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モトローラのMoto G6 Plusをレビュー【スペック・性能評価あり】

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Moto G6 Plusはモトローラから発売されているミドルクラスのSIMフリースマホです。前モデルの特徴でもあるトリプルスロット仕様はそのままに、18:9の縦長ディスプレイを採用し、デュアルレンズカメラを搭載するなど最新のトレンドを抑え、スペックも強化されています。

今回はMoto G6 Plusのスペックやメリット・デメリットについて詳しく解説します。

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Moto G6 Plusのスペック

ここからはMoto G6 Plusのスペックを見ていきましょう。

1-1.スペック一覧表

Moto G6 Plusのスペックは以下の通りです。

発売日 2018年6月8日
メーカー モトローラ
サイズ 高さ:約159.9mm
幅:約75.5mm
厚さ:約8.1mm
重量 約165g
画面サイズ 5.93インチ、FHD+、2160×1080
OS Android 8.0
CPU Qualcomm Snapdragon 630 (SDM630)
2.2GHz ×8 オクタコアCPU
RAM 4GB
ROM 64GB
カメラ性能 アウトカメラ:1200万画素+500万画素
インカメラ:1600万画素
外部メモリ micro SD(最大128GB)
SIMサイズ nano SIM×2
通信方式 LTE:B1 / B2 / B3 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B26 / B28 / B38 / B40 / B41
3G:B1 / B2 / B5 / B8 / B19(B6含む)
2G:850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz
Wi-Fi:IEEE802.11 b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)
バッテリー
容量
3200mAh 急速充電対応
本体カラー ディープインディゴ
デュアルSIM DSDS対応
防水 ×
おサイフ
ケータイ
×

1-2.端末の特徴

Moto G6 Plusの特徴は以下の通りです。

  • 国内3キャリアの回線に対応
  • DSDSとmicroSDが併用できるトリプルスロット仕様
  • 背景をぼかせるデュアルレンズカメラ搭載
  • シリーズ初の18:9の縦長ディスプレイを採用
  • 指紋認証と顔認証に対応

Moto G6 Plusはドコモ、au、ソフトバンクの国内キャリアすべての回線に対応しています。VoLTEも利用できるので、格安SIMでも高品質な音声通話を楽しめます。とくにau VoLTEに対応しているスマホは貴重です。DSDSにも対応しているので、自分の使いたいSIMに合わせて多様な使い方ができます。しかもトリプルスロット仕様なので、microSDとの併用も可能です。

前モデルのG5 Plusはアウトカメラ・インカメラともにシングルレンズでした。それに対してG6 Plusのアウトカメラは1200万画素+500万画素のデュアルレンズカメラになり、より本格的な写真が撮影できるようになりました。Moto G6 Plusはアスペクト比18:9の縦長ディスプレイをシリーズで初めて採用しています。

ディスプレイサイズは5.93インチと大型ですが、縦長なので持ちやすいです。生体認証は従来の指紋認証だけでなく、顔認証にも対応しています。普段は指紋認証、手袋をしているときは顔認証といったように状況に応じて使い分けることが可能です。

1-3.外観・デザインの感想

moto g6 plus

Moto G6 Plusの外観は非常に高級感があります。前モデルのG5 Plusはメタルボディでしたが、G6 Plusは新たに3Dガラスを採用しており、見る角度によって色合いや光の反射の仕方が変わります。とても40,000円前後の手ごろな価格で買えるスマホとは思えない仕上がりです。

カラーリングは深みのあるディープインディゴの1色だけなので、どちらかと言うと大人向けの印象です。プライベートはもちろん、ビジネスで使っても全く問題ないでしょう。

アウトカメラが出っ張っているのがデメリット

Moto G6 Plusのアウトカメラはかなり出っ張っています。そのため、机の上に置くとグラグラと揺れてしまいます。ケースを付ければカメラの出っ張りはほとんど気にならなくなるので、G6 Plusを使う場合はケースを付けるのがおすすめです。

1-4.Moto G5 Plusと比較

Moto G6 Plusを前モデルに当たる「Moto G5 Plus」と比較してみました。

※スペックが高い方が赤

Moto G6 Plus Moto G5 Plus
発売日 2018年6月8日 2017年3月31日
メーカー モトローラ モトローラ
サイズ 高さ:約159.9mm
幅:約75.5mm
厚さ:約8.1mm
高さ:約150.2mm
幅:約74mm
厚さ:約7.7~9.7mm
重量 約165g 約155g
画面
サイズ
5.93インチ、FHD+
2160×1080
5.2インチ、FHD
1920×1080
OS Android 8.0 Android 7.0
CPU Qualcomm Snapdragon 630 (SDM630)
2.2GHz ×8 オクタコアCPU
Qualcomm Snapdragon 625
2.0GHz ×8 オクタコアCPU
RAM 4GB 4GB
ROM 64GB 32GB
カメラ
性能
アウトカメラ:1200万画素+500万画素
インカメラ:1600万画素
アウトカメラ:1200万画素
インカメラ:500万画素
外部
メモリ
micro SD(最大128GB) micro SD(最大128GB)
SIM
サイズ
nano SIM×2 nano SIM×2
通信方式 LTE:B1 / B2 / B3 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B26 / B28 / B38 / B40 / B41
3G:B1 / B2 / B5 / B8 / B19(B6含む)
2G:850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz
Wi-Fi:IEEE802.11 b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)
LTE:B1 / B3 / B5 / B7 / B8 / B19 / B20 / B28 / B38 / B40 / B41
3G:B1 / B2 / B5 / B8 / B19(B6含む)
2G:850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz
Wi-Fi:IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz/5GHz)
バッテリー
容量
3,200mAh
急速充電対応
3,000mAh
急速充電対応
本体カラー ディープインディゴ ルナグレー
ファインゴールド
デュアル
SIM
DSDS対応 DSDS対応
防水 × ×
おサイフ
ケータイ
× ×

