この記事のポイント
- 中古スマホをメインスマホとして使うには、まずSIMカードを挿入してからAPN設定を行う
- 中古スマホを購入するなら、低価格かつ保証が付いているイオシスがおすすめ
「中古スマホを活用したいけど、使い方がよく分からない・・」
新品ではとても手が出せない人気の機種でも、中古なら半額から7割程度の価格で購入できます。
中古スマホの利用者数は、国内で400万人(全体の約3%)と言われており勢いは増すばかり。
しかし気になるのが中古スマホの使い方。どうやって、通話やデータ通信を行うのでしょうか。
この記事では、中古スマホの使い方を徹底解説。初心者でも簡単にできる手順を3STEPでご紹介します。
OUTLINE -読みたい項目をタップ-
1.中古スマホの使い方とは?
中古スマホでも、大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)や格安SIMで利用可能です。
新規契約だけでなく、機種変更もOK。大手キャリアなら中古スマホを持ってキャリアショップに出向けば手続きしてくれますが、難しくはないので自分で設定することもできます。
中古スマホの使い方
それぞれ、詳しい手順を見ていきましょう。
STEP1:SIMカードを挿入する
中古スマホでデータ通信を行うには、SIMカードを挿入します。
SIMカード
SIMカードの挿入方法
- 新規契約:新たな携帯会社に契約して新SIMカードを挿入
- 機種変更:現在のSIMカードを抜いて中古スマホに入れ替える
SIMカードを挿入する時は、向きに注意しましょう。Androidは、microSDカードの挿入口に差し込まないよう気を付けて下さい。
SIMスロットの位置は端末によって異なります。端末の裏蓋か側面のトレイを開くパターンが多いです。
iPhoneは、SIMピンで側面のSIMスロットを開けましょう。
SIMスロット(iPhone)
新しいSIMカードをSIMトレイに載せ替えます。
SIMトレイに載せ替え
カチッと音がするまで差し込めば完了です。
SIMカードの挿入
通話しないならポケットWi-Fi(SIMカードなし)でもOK
もし、まったく通話しないなら中古スマホをWi-Fi運用するのもありです。その場合はポケットWi-Fiに契約しましょう。
近年、クラウドSIMの台頭で様々なポケットWi-Fiが乱立していますが、快適にスマホを使いたいならWiMAXが一番です。
GMOとくとくBB WiMAXなら、実質料金は全プロバイダで最安の3790円(高額キャッシュバックあり)でWiMAX回線を使用できます。
STEP2:APN設定を行う
SIMカードを挿入できたら、APN設定を行います。APN設定とは、契約中の携帯会社が電波をキャッチするために必要な初期設定です。
APN設定が完了すれば、ネットが繋がります。手順は、iPhone・Androidで異なります。
初心者でも5分以内に終わりますよ。モバイルデータ通信をOFFにしている方は、事前にONにしてから設定に入りましょう。
iPhoneの手順
iPhoneはAPN構成プロファイル(APN情報が詰まったファイル)をインストールすることで設定を行います。
事前準備としてWi-Fi環境が必須です。自宅にWi-Fi環境が無い方は、近くの無料Wi-Fiスポットを探してください。
Wi-Fi接続:「設定」→「Wi-Fi」→ 接続先のネットワーク名をタップ
準備ができたら、以下の手順で設定していきましょう。
ブラウザはSafariを使用しましょう。他のブラウザだと正常にダウンロードできない場合があります。
APN構成プロファイルのダウンロードURLは、契約先の携帯会社にてお知らせが届いているはずです。
ダウンロードURLにアクセスすると、APN構成プロファイルのインストール画面が自動的に立ち上がります。
そのまま「インストール」をタップしてください。
普段使っているiPhoneのロック解除ナンバーを入力します。
このあと、APN構成プロファイルのインストールが始まります。
以上で完了です。正しくインストールされたか確認するには、「設定」→「一般」→「プロファイル」をタップしてください。
成功なら、インストールしたばかりのAPN構成プロファイルが表示されているはずです。iPhoneでインターネットに接続できるかチェックしてみましょう。
注意点として、iPhoneはAPN情報を2社以上同時に保存することができません。他社に乗り換える際は、以前使っていたAPN情報を削除してください。
削除方法は、「設定」→「一般」→「プロファイル」から該当のAPNを選んで「削除」をタップするだけです。
楽天モバイル(楽天アンリミット)でAPN設定する場合は、「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信ネットワーク」をタップ。
「モバイルデータ通信」と「インターネット共有」の欄に「rakuten.jp」と入力して下さい。

Androidの手順
AndroidはAPN情報を手動入力して設定します。詳しい手順は以下の通りです。
※端末によって項目名が変わります
APN情報は以下の項目を入力します。
- 名前
- APN
- ユーザー名
- パスワード
- 認証タイプ
※入力すべき情報は、格安SIMから送られるマニュアルに記載されている
以上で完了です。
STEP3:電話帳を移行する
