この記事のポイント
- IIJmioのプリペイドパックは3791円で2GB使える
- 使い方は簡単で便利だが、利用料金が高すぎるためおすすめできない
- 代替案として、IIJmioの通常プラン(データSIM)か楽天アンリミットを使った方がいい
「IIJmioのプリペイドパックが気になるけど、実際どうなの・・?」
IIJmio(みおふぉん)では短期契約者向けにプリペイドパックが用意されています。簡素な手続きで利用できるため便利です。
しかし致命的なのが利用料金。非常に高額なので、どうしてもプリペイドでないとダメな方以外はおすすめできません。
この記事では、IIJmioプリペイドパックについて詳しいサービス内容から使い方まで徹底解説。そのうえで、おすすめできないポイントと代替案を説明していきます。
\在庫切れ確実!端末セール中/
1.IIJmioのプリペイドパックとは?
IIJmioプリペイドパックとは、プリペイド式で申し込める短期契約向けのSIMカードです。面倒な手続きは不要で、2GBのデータ容量を使用できます。
パッケージ料金は3791円で、利用期限は3か月です。プリペイドパックは買い切りなので、毎月の費用はかかりません。
IIJmioプリペイドパック
- 料金:3791円
- データ容量:2GB
- 利用期限:3ヵ月
活用シーンとしては、IIJmioのお試しのほか一時帰国などで日本に短期滞在するときにも使えます。
データ容量を使い切ったら、IIJmioクーポンカードにてリチャージ(容量追加)が可能です。プリペイドSIMながら、サポートページも用意されています。
なお、プリペイドパックの購入またはリチャージした日から4ヶ月以内なら、通常契約へアップグレード可能です。その場合、3000円の契約事務手数料はかかりません。
プリペイドパックにデータ容量を残してアップグレードしても大丈夫です(データ残量が引き継がれる)。
\ちょうどいい8GBで1518円/
2.IIJmio プリペイドパックの使い方
購入方法
IIJmioプリペイドパックは家電量販店かネット通販から購入できます。価格はどこも同じです。
家電量販店
- ヤマダ電機
- ヨドバシカメラ
- TSUKUMO
- イーブーム
- ベスト電器
- じゃんぱら
- PC DEPOT
- エコたん
- Joshin
ネット通販
- Amazon
- エコたん.jp
- イーベスト
- ヤマダ電機WEB.com
- Joshinネットショッピング
- じゃんぱら
- ツクモ ネットショッピング
- ヨドバシ・ドット・コム
購入する際はSIMカードサイズに気を付けてください。iPhoneを使うなら、nanoサイズを選びます。
なお、ビッグカメラ、ソフマップ、コジマで販売しているIIJmioプリペイドパック for BIC SIMも、同じパッケージ内容です。
開通手続き・APN設定
IIJmioプリペイドパックを購入したら、SIMカードを有効化するため開通手続きを行います。手続き方法は、IIJmioオンデマンド開通センターに連絡するだけです。
IIJmioオンデマンド開通センター:0120-711-122(9:00~19:00、年中無休)
自動音声が流れるので、指示に従って開通手続きを行いましょう。約3分で開通しますよ。
開通手続きが終わったら、データ通信を行うために必要なAPN設定を行います。
Android
- 「設定」をタップ
- 「モバイルネットワーク」をタップ
- 「アクセスポイント名」をタップ
- 画面右上の「+マーク」をタップ
- 「アクセスポイントの編集」でAPN情報を入力
- 「保存」をタップ
(APN情報)
(1)名前 | 任意の名前 |
---|---|
(2)APN | iijmio.jp |
(3)ユーザ名 | mio@iij |
(4)パスワード | iij |
(5)認証タイプ | PACまたはCHAP |
iPhone
- 他社のAPN構成プロファイルを削除
- Wi-Fiに接続
- APN構成プロファイルをダウンロード
- APN構成プロファイルの表示を「許可」する
- 「インストール」をタップ
- パスコードを入力
- 承諾画面で「次へ」をタップ
- 警告画面で「インストール」をタップ
- インストール完了画面で「完了」をタップ
以上で、必要な設定はすべて完了です。サポートページにログイン(パッケージに記載されているSIMカード電話番号とパスコードを入力)すれば、データ残量をチェックできますよ。
プリペイドSIMなので解約は不要です(使い切ったら終了)。
APN設定について、もっと詳しい説明を見たいときは以下の記事を参考にしてくださいね。
【Android/iPhone】IIJmio(みおふぉん)のAPN設定を図説でガイド
リチャージ
基本データ容量(2GB)を使い切ったら、同じSIMカードのままリチャージ(容量追加)できます。リチャージ方法は、IIJmioクーポンカードを購入するだけ。
リチャージ用 クーポンカード
クーポンカードは、コンビニや家電量販店から購入可能です。
IIJmioクーポンカード
価格
- 500MB:1500円
- 2GB:3000円
販売店
- ヨドバシカメラ
- ドン・キホーテ
- 東海キヨスク
- ノジマ
- ミニストップ
- ローソン
- ファミリーマート
- 大学生協
- ソフマップ
- ビッグカメラ
- コジマ
クーポンカードを購入できたら、サポートページにログイン。記載されているクーポンコードを入力すればリチャージ完了です。
なお、購入したクーポンカードは必ず6ヶ月以内にリチャージしてください。6ヶ月を過ぎると無効となってしまいます。
デジタルのクーポンカードなら10GBまでリチャージできる
コンビニの発行機(ローソンのロッピーなど)を使えば、デジタルでIIJmioクーポンカードを購入できます。