G6 PlusとG5 Plusのスペックを比較すると、G6 Plusはスペックがかなり強化されていることが分かります。SoCはSnapdragon 625から630にグレードアップしています。同じオクタコアCPUですが、処理速度が向上しており、3Gゲームもサクサク動作します。ROMの容量も倍の64GBになっており、たくさんの画像やアプリを保存可能です。

G5 PlusでシングルレンズだったアウトカメラはG6 Plusでは1200万画素+500万画素のデュアルレンズカメラになりました。より暗所に強くなっただけでなく、背景をぼかした本格的な写真の撮影も可能です。細かい所だと、G6 PlusはWi-FiのIEEE802.11ac規格に対応しました。Wi-Fi接続時の最大通信速度が速くなり、これまで以上に快適にWi-Fiが利用できます。

一方、G5 Plusに劣るのが携帯性です。縦、幅ともに大きくなり重量も増えました。しかしその代わりにディスプレイは5.93インチと大型になり、ゲームや動画をより楽しめます。スペック以外では本体がメタルボディから3Dガラスボディになり、高級感が増しました。それでも価格はG5 Plusとほぼ同じなので、G6 Plusはかなりコスパが良いと言えます。


2.Moto G6 Plusのおすすめポイント

(1)国内3キャリアの回線&VoLTEに対応

Moto G6 Plusは国内3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の回線&VoLTEに対応しています。3キャリアすべての回線にしっかり対応しているのはさすがモトローラですね。とくに大きいのがau VoLTEに対応している点です。

UQモバイルやmineo、IIJmioといったau系の格安SIMを利用する場合はau VoLTEに対応していないといけませんが、au VoLTEに対応しているSIMフリースマホは種類が少ないです。au系格安SIMを使いたい人にとっては非常に貴重な端末と言えます。

(2)DSDSとmicroSDを同時に利用できる

Moto G6 PlusはDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応しており、2枚のSIMカードを同時に待受けできます。しかもSIMカードスロットと独立したmicroSDカードスロットがある「トリプルスロット仕様」なので、DSDSとmicroSDカードを併用することが可能です。

トリプルスロットは前モデルのG5 Plusでも対応していましたが、SIMフリースマホ全体ではトリプルスロット仕様のモデルはかなり少ないです。

(3)本格的な写真も撮影できる高性能なデュアルレンズカメラを搭載

Moto G6 Plusはアウトカメラが1200万画素+500万画素のデュアルレンズカメラになっています。デュアルレンズカメラになったことで、背景をぼかした本格的な写真が撮影できるようになりました。写真を撮影した後にボケ具合やピントを合わせる位置を調整することも可能です。最近だとデュアルレンズカメラ自体は多くのスマホに搭載されています。

しかし、特定の場所だけカラーにして残りはモノクロにする「スポットカラーモード」や後述するMotoアクションを利用した「クイックショット」など、Moto G6 Plusならではのカメラ機能が充実しています。

(4)ジェスチャーでスマホを操作する「Motoアクション」

Motoエクスペリエンスはモトローラ製スマホに搭載されている独自の機能をまとめたものです。Motoエクスペリエンスの1つに、Motoアクション」というものがあります。

Motoアクションは

  • 手首をひねってカメラを起動
  • 2回振り下ろしてフラッシュライトを点灯
  • 3本指を使ってスクリーンショットを素早く撮影

といったように、ジェスチャーでスマホを操作することができる機能です。最初は慣れが必要ですが、慣れてしまうと様々な機能・アプリを素早く使えるため、一度使うと手放せなくなるほどです。

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3.Moto G6 Plusを購入できるMVNO

Moto G6 Plusは格安SIMとのセット購入も可能です。取り扱っているMVNOと価格は以下の通りです。

4.Moto G6 Plusの評価まとめ

Moto G6 Plusはシリーズの特徴でもあったトリプルスロット仕様はそのままに、

  • シリーズ初となるアスペクト比18:9の縦長ディスプレイを採用
  • デュアルレンズカメラを搭載
  • 顔認証と指紋認証の両方に対応

など、最近のスマホのトレンドをしっかりと押さえています。Snapdragon 630と4GBメモリを搭載しており、スペックも強化されています。これだけ充実していながら価格は40,000円前後とリーズナブルです。Moto G6 Plusは非常にコスパに優れたSIMフリースマホと言えますね。

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