中古スマホで通話するためには、電話帳の移行が欠かせません。電話帳の移行方法はいくつかありますが、
- Googleアカウント
- クイックスタート(iPhoneのみ)
の2つが簡単です。
Googleアカウント
GoogleアカウントはAndroid・iPhone間でも電話帳を移行できます。まだアカウントを持っていない方は、事前にGoogleアカウントを新規作成しておきましょう。
詳しい手順は以下の通りです。
同期できるデータ一覧から「連絡先」を右へスライドしてください。以上で旧端末側の操作は終了です。
新しい端末を起動したら、旧端末と同じGoogleアカウントでログインしましょう。すると、電話帳が自動同期されます。
以上で完了です。上手く移行できない場合は、新端末側でGoogleアカウントの同期がOFFになっていないか確かめてみましょう。
なお、Googleアカウントを使えば電話帳だけでなく、
- Chrome
- Gmail
- Google Fitデータ
- Google Play Music
- Google Playムービー
- Googleフォト
- アプリデータ
- カレンダー
- ドライブ
- ユーザー情報
などのデータも移行できます。
クイックスタート(iPhoneのみ)
クイックスタートは、iTunesやiCloudでバックアップを取らずに、すべてのデータを素早く移行できます。iPhone同士をかざすだけなので非常に簡単です。
電話帳だけでなく、写真やアプリも移行できますよ。クイックスタートの詳しい利用手順は以下の通りです。
新iPhoneは初回起動でなければクイックスタートを使えません。初回起動でない場合は、いったん初期化してください。
新iPhoneの言語選択に入ると旧iPhoneに「新しいiPhoneを設定」と表示されるので「続ける」をタップしましょう。
旧iPhoneでカメラが立ち上がるので新iPhoneにかざします。円形のアニメーションをファインダーの中央に収めてください。
新iPhoneに旧iPhoneのパスコードを入力します。
Apple PayやFace IDなど、その他の設定が表示されるので入力していきましょう。スキップすることも可能です。
すべての入力が終わったら、データ転送が始まります。
以上で完了です。データ転送の時間は、転送量によって変わります。
注意点として、クイックスタートを使うにはWi-Fi環境が必要です。もし、Wi-Fi環境が無い場合はLightning-USBケーブルで旧・新iPhoneを繋げばオフライン転送が可能です。
2.中古スマホの購入はイオシスが最もおすすめ
中古スマホの購入先は、保証がしっかり付いている専門ストアがおすすめです。
この中で、特におすすめできるのがイオシスです。イオシスは、SIMフリースマホだけでも14000台以上販売しており、中古スマホショップの中ではトップクラスの実績を誇ります。
スマホの状態は細かくランク分けされており、未使用品(ほぼ新品)も購入可能。万が一動作しなかったときの無料補償(3か月)も付いており、安心して買い物できるのも強みです。
無料保証あり
オンラインストアなら、新型iPhoneも含めて圧倒的な在庫が揃っています。そして何より安さが魅力です。
イオシスの中古スマホを見る
※SIMフリーカテゴリーにジャンプします

3.中古スマホを使用する際の注意点
端末の状態・保証の有無を確認する
中古スマホは、故障や不良品のリスクがどうしても高くなります。保証の有無だけでなく、保証期間についてもしっかりチェックしておきましょう。
また、スマホ本体の寿命は3~5年ほど、バッテリーは2年経過すると徐々に劣化していきます。
あまり古い機種なら避けたほうが無難です。また、クリーニングの状況もよく確認しておくことが大切です。
ネットワーク利用制限がかかっていないか確認する
ネットワーク利用制限(赤ロム)とは、以前の使用者が携帯料金の未払いや不正利用をした場合にかけられる制限のことです。
なお、ネットワーク利用制限は、製造番号(IMEI番号)が分かれば以下のサイトから確認できます。
中古スマホの場合は、購入後にネットワーク利用制限が発覚することもあります。
SIMロック付きは使用できる携帯会社が限られる
SIMロック付きの中古スマホ(白ロム)は、使用できる携帯会社が限られるので注意しましょう。
SIMロック付きの中古スマホを使う条件
- ドコモの中古スマホ:ドコモかドコモ系格安SIMで利用可
- auの中古スマホ:auかau系格安SIMで利用可
- ソフトバンクの中古スマホ:ソフトバンクかソフトバンク系格安SIMで利用可
ご覧の通り、端末と回線を同キャリアに合わせればOKです。将来的なことを考えれば、なるべくSIMフリーかSIMロック解除済みの中古スマホを利用した方がいいでしょう。
4.まとめ
日本で400万人以上が利用する中古スマホ。賢く活用すれば、大幅な節約になります。
中古スマホの使い方ですが、まずはSIMカードを挿入しましょう。その後、ネット接続に必要なAPN設定を行えばOK。
機種変更の場合は、電話帳を移行させておけば完璧です。
中古スマホを購入する際は、端末の状態や保証の有無、SIMロックについてしっかりと確認して下さいね。
iPhone、GALAXY、Xperiaなど、市場に出回る数が多い機種ほど安く購入できますよ。
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