【通話料半額】みおふぉんダイアルとは？安くなる仕組みや評判を徹底解説

「みおふぉんダイアルって、どんなサービスなの・・？」

IIJmioに契約すると、無料で使えるみおふぉんダイアル。通話料を半額にできるのがメリットです。

通話料を少しでも節約したいのなら使わない手はありません。

この記事では、みおふぉんダイアルについてサービス概要はもちろん安くなる仕組みから評判まで徹底解説。デメリットも指摘していきます。

1.みおふぉんダイアルとは？

通話料が半額になる

みおふぉんダイアルを使う最大のメリットは、通話料を半額にできることです。通常の通話料は22円/30秒ですが、アプリ経由で発信すれば携帯電話宛・固定電話宛ともに11円/30秒です。

みおふぉんダイアルを使用するにあたりサービス利用料はかかりません。音声通話SIMの全プランにて無料で使えますよ（データSIMは通話機能がないため使用不可）。

手持ちの電話番号が使える

みおふぉんダイアルはIP通話ではないため、手持ちの090/080/070電話番号が使えます。

そのため、携帯電話はもちろん固定電話に対しても番号通知あり。着信拒否される心配はありません。

国際電話にも対応

32か国に限られますが、みおふぉんダイアルは国際電話でも30秒あたり11円で通話できます。

国際電話は30秒で80円を超える場合もあるため、みおふぉんダイアルを活用できるのは大きな魅力です。

ファミリー通話割引でさらに安い

同一のmioID内で通話すると、ファミリー通話割引を適用できます。

みおふぉんダイアルを経由すれば、30秒あたり10円を切る高コスパ。IIJmioは家族割がありませんが、ファミリー通話割引が事実上の家族サービスと言えるでしょう。

かけ放題オプションあり

みおふぉんダイアルで通話料が半額になるとはいえ、通話時間が長いと毎月の請求は高く付きます。そこで活用したいのが、かけ放題（通話定額）オプションです。

目安として、毎月の通話時間が42分以上なら誰とでも10分＆家族と30分に入った方がお得です。

毎回の通話時間が3分以内の方は、通話時間が30分を超えた時点で誰とでも3分＆家族と10分に入った方が得になります。

過去の通話履歴から通話時間を見直して、かけ放題の加入を検討してみましょう。

通話品質（音質）がまずまず良い

みおふぉんダイアルは、無料通話アプリ（IP電話）と違い音声回線を使います。そのため、声がこもりがちなIP電話より音質がクリアです。

電波が入れば地下鉄でも通話できます。

ただし、VoLTE品質の大手キャリアよりかは劣るので、過度な期待は禁物です。回線設備の仕組み上、VoLTE（高音質通話サービス）は利用できません。

2.通話料が安くなる仕組み

みおふぉんダイアルは、どうして通話料を安くできるのか仕組みが気になりますよね。結論から言うと、プレフィックス方式を採用しているためです。

プレフィックス方式では音声回線の間に中継回線を挟みます。そうすることで、中継回線を管理する通信事業者が自由に通話料を設定できるようになります。

第3者のサービス会社が仲介することで、その会社の企業努力によって通話料が下がっているわけですね。

ちなみに、みおふぉんダイアルを通すことでプレフィックス番号（0037-691）が付与された状態で発信されます。

相手先の番号通知には、プレフィックス番号なしの自分の電話番号だけが表示されますよ。みおふぉんダイアルを使用していることは相手にバレません。

3.みおふぉんダイアルの評判・口コミ

Google Playストアにてみおふぉんダイアルの評判を調査してみました。

結果は星3つ。良くも悪くもない普通評価ですが、ユーザーの口コミを見ると辛辣な意見が多かったです。

起動した初期画面が「通話履歴」であり、表示されている履歴に間違って触れやすく、タッチするといきなり発信されます。

通話履歴をタップしただけでいきなり発信されるのは極めて厄介。タップして『発信』『詳細確認』『戻る』『個別削除』等の選択肢を出してから発信して欲しい。

起動時に表示される画面としてダイアルパッドを選べるように設定項目を新設して欲しい。

電話アプリとしてだいたい問題ないのですが、履歴からいきなり発信となる仕様は考え直してほしいです。

ひどい 誤発信するためまともに使えない

悪評のほとんどが、誤発信しやすいアプリの設計です。通話履歴から名前をタップすると即発信してしまいます。

着信履歴を見たいだけなのに、うっかり触らないよう神経を使う必要があり使いづらいです。

この設計さえ直せば、かなり評価は上がるはずですが、なぜ手直しをしないのか・・。勿体ないですね。

なお、音質に関する悪評はあまり見られず、やはりアプリの使いづらさに対する指摘が多かったです。

4.みおふぉんダイアルの注意点（デメリット）

使いにくい

口コミでも多くの指摘が挙がっていますが、とにかくみおふぉんダイアルは誤発信しやすくて使いづらいです。着信履歴から相手の名前をタップすると即発信されます。

この仕様はなんとかしてほしいものです。

アプリ経由の発信となる

みおふぉんダイアルは、アプリ経由で発信しなければ通話料が半額になりません。通常通話と比べてひと手間かかるのがデメリットです。

プレフィックス通話を付ける発信方法もある

アプリを毎回立ち上げるのが面倒なら、プレフィックス番号（0037-691）を頭に付けて発信することでみおふぉんダイアルを適用することも可能です。

どちらにせよ少し面倒ですが、通話料が安くなると考えれば我慢できるでしょう。

緊急電話は非対応

みおふぉんダイアルは緊急電話に対応していません。110番、119番、118番など緊急時の連絡は、通常通話で発信しましょう。

緊急電話に限らず3桁番号のサービスも利用不可。4桁番号のサービス（0120・0570・0180など）もほとんど発信できません。

5.みおふぉんダイアルの使い方

みおふぉんダイアルを使用するには、IIJmioを契約したあとアプリをインストールして下さい。

みおふぉんダイアル

アプリを立ち上げたらキーパッドのマークをタップ。電話番号を入力して発信ボタンを押せばみおふぉんダイアル経由で通話できます。

プレフィックス番号は自動で付与されるので入力しなくて構いません。

みおふぉんダイアルの発信画面

キーパッド入力以外に、電話帳からの発信も可能です。みおふぉんダイアルをインストールすると端末の電話帳がアプリ内に自動で同期されるため、登録作業は不要ですよ。

電話帳は新規追加やグループ分けなどが可能です。

6.みおふぉんダイアルで発信できないの対処法

もし、みおふぉんダイアルで発信できない場合は、メンテナンス・障害の可能性があります。こちらからは何もできないのでしばらく待ってから、再度発信してみて下さい。

特に問題がない場合は、みおふぉんダイアルアプリを一度削除してから再インストールします。このとき、アプリ＆OSのアップデートを確認して最新の状態にしておきましょう。

念のため、IIJmioで料金滞納を起こしていないかもチェックして下さいね。

7.まとめ

みおふぉんダイアルは通話料を半額にできる便利なサービスです。自分の電話番号を使えますし、IP電話より音質が良いです。

ですが、使いにくいデメリットがあり評判はイマイチ。これから使う方は過度な期待はしないように。

使用方法はアプリをインストールして、電話帳かダイアルタップから相手先を選ぶだけでOKですよ。