デジタル式だと、2GBまでしかリチャージできなかったIIJmioクーポンカードが最大10GBまでリチャージ可能です。
IIJmioクーポンカード(デジタル)価格
- 500MB:1500円
- 2GB:3000円
- 5GB:5400円
- 10GB:9400円
販売店
- セブンイレブン
- ローソン
- ミニストップ
- ファミリーマート
3.【注意】IIJmio プリペイドパックはおすすめできない
IIJmioプリペイドパックは以下のデメリットがあるため、おすすめはできません。
上記の中でも、価格が高すぎる点は致命的です。
利用料金が高すぎる
IIJmioプリペイドパックの致命的なデメリットが、利用料金が高すぎること。いくらプリペイドと言えど、2GBで3791円は高すぎます。
通常契約と料金比較
通常契約 (データSIM) |
プリペイドパック | |
---|---|---|
データ容量 | 3GB (1か月) |
2GB (3か月) |
利用料金 | 900円 | 3791円 |
利用料金 (1GBあたり) |
300円 | 1896円 |
IIJmioのデータSIM(通常契約)は、3GBプランで900円です。1GBあたり300円なのですが、プリペイドパックは1GBあたり1896円に。
実に6倍以上も高くなっています。手続きが簡素なプリペイドSIMでも、この金額差は看過できません。
通話機能が使えない
IIJmioプリペイドパックは音声通話機能なし。そのため、通話ができません。
データ通信のみだと利用用途が限られます。ただし、LINEやSkypeなどのIP通話アプリなら利用可能です。
タイプDしか選べない
IIJmioプリペイドパックは、タイプD(ドコモ回線)のみの提供です。使用できる端末は、ドコモ端末とSIMフリー端末のみ。
au・ソフトバンク端末はSIMロック解除しなければ利用できません。通常契約ならタイプA(au回線)も選べるため、利便性が悪いと感じます。
使用後はSIM返却が必要
IIJmioプリペイドパックは、プリペイドSIMにも関わらず利用後にSIMカードの返却が必要です。
SIMカードの返却先
〒143-0006
東京都大田区平和島3-6-1 東京団地倉庫A-2 棟 住友倉庫内 IIJ モバイル 解約受付センター
送料は自己負担です。あまり大きな声では言えませんが、返却しなくてもペナルティはありません。
有効期限がある
IIJmioプリペイドパックには有効期限があります。
有効期限
- 基本データ容量(2GB):開通から3ヶ月
- IIJmioクーポンカード:3ヶ月
利用期限が切れると購入したデータ容量が無効となってしまいます。
4.【事務手数料&解約金なし】安くSIMカードを短期契約する方法
価格が高すぎるIIJmioプリペイドパック。どうしてもプリペイドにこだわらる方以外は以下の代替案がおすすめです。
代替案
- データSIMが欲しい → IIJmioに通常契約
- 音声通話SIMが欲しい → 楽天アンリミットに申し込み
いずれも短期解約しても解約金はかかりません。
データSIMはIIJmioに本契約する
IIJmioプリペイドパックと同じ通話機能なしのデータSIMが欲しい場合は、IIJmioの通常プランに本契約してしまった方がいいです。
IIJmioの通常プラン(データSIM)
- 3GB:900円
- 6GB:1520円
- 12GB:2160円
※ひと月あたりの価格
通常プランでもデータSIMなら解約金はかかりません。さらに、キャンペーンが重なれば初期費用1円&月額割引を適用できます。
名前や住所を書く手間が増えますが、それでも2GBで3791円のプリペイドパックに比べて圧倒的にお得です。
音声通話SIMは楽天アンリミットに申し込む
通話機能が欲しいなら、IIJmioではなく楽天アンリミットに申し込んだ方がいいです。
楽天アンリミット
- 2980円(データ無制限)/月
※パートナー回線エリアは5GBまで
楽天アンリミットは、音声通話SIMながら解約金なし。さらに、契約事務手数料もかかりません(キャンペーン扱いではなく常に)。
IIJmioプリペイドパックより断然割安です。楽天回線エリアならデータ無制限に。
パートナー回線エリア(au)でも月5GBまで使えます。仮に、5GBを超過しても最低速度1Mbpsが保証されているため、実質使い放題ですよ。
5.まとめ
IIJmioのプリペイドパックは、短期&手続き不要でSIMカードを利用できるため大変便利です。しかし、料金が非常に高額なのが厳しいポイントです。
どうしてもプリペイドでないとダメな理由がなければ、別の選択肢の方がおすすめです。データSIMでいいのなら、IIJmioに通常申し込みしましょう。
解約金はかかりませんよ。
【2021年】スマホ代を劇的に下げるなら?
安さ重視→楽天モバイル
1GB以内なら0円、20GBでも全携帯会社で最安の2178円に。さらにRakuten Linkで通話料はどこにかけても無料です。
今なら誰でも5000ポイント還元&3ヵ月無料キャンペーン中。ポイント還元で実質0円の端末もあり。iPhoneは最安値で購入できます。
月額料金 | 初期費用・解約金 | iPhone販売 |
---|---|---|
0円~ | 0円 | あり |
品質重視→LINEMO
ソフトバンク回線をそのまま利用するLINEMOは通信品質が良好です。料金は、3GB 990円と20GB 2728円の2種類のみ。
LINEアプリはデータ消費なしで使い放題。キャリア品質なのに格安SIMより割安です。通話重視なら、無制限かけ放題を利用できます。
月額料金 | 初期費用・解約金 | iPhone販売 |
---|---|---|
990円~ | 0円 | なし |