この記事のポイント
- AQUOS sense4はスペックの割にコスパに優れており、特に電池持ち&高性能CPUは特質ポイント
- デメリットとして挙げられるのは、カメラが値段相応なのと5G非対応くらい
- おサイフケータイ・防水対応で、さらに日本製スマホが欲しいなら非常におすすめできる機種
「AQUOS sense4が気になる。詳しいレビューを見たい・・」
AQUOS sense4はコスパの良さで大ヒットしたAQUOS senseシリーズの最新モデルです。
3万円台という手頃な価格で高性能なCPUと大容量バッテリーを搭載、さらに防水・防塵とおサイフケータイにも対応しています。
従来モデルの良い所はそのままに、コストパフォーマンスがさらに向上しました。日本製の高コスパスマホを使いたい人におすすめの1台です。
この記事ではAQUOS sense4のスペックとメリット・デメリットについて解説。どんな人におすすめできるのか徹底レビューしていきます。
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大きな欠点がなく、全項目が優秀な機種。ミドルスペック機種の傑作と言える。日本製のおサイフケータイ&防水スマホを欲しいなら非常におすすめ。
1.AQUOS sense4のスペック
発売日 | ドコモ版:2020年11月6日 SIMフリー版:2020年11月27日 |
---|---|
メーカー | シャープ |
重量 | 約177g |
画面 | 5.8インチ FHD+ 2280×1080 |
OS | Android 10 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 720G |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
カメラ性能 | アウト:1200万画素+1200万画素+800万画素 イン:800万画素 |
外部メモリ | microSDカード (最大1TB) |
バッテリー容量 | 4570mAh |
本体カラー | ライトカッパー シルバー ブラック |
防水 | 〇 (防水:IPX5/IPX8、防塵:IP6X) |
おサイフケータイ | 〇 |
ワンセグ | ✕ |
DSDV | ドコモ版:✕ SIMフリー版:〇(nanoSIM) |
2.評判・口コミから分かるAQUOS sense4のメリット
①スペックに対してコスパがいい
AQUOS sense 4、SHARPが本気出してきた感あるな。
— いくみ @ N BOX納車待ち (@Zhongye_ikumi) November 13, 2020
AQUOS sense 4結構良いよなぁ
少なくとも、OPPO Reno3 Aよりは良さげなミドルレンジ— msmnile mobile (@RMX2144EU) November 9, 2020
AQUOS sense4はコストパフォーマンスに優れています。スペックはミドルハイクラスとは思えないほどの充実ぶりです。
安さに見合わない高性能
- 大容量バッテリー搭載で電池持ちが良い
- 高性能なCPU搭載でサクサク快適に動作
- 防水とおサイフケータイに対応
- DSDV対応
これだけ充実していながら、価格は3万円台中ごろとリーズナブルです。
2~3万円台はコスパに優れる海外メーカースマホがたくさんあります。しかし、海外メーカー製のスマホは防水やおサイフケータイに対応していないことが多いです。
防水・おサイフケータイ対応かつ日本製の点も考慮して、AQUOS sense4のコストパフォーマンスの良さが抜きんでています。
②電池持ちがいい
aquos sense 4メッチャバッテリー持つね。容量考えても持つ方だと思う。
— 武蔵 (@0POCxQ14GeIjXTk) November 18, 2020
きのう、Aquos Sense 4 SIMフリー届いたから使い始めてるけど、電池持ちやべーな。びびるくらいもつ。pixel4 の持ちとは段違いだわ。
— ジンベぇ (@jinbeejpn) December 21, 2020
aquos sense 4、評判通り電池もちいいなー。SH-M07ユーザなら替えない理由がない。大きさも重さもほぼ同じで画面ちょっと大きく、カメラが3眼でCPUが速く、ROMが倍。
— nupuri (@wada_keiichi) December 9, 2020
AQUOS sense 4、2日前に充電して、50%切ったくらい。初期設定とかしてた分もあるし、普通に使ったら4日以上持ちそう
