この記事のポイント
- 楽天モバイルのベーシックプランは200kbpsに速度が落ちるもののデータ使い放題
- 実効速度は240kbpsと少し速いが、テザリングが動画再生は非常に厳しい
- 現在の楽天アンリミットは高速使い放題で、料金もサービス内容に対して割安
「楽天モバイルのベーシックプランが気になるけど、どうなの・・?」
以前の楽天モバイルで最安値で契約できたベーシックプラン。現在は受付終了していますが、当時は577円から申し込めたので衝撃的でした。
この記事では、ベーシックプランについて速度や料金を詳しくレビュー。以前のプラン内容が気になる方は、参考資料としてご活用ください。
最後に、新プラン(楽天アンリミット)との比較も行っています。
1.【受付終了】楽天モバイルのベーシックプランとは?
楽天モバイルのベーシックプランとは、最安で利用できる低速(200kbps)使い放題のプランのことです。ベーシックプランは組み合わせプランの中から選べます。
現在は、2020年4月のキャリア移行に伴いベーシックプラン(組み合わせプラン・スーパーホーダイも含む)は受付終了しています。
組み合わせプラン
データ容量 | 月額料金 | |
---|---|---|
データSIM | 音声通話SIM | |
ベーシックプラン | 577円 | 1375円 |
3.1GB | 990円 | 1760円 |
5GB | 1595円 | 2365円 |
10GB | 2486円 | 3256円 |
20GB | 4455円 | 5225円 |
30GB | 5995円 | 6765円 |
回線はドコモ・auから選択可能です。高速通信はできませんが、データシェアにて高速通信容量を貰うことは可能です。
データSIMから音声通話SIMにはプラン変更できません。
2.Youtubeやゲームは厳しい?ベーシックプランの速度を検証
実際にベーシックプランに契約して速度を測ってみました。
ベーシックプランで計測
測定結果は、200kbps~240kbpsでした。1日を通して速度は変わらず。
理論値は200kbpsなので、実効速度の方が少し速いです。ただし、期待以上の速度は出たものの、やはりアプリの動作は厳しいと感じました。
Youtubeは最低画質に落としても厳しいレベル。ゲームアプリもきつかったです。
ポケモンGOをプレイしてみましたが、ゲーム内のオブジェクトが読み込めませんでした・・。
音楽アプリ、LINE、メールなら利用できました。ストレスは溜まりますが、WEBサイト閲覧もテキスト中心のニュースサイトなら大丈夫。
ちなみに、データ無制限なのでテザリングができたら最高なのでは・・?と考えてしまいますが、実際は非常に厳しいです。
テザリング先の速度は、元の速度より落ちるため実効速度は200kbps以下。この速度で出来ることは、メールの送受信くらいです。
ベーシックプランでできること
→ 音楽アプリ・LINE・メール
ベーシックプランでできないこと
→ Youtube再生・ゲームアプリ・テザリング
3.ベーシックプランのメリット
楽天モバイルのベーシックプランには以下のメリットがあります。
- 最安で契約できる
- 低速ながらデータ使い放題
- 高速通信容量が要らないなら問題なし
- 通話だけ利用するなら問題なし
やはり最安で契約できるのが最高のメリットでしょう。データSIMならワンコインです。
低速とは言え使い放題なのでデータ残量を気にする必要はなし。そもそもネットを使わない人なら、ベーシックプランでスマホ代を一気に落とせます。
4.ベーシックプランのデメリット
楽天モバイルのベーシックプランには以下のデメリットがあります。
- 速度が遅すぎてほとんど何もできない
- いざというときネットが使えない不安がある
ベーシックプランはとにかく速度が遅いです。200kbpsは非常に厳しい速度で、何をするにもストレスが溜まります。
普段ネットを使わない人でも、いざというとき情報をサクッと得られないのは大きなデメリットです。
5.Wi-Fi運用ならあり?ベーシックプランがおすすめな人
