イオンモバイルのシェア音声プラン(シェアプラン)が丸わかり【追加契約もOK】

この記事で分かること

  • シェア音声プランのサービス内容・料金
  • シェア音声プランの申し込み手順(新規・追加)

イオンモバイルのシェア音声プラン(シェアプラン)ってどうなの?

家族利用はもちろん、一人で複数枚のSIMカードを使うこなすこともできるシェア音声プラン。サービス内容や料金が気になるところです。

結論から言うと、イオンモバイルのシェア音声プランは使い勝手がよく他社よりも安いです。

最後まで読めば、詳しいサービス内容はもちろん、申し込み手順や注意点まですべて理解できますよ。

1.イオンモバイルのシェア音声プランとは?

シェア音声プランって何ですか?

最大5枚までのSIMカードを追加できるプランよ。

シェア音声プランとは、主回線(契約者)を入れて最大5枚までのSIMカードをシェア(分け合う)できるプランのことです。

追加SIMの枚数は4枚まで。家族で利用するなら、5人まで追加できます。

例えば、8GBを3人家族でシェアする場合、夫と妻が3GBで子供が5GBといった使い方が可能です。

シェア音声プラン

シェア音声プランのイメージ

MEMO
音声通話SIMとデータSIMの併用もOK(主回線は音声通話SIMを契約する必要あり)

シェア音声プランは、家族利用のほかに一人で使うのもありです。1枚目(音声通話SIM)をスマホ用、2枚目(データSIM)をタブレット用にするといった使い分けができます。

2.シェア音声プランの料金

料金が高そうで心配です・・。

いいえ、イオンモバイルらしく安く利用できるわよ。

シェア音声プランの料金は以下の通りです。

1枚目の契約(主回線)

プラン 月額料金
シェア音声4GBプラン 1780円
シェア音声6GBプラン 2280円
シェア音声8GBプラン 2980円
シェア音声12GBプラン 3580円
シェア音声20GBプラン 4980円
シェア音声30GBプラン 5980円
シェア音声40GBプラン 7280円
シェア音声50GBプラン 9280円

※初期費用(SIMカード追加手数料)は3000円

2枚目以降の契約(副回線)

SIMカード 月額料金 追加利用料/月
2枚目 音声:700円
SMS付きデータ:140円
データ:0円
200円
(4枚目以降)
3枚目
4枚目
5枚目

※初期費用(SIMカード追加手数料)は3000円/枚

MEMO
基本データ容量は翌月繰り越し対応(データチャージした容量は繰り越し不可)

少しややこしいですが、初期費用としてSIMカード追加手数料3000円かかるのと、追加SIMごとに月額料金が課金されると考えておきましょう

4枚目以降の追加SIMは、200円の追加利用料が加算されます。なお、利用料金の請求は主回線の契約者がまとめて支払います。

3.本当にお得?毎月の料金シミュレーション

毎月の支払イメージを掴みたいです。

そう言うと思って、シミュレーションしてみたわ。

イオンモバイルのシェア音声プランは料金体系が複雑です。料金シミュレーションをしてみましょう。

パターン1:シェア音声20GBプランを4人でシェア

毎月の月額料金 7280円

  • 1枚目の月額料金:4980円(シェア音声20GBプラン)
  • 2~4枚目の月額料金:2300円(追加SIMの月額料金700円×3枚+追加利用料200円)
  • 初期費用:12000円(SIMカード追加手数料3000円×4枚分)

4人家族でシェア音声20GBプランを利用する場合を想定してみました。

結果は、4人分で7280円。初期費用は12000円です。4人目のSIMカードは追加利用料として月額200円が加算されています。

パターン2:シェア音声8GBプランを一人でシェア

毎月の利用料金 2980円

  • 1枚目の月額料金:2980円(シェア音声8GBプラン)
  • 2枚目の月額料金:0円
  • 初期費用:6000円(SIMカード追加手数料×2枚分)

こちらは、一人でスマホとタブレット用のSIMカードを契約した場合を想定。データSIMは追加SIMの月額料金が無料なので、1枚目の月額料金2980円で2枚分のSIMカードを利用できます。

初期費用は1人で使う場合でも、SIMカードを2枚分の手数料が発生します。

4.他社のシェアプランと料金比較

他のシェアプランと比べて、本当にお得ですか?

ええ、しっかりと安いわよ。

シェアプランを利用できる格安SIMはイオンモバイルだけではありません。主要な格安SIMのシェアプランは以下の通りです。

IIJmioのシェアプラン

プラン名 データ容量 月額料金 月額料金
(追加SIM)※1
最大SIM枚数
ミニマムスタートプラン 3GB 1,600円 音声:1,100円
データ:400円
SMSデータ:540円
2枚
ライトスタートプラン 6GB 2,220円
ファミリーシェアプラン 10GB 3,260円 10枚※2

※1 タイプAはデータSIMにSMSが標準で付属するので、データSIMのみ
※2 音声通話SIMは5枚まで

BIGLOBEモバイルのシェアプラン

プラン名 データ容量 月額料金 月額料金
(追加SIM)
最大SIM枚数
3ギガプラン 3GB 1,600円 音声:900円
データ:200円
※SMSデータ:320円
5枚
6ギガプラン 6GB 2,150円
12ギガプラン 12GB 3,400円
20ギガプラン 20GB 5,200円
30ギガプラン 30GB 7,450円

※タイプAには用意されていない

参考までに、イオンモバイルは8GBで2980円、12GBで3580円です。追加SIMの月額料金は音声通話SIMが700円、データSIMが0円。

比較してみると、主回線の月額料金は他社と同じ標準の価格設定です。ただ、追加SIMの月額料金が安いため、トータルコストで比較すればイオンモバイルが最も有利です

基本的に追加SIM(音声SIM)の月額料金は1000円程度かかります。しかし、イオンモバイルならデータ容量にかかわらず一律700円です。

データSIMの追加料金は、イオンモバイルだけが唯一の0円。シェアプランを使うならイオンモバイルが非常にお得なのがよくわかります。

5.シェア音声プランの申し込み方法

シェア音声プランの申し込みはイオン店舗に行かないとダメですよね?

