この記事のポイント
- 純日本製スマホは海外製よりコスパに劣るものの、おサイフケータイ対応やサポート機能の充実が魅力的
- 最もおすすめできる日本製スマホはAQUOSシリーズ、格安スマホとしても使える
「純日本製のスマホを使いたいけど、どれがいいの・・?」
海外製スマホがメインとなりつつあるスマホ業界ですが、順日本製スマホも負けていません。日本製独自の機能が使えたり手厚いサポートがあったりと魅力的なメリットがあります。
しかし、どの日本製スマホを選べばいいのか分かりませんよね。
そこで今回は、おすすめの日本製スマホを詳しく解説。格安スマホにすべき端末についても説明していきます。
1.純日本製スマホのメリット・デメリット
メリット
純日本製スマホには、以下のメリットがあります。
- 日本製独自の機能(おサイフケータイなど)に対応している
- 防水・防塵対応の機種が多い
- かんたん機能搭載のモデルが多い
- 付属の説明書が初心者でも分かりやすい
- セキュリティ面の不安が小さい
まず、一番大きな違いは日本製独自の機能が付いていること。特に、おサイフケータイは海外製スマホのほとんどが非対応なので貴重です。
近年の日本製スマホは非対応が増えていますが、ワンセグ(フルセグ)に対応している機種もあります。
また、防水・防塵対応が多いのもメリット。iPhoneやGalaxy以外の海外製スマホは、コスパ重視のため防水非対応のケースが多いです。
その他、サポートが手厚いのも日本製スマホならでは。日本語の説明書が付きで、UI(ユーザーインターフェース)も日本人に合わせているため使いやすいです。
シニア向けのかんたんスマホも、多くは日本製となっています。
デメリット
一方、純日本製スマホには、以下のデメリットがあります。
- コスパが良くない
- カメラ性能がやや劣る
- 無駄なアプリがプリインストールされている
日本製スマホの最も大きな欠点は、コスパに劣ること。性能に対する価格は海外製スマホ(主に中国メーカー)の方が優れています。
ただし、海外製スマホはおサイフケータイ&防水非対応が多く、安いけれども我慢ポイントがあるのも事実です。なお、中国メーカー以外はあまり日本製と価格は変わりません。
また、すべてではありませんが日本製スマホはカメラ性能が海外製より一歩遅れている印象です。
ソニーのカメラを積んだXperiaは例外ですが、多くの日本製スマホでは海外製より2年遅れくらいのカメラ性能となっています。
その他、日本製スマホは無駄なプリインストールアプリが多い印象あり。メーカー公式のサポートアプリなどが予め入っており、親切ではありますがお節介です。
2.おすすめの純日本製スマホ4選
AQUOS
近年の日本製スマホの中で、急激にシェアを拡大しているのがシャープのAQUOS(アクオス)シリーズです。
特におすすめしたいのが、AQUOS sense liteシリーズ。日本製には珍しい高コスパ機種で3万円を切ります。
おサイフケータイ対応&カメラ性能も十分で、スペックの満足度あり。シャープ独自のIGZO液晶ディスプレイ(消費電力が抑えられている)や人工知能のエモパーが使えます。
以前は低スペックなイメージのAQUOSでしたが、近年は8GBメモリや2000万画素を超えるカメラなど新型iPhoneに匹敵するハイエンド端末も登場しています。
毎年、ハイペースで新作が登場するため値下がりした旧機種を狙うのもあり。ハイエンドのplusシリーズでも楽天アンリミットや格安SIMとセットなら4万円以下で購入可能です。
Xperia
日本を代表する家電メーカー「ソニー」が提供するXperia(エクスペリア)。
近年は、他のメーカーに押されて大きくシェアを落としていますが、巻き返しを図るべく精力的な新作リリースが続いています。
Xperiaをおすすめしたいのは、ずばり音質にこだわる方。ソニーらしく音質には特段の力を入れており、ワイヤレスでハイレゾ音源を楽しめます。
ジャズやロックが好きなら、細かな楽器の音が鮮明に聞こえて楽しいですよ。その他、カメラ性能も日本製スマホの中では優秀です。
高額なイメージのXperiaですが、ミドルレンジの機種なら3~4万円台で購入可能です。
BASIO
京セラが提供するBASIOシリーズ。特徴は、とにかくシンプルで簡単なこと。
初めてスマホを使う方に向いており、シニア層に絶大な支持を得ています。スマホの設計も完全初心者向けになっており、大きなメニュー表示やワンタッチボタン搭載が特徴的。
通話・メール・ホームのボタンが常に表示されており、近年の機種はスマホ決済のダイレクトボタンも設置されています。頑丈で壊れにくいのもメリットです。
スマホに慣れている方は向きませんが、シニアや小さなお子さんには使いやすい機種です。
arrows
富士通が提供するarrows(アローズ)。AQUOSの台頭で影が薄くなってきていますが、日本製スマホの代表的存在であることに変わりなし。
以前はスペックが低いわりに価格が高くイメージが悪かったのですが、最近はハイスペック路線に切り替え。
5000万画素に迫るカメラ性能や5G対応、PC並みの8GBメモリ搭載といった機種が登場しています。
arrowsは伝統的に防水に強く、石鹸で端末を洗えるため衛生を気にする方にもピッタリ。コスパが優れているとは言えませんが、頑丈なので長く愛用できます。
3.格安スマホとして使うならAQUOSがベスト
端末に格安SIMカードをセットして、スマホ代を劇的に安くしたいならAQUOSがベストです。格安スマホとして端末を使う場合、SIMフリーであることが前提条件となります。
Xperia・BASIO・arrowsはキャリア販売(ドコモ・au・ソフトバンク)がメインとなっており、ほとんどがSIMフリーではありません。
対して、AQUOSはSIMフリースマホがメイン。SIMフリー市場全体でも売上げ上位に顔を出すほど活発に販売しています。
格安SIMとセット購入ならキャンペーンが効いて大幅に安く購入できる場合もあり。また、スペックに対するコスパの面でも、AQUOSは他のメーカーを凌駕する存在です。
現状、日本製スマホの1強となっており格安スマホとして使うなら尚更AQUOSを選択すべきです。
4.まとめ
純日本製のスマホには、日本製独自のおサイフケータイが使えたり、初心者でも分かりやすい設計だったりと海外製にはないメリットがあります。
いくつかおすすめメーカーがありますが、近年はAQUOSシリーズが大きくリードしている状況です。欠点だったコスパの悪さも以前より大幅改善。
国内メーカーに信頼を置いている方は、日本製スマホを選択しましょう。
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