この記事のポイント
- AQUOS sense3 liteはバッテリー容量に対する口コミ評価が高い
- カメラ性能は最高クラスではないがまずまず綺麗に撮影できる
- 耐久性に優れた使い勝手のいい日本製スマホが欲しい方におすすめ
「AQUOS sense3 liteはどうなの?詳しいレビューを見てみたい!」
シャープが発売するAQUOS sense3 liteは、ミドルレンジのSIMフリースマホです。
3万円以下と手ごろな値段で、必要十分なスペックを併せ持ちます。また、日本製らしく防水やおサイフケータイにも対応しています。
バッテリー持ちを重視する、あるいは耐久力の高いスマホを使いたい方には特におすすめです。
この記事ではAQUOS sense3 liteついてスペックやカメラ性能を詳しくレビュー。メリットだけでなくデメリットも評価していきます。
コメント
普通に使える日本製スマホが欲しいならピッタリ。価格が落ちており、狙い目の機種。
1.AQUOS sense3 liteのスペック
発売日 | 2019年10月1日 |
---|---|
メーカー | シャープ |
サイズ | 高さ:約147mm 幅:約70mm 厚さ:約8.9mm |
重量 | 約166g |
画面 | 5.5インチ、FHD+ 2160×1080 |
OS | Android 9 |
CPU | Snapdragon 630 (オクタコアCPU) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
カメラ性能 | アウト:1200万画素 イン:800万画素 |
外部メモリ | microSD (最大512GB) |
バッテリー容量 | 4000mAh |
本体カラー | ライトカッパー シルバーホワイト ブラック |
防水 | 防水:IPX5・IPX8 防塵:IP6X |
おサイフケータイ | ◯ |
ワンセグ | ✕ |
DSDV | ✕ |
2.AQUOS sense3 liteのカメラ性能
AQUOS sense3 liteのカメラ性能は、アウトカメラ 1200万画素・インカメラ 800万画素となっており、カメラにこだわるかたにとっては決して高い水準ではありません。
とはいえ、SNSに投稿できるくらいの画質なら撮影可能です。
近年主流となっているAIオート撮影(9つのシーンを自動判定)に対応。セルフィーもAQUOS beautyにより自動調整機能が使えます。
その他、手ぶれ補正やポートレートなど基本的な機能も利用可能です。以下、AQUOS sense3 liteで撮影された実際の画像です。
画像引用元:Twitter
画像引用元:Twitter
加工無しのオリジナルですが、事前の低い期待値の割には綺麗に撮れています。撮影者も画質には満足している様子でした。
最高の出来栄えとは言えないものの、及第点のカメラ性能と言えるでしょう。
3.評判・口コミから分かるAQUOS sense3 liteのメリット
口コミは価格comから引用しています
①大容量バッテリーで電池持ちがいい
4000mAhとのことで、そこそこ大容量ですね。省電力(&低発熱?)にチューニングされているようで、待ち受けはスペック通りに持ちそうな気がします。
よく持ちます。私の使い方なら3日はOK。
それなりに使って1日で8割切らないので充電するか迷いますね、3日で50%代にやっとなった、災害の時は頼りになると思いますね
バッテリー容量4,000mAhは魅力です。今のところ1日1回充電していますが、2日に1回でも大丈夫そうです。
AQUOS sense3 liteは4,000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、電池持ちが非常に良いです。
消費電力の少ないIGZOディスプレイも相まって、最長1週間という驚異的な電池持ちを実現しています。
さすがに1週間は厳しいですが、3日は余裕で持つとの口コミが多く見られました。
前モデルのAQUOS sense2 SH-M08のバッテリー容量が2,700mAhだったので、約1.5倍も増えています。
バッテリー容量が増えたにもかかわらず、本体サイズはコンパクトになったので操作性が上がりました。
自分でバッテリー交換はできない
残念ながら、自分でバッテリー交換することはできません。メーカーあるいは修理業者に依頼が必要なので、3000~5000円くらいのコストが発生します(交換目安は3年くらい)。
バッテリー交換できるスマホは年々減っており、近年では全メーカーでまったく発売されていません。
②IGZO液晶ディスプレイが綺麗
IGZO液晶ディスプレイ
AQUOS sense3 liteは、シャープが独自開発したIGZO液晶ディスプレイが搭載されています。