— sou51@フェニックスサポーター (@_sou51_) December 6, 2020
AQUOS sense4は電池持ちの良さが最大のメリットです。AQUOSシリーズ史上最大となる4,570mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
さらにシャープが独自開発した省エネIGZOディスプレイを採用しており、電池持ちは抜群です。1日数時間の利用なら1週間は充電せずに使えます。
ゲームや動画視聴を頻繁に利用する場合でも、丸1日は充電の心配が不要です。
また、充電を賢くコントロールしてバッテリーの劣化を防ぐインテリジェントチャージに対応しています。購入から1年経っても90%以上の電池寿命を維持することが可能です。
1つのスマホを長く使いたい人にも向いていますよ。
③高性能CPUでサクサク動く
AQUOS sense 4 liteで720G搭載なのか。お得度が高い。
— かない (@kanai_fx) November 10, 2020
ポチったAquos sense 4はCPUがSnapdragon 720Gなのでミドルレンジながらもゲーム性能は期待して良いのかしら😙
— 🍛MOGMOG🍺 (@technopolis) December 1, 2020
AQUOS sense4はミドルハイクラス向けの高性能CPU「Snapdragon 720G」を搭載しています。
前モデルのAQUOS sense3と比べてCPUの処理性能は2.2倍、GPUの処理性能は4.2倍にアップしました。
Snapdragon 720Gにより、動作はサクサク快適です。よほど重くなければ3Dゲームもプレイできます。
3万円台にもかかわらず、一昔前のハイエンドモデル並みの処理性能なのは驚きです。
④お風呂防水に対応
AQUOS sense4はお風呂防水に対応しています。IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防塵性能を持っており、水回りで利用しても故障にくいです。
水濡れに強いIGZOディスプレイとタッチパネルを採用しているので、水滴がついていてもスムーズに操作できます。
防水対応スマホでも、お風呂での利用は推奨していない機種が多いです。しかし、AQUOS sense4はお風呂防水にもしっかり対応しています。
ただし、お湯につけたり高温のお湯をかけたりするのは避けましょう。
なお、AQUOS sense4は本体をアルコール除菌シートで拭けます。常に清潔な状態で利用可能です。
⑤おサイフケータイに対応
AQUOS sense4はFelicaを搭載しています。楽天EdyやWAON、iDといったおサイフケータイ機能の利用が可能です。
SIMフリーでFelicaを搭載している機種は多くありません。おサイフケータイ対応のSIMフリースマホを使いたい人には貴重です。
おサイフケータイ以外にも、PayPayやLINE PayといったQRコード決済ももちろん使えます。
独自機能「Payトリガー」を使えば、指紋センサーを長押しするだけで決済アプリを起動できるので便利です。
3.評判・口コミから分かるAQUOS sense4のデメリット
①カメラ性能は価格相応
AQUOS Sense 4、スペックお値段も理想的なんだけどやっぱりカメラはアレっぽいなあ
— ㍋㌶ (@mepen19) December 13, 2020
AQUOS sense4のカメラ性能は価格相応です。明るい所ではキレイに撮影できますが、暗所や夜景の撮影は多少ノイズや白飛びが発生します。
同じ価格帯であるXiaomiのRedmi Note 9SやOPPOのReno3 Aなどと比べるとカメラ性能は劣るでしょう。
とは言え、従来モデルと比べると確実に進化しています。望遠カメラが追加されてトリプルレンズカメラとなり、光学2倍ズームに対応しました。
広角な写真やポートレートも撮影できるなど、カメラにこだわらない人なら十分すぎる性能です。
②5G通信に非対応
AQUOS sense 4買うにしても5Gの評判わかるまで待ちたいな
— ぎょーざ@千歌誕はホテルオハラで (@xauf3213) November 5, 2020
AQUOS sense4は5G通信には対応していません。利用できるのは4G回線だけです。5Gを利用したい人は次に発売されるAQUOS sense5Gを使用しましょう。
ただし、現時点では5Gの対応エリアは非常に狭く、5G対応スマホを買ってもその恩恵を受けられることは少ないです。
したがって、大多数の人にとっては5Gに対応していないことは大きなデメリットではありません。
4.SIMフリーモデルと違いはある?