それは以前の話。今は、オンラインで申し込みできるのよ。

以前は、イオン店舗からしか申込めなかったシェア音声プラン。しかし、2019年12月からオンラインで申し込めるようになりました。

詳しい申し込み手順は以下の通りです。

シェア音声プランの申し込み手順(新規)

STEP.1
イオンモバイル公式サイトにアクセス

公式サイトはこちら

アクセス後、「新規お申込み」をタップ。SIMカードのみ・端末セット契約のいずれかを選択してください。

STEP.2
「シェア音声プラン」を選択

シェア音声プランを選択

料金プラン選択で「シェア音声プラン」を選びましょう。

STEP.3
シェア音声プランの組み合わせを選択

組み合わせ選択

音声通話SIMとデータSIMの組み合わせを選びます。すべてを音声通話SIMにしてもOKです。

STEP.4
基本データ容量を選択

基本データ容量選択

シェア音声4GB~50GBプランまで選択できます。

STEP.5
回線・MNPを選択

回線・MNP選択

回線はau・ドコモから選択。MNPする場合は、ここでMNP予約番号を入力しましょう。

よく分からない方は、イオンモバイルにMNP転入する方法の記事を参考にしてください。

STEP.6
契約者情報・支払情報を入力して申し込み

以降は、画面の指示に沿って契約者情報・支払情報を入力。本人確認書類をアップロードして申し込みは完了です。

6.契約途中にシェア音声プランを追加する方法

最初は音声プランにしておいて、あとからシェア音声プランにすることってできますか?

できるわ。マイページで手続きすればOKよ。

シェア音声プランは、新規申し込み時だけでなく契約途中に追加(音声プランからシェア音声プランに変更)することも可能です。

シェア音声プランの追加手順

  1. イオンモバイルのマイページにアクセス
  2. 「シェア回線を追加する」をタップ
  3. 「次へ進む」をタップ
  4. シェア音声プランの組み合わせを選択
  5. 回線・MNPの有無など選択して申し込み

以上で完了です。

7.シェア音声プランの注意点

最後に、シェア音声プランの注意点をまとめたから、しっかり確認してね。

①MNP転入する場合は名義を揃える

シェア音声プランはMNP乗り換え(電話番号を引き継ぐ制度)に対応しています。気を付けたいのが名義です。

名義のルール
  • MNP予約番号を取得者とイオンモバイルの契約者は同じ名義にする
  • 追加SIMも主回線(契約者)の名義に統一する

特に注意したいのが、「追加SIMも主回線(契約者)の名義に統一する」のルール

例えば、家族でシェア音声プランを利用したい場合、妻と子供の名義をイオンモバイルに契約する前の携帯会社ですべて夫名義に揃えます。

この状態で夫が3人分のMNP予約番号を取得。そして、イオンモバイルのシェア音声プランに申込みます。

こうすれば、夫・妻・子供の電話番号はイオンモバイルでも継続可能。名義は夫に統一されていますが、実際にスマホを利用する際はそれぞれ自分の電話番号が使えます。

名義変更の手続きは必ずイオンモバイルに契約する前の携帯会社で行いましょう。MNP転出時に名義を揃えておくのがポイントです。

大手キャリア(au・ドコモ・ソフトバンク)なら、キャリアショップにて名義変更できます。

キャリアショップに出向いたら、名義変更とともにMNP予約番号の取得も同時に行うと効率的です。

②一人が速度制限にかかると全体に迷惑がかかる

家族など複数人でシェア音声プランを利用する際に気を付けたいのが速度制限です。

シェア音声プランはある意味、運命共同体です。誰か一人が速度制限にかかると、全員が速度低下します。

データチャージするか翌月になるまで通信速度が200kbpsに抑えられるので非常に不便です。

複数人でシェア音声プランを利用するときは、グループに迷惑をかけないようにデータ残量のチェック(マイページから確認できる)を怠らないようにしましょう。

8.この記事のまとめ

この記事では、イオンモバイルのシェア音声プラン(シェアプラン)について詳しく解説してきました。

料金体系はやや複雑ですが、シェア音声プランのルールは単純。一つの契約に対して複数人でデータ容量を分け合えます。

シェア音声プランはトラブルを避けるため、家族など気心の知れた相手と利用するのがおすすめ。データSIMと組み合わせて、一人で複数枚のSIMカードを発行するのもありです。

申込みはオンラインでOK。上手くシェア音声プランを使いこなして、大幅な通信費の節約を体感してみましょう。

おさらい

イオンモバイルのシェア音声プランとは?

最大5回線までデータ容量を分け合えるプランです。音声通話&データSIMを組み合わせることもできます。

 

シェア音声プランの料金はいくら?

シェア音声4GBプランなら1780円。その後、追加SIMごとに別途料金が発生します。

 

シェア音声プランの申し込み方法は?

公式サイトからオンライン申し込みができます。途中追加の場合は、マイページから手続きしてください。

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