au系格安SIMで、何を選べばいいのか分からない・・。そうお悩みではありませんか?
au系格安SIMは、ドコモ回線に次いで選択肢が多いです。選択肢が増えるのは喜ばしいのですが、どこが自分にぴったりなのか見極めが難しいところ。
そこでこの記事では、主要なau系格安SIMをすべて比較。料金プランやサービス内容を分かりやすく掲載しています。
おすすめのau系格安SIMを知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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1.はじめに:au系格安SIMの特徴とは?
au系の格安SIMには、以下の特徴があります。
- 優秀な格安SIMが出揃っている
- auスマホがSIMロック解除無しで使える
- UQモバイルは優遇されている
まず、au系の格安SIMには優秀な通信事業者が出揃っています。
以前は、ドコモ回線と比べて数が少なかったau系格安SIMですが、現在は主要格安SIMならワイモバイルとOCNモバイルONEを除いて対応しています。
一部例外はありますが、auスマホであれば基本的にSIMロック解除なしで利用可能。SIMカードを入れけるだけで格安SIMに乗り換えられます。
なお、auの子会社(サブブランド)であるUQモバイルは他社より明らかに優遇されています。
特に違いを感じるのは速度。au系格安SIMの中では圧倒的な速さです。
2.au回線が使える格安SIMを比較
①BIGLOBEモバイル
Youtubeから離れられない方は、BIGLOBEモバイル一択です。なぜなら、他の格安SIMにはない動画見放題のエンタメフリーオプションがあるからです。
エンタメフリーオプションは、Youtube、AbemaTV、Google Play Musicなど人気動画・音楽サービスが月額480円で使い放題。
データ消費量を気にせず動画を思いっきり楽しめます。3GBプランにエンタメフリーオプションをつけると、月額2000円以下に。
この価格で、Youtube見放題なのはあり得ない安さです。
また、家族でシェアプランを使いたい人も、BIGLOBEモバイルはおすすめ。家族で乗り換える際の名義変更は必要なし。
6歳以上なら、子供でも自分名義で契約できますよ。
その他、24時まで有人対応のチャットサポートあり。夜遅くでもトラブルに対応してくれます。
月額料金 | ||
---|---|---|
データSIM | 音声通話SIM | |
1ギガプラン | – | 1400円 |
3ギガプラン | 900円 | 1600円 |
6ギガプラン | 1450円 | 2150円 |
12ギガプラン | 2700円 | 3400円 |
20ギガプラン | 4500円 | 5200円 |
30ギガプラン | 6750円 | 7450円 |
基本データ
- 回線:ドコモ・au
- ユーザー数:7位
- 支払い方法:クレジットカード
メリット | デメリット |
---|---|
・エンタメフリーオプションが強力 ・無料Wi-Fiが使える ・シェアSIMが使いやすい ・チャットサポートが24時間体制 |
・低速モードの切り替え機能なし ・動画を見ないなら魅力が薄れる |
- データ残量を気にせず動画を見たい
- 家族名義でシェアSIMにMNP転入したい
- 万全のサポート体制で安心したい
CHECK!
②UQモバイル
大手キャリア並の手厚いサポートとトップクラスの速度を武器に、UQモバイルのサービス品質は格安SIMの中でトップクラスです。
近年の調査で、ユーザー数の伸び率トップなのも納得。回線混雑で速度低下しやすい昼間の時間帯でも高速通信ができる安定度は、格安SIMの域を超えています。
他社では1Mbps程度まで落ちる12時から13時の時間帯でも、10Mbpsを超える実測値を誇ります。その差は10倍以上。
また、格安SIMではほぼ非対応の口座振替払いに、無条件で対応しているのもメリット(振替手数料もなし)。端末代金の支払いで口座振替に対応しているのは、UQモバイルだけです。
スマホプラン
S | M | L | ||
---|---|---|---|---|
月額料金 | 1980円 | 2980円 | 3980円 | |
データ容量 | 3GB | 9GB | 14GB |
基本データ
- 回線:au
- ユーザー数:4位
- 支払い方法:クレジットカード・口座振替
メリット | デメリット |
---|---|
・回線混雑による速度低下が無い ・口座振替で契約できる ・UQ家族割で500円引き ・通話オプション加入でデータ増量 |
・プラン価格が高い ・au回線しか選べない |
- 格安SIM特有の速度低下を回避したい
- 口座振替で契約したい
- 家族割を適用させたい
CHECK!
