この記事のポイント
- タイプ1とタイプ2の違いは、SIMタイプ(回線)・3日間の速度制限・初月データ容量の日割りが違う
- どちらかと言えば、3日間の速度制限ルールの無いタイプ2がおすすめ
「イオンモバイルのタイプ1・タイプ2の違いは何?どっちがいいの?」
イオンモバイルでは、データSIMを契約する際にタイプ1・タイプ2のどちらかを選択します。ですが、いきなり選択を迫られても、どちらを選ぶべきか分かりませんよね。
結論から言えばタイプ2がおすすめ。速度制限のルールが緩くて使いやすいです。
この記事では、イオンモバイルのタイプ1・タイプ2の違いを解説。タイプ2については、実際に速度測定も行いました。
どっちを選べばいいのか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
1.イオンモバイルのタイプ1とタイプ2の違いとは?
イオンモバイルのデータSIMではタイプ1・タイプ2のいずれかを選びます。
タイプ1かタイプ2を選択
音声通話SIMはタイプ2が無いため選択なし
まずは、タイプ1・タイプ2の違いについて理解しておきましょう。
タイプ1とタイプ2の違い
タイプ1 | タイプ2 | |
---|---|---|
回線 | ドコモ au |
ドコモ |
SIMタイプ | 音声通話SIM データSIM |
データSIM |
SMS | au回線:無料 ドコモ回線(データSIM):140円 |
140円 |
最大速度 | 下り:958Mbps 上り:112.5Mbps |
下り:1288Mbps 上り:131.3Mbps |
3日間の速度制限 | 3日で6GB (低速時は366MB) |
なし |
初月データ容量の日割り | あり | なし |
データチャージ | 回数上限なし | 月6回まで |
MVNE(中継回線) | IIJ | OCN |
音声プラン | データプラン | シェア音声プラン | |
---|---|---|---|
200MB | 980円 | – | – |
500MB | 1130円 | – | – |
1GB | 1280円 | 480円 | – |
2GB | 1380円 | 780円 | – |
4GB | 1580円 | 980円 | 1780円 |
6GB | 1980円 | 1480円 | 2280円 |
8GB | 2680円 | 1980円 | 2980円 |
12GB | 2980円 | 2680円 | 3280円 |
14GB | 3580円 | 2980円 | 3880円 |
20GB | 3980円 | 3280円 | 4280円 |
30GB | 4980円 | 4280円 | 5280円 |
40GB | 5980円 | 5480円 | 6280円 |
50GB | 6980円 | 6480円 | 7280円 |
タイプ1・タイプ2の違いで特に抑えておきたいのが、
- SIMタイプ
- 3日間の速度制限
- 初月データ容量の日割り
の3点です。
まず、タイプ2はデータSIMのみ提供。回線はドコモしか選べません。
速度制限にかかると、タイプ1・タイプ2ともに200kbpsとなります。ただし、タイプ1は高速通信時・低速通信時のどちらも3日間の速度制限条件が付いています。
また、タイプ1は初月データ容量が日割りなので注意しましょう。
その他、データチャージやMVNE(中継回線)など細かな違いはありますが、気にするほどの違いではありません。
2.どっちかと言えばタイプ2がおすすめ
タイプ1とタイプ2の違いが分かったところで、結局どっちを選べばいいの?と疑問が湧きますよね。結論から言うと、タイプ2の方がおすすめです。
タイプ1とタイプ2にさほど大きな差はありませんが、選択を迫られたらタイプ2を選んだほうが無難です。その理由は、速度制限のルールが緩いから。
特に大きいのが低速時の速度制限ルール。タイプ1は3日で366MBを超えると、ただでさえ遅い200kbpsからさらに制限がかかってほぼ0の実測値へ。
タイプ2なら低速時の速度制限が無いため、200kbpsの低速になっても使い放題です。
また、高速通信時もタイプ2は制限なし。タイプ1より自由度が高い利点があります。
おすすめのタイプ2ですが、au回線の音声通話SIMは選択できない(ドコモ回線のみ)点だけ気をつけましょう。
3.【体験談】タイプ2の速度を計測してみた
さて、おすすめしたタイプ2ですが、実際に契約して速度測定をしてみました。
タイプ2を契約
通信速度の計測結果は以下のとおりです。
測定結果
横浜駅で計測
時間帯 | 通信速度(Mbps) | |
---|---|---|
平日 | 休日 | |
9時 | 15.32 | 44.57 |
12時 | 2.81 | 1.39 |
18時 | 3.18 | 31.06 |
平均 | 7.10 | 25.67 |
1日を通した平均速度だと平日・休日ともに予想以上のスピードがでました。3Mbpsあれば高画質動画も再生できるため十分快適です。
ただし、平日12時・18時と休日12時は速度低下を起こすので注意。回線混雑による速度低下は格安SIM全体のデメリットで、イオンモバイルも例外ではありません。
とは言え、1Mbpsを切っていないので優秀と言えるでしょう。アプリの使い心地も問題ありませんでした。
4.低速時のバースト機能はタイプ1・タイプ2ともに有効
バースト機能とは、低速通信時に一時的に速度をブーストする機能のこと。通信関連に詳しい方なら、対応状況が気になるかと思います。
結論から言えば、イオンモバイルではタイプ1・タイプ2ともにバースト機能あり。特に設定しなくても自動的に適用されます。
バースト機能あり
バースト機能があれば、速度制限にかかっても最初の数秒は高速通信となるため、InstagramやWEBサイトの閲覧に役立ちます。
5.まとめ
イオンモバイルのタイプ1・タイプ2は、両者で大きな違いはありませんがどっちかと言えばタイプ2がおすすめ。速度制限の条件がないため自由度が高いです。
実際にタイプ2を使ってみましたが、通信速度は十分に良好でした。どちらを選べばいいのか迷ったときはご参考に。
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イオンモバイルのタイプ2は契約月は日割りのはずです
大変失礼しました。初月データ容量の日割りを初月料金の日割りと勘違いしていました。記事の方は修正致しました。
Type2には、爺婆割引Planがありません。