格安スマホが故障したら修理はどうなる?【端末保証や代替機の有無も分かる】

この記事のポイント

  • 格安スマホが故障したときは、自己責任でメーカーか修理業者に修理依頼するのが基本
  • 一部のメーカー、格安SIMで修理中に代替機を貸してくれる
  • 格安SIMの端末保証オプションはサービス内容に合わない料金なのでおすすめしない(代替案あり)

「格安スマホが故障したら修理はどうすればいいの・・?」

格安スマホ(SIMフリースマホ)は、端末が故障したら自己責任で修理を行います。大手キャリアのような手厚いサポートはありません。

そこで気になるのが修理方法。一体どうすればいいのでしょうか。

この記事では、格安スマホが故障したときの修理方法を詳しく解説。代替機の貸し出しやおすすめの端末保証サービスについても説明していきます。

1.格安スマホが故障したときの修理方法とは?

格安スマホって、故障したら修理はどうなるんですか?

基本はメーカーか修理業者に依頼する流れになるわ。

メーカーか民間業者に修理依頼をする

キャリア端末ならショップに持っていけば修理を取り次いでもらえますが、格安スマホ(SIMフリースマホ)は自分でメーカーか民間業者に修理依頼を行います。

修理の流れ

メーカー

  1. メーカーに問合せる
  2. 故障端末を郵送で送る
  3. 見積もり受けて修理を依頼する
  4. 修理された端末を受け取る

 

民間の修理業者

  1. 故障端末を店舗に持ち込むか郵送で送る
  2. 見積もり受けて修理を依頼する
  3. 修理された端末を受け取る

メーカーへのお問い合わせ先は端末の説明書や公式サイトに記載されています。修理完了までの日数は故障内容によりますが、大体2週間から1か月くらいが平均です。

民間の修理業者はメーカーより早く対応してくれます(簡単な故障なら即日修理)。純正パーツが使用されないデメリットがありますが、データを初期化せずに直してくれます。

修理費用は故障内容にもよりますが、およそ1~2万円が目安です。基盤まで故障していれば、さらに高い料金が請求されます。

修理を急いでいない場合は、メーカーと民間修理業者の両方に見積もりを出すのもありですよ。

修理費用の相場

  • 液晶の破損:8000円〜20000円
  • ボタン故障:5000円〜10000円
  • バッテリー交換:4000円〜7000円
  • 音量調節ボタン故障:6000円〜10000円

1年以内の自然故障は無料保証あり

すべてのスマホには、1年以内の自然故障に対して無料のメーカー保証が付いています。自然故障とは、取扱説明書の注意書きを守り通常利用していた中で発生した故障のことです。

急に電池持ちが悪くなったり、物理的な障害が無いのにボタンの操作性が悪くなったりするケースが当てはまります。

該当する場合は、メーカーに問い合わせれば修理の流れを教えてくれますよ。

なお、利用者の使い方に過失がある故障(画面割れや水没)は自然故障ではありません。この場合は、1年以内でも有償での修理です。

保証オプションに加入していれば携帯会社に申請

格安SIMの端末保証オプションに加入している場合は、メーカーではなく契約中の携帯会社に申請します。故障端末は、修理ではなく新品機種と交換されるケースが多いです。

修理の流れ
  1. サポートセンターに故障を報告
  2. 故障端末を指定の住所に送る
  3. 新品または修理された機種が送られる

端末の受け渡しは郵送でやり取りするので、店舗に足を運ぶ必要はありません。交換対応なら、2日くらいで手元に新しい端末が届きます。

格安SIMの端末保証オプションはおすすめしない

2.修理中に代替機は貸してくれる?

修理を待つ間、代替機って貸してくれますか?

