あとから申請できる？BIGLOBEモバイルの家族割（家族会員の割引）を徹底解説

「BIGLOBEモバイルで家族割は利用できるの・・？」

「家族で乗り換えたら、毎月どれくらいのスマホ代になるのか気になる」

BIGLOBEモバイルでは、格安SIMの中では少数派となる家族割を提供しています。離れて住む家族でも利用OKで、活用しない手はありません。

ただし、家族割の適用条件に関していくつか注意点があります。そこで今回は、BIGLOBEモバイルの家族割について徹底解説。

注意点や申込み方法はもちろん、毎月の料金シミュレーションについても説明していきます。

1.BIGLOBEモバイルの家族割とは？

最大4人まで月額220円の永年割引

BIGLOBEモバイルでは、最大4人まで月額220円（税込）のBIGLOBE家族割を適用できます。適用期間は決まっておらず永年割引なので、ちりつもでお得ですよ。

家族割は、音声通話SIM・データSIMともに申請できます。また、MNP・新規契約のどちらでも適用OKです。

別居の家族でも適用できる

BIGLOBEモバイルの家族割は、同居していない家族や親族でも適用できます。

BIGLOBE家族割

別住所だけでなく別姓でも登録OKです。なお、同棲中のカップルや事実婚については現状利用できるとの記載はなし。

家族会員に登録する必要あり

BIGLOBE家族割を適用するにあたり、BIGLOBEの家族会員に登録する必要があります。こちら、BIGLOBEサービス全体の家族会員となっており、利用料金はかかりません。

家族会員のイメージ

家族会員に登録することで、BIGLOBE家族割に登録する人の紐づけがスムーズになります。

BIGLOBEモバイルの申し込みとは別に登録するためひと手間かかってしまいますが、家族の証明書類を提出する必要はないためすぐに登録できますよ。

2.家族割適用後の料金シミュレーション

BIGLOBEモバイルの家族割を適用すると、毎月の支払いがいくらになるのか気になりますよね。そこで、4人家族を想定してシミュレーションしてみました。

4人家族の料金シミュレーション

※BIGLOBE家族割は2回線目から適用なので一人目（父）の料金は家族割対象外

BIGLOBEモバイルは、12GB以上のプランが高いのですが、6GB以内に収めれば相当な安上がりに。

上記のシミュレーションなら、1年目はキャンペーンが効いて、家族全員でもスマホ代を3520円に抑えられます。この料金で家族4人分を賄えるのは驚異的です・・。

家族割は、主回線を除く3人が適用されて、毎月660円引きとなります。

3.BIGLOBE家族割はあとから申請してもいい？

こちら可能なのですが、少しややこしい条件が付きます。

BIGLOBE家族割を利用するには、事前に家族会員の登録を済ませておく必要があります。

家族会員になった状態でBIGLOBEモバイルに申し込むことで、家族割対象のIDとして紐づくわけです。

そのため、家族会員の登録を行わず既にBIGLOBEモバイルを利用中の方は、今から家族割を申請することはできません。いったん解約して、再度契約し直す必要があります。

4.BIGLOBE家族割を使うときの注意点

BIGLOBEモバイルで家族割を利用する際は、以下の点に気を付けましょう。

既存ユーザーは家族会員に変更できない

前章で指摘した通り、既存のBIGLOBEモバイルユーザーの方は、あとから家族会員に登録（以降）することが不可。

そのため、既に家族でBIGLOBEモバイルに乗り換えてしまった方（家族会員の登録なしで）は、家族割を適用できません・・。

すでにBIGLOBE会員でご契約中の場合は、家族会員への移行はできません。「BIGLOBE家族割」の適用には、家族会員(家族ID)でお申し込みいただく必要があります。

