LINEモバイルでは端末が故障した際に交換・修理をしてくれる「端末保証オプション」が用意されています。セット購入した端末はもちろん、自分で用意した端末も保証を受けられるので安心です。
ただ端末保証オプションは月額料金がかかる有料オプションなので、付けるべきか悩んでいる人も多いでしょう。
今回はLINEモバイルの端末保証の内容や注意点、保証が不要な人/必要な人について詳しく解説します。
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1.LINEモバイルには2つの端末保証がある
1-1.手持ちの端末もOK!すべての端末が保証される
LINEモバイルで利用できる端末保証オプションには以下の2種類が用意されています。
- 端末保証
- 持込端末保証
端末保証=LINEモバイルで購入した端末を保証
端末保証はLINEモバイルのSIMカードと端末をセットで購入した人が利用できる保証オプションです。 端末にトラブルが発生した際に、端末交換代金を支払うことで新しい端末と交換してくれます。
保証範囲は故障、水漏れ、破損です。盗難・紛失や分解による故障などは保証してくれません。また、メーカー保証が残っている場合はメーカー保証になります。
なお、端末保証はAndroid端末のみ対象です。
持込端末保証=手持ちの端末を保証
「持込端末保証」はSIMカードのみを契約した人、つまり自分で用意した端末でLINEモバイルを利用する人が利用できる保証オプションです。 最大5万円を上限に、故障端末の修理又は交換ができます。
保証範囲は故障、水漏れ、破損です。端末補償同様、盗難・紛失や分解・改造による故障は対象外になります。
持込端末保証はAndroid端末・iOS端末ともに利用可能です。
1-2.端末保証を申し込めるのは初回のみ
端末保証・持込端末保証は、LINEモバイルの新規申し込み時のみ加入できます。後から申し込むことはできません。
申込み方法はかんたん。LINEモバイルの契約時に、端末保証を選択するだけです。
LINEモバイルに「端末+SIMカード」で申し込めば、端末保証オプションの選択が表示されます。
「SIMカードのみ」で申し込めば、持込端末保証を選択できます。
解約はいつでもOK
端末保証・持込端末保証ともに契約期間の縛りはなく、いつでもマイページから解約できます。
ただし、解約月の月額料金は日割りなし。 いつ解約しても、1ヶ月分の月額料金がかかります。
また、解約後に再加入することもできません。解約する際は慎重に検討してください。
2.端末保証(LINEモバイルで購入した端末)の内容
2-1.月額450円(初月無料)で最大3年間の保証
端末保証は月額450円(初月は無料)でセット購入した端末のトラブルを保証してくれるオプションです。
LINEモバイルの利用開始日が保証開始日となり、保証開始日から最大3年間に渡って保証が受けられます。
保証内容の詳細は以下の通りです。
端末保証のサービス内容
- 交換端末:同一機種、同一カラーの新品またはリフレッシュ端末
- 端末お届けまでの期間:約2日間
- 交換代金:1回目 5,000円、2回目8,000円
- 保証期間:3年間
- 利用回数:年2回まで
- 保証範囲:故障、水漏れ、破損
問い合わせ先
- 端末保証受付センター(0120-866-919)
- 受付時間:10時~19時(年中無休)
交換端末は原則、同一機種・同一カラーの端末ですが、在庫不足や生産終了などの理由で別端末になる場合があります。また、交換する端末は新品またはリフレッシュ端末のどちらかになります。
リフレッシュ端末とは初期不良などが原因で他のユーザーから回収した新品同様の端末のことです。
盗難による保証は無いので注意して下さい。
2-2.故障端末を交換する流れ
端末保証を利用して故障端末を交換する流れは以下の通りです。
- LINEモバイル 端末保証センターに電話で連絡
- 最短翌日~2日で交換端末の受け取り
- 返送キットで故障端末を送付
端末にトラブルが発生したら「LINEモバイル 端末保証センター」に電話で連絡します。
「契約者名」「ログインID」「電話番号」を聞かれるので、あらかじめ控えておきましょう。
18:00までに受付が完了すれば、当日のうちに交換端末を発送してくれます。最短翌日に到着しますよ。
交換端末と同時に返送キットが届くので、故障端末をLINEモバイルに送付してください。
交換端末ですが、LINEアプリやi-フィルターのインストール、APN設定などが完了しているので、到着してSIMカードを挿し変えればすぐに利用可能です。
3.持込端末保証(自分で用意した端末)の内容
3-1.月額500円(初月無料)で5万円まで保証
持込端末保証は月額500円(初月は無料)で持込端末(自分で用意した端末)のトラブルを保証してくれるオプションです。
持込端末保証は交換だけではなく本体の修理となるケースもあります。
持込端末保証の保証内容の詳細は以下の通りです。
持込端末保証のサービス内容
- 対象機器:Android端末、iOS端末(iOS端末は修理のみ)
- 交換端末:同一OSの新品またはリフレッシュ端末
- 端末お届けまでの期間:約2週間
- 交換/修理代金:1回目 4,000円、2回目8,000円
- 利用回数:年2回まで
- 保証範囲:故障、水漏れ、破損
- 保証期間:自然故障は発売月の3年後、落下・水漏れは解約するまで
問い合わせ先
- 端末保証受付センター(0120-866-919)
- 受付時間:10時~19時(年中無休)
持込端末保証は申し込み可能な端末が以下のように定められています。
- 画面割れ、ケース割れ、水濡れ等が無く正常に動作している端末
- LINEモバイルのSIMカードで作動
- 日本国内で販売されたメーカーの正規品
