OPPO AX7は中国のスマホメーカー「OPPO」から発売されているミドルクラスのSIMフリースマホです。
手ごろな価格で充実したスペックとカメラを持ち、コストパフォーマンスに優れます。また、デザイン性も高く、見た目やデザインを重視する人にもおすすめです。
今回はOPPO AX7のメリット・デメリットやスペック、評価などについて詳しく解説していきます。
1.OPPO AX7の外観
こちらがOPPO AX7の外観です。
OPPOらしく先進的なデザインです。手触りもいいですね。
画面はノッチ式なので、専有面積が大きいのが特徴的。6.2インチあるので、動画やゲームは迫力があります。
解像度に関しては普通の印象。ホーム画面では、シンプルなOPPO独自のOSが目を引きます。
2.OPPO AX7のスペックを考察
OPPO AX7のスペックを一覧表にまとめました。
発売日 | 2018年12月14日 |
---|---|
メーカー | OPPO |
サイズ | 高さ:約155.9mm 幅:約75.4mm 厚さ:約8.1mm |
重量 | 約168g |
画面 | 6.2インチ 1520×720 |
OS | ColorOS 5.2, based on Android 8.1 |
CPU | Snapdragon 450 (オクタコアCPU) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
カメラ性能 | アウト:1300万画素+200万画素 イン:1600万画素 |
外部メモリ | microSD (最大256GB) |
バッテリー容量 | 4230mAh |
本体カラー | ゴールド ブルー |
デュアルSIM | 〇 (DSDV) |
防水 | ✕ |
おサイフケータイ | ✕ |
ワンセグ | ✕ |
OPPO AX7はOSにOPPOがAndroidをベースにカスタマイズしている「ColorOS」を採用しています。 ColorOSはAndroidベースながら操作性はiOSに似ており、ややクセがあります。
逆に言えばiPhoneから乗り換える際はあまり違和感なく乗り換えることが可能です。Androidユーザーも、使っていればいずれ慣れるでしょう。
好きなアプリをいつでも呼び出せる「スマートサイドバー」といった便利な機能も多数あります。
OPPO AX7は2つのSIMカードを4G+4Gで待ち受けできる「DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)」に対応しています。
しかもSIMカードスロットとは別にmicroSDカードスロットがある「トリプルスロット仕様」なので、DSDVとmicroSDカードの併用が可能です。
トリプルスロットのスマホは少ないので、DSDVを使いつつmicroSDカードを使いたい人におすすめです。
ただし、OPPO AX7はauとソフトバンク(Y!mobile)のVoLTEには対応していますが、ドコモのVoLTEには対応していません。
ドコモのVoLTE通話を利用したい場合は要注意です。
3.OPPO AX7のメリット3つ
OPPO AX7には、以下のメリットがあります。
①6.2インチの大型ディスプレイで見やすい
OPPO AX7は6.2インチの大型ディスプレイを採用しています。
ブラウジングやSNSを利用する際に文字が見やすいですし、動画やゲームも迫力のある映像を楽しめます。
ディスプレイサイズが大きいため本体サイズも大きいですが、縦長のスリムなボディなので比較的持ちやすいです。
大画面実現のために画面上部にノッチ(切り欠け)がありますが、水滴型の非常に小さなノッチなので目立ちません。ノッチが苦手な人でも大丈夫でしょう。
また、OPPO AX7は3万円前後のスマホとは思えないほどデザインもおしゃれです。
この価格帯のスマホは安っぽいボディの機種も多いですが、OPPO AX7は光沢がある美しいデザインに仕上がっています。
背面カメラを覆うメッキ加工も高級感を上げる要因の1つですね。
カラーリングはゴールドとブルーの2種類です。どちらも深みのある色合いで、派手すぎないのでシーンを選ばず使えます。
OPPO AX7ならスマホを購入する際は見た目も重視する、という人でも問題ありません。
ただし解像度はあまり高くない
OPPO AX7はディスプレイサイズこそ大きいですが、画面解像度は1520×720とあまり高くありません。
コスト削減とバッテリー寿命を延ばすために、解像度が低めになっていると考えられます。
もちろん普通に使う分には困りませんが、フルHD(1980×1080)以上の解像度を持つスマホと比べるとやや画面が荒いです。
動画などの画質にこだわる人は要注意です。
②カメラ性能とメモリはコスパの割に良好
OPPO AX7は3万円台で買えるコスパ重視のスマホですが、その割にはカメラやスペックが充実しています。
OPPOのスマホはインカメラに力を入れていることで知られますが、AX7のインカメラも優秀です。