一部のメーカーに限って貸し出しがあるわ。あと、端末保証に入っていれば、格安SIMからも貸してくれるわよ。

SHARP・ASUSは貸し出し制度あり

SHARPとASUSは、有料(800円~)ながら代替機を貸し出してくれるとの情報あり。AQUOSスマホで有名なSHARPは、機種は指定はできないものの申請すれば代替機を貸してくれます。

ZenFoneで有名なASUSも貸し出しあり(問い合わせで確認)。ただし、代替機の数は限りがあって必ず貸せると保証はできないとの回答でした。

その他、マイナーですがAlcatelシリーズのTCLコミュニケーションも代替機を貸してくれます。

一部の格安SIMでも対応してくれる

格安SIMの端末保証オプションに加入していれば、メーカーではなく携帯会社側で代替機を貸してくれる場合があります。現時点で貸し出しありの情報が出ているのは、

  • mineo
  • BIGLOBEモバイル
  • UQモバイル

の3社。mineoとUQモバイルは貸し出し料金がかかります。

外部参考(UQモバイル):
修理期間中、代わりの端末を借りることができますか?

3.格安SIMの端末保証オプションはおすすめしない

格安SIMの端末保証オプションって、入るべきですか?

結論から言うと、おすすめできないわ。

格安SIMでは、月額370円から500円程度で端末保証オプションに加入できます。

主な格安SIMの端末保証オプション

サービス名 料金/月 交換
(自己負担金)
修理 利用上限/年
mineo 端末安心保証
サービス
370円 1回目5000円
2回目8000円
2回
IIJmio 端末補償
オプション
380円 1回目5000円
2回目8000円
2回
BIGLOBEモバイル BIGLOBEモバイル
端末保証サービス
500円 1回目4000円
2回目8000円
無料 2回
OCN モバイルONE あんしん補償 500円 1回目4000円
2回目8000円
無料 2回
UQモバイル 端末補償サービス 380円 1回目5000円
2回目8000円
無料
(5000円まで)

安心できるサービスに見えますが、お得感はまったくありません。支払った料金に対するサービスとしては物足りなさが残ります。

おすすめしない理由
  • オプション料金とは別に自己負担金が発生する
  • 新規契約時しか加入できない
  • 修理対応していない場合がある
  • 利用上限が付いている
  • iPhoneは対象外のケースが多い

特に厳しいのが、毎月オプション料金を支払っているのに自己負担金がかかる点でしょう。また、簡単な修理で直るのに交換対応しかない場合もあります。

4.格安スマホの保証はモバイル保険がおすすめ

格安SIMの端末保証オプションがダメなら、どうすればいいんでしょうか・・

モバイル保険を使うといいわよ。スマホ向けの保険で一番安くてサービスも充実しているの。

サービス品質と価格の両面から、格安スマホに付ける保証はモバイル保険が一番です。モバイル保険とは、月額700円で3台まで永久保証を受けられるサービスです。

モバイル保険の特徴
  • 合計3台まで補償される(iPadやゲーム機もOK)
  • 自己負担金がない
  • 10万円/年まで何度でも利用可
  • iPhoneの高額な画面割れ修理も全額保証
  • 盗難でも保証してくれる
  • 家族名義で購入した端末も本人が利用していれば登録OK
  • 中古端末でも条件を満たせば加入できる
  • 正規店(Appleストア含む)の修理代金を請求できる
  • 通信キャリアが変わっても保証継続
  • 契約タイミングはいつでもOK

格安SIMの端末保証オプションと比べると、いかにお得か分かります。

格安SIMの端末保証オプションと比較

格安SIMの端末保証 モバイル保険
月額料金 370円~500円 700円
保証対象 1台 3台
自己負担金 4000円~8000円 なし
iPhone 非対応 対応
利用上限 2回 なし
修理対応 非対応あり 対応
加入タイミング 新規契約時のみ いつでも

格安スマホの修理について心配な方は、モバイル保険を検討してみて下さいね。

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5.まとめ

格安スマホ(SIMフリースマホ)は故障したら自己責任で修理依頼を行います。メーカーか修理業者への依頼が一般的です。

修理中の代替機は、メーカーや格安SIMによって貸し出してくれます。

スマホの修理費用は安くないため、格安SIMでは端末保証オプションあり。ただし、優れた別サービスがあるため加入はおすすめしません。

格安スマホが故障したときの修理が心配ならモバイル保険の加入を検討するといいですよ。

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