この記事では、実際にしながわ水族館に行ってきた詳細レポートをお届けします。館内の様子はすべて写真でレビュー。
また、しながわ水族館の基本情報やアクアパークとの違いについてもまとめていますよ。
しながわ水族館に行ってみたいけど、どんな感じなにか気になる・・そんな方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
1.絶対見逃せない!しながわ水族館の見どころを写真でレビュー
さっそく、しながわ水族館の見どころをレビューしていきます。順路はバラバラなので、その点はご了承ください。
1-1.可愛すぎるゴマフアザラシ(簡単なショーも見られる)
個人的にしながわ水族館で一番良かったのが、ゴマフアザラシ。もう、可愛すぎた。
ゴマフアザラシは、アザラシ館というエリアにたくさんいます。広々としていて、アザラシも気持ちよさそうに泳いでいます。
ちょうど見に行ったとき、運良く餌の時間帯でした。
飼育員にくっついて歩く姿がなんとも言えない可愛さ。ちょっとしたアザラシショーも見られました。
大々的なアザラシショーと違い、間近くで見られるのはいいですね。 この日(平日)のお客さんの数は5人。ガラスを隔てて真ん前まで来てくれました。
その距離わずか5cm!
近くにいたお子さんもびっくり。アザラシと見つめ合っています。
今までいろんな水族館に行きましたが、こんな近くでアザラシを見たことはありません。飼育員さんの合図でバイバイもしてくれました。
そして食べた後、眠るアザラシ。
下からアザラシを見ることもできます
アザラシ館は階段を通じて、地上と海底フロアに分かれています。海底に降りるとガラス張りになっていて、ゴマフアザラシを下から見上げることもできます。
まるで空飛ぶアザラシです。
1-2.神々しい光が!トンネル水槽
しながわ水族館の見せ所となっているのがトンネル水槽です。様々な魚が泳ぐ大水槽のトンネルを、歩くことができます。
トンネル水槽には、地上から光が差し込んでいます。
この光、めちゃめちゃ神々しい。まるでCGのような写真が撮れました。
ここで自撮りを撮ると超盛れるので(光と周りのブルーがやばいぐらい綺麗)、女性の方はみんな立ち止まっていましたね。
いやはや素晴らしい設計です。
1-3.幻想的なクラゲエリア
水族館の人気エリアといえば、やはりクラゲエリアでしょう。しながわ水族館にも、もちろんクラゲ専用のエリアがあります。
やっぱりクラゲはいつ見ても幻想的です。
LEDで綺麗にライトアップされているのがGood。クラゲの種類も豊富なので、クラゲヲタな方でも十分に楽しめますよ。
こちらは、敷き詰められたビー玉とクラゲ。とても綺麗です。
部屋の照明が暗いのと、幻想的なクラゲの演出でいちゃついてるカップルもいました(笑)。
デートにはもってこいの場所です。
1-4.かわいいペンギンエリア・・のはずが昼ドラのようなドロドロ関係に
みんな大好きペンギンエリア。子供は大喜びです。
見られるのは南アメリカに生息するマゼランペンギンです。ふと隣の壁に目をやると、ペンギンの相関図が書かれていました。
この相関図、なんかドロッとしてる(笑)。
誰と誰がカップルで、お父さんは誰で・・みたいなことが色々と書かれています。破局したペンギンや、禁断のカップル情報まで。まるで昼ドラです。
この相関図を見た後にペンギンエリアを見渡すと、見る目が変わりますね。
きっと色々あったんだろうな・・と勘ぐります(笑)。
ちなみに、ペンギンの腕に色のついた輪っかがあって、これでペンギンの名前が分かりやすくなっています。
また、ペンギンエリアの奥に穴がありますが、この中に子供がいるとのこと。
マゼランペンギンは巣穴を作る習性があるため、このような作りにしているのだそうです。
1-5.マジで迫力がヤバイ!目の前に巨大サメが
順路通り進むと、出口前の最後のエリアに登場するサメエリア(しながわ水族館ではシャークホールと言う)。
水槽が円形になっていて、その中に巨大なサメ(シロワニ)が優雅に泳いでいます。
でかっ!
これは、泣き出す子供もいるのではないでしょうか。恐る恐る近づいてみると・・。
この迫力!
それにしてもこのフォルム。人食いサメとして悪名高いホオジロザメに似ています。少し角度を変えて撮影。
CGじゃないですよ(笑)。
こんなの海で泳いでいて遭遇したら、気絶しそうです。今度は、少し下から撮ってみました。
伝わりますかね、この恐怖感。
しながわ水族館はここで出口となるため、最後の興奮で満足感がものすごく高いです。楽しませる順番を分かっていますね。
あまりにサメが強烈だったので、帰ったあとサメ映画(ディープブルー)を見てしまいました(笑)。
1-6.イルカショーは見られなかった
今回、イルカショーは残念ながら見られず。
その理由は、イルカが出産準備に入ったため。しばらく、イルカエリアは閉鎖されるとのことです。
イルカショーは、無事出産が終わったら再開される見込みです。 その際は、このようなイルカショーを楽しめます。
画像引用:公式サイトより
また、ショー以外の時間も、イルカが泳ぐ姿を見られる水槽もあり。
イルカショーが見たい方は、事前に「公式サイト」で実施の有無を確認しておくといいですよ。
1-7.その他の見どころもザックリと紹介
その他、しながわ水族館で撮影した海の生き物たちをご紹介していきますね。
まずはこちら、クマノミ。
子供がいたら、ニモだ!と騒ぐことでしょう。
そしてこちらは、食べたら美味しいセミエビです。
どんどん紹介していきますね。
回遊魚の代表格、イワシの群れ。
写真では少しわかりにくいタツノオトシゴ。赤ちゃんもいました。
思い切り水槽にへばりつくタコ。
作り物かと勘違いしたヒトデ。
小魚たちが気持ちよさそうに泳いでいます。
解説の場面でディズニーランドのような仕掛けも。
館内のレポートは以上です。ゆっくり回って2時間くらい楽しめました。
平日ということもあり、ゴミゴミしていなくて良かった。しながわ水族館、大満足です!