③LINEモバイル
LINEが無いと生きていけない方はLINEモバイルで決まりです。LINEモバイルではLINEがカウントフリーで使い放題。
オプションでTwitter・Facebook・Instagram・LINE MUSICもカウントフリーにできます。
LINEアプリは画像送信に1枚あたり3MB使っているので、データ使い放題はとても助かります。
LINEくらいしか使わないライトユーザーなら、月額1100円から契約できます。この金額は音声通話SIMなら全格安SIMで最安値です。
また、他社では使えなくなるLINEのID検索機能が使えるのもメリット。今までどおり、快適にLINEを使いたい人には大助かりです。
その他、ソフトバンクの傘下に入ったこともあり、ソフトバンク回線プランが他社よりも安く使えます。
データ容量 | 月額料金 | |
---|---|---|
データSIM | 音声通話SIM | |
500MB | 600円 | 1100円 |
3GB | 980円 | 1480円 |
6GB | 1700円 | 2200円 |
12GB | 2700円 | 3200円 |
※ドコモ・au・ソフトバンク回線共通
カウントフリー
- LINE:無料
- LINE+Twitter+Facebook:+280円
- LINE+Twitter+Facebook+Instagram+LINE MUSIC:+480円
基本データ
- 回線:au・ドコモ・ソフトバンク
- ユーザー数:9位
- 支払い方法:クレジットカード
メリット | デメリット |
---|---|
・ソフトバンク回線が最安 ・LINEアプリが使い放題 ・LINEのID検索機能が使える ・最安プランは月額1200円 |
・料金プランが最大10GBまで ・端末価格が安くない |
- LINE・SMSを頻繁に利用する
- 格安SIMでもLINEの全機能を使いたい
- LINEのID検索機能が無くなると困る
CHECK!
④mineo
2018年にソフトバンク回線に対応したことで、mineoはトリプルキャリア対応に。
契約時にAプラン(auプラン)、Dプラン(ドコモプラン)、Sプラン(ソフトバンクプラン)を選択できます。
実際、mineoユーザーの7割以上は、SIMカード単体契約。手持ちの端末のまま月額料金だけ安くすることに成功しています。
mineoユーザーだけが使えるフリータンクも魅力。みんなで貯めたデータ容量を自由に引き出すことができます。
今月のデータ残量がピンチのときはフリータンクからデータ容量を引き出せます。
フリータンク以外にも、ユーザー同士でデータ容量を受け渡しできるパケットギフトや家族でデータ容量を分け合えるパケットシェアなど独自のサービスを利用できます。
その他、格安SIM業界での最強コミュニティ「マイネ王」もフルに利用できるのがメリット。
メーカーに直接問い合わせづらい端末の使い方やちょっとしたトラブルも気軽に質問できます。
A(au)プラン
データ容量 | シングルタイプ (データSIM) |
デュアルタイプ (音声通話SIM) |
---|---|---|
500MB | 700円 | 1310円 |
3GB | 900円 | 1510円 |
6GB | 1580円 | 2190円 |
10GB | 2520円 | 3130円 |
20GB | 3980円 | 4590円 |
30GB | 5900円 | 6510円 |
D(ドコモ)プラン
データ容量 | シングルタイプ (データSIM) |
デュアルタイプ (音声通話SIM) |
---|---|---|
500MB | 700円 | 1400円 |
3GB | 900円 | 1600円 |
6GB | 1580円 | 2280円 |
10GB | 2520円 | 3220円 |
20GB | 3980円 | 4680円 |
30GB | 5900円 | 6600円 |
S(ソフトバンク)プラン
データ容量 | シングルタイプ (データSIM) |
デュアルタイプ (音声通話SIM) |
---|---|---|
500MB | 790円 | 1750円 |
3GB | 990円 | 1950円 |
6GB | 1670円 | 2630円 |
10GB | 2610円 | 3570円 |
20GB | 4070円 | 5030円 |
30GB | 5990円 | 6950円 |
基本データ
- 回線:ドコモ・au・ソフトバンク
- ユーザー数:3位
- 支払い方法:クレジットカード
メリット | デメリット |
---|---|
・フリータンクで速度制限を回避できる ・mineo独自のサービスが充実 ・3キャリア対応で乗り換えやすい ・大容量プランがある |
・ソフトバンクプランが高い ・新機種の発売が遅い |
- 手持ちの端末でスムーズに乗り換えたい
- mineo独自のシステムを使ってみたい
- データチャージなしで速度制限を回避したい
CHECK!
