A73は防水・おサイフケータイには対応していません。同じOPPOのスマホではOPPO Reno3 AがA73に近いスペックを持ち、防水とおサイフケータイに対応しています。
防水・おサイフケータイを利用したい人はOPPO Reno3 Aを検討してください。
②物理SIM2枚によるDSDVはできない
OPPO A73はeSIM +nano SIMによるDSDV対応ですが、物理SIM2枚によるDSDVはできません。現在、国内でeSIMを利用できるのは楽天モバイルとIIJmioしかありません。
eSIM + nano SIMのOPPO A73だと、eSIM側は2つしか選択肢がないことになります。物理SIM2枚でDSDVが可能なら大手キャリアや他の格安SIMの中から自由に組み合わせが可能でした。
eSIM対応自体は悪いことではありませんが、現状では選択肢を狭めてしまいます。物理SIM2枚でDSDVを利用したい人はOPPO A73以外のモデルを利用しましょう。
③突き抜けた機能はない
OPPOA73、画面は大きくて綺麗!だから、YouTube見たり、ドラマ見る時はすごくいい👍✨
ただ、カメラの性能が…😶
正直、iPhone7の方がキレイに自然な感じで撮れてたなぁ🥺— ネムネリンゴ (@nemuneringo) January 4, 2021
OPPO A73を3週間くらい使ってみてるが個人的にカメラやパフォーマンスに物足りなさを感じ始めている。
超広角レンズや本体の薄さ軽さレザー調の背面はとても素敵。
なかなか惜しい。— よしむりん (@yoshimrin) January 1, 2021
OPPO A73はそれなりにまとまった両機種ですが、突き抜けた機能はありません。
スペックやカメラは価格を考えればまずまずですが、同価格帯でもっと突き抜けた性能や機能を持ったスマホは多いです。
例えばスペックを重視するならRedmi Note 9Sが候補に上がりますし、防水やおサイフケータイ対応で耐久力も重視するならAQUOS sense4があります。
OPPO A73は悪いスマホではありませんが、その機種ならではの機能・特徴がありません。ライバルが多い価格帯なので、もう少し尖った性能でも良かったですね。
4.【総合評価】OPPO A73がおすすめな人・おすすめでない人
OPPO A73のメリット・デメリットを考慮して、おすすめな人・おすすめでない人を以下にまとめました。
おすすめな人
- 低価格で隙のないスマホを使いたい
- 美しい液晶&軽いスマホで読書や動画を楽しみたい
- eSIM+物理SIMのDSDVにしたい
おすすめでない人
- 防水かおサイフケータイがないと困る
- 最高クラスのCPUやカメラ性能を求める
OPPO A73は手ごろな価格ながらスペックは及第点以上。普通にスマホが使えればOKな人ならコスパ抜群です。
とくに有機ELを採用したディスプレイは非常に鮮明で美しい映像を楽しめます。ディスプレイサイズは6.44と大型ですが、重量は162gと比較的軽いのもOPPO A73の魅力。
動画や読書をスマホで楽しみたい方には、最高の環境と言えるでしょう。また、OPPO A73はeSIMに対応しています。
eSIM対応スマホの中では比較的安価なので物理SIMと組み合わせたい方にもおすすめです。
5.まとめ
OPPO A73は実質2万円台で、有機ELディスプレイ、4眼カメラ、Snapdragon 662を搭載しておりコスパは良好です。
eSIM対応、レザー調のデザイン、軽量なボディなど人によっては刺さる特徴も持っています。
デメリットとして、防水やおサイフケータイには非対応。カメラを含むスペックも最高クラスではありません。
高性能なスマホを求めるならアンマッチですが、強いこだわりがないならOPPO A73で必要十分ですよ。