AQUOS sense4はSIMフリーモデルに加えて、大手キャリアであるドコモからも発売されています。スペックはほぼ同じですが、SIMカード周りの対応状況が異なります。
SIMフリー版とドコモ版の違い
ドコモ版 | SIMフリー版 | |
---|---|---|
SIMロック | あり | なし |
SIMカード | nanoSIM | nanoSIM×2 |
DSDV | ✕ | 〇 |
ドコモ版はSIMロックがかかっています。auおよびソフトバンク回線の格安SIMで利用する場合はSIMロック解除が必要です。
SIMカードスロットはnanoSIMが1つのみで、DSDVは使えません。一方、SIMフリー版はnanoSIM×nanoSIMのデュアルSIMで、DSDVにも対応しています。
SIMカードを1枚しか使わないならどちらでも差はありません。逆に複数のSIMカードを活用したいならSIMフリー版を選びましょう。
5.AQUOS sense3から進化した点
AQUOS sense4の前モデルであるAQUOS sense3もコスパの高さで人気でしたが、そこからどれほど進化したのでしょうか。
AQUOS sense4とAQUOS sense3のスペックを比較してみましょう。
AQUOS sense3との違い
AQUOS sense4 | AQUOS sense3 | |
---|---|---|
重量 | 約177g | 約167g |
画面 | 5.8インチ FHD+、2280×1080 |
5.5インチ FHD+、2160×1080 |
OS | Android 10 | Android 9 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 720G |
Qualcomm Snapdragon 630 |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB | 64GB |
カメラ性能 | アウト:1200万画素+1200万画素+800万画素 イン:800万画素 |
アウト:1200万画素+1200万画素 イン:800万画素 |
外部メモリ | microSDカード (最大1TB) |
microSDカード (最大512GB) |
バッテリー容量 | 4570mAh | 4000mAh |
本体カラー | ライトカッパー シルバー ブラック |
ライトカッパー シルバーホワイト ブラック |
防水 | 〇 (防水:IPX5/IPX8、防塵:IP6X) |
〇 (防水:IPX5/IPX8、防塵:IP6X) |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 |
ワンセグ | ✕ | ✕ |
DSDV | ドコモ版:✕ SIMフリー版:〇 |
キャリア版:✕ SIMフリー版:〇 |
全体的にスペックがアップしているのが分かります。
とくに大きいのがCPUです。AQUOS sense3のSnapdragon 630と比べると、Snapdragon 720Gは処理性能が大幅にアップしました。
AQUOS sense3では3Dゲームの利用は難しかったですが、AQUOS sense4ならよほど重くなければ3Dゲームも快適です。
カメラも望遠カメラが搭載され、ナイトモードが追加されるなど進化しています。画面解像度やバッテリー容量など、細かいところもパワーアップ。
唯一、重量で比較するとAQUOS sense4はAQUOS sense3より10g重いです。バッテリー容量が増えたことを考えるとしょうがないかもしれません。
とは言え、AQUOS sense4の177gでも最近のスマホでは比較的軽い部類です。AQUOS sense3と比べてAQUOS sense4が劣る部分はほぼありません。
順当にグレードアップしています。
6.【総合評価】AQUOS sense4がおすすめな人・おすすめでない人
AQUOS sense4がおすすめな人・おすすめでない人を以下にまとめました。
おすすめな人
- コスパが良いスマホを使いたい
- バッテリー持ちを重視する
- 防水、おサイフケータイ対応の日本製スマホが欲しい
- そこまでカメラにこだわりがない
おすすめでない人
- 最高クラスのカメラ性能を重視する
- 5G通信を利用したい
AQUOS sense4はコスパに優れています。3万円台中ごろとリーズナブルながら、高性能なCPUを搭載しており動作は軽いです。
バッテリー持ちもよく、丸1日は充電せずに使えます。充電を気にする煩わしさから解放されますよ。
防水・おサイフケータイ対応なのもSIMフリーでは貴重です。スマホを普通に使えればOKな人なら全く問題ありません。
全体的に日本製スマホの中では最高峰とも言える端末です。大きな欠点は見当たらず、万人におすすめできるスマホです。
7.まとめ
AQUOS sense4は高性能なCPU「Snapdragon 720G」と4570mAhの大容量バッテリーを搭載、カメラ性能もアップするなど前モデルのAQUOS sense3から確実に進化しています。
それでいて価格は3万円台とほぼ据え置きです。AQUOS sense4は海外メーカー製のスマホにも負けないコストパフォーマンスを誇ります。
防水・おサイフケータイに対応している点を考慮すると、2~3万円台のSIMフリースマホでもトップクラスのコスパ。総合的に見て、AQUOS sense4は非常におすすめです。