⑤IIJmio
豊富な選択肢からSIMフリースマホ(格安スマホ端末)を購入したいならIIJmioです。IIJmioはSIMフリースマホの品揃えが格安SIMでトップです。
最高で50種類を超える端末から選択可能。Motoシリーズ、中古iPhone、ゲーミングスマホといった幅広いラインナップが揃います。
また、IIJmioは最大10枚までSIM追加できるファミリーシェアプランも魅力。
家族同士なら通話料金が60%OFF。10分かけ放題オプションは30分に延長されるため、事実上の家族割と言えます。
技術的に優れるIIJmioは、他社に先駆けてeSIMプランの提供もスタート。新型iPhoneをお持ちの方なら、大手キャリアとIIJmioのSIMを2枚使いすることも可能です。
データSIM | 音声通話SIM | |
---|---|---|
ミニマムスタートプラン (3GB) |
900円 | 1600円 |
ライトスタートプラン (6GB) |
1520円 | 2220円 |
ファミリーシェアプラン (12GB) |
2560円 | 3260円 |
基本データ
- 回線:ドコモ・au
- ユーザー数:5位
- 支払い方法:クレジットカード
メリット | デメリット |
---|---|
・端末の品揃えが最多 ・家族間の通話割引あり ・eSIMプランが使える ・中古iPhoneを購入できる |
・通信速度が遅い ・低速通信時に速度制限がある |
- 豊富な選択肢で端末を選びたい
- 家族間の通話料を安くしたい
- eSIMプランを使ってみたい
CHECK!
⑥イオンモバイル
小売業界で有名なイオンが運営するイオンモバイル。全体的にプラン価格が安く、小容量から大容量まで契約できます。
イオンらしく安さに対するこだわりが強く、どのデータ容量でも最安クラスです。
全国のイオンでサポートを受けられるのもイオンモバイルならでは。通信速度も速く、使い勝手に困ることはありません。
以前はオンライン契約で不通期間が生じるうえ、申し込み工程が多いデメリットがありましたが、現在は解消しています。
音声通話SIM | データSIM | |
---|---|---|
200MB | 980円 | – |
500MB | 1130円 | – |
1GB | 1280円 | 480円 |
2GB | 1380円 | 780円 |
4GB | 1580円 | 980円 |
6GB | 1980円 | 1480円 |
8GB | 2680円 | 1980円 |
12GB | 3280円 | 2680円 |
20GB | 4680円 | 3980円 |
30GB | 5680円 | 4980円 |
40GB | 6980円 | 6480円 |
50GB | 8980円 | 8480円 |
※ドコモ・au回線共通
基本データ
- 回線:ドコモ・au
- ユーザー数:8位
- 支払い方法:クレジットカード
メリット | デメリット |
---|---|
・月額料金が安い ・大容量プランあり ・イオンで契約可 |
・サポートレベルが低い ・オンライン契約がやや複雑 |
- イオンに信頼を置いている
- 月額料金の安さにこだわる
- 30GB以上で契約したい
CHECK!