いくら安いとはいえ、200kbpsは遅すぎるので正直おすすめはできません。しかし、以下に当てはまる方ならベーシックプランの利用を検討できます。
おすすめな人
- 通話のみでネットをまったく使わない
- Wi-Fiで運用する
- とにかく最安値にこだわる
- LINE専用機として子供に持たせたい
まず、ネットを使わない人ならベーシックプランが向いています。200kbpsでもニュースくらいは読み取れるので、災害時などの安心感はあります。
Wi-Fiで運用できる方も、高速通信容量なしで問題ないでしょう。普段、ポケットWi-Fiを持ち歩いている方ならピッタリです。
その他、小さなお子さんのセキュリティ用にスマホを持たせておきたいといったケースでも活用できます。上記に当てはまらない方は、利用をおすすめしません。
[note title=”TOPIC”]今からベーシックプランに申し込むことはできません(受付終了)[/note]6.これから申し込むなら楽天アンリミット
残念ながら終了したベーシックプランですが、現在の楽天モバイルの方がプラン内容は大幅パワーアップ。
ベーシックプランは低速使い放題でしたが、楽天アンリミットなら高速使い放題です。どんなに遅くても1Mbpsが保証されているためイライラすることもありません。
楽天アンリミットと比較(通話SIM)
楽天アンリミット (UN-LIMIT VI) |
ベーシックプラン | |
---|---|---|
月額料金 | 1GB以下:0円 1~3GB:1078円 3~20GB:2178円 20GB以上:3278円 |
1375円 |
通信速度 | 20~40Mbps | 0.2Mbps |
最低速度 | 1Mbps |
ベーシックプランでは1375円を支払って低速通信だったのが、楽天アンリミットは1078円で3GBまで高速通信が使えます。
スマホユーザーの半数は3GB以下なので(総務省調べ)、ほとんどの方が1078円に収まるはずです。たまに3GBを超過する月があっても2178円です。
そして何より、楽天アンリミットは最低速度が1Mbpsなので実質使い放題に。ベーシックプランより速い高速通信容量を、速度制限後でも好きなだけ使えます。
サービス内容に対するコスパは、圧倒的に楽天アンリミットが上回っています。自社回線利用により、旧プランと比べて速度も大幅に改善。
動画再生やテザリングをストレスフリーで楽しめますよ。
CHECK!
7.ベーシックプランに契約中なら解約かプラン変更をしよう
現在、ベーシックプランに契約中の方は損をしているので楽天アンリミットに解約かプラン変更を行いましょう。
- 新しい電話番号を取得 → 解約
- 今の電話番号を継続 → プラン変更
※楽天アンリミットにデータSIMのプランはない
新しい電話番号を取得したい場合は、いったん解約した後に楽天アンリミットに再契約して下さい。
プラン変更の場合は、ドコモ・au回線から楽天回線への移行となるためMNP転出を行います。と言っても、自動的にMNP転出されるので、MNP予約番号の発行は不要です。
端末から旧楽天モバイルのSIMカードを抜いて、楽天アンリミットのSIMカードに入れ替えましょう。
【即解約もOK】楽天モバイル(UN-LIMIT)の解約方法を図説
楽天モバイルでプラン変更する方法とは?反映タイミングや注意点も詳しく解説
8.まとめ
楽天モバイルの最安料金と言えばベーシックプランでした。残念ながら終了してしまいましたが、現在は進化した楽天アンリミットが使えます。
ベーシックプランの速度(200kbps)は遅すぎるので非常に使いづらかったのですが、新プランに移行してからは快適になっていますよ。
料金もベーシックプラン並みに安いので、これから申し込むなら楽天アンリミットを活用して下さいね。
楽天モバイル(UN-LIMIT)
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月額料金 | 解約金 | 支払い方法 |
---|---|---|
0円~3278円 | 0円 | クレジットカード 口座振替 デビットカード |