2.品川には2つの水族館がある!しながわ水族館とアクアパークの違いとは?
おそらく、品川の水族館と思われているのが、アクアパークでしょう。アクアパーク=品川水族館と勘違いする人も多いハズ。
厳密に言えば品川にあるのはしながわ水族館とアクアパークなので、「品川水族館」は存在しないのですが・・。
さて、アクアパークと品川水族館の違いは以下の通り。
しながわ水族館
- 品川駅に無い
- アザラシやイルカを間近くで見られる
- 魚の解説が細かい
- イルカショーのクオリティはまずまず
- 設備がやや古い(市の水族館っぽい)
- 家族向け
アクアパーク
- 品川駅にある
- 大人のロマンティックな雰囲気を楽しめる
- 魚の解説はイマイチ
- イルカショーのクオリティがトップレベル
- 設備が新しくて先進的
- カップル向け
しながわ水族館は、純粋に魚や海の生き物が好きな人と家族連れに向いています。 お子さんの教育がてら水族館に連れて行きたい人にもおすすめ。
あと、サメとアザラシが好きな方はしながわ水族館です。間近で見られます。
アクアパークは、ずばり大人のデートにぴったり。 雰囲気もいいですし、館内も綺麗です。
魚や海の知識を学ぶというより、エンターテイメントが主です。とくに見てほしいのがイルカショー。
そのクオリティは、国内トップレベルです。品川駅から近いのでアクセスもいいです。
ちなみに、しながわ水族館とアクアパークのどちらも体験している筆者。正直、それぞれのコンセプトがまったく違うので、どちらがオススメというのは無いですね。
両者の違いを見比べて、どちらに行くか決めましょう。
3.しながわ水族館の基本情報まとめ
3-1.休館日は火曜日、営業時間は17時まで
しながわ水族館の営業時間は以下の通り。
営業時間
- 10:00~17:00(入館16:30まで)
休館日は火曜日です。ただし、火曜日が祝日の日は営業しています。
営業時間ですが、夏休みの時期は18時まで延長されるのが通例です。
なお、館内はバリアフリーの設備となっており、車椅子の無料貸出もあります。その他、有料ロッカーもあります。
3-2.アクセス情報(最寄り駅は品川ではなく大森海岸)
しながわ水族館で注意したいのがアクセス。品川と名前が付きますが、最寄り駅は大森海岸駅(京急線)となります。
大森海岸は品川から電車で10分。急行はとまらない駅なので注意してください。
しながわ水族館の詳しい場所はこちら。
大森海岸駅からしながわ水族館までの距離は徒歩8分。十分歩いて行けます。
また、道中に水族館の案内標識があるので迷うことも無いですよ。
大井町駅から無料送迎バスあり
JRでお越しの方は、大井町駅から無料送迎バスが出ています。時刻表は「こちらのページ」を参考にしてください。
3-3.ランチは併設のレストランがおすすめ
途中休憩でランチを取りたい方は、しながわ水族館に併設されているレストランドルフィンがおすすめ。
水に浮かぶレストランとなっていて、公園の景色を楽しみながら食事ができます。
今回は立ち寄りませんでしたが、メニューの写真だけ撮ってきました。
五目焼きそば、ハンバーグ、シーフードドリアなど美味しそうな料理がたくさん。どの料理も1000~1200円くらいが相場です。ビールもあります。
ちなみに、しながわ水族館はしながわ区民公園内に建てられています。水族館は再入場できるので、ランチの時間だけ公園でピクニックするのもありですよ。
3-4.車の方へ、駐車場があります
車でお越しの方は、駐車場が利用できます。こちらが詳しい地図です。
駐車料金は20分につき100円。駐車台数は96台までです。
駐車営業時間は、4~11月が19時まで、12~3月が18時までとなります。
4.事前予約で割引あり!お得にしながわ水族館を楽しめる
まず、しながわ水族館の入館料金は以下となります。
入館料金
- 大人(高校生以上):1350円
- 中学生・小学生:600円
- 幼児(4歳以上):300円
- シルバー(65歳以上):1200円
3歳未満のお子さんは無料です。障害者手帳をお持ちの方は、減免で半額(大人料金は670円)となります。
なお、品川区民あるいは在勤・在学の方は、社員証や学生証を掲示することで特別料金となります。
一般の方で割引を適用させたい方は、以下のコンビニで発券すると大人1350円→1250円となります。
割引チケットありのコンビニ
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
私はセブンイレブンで発券しました。こちらが割引チケットです。
なお、割引チケットの取得が面倒な方は、オンラインで事前にチケット取得だけでもしておくといいですよ。
おすすめは「アソビュー」です。割引はありませんが、事前にチケット購入しておくことで混雑時でも並ばず入館できます。クレジットカード決済ができるのも利点です。
5.【まとめ】しながわ水族館を思いっきり楽しもう
この記事では、しながわ水族館の魅力を余すこと無くお伝えしてきました。品川といえばアクアパークが有名ですが、しながわ水族館も負けていません。
とくにアザラシ館やシャークホールは見もの。ガラス一枚を隔てて、目の前で楽しめます。
アクセスは大森海岸駅が最寄りとなるのでご注意を。
しながわ水族館は、アクアパークに飽きたカップル、小さなお子さんのいる家庭、魚について詳しく調べたい人には、もってこいの場所です。ぜひ、楽しんできて下さいね。