IGZOディスプレイは高精細で明るいため、美しい映像を楽しめます。動画視聴との相性も抜群。
ゲームアプリで遊ぶときも迫力があります。
③防水機能ありで耐久性に優れている
防水加工が良いです。画面に垂れた水滴が、液晶の外まで自然に流れていきます。
AQUOS sense3 liteは従来シリーズ同様、防水・防塵に対応しています。
さらに、耐衝撃・耐振動・低温/高温動作など19項目のMIL規格に対応。耐久性にも優れてます。
キッチンやお風呂といった水回りはもちろん、アウトドアやウィンタースポーツなど過酷な環境でスマホを使う人でも安心です。
④スマホ初心者向けのかんたんモードあり
かんたんモード
AQUOS sense3 liteはスマホ初心者のための「かんたんモード」を搭載。
かんたんモードをオンにするとホーム画面のアイコンやフォントサイズが大きくなったり、輝度やコントラストが調整されて見やすくなったりします。
初めてスマホを使う初心者やシニアの方には心強い機能です。
4.評判・口コミから分かるAQUOS sense3 liteのデメリット
①ゲームのヘビーユーザーにはやや物足りない
AQUOS sense3 liteはCPUにSnapdragon 630を搭載したミドルレンジクラスのスマホです。
決して性能は悪くはありませんが、負荷の大きい3Dゲームをプレイするとやや物足りません。
ゲームにこだわるなら最低でもSnapdragon 660、可能であればSnapdragon 800番台のスマホを購入したいところ。
SNSやネットサーフィン、動画視聴などゲーム以外の用途なら全く問題ありません。
②SNS映えする写真は撮りにくい
シングルカメラでも意外とキレイに撮れます。SNS映えを最重視する方はもっとカメラのいい機種をお勧めしますが、日常の記録程度なら十分かと思います。
liteなので単眼だが結構綺麗に撮れますね、ただ初めの設定だと黄色く映るのでHDRとか何かを有効にしないとダメですが
AQUOS sense3 liteのカメラはシングルカメラです。最近ではデュアルレンズやトリプルレンズ搭載の機種が増えています。
それらと比べると、AQUOS sense3 liteはどうしてもカメラ性能で劣ります。
背景をぼかすポートレートや夜景撮影などSNS映えにこだわるなら、別の機種を選んだ方がいいでしょう。
簡単なスナップ写真程度なら、AQUOS sense3 liteで十分です。
[note title=”TOPIC”]カメラに優れたSIMフリースマホが欲しいなら、OPPOかHUAWEIの最新機種を購入しよう[/note]5.AQUOS sense3との違い
シャープからAQUOS sense3 liteの兄弟機種「AQUOS sense3 SH-M12」も発売されています。
スペックもデザインもほぼ同じですが、唯一アウトカメラの仕様だけが異なります。
AQUOS sense3との違いはカメラ性能
- AQUOS sense3 lite:1200万画素のシングルカメラ
- AQUOS sense3:1200万画素+1200万画素のデュアルレンズカメラ
AQUOS sense3 liteはシングルカメラに対して、AQUOS sense3 SH-M12はデュアルレンズカメラに。
セカンドカメラは超広角レンズになっており、広い範囲を含めた写真を撮影できます。グループ写真や風景写真を撮影する際に便利です。
AQUOS sense3 SH-M12をレビュー【カメラ性能や口コミから完全評価】
6.【総合評価】AQUOS sense3 liteがおすすめな人・おすすめでない人
AQUOS sense3 liteがおすすめな人・おすすめでない人を以下にまとめました。
おすすめな人
- 電池持ちを重視する
- アウトドアや水回りでスマホを使う
- 耐久性に優れる機種が欲しい
- 使い勝手のいい日本製スマホを探している
おすすめでない人
- 最高クラスのカメラ性能にこだわる
- 負荷の大きいゲームアプリで頻繁に遊ぶ
まず、電池持ちを重視する方はかなりおすすめです。口コミでも3日くらいは余裕で持つとの声あり。
防水/防塵に加えて耐衝撃に優れているため、過酷な環境でスマホを使いたい方にも向いています。
AQUOS sense3 liteはコスパ重視のミドルレンジスマホなので最高クラスのスペックではありませんが、使いやすい日本製スマホを探している方にはピッタリです。
7.まとめ
AQUOS sense3 liteはバッテリー容量が大幅に増加し、これまで以上に電池持ちが良くなりました。Snapdragon 630と4GBメモリにより、動作もスムーズです。
さらに、従来の防水・防塵に加えて耐衝撃をはじめとするMIL規格にも対応。使い勝手のいい日本製スマホを選びたい方は、考慮すべき機種です。