⑦QTモバイル
QTモバイルは九州電力グループの通信会社「QTnet」が運営しています。もともとドコモ回線とau回線だけでしたが、2018年からソフトバンク回線の取り扱いを開始。
国内でも珍しいトリプルキャリア対応となりました。
QTnetが手掛ける光回線「BBIQ」の会員なら、QTモバイルの端末セット契約で10%のキャッシュバックを受けられます。
店舗サービスは九州のみですが、オンライン契約が可能です。注意点として、ソフトバンク回線のプランには直近3日間の速度制限(規定値は非公表)があります。
ドコモ回線(Dタイプ)・au回線(Aタイプ)
データ容量 | データ+通話 | データ | ||
---|---|---|---|---|
12ヶ月まで | 13ヶ月目以降 | 12ヶ月まで | 13ヶ月目以降 | |
1GB | 890円 | 1450円 | 700円 | 800円 |
3GB | 990円 | 1550円 | 800円 | 900円 |
10GB | 990円※ | 2250円 | 800円※ | 1550円 |
10GB | 2690円 | 3250円 | 2400円 | 2550円 |
20GB | 4690円 | 4900円 | 4000円 | 4200円 |
30GB | 6690円 | 6900円 | 6000円 | 6200円 |
※キャンペーン価格
ソフトバンク回線(Sタイプ)
データ容量 | データ+通話 | データ | ||
---|---|---|---|---|
12ヶ月まで | 13ヶ月目以降 | 12ヶ月まで | 13ヶ月目以降 | |
1GB | 1140円 | 1700円 | 700円 | 800円 |
3GB | 1240円 | 1800円 | 800円 | 900円 |
10GB | 1240円※ | 2500円 | 800円※ | 1550円 |
10GB | 2940円 | 3500円 | 2400円 | 2550円 |
20GB | 4890円 | 5100円 | 4000円 | 4200円 |
30GB | 6890円 | 7100円 | 6000円 | 6200円 |
※キャンペーン価格
基本データ
- 回線:ドコモ・au・ソフトバンク
- ユーザー数:圏外
- 支払い方法:クレジットカード
メリット | デメリット |
---|---|
・最初の1年が激安 ・端末保障が5台まで有 |
・ソフトバンク回線が割高 ・ソフトバンク回線の速度制限条件が厳しい ・通信速度が遅い(A・Sタイプ特に) |
- BBIQ会員の方
- 1年限定でも激安がいい
- 端末保障を重視する
CHECK!
⑧J:COMモバイル
J:COMモバイルはケーブルテレビで有名なJ:COMの格安SIMです。J:COM TVやJ:COM NETに加入しているとJ:COM MOBILE端末割引が適用されます。
また、ドラマやスポーツが楽しめるJ:COMオンデマンドアプリがカウントフリー対象です。
無料の訪問サポートが付くので、回線切替やWi-Fi設定などに不安があれば利用できます。 初回の契約時も、サポートの方が対面で説明してくれる充実ぶりです。
一点、J:COMエリア外の方は申し込めないので注意して下さい。
Aプラン スマホセット(音声通話SIM)
長期契約 | 標準契約 | |
---|---|---|
0.5GB | 980円 | 1380円 |
3GB | 2980円 | 3680円 |
10GB | 3980円 | 4680円 |
20GB | 4980円 | 5680円 |
SIMカードのみ契約(ドコモ回線)
データ容量 | データSIM | 音声通話SIM |
---|---|---|
3GB | 900円 | 1600円 |
5GB | 1400円 | 2100円 |
7GB | 1900円 | 2600円 |
10GB | 2400円 | 3100円 |
※データSIMはSMS機能付き
基本データ
- 回線:ドコモ・au
- ユーザー数:圏外
- 支払い方法:クレジットカード
メリット | デメリット |
---|---|
・訪問サポートが充実 ・対面で契約できる |
・J:COMエリア限定サービス ・au回線はSIMのみ契約不可 ・プラン内容が充実していない |
- J:COMサービスを利用している
- 対面でサポートを受けたい
CHECK!
⑨Fiimo
Fiimoは四国電力グループのSTnetが手掛ける格安SIMです。派手なキャンペーンや変わったサービスはありませんが、料金プランがとにかくシンプルです。
以前は、選べる料金プランが3/6/10GBの3種類のみでしたが、現在は20GB・30GBの大容量も選べます。
オプションに関しては、やや充実度が足りず。店舗サービスは、四国と岡山県に限られます。
地域密着型とも言えるFiimo。非常にマイナーなので、あえて選ぶメリットに弱いのが難点です。
データ容量 | データSIM | 音声通話SIM |
---|---|---|
3GB | 900円 | 1600円 |
6GB | 1600円 | 2300円 |
10GB | 2650円 | 3350円 |
20GB | 4200円 | 4900円 |
30GB | 6200円 | 6900円 |
※Aプラン・Dプラン共通
基本データ
- 回線:ドコモ・au
- ユーザー数:圏外
- 支払い方法:クレジットカード
メリット | デメリット |
---|---|
・四国電力のブランドがある | ・マイナーなので今後が心配 ・他社より優れる魅力に欠ける |
- 四国電力グループに信頼を置いている
3.用途によっておすすめの格安SIMは変わる
au系の格安SIMは、大手企業が様々な特徴を打ち出しており、私たちユーザーに取ってみれば豊富な選択肢があります。
そのため、単純に安さ以外でも