保証対象として登録できるのは1機種のみ。Wi-Fiモデル(データ通信ができない端末)の端末は対象外です。
持込端末保証は申し込み翌月から保証が開始されます。
3-2.交換端末の選択はできない
持込端末保証で端末を交換する場合、交換後の端末は同一OSを搭載した新品またはリフレッシュ端末となります。
LINEモバイルが保有する交換端末から選ばれる仕組みです。故障端末とは違う端末と交換される可能性があります。
なお、交換端末の指定はできません。修理か交換かの判断も、LINEモバイル側で行います。
※iPhoneは修理対応のみです
3-3.修理代が高いiPhoneは加入する価値あり
Androidと比べiPhoneは修理代が高額なので、持込端末保証を利用したほうがお得になるケースが多いです。
iPhone 8が故障した際の修理代を例に上げてみましょう。
iPhone 8の修理代金
症状 | 正規の修理代 | 持込端末保証 |
---|---|---|
画面の破損 | 16,800円 | 4,000円 (2回目は8,000円) |
その他の損傷 (水濡れなど) |
39,800円 |
iPhone 8を普通に修理する場合は画面の破損だけで16,800円、その他の損傷があった場合は39,800円もかかります。
対して、持込端末保証の場合は4,000円と非常に安いです。2回目は8,000円になりますが、それでも正規の修理の半分以下になります。
もちろん、毎月500円の掛け金は必要ですが、それでも正規の修理代金より安くなる場合がほとんどです。
SIMフリー版、キャリア版問わず、持込端末保証はすべてのiPhoneで保証が適用されます。
3-4.持込端末保証を利用する流れ
持込端末保証を利用する流れは以下の通りです。
- 持込端末保証申し込み後、保証対象にする端末のIMEIを登録
- トラブルが発生したらLINEモバイル 端末保証センターに電話で連絡
- iOS端末の場合は「iPhoneを探す」をオフにして端末を初期化
- 返送キットと貸出端末(希望者のみ)が到着したら故障端末を返送
- 故障端末の診断結果
- 修理完了端末または交換端末の受け取り
最初にIMEIを登録しておこう
持込端末保証を利用するには保証対象にしたい端末のIMEI(製造番号)を「IMEI番号登録ページ」に登録しておく必要があります。
IMEIの確認方法
- Android:「設定」→「端末情報」→「機器の状態」
- iPhone:「設定」→「一般」→「情報」
Androidは機種によって詳しい手順が異なるので、取扱説明書も参考にしてください。
また、Android・iPhoneともに電話アプリから「*#06#」と入力することでIMEIを確認することが可能です。
18:00までの受付で当日発送
持込端末保証の利用受付では、「契約者名」「ログインID」「電話番号」を聞かれます。
18:00までに受付が完了すると返送キットと貸出端末(希望者のみ)が当日中に発送されます。届いた返送キットを使って故障端末をLINEモバイルに送りましょう。
なお、iOS端末の場合は「iPhoneを探す」をオフにし、本体を初期化したうえで送付してください。
故障端末到着後、LINEモバイルで故障端末の診断が行われ、その結果次第で修理になるか交換になるか決定します(iPhoneは修理)。
4.LINEモバイルの端末保証は必要?
4-1.3万円以下の端末に保証はいらない
LINEモバイルの端末保証は便利ですが、月額料金がかかるため必要かどうか迷っている人も多いと思います。
結論から言うと、3万円以下の端末なら端末保証は不要です。
例えば端末保証を2年間利用し、その間に1回保証を利用したとすると、合計で15,800円の費用がかかります。
端末保証を2年間利用
- 月額:10800円(450円×24ヶ月)
- 交換費用:5000円
利用している端末が2万円前後であれば、端末保証に加入せず故障したら新しく買い直せばいいですね。
4-2.高級機種の購入時かスマホを壊しやすい人だけ保証を考える
以下の人は端末保証の加入を検討しましょう。
- 6万円以上の高価なスマホを利用する人
- 防水機能のないスマホを屋外や水回りでよく利用する人
6万円以上の高価なスマホを利用する場合は端末保証を利用したほうが安心です。
ただし持込端末保証は修理・交換にかかる費用が5万円を超えると、超過分は自己負担なのでご注意を。
3~6万円が微妙なラインですが、普段からスマホを壊しやすいなら保証に入ったほうがいいでしょう。
また、防水機能のないスマホを屋外や水回りでよく利用する場合は故障する可能性が高いので、端末保証に入っておいたほうが安心です。
逆に、防水機能ありのスマホは、耐久力も高いので端末保証を付ける必要はないですよ。
5.【まとめ】LINEモバイルの端末保証を付けるべきか検討しよう
この記事では、LINEモバイルの端末保証について解説しました。
LINEモバイルではセット購入した端末向けの「端末保証」と、自分で用意した端末向けの「持込端末保証」の2種類の保証サービスが利用できます。
新しくスマホを買う人も今までのスマホを買う人も、故障やトラブルに備えられるので安心ですね。
端末保証を付けるかどうかは端末代金や、普段のスマホの使い方(壊しやすいか)で変わります。端末保証を付けられるのはLINEモバイルを申し込むときだけなので、じっくり検討しましょう。
LINEモバイルの魅力とは?
月額700円から契約できるLINEモバイル。さらに月額割引などWEB限定キャンペーンも豊富です。
ソフトバンク回線は全格安SIMで最安値。LINEらしくLINEアプリは通話も含めてカウントフリーで使い放題に。
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