BIGLOBE公式より

このあたり、不便な仕組みなので改善してほしいものです。これからBIGLOBEモバイルに乗り換える方は、気にしなくて大丈夫ですよ。

支払いを個別に分けられない

BIGLOBE家族割を適用すると、家族会員に紐づく関係で支払いを個別に分けられません。すべて主回線の人に請求がまとめられます。

支払いを一本化したい人には便利ですが、個別に分けたい方にとっては不便極まりないです。

どうしても支払いを分けたい場合は、「家族会員の独立」の手続きを行う必要があります。ただしその場合は、BIGLOBE家族割の適用が終了するため注意して下さい。

ドネドネは対象外

BIGLOBEでは、BIGLOBEモバイルとは別に大容量向けのスマホプラン「donedone（ドネドネ）」の提供を開始しました。

2728円で50GBも使える衝撃的なプランですが、残念ながら家族割は対象外です。なお、ビッグローブ光とのセット割（月額220円引き）は利用できます。

割引対象は2回線目から

BIGLOBE家族割の割引対象は、2回線目からです。1回線目（主回線）の方は、割引されないので注意して下さい。

申し込み毎に初期費用がかかる

BIGLOBEモバイルでは、初月に限り初期費用として3733円（契約事務手数料3300円+SIMカード準備料433円）が申し込み毎に請求されます。

結構な金額なので、家族分を支払うとなると痛い出費です。家族割を適用するなら免除してほしかったのですが、致し方ありません。

公式キャンペーンを活用して初期費用をカットできる

3733円の初期費用がかかるBIGLOBEモバイルですが、今なら公式キャンペーンを活用して初期費用を0円に抑えられます。

キャンペーンで初期費用無料

こちら、公式サイト以外からの申し込みは対象外なので注意して下さい。なお、BIGLOBEモバイルのキャンペーンは、初期費用以外にオプション無料や端末代金の割引など利用できます。

5.【オンライン完結】BIGLOBE家族割の申し込み方法

BIGLOBE家族割を適用するには、家族会員となった状態でBIGLOBEモバイルに申込む必要があります。詳しい手順は以下の通りです。

以上で完了です。3回線目以降は、再度ステップ2の家族会員の登録からやり直して人数分の契約を行います。

なお、6～20歳の方は保護者の方が家族会員の登録を行って下さいね。

6.家族割とシェアSIMの違い

BIGLOBEモバイルでは、家族割の他にシェアSIMを利用できます。こちらも、家族で利用が可能です。

シェアSIMの利用イメージ

家族割と違い、基本データ容量を分け合うことで節約効果を狙います。

個別にSIMカードを分けるより使い勝手は悪くなりますが、小さなお子さんに対してはこちらの契約方法で十分でしょう。

名義を分けて各SIMカードにMNP転入することもできます。また、自分で複数回線を使い分けたいときにも、シェアSIMは重宝します。

家族割との使い分けについては、以下を参考にして下さい。

BIGLOBEモバイルのシェアSIMが便利！自分名義でMNP転入もできます

7.220円引きじゃ足りない？ワイモバイルなら1188円引き

220円の割引額は正直少ないと感じるでしょう。以下、家族割を利用できる格安SIM一覧です。

家族割ありの格安SIM

現在、家族割を適用できる格安SIMは3社に限られます。以前はUQモバイルも家族割がありましたが、新プラン移行に伴い新規受付を終了しました。

キャリアの格安プラン（ahamo・povo・LINEMO）や楽天モバイルも家族割がないため、現状ワイモバイル一択と考えていいでしょう。

ワイモバイルの方が安い

いくら家族割の割引額が大きいとはいえ、本当にワイモバイルの方がお得なのか気になるところ。そこで、BIGLOBEモバイルの料金と比較してみることに。

ワイモバイルと料金比較

※BIGLOBEモバイルは2年目以降の価格

ワイモバイルもBIGLOBEモバイルと同様に、家族割は2回線目から適用されます。着目したいのが両者で提供している3GBプラン。

ワイモバイルの方が1000円を切っており安いです。また、大容量で比べてもワイモバイルの方が有利。

BIGLOBEモバイルよりさらにお得に家族割を適用したいなら、ワイモバイルを選んだ方がいいですよ。ワイモバイルの家族割が気になる方は、以下の記事をご参考に。

【あとから申請OK】ワイモバイルの家族割をオンライン申し込みする方法

8.まとめ

BIGLOBEモバイルでは月額220円引きの家族割を適用できます。別居の家族でも利用OK。

条件として家族会員の登録を済ませてBIGLOBEモバイルに申し込めば自動適用されますよ。いくつか注意点はあるものの、永年割引なので利用しないのは損。

BIGLOBEモバイルに家族で乗り換えを考えている方は、ぜひ活用してみて下さいね。