画素数が1600万とアウトカメラより高く、AIが被写体を自然に補正してくれる「A.I.ビューティーモード」も搭載しています。
美しい自撮りが撮れるので、SNSに自撮りを頻繁に載せる女性にもおすすめです。
1300万画素+200万画素のデュアルレンズ構成となっているアウトカメラも、AI機能やポートレートモード等に対応しており、よほどカメラにこだわらないのであれば十分な性能です。
メモリは同価格帯だと3GBのものが多いですが、OPPO AX7は4GB搭載しています。4GBあれば、普段使いなら全く問題ありません。
③4230mAhの大容量バッテリーを搭載
OPPO AX7は4230mAhの大容量バッテリーを搭載しています。バッテリー容量が多いということは、それだけ電池持ちが良いということです。
しかもOPPO AX7はAIによるバッテリー管理によって不要なアプリを停止させてくれるので、よりバッテリーが長持ちします。
動画やゲームをしないのであれば2~3日は充電不要です。ゲームや動画を長時間利用する場合でも、1日は軽く持つでしょう。
4.OPPO AX7のデメリット2つ
①3Dゲームがサクサク動かない
OPPO AX7はCPUに「Snapdragon 450」を採用しています。Snapdragon 450はエントリー向けのCPUで、性能はそこまで高くありません。
SNSやブラウジング、地図アプリ、軽い2Dゲームくらいであれば問題ないですが、動作の重い3Dゲームはサクサク動きません。
3Dゲームをプレイする場合はもう少し性能が良いCPU、具体的にはSnapdragon 600番台(Snapdragon 660など)以上を搭載したスマホを選びましょう。
ゲームスペース機能で多少は改善される
OPPO AX7にはOPPO独自の「ゲームスペース」という機能が搭載されています。 簡単に言うと、AX7をゲームに特化した状態にしてくれる機能です。
ゲームスペースを使うと、
- メモリをゲームアプリに優先的に割り振る
- ゲームの動作を最適化してスムーズにする
といった調節を自動でてれくれます。
ゲームスペースを活用することで多少はゲームがしやすくなります。とは言え、もともとのスペックがそこまで高くないので、過度な期待は厳禁です。
やはり、ゲーム目的ならもう少し性能が高いスマホを買いましょう。
②防水&おサイフケータイには非対応
低価格ながら充実した機能を持つAX7ですが、防水やおサイフケータイといった国内で需要の高い機能には非対応です。
OPPOのような海外メーカー製のスマホに防水やおサイフケータイが搭載されることはあまりありません。
これらの機能を使う場合はシャープや富士通といった国内メーカー製のスマホを購入しましょう。
価格・スペック的にはSHARPの「AQUOS sense3 SH-M12」がOPPO AX7に近く、おすすめです。
5.評判はいい?OPPO AX7の口コミを調査
ここまでAX7のメリット・デメリットやスペックを確認してきましたが、やはり実際に使っている人の評価も気になりますよね。
そこで、AX7の口コミをいくつか集めてみました(価格.comより参照)。
重いゲーム以外での使用であれば何ら不満出ません。ゲームも軽い白猫プロジェクトをプレイしますが、スムーズ極まりないですね。
CPU性能が低いからか、ブラウジングや動画再生では消費電力が格段に低いようです。元のバッテリサイズも相まって、使い方によっては数日放置でもいけそうなレベル。
ブルーの美しいボディカラーに一目惚れ!!地中海の深い海のような、非常に美しいボディカラーですガラスではなくプラスチックだが、非常に質感の高い綺麗なボディカラーです。
こんなにバッテリー持ちのよいスマホは初めてです。片道1時間少々の通勤時間にポチポチしていても2日は持ちます。
品質が価格の割に良くできており、背面のガラスが目を奪う出来。かなり好き。
カメラは、インカメラはビックリすらくらいキレイ。自撮りが多い方にはオススメ。AIがキレイに撮ってくれます。
アウトカメラはうーん?って感じです。どちらかというと、インカメラに力を入れていると思います。
多少ぼやけた感じはあります。フルHD以上がデフォルトになってきた現在でAX7はHD画質ですからね。ただし、色表現については及第点です。
画面は上位の端末に比べると劣ります。コストに見合った画面だと思います。
やはりバッテリー持ちが良いことが高く評価されています。売りであるインカメラも上々ですね。
スペックも重たいゲームをしなければ十分という口コミが多いです。一方、ディスプレイの質については解像度が低いため評価はあまり良くありません。
ただ、よほどこだわる人でなければ高解像度のスマホと比べても違いは分からないという意見もあります。
また、好評だったインカメラと比べると、アウトカメラはそこまで良くはないみたいですね。どちらかと言うと、インカメラを重視する人向けですね。
6.OPPO AX7がおすすめな人とは?
ここまでのOPPO AX7のメリット・デメリットや口コミを踏まえると、OPPO AX7は以下の人におすすめです。
- 3Dゲームはせず、コスパを重視する人
- デザイン性も重視する人
- バッテリーを重視する人
- 自撮りをよく撮る人
- DSDVとmicroSDカードを併用したい人
OPPO AX7は3Dゲームをプレイするのには力不足ですが、逆に言えば3Dゲームをしないのであれば十分な性能です。
価格を考えるとむしろコスパはかなり良いので、ゲームをせずコスパを重視したい人には十分ありと言えます。
他にも似たような価格・スペックのスマホはありますが、OPPO AX7ほどデザインの良い低価格スマホはあまりありません。
スペックにはこだわらないがデザインにはこだわりたい人にもおすすめです。
OPPO AX7は大容量バッテリーを搭載しており、電池持ちが非常に良いです。電池持ちを重視する場合も、選択肢の1つとなるでしょう。
OPPO AX7はアウトカメラよりもインカメラに力を入れています。美しい自撮りが撮影できるので、自撮りをよく撮る人にピッタリです。
また、OPPO AX7はSIMフリースマホでも数少ないトリプルスロット仕様のスマホです。DSDVとmicroSDカードを併用したい人にとっては貴重な選択肢の1つとなります。
7.OPPO AX7はIIJmioか楽天モバイルで安く購入できる
OPPO AX7は格安SIMとセット購入することもできます。購入できる格安SIMはいくつかありますが、中でもおすすめなのは「IIJmio」か「楽天モバイル」です。
どちらも端末代が大幅に安くなるキャンペーンを実施。5千円以下の激安価格で購入できます。
IIJmioでは同時に初期費用や月額料金が安くなるキャンペーンも実施しており、とにかく安さにこだわるならおすすめです。
楽天ユーザーの場合は楽天スーパーポイントが貯まる楽天モバイルを契約するほうが、長い目で見るとお得になります。
CHECK!
8.【まとめ】圧倒的なコスパと高級感のある見た目が最高
AX7はコストパフォーマンスの高さと美しいデザインが特徴です。
3万円前後という手ごろな価格ながら普段使いには問題ないスペックに4230mAhの大容量バッテリー、そして高品質なインカメラを搭載しています。
それでいてデザインも良く、ハイスペックモデルにも負けない高級感が漂っています。
コスパが高いスマホは他にもありますが、デザインも優秀なスマホはあまりありません。
コスパを重視しつつ、デザインも妥協したくないという人にはOPPO AX7がおすすめです。
この記事のおさらい
メリット
デメリット
おすすめな人
- 3Dゲームはせず、コスパを重視する人
- デザイン性も重視する人
- バッテリーを重視する人
- 自撮りをよく撮る人
- DSDVとmicroSDカードを併用したい人
購入できる格安SIM
- IIJmio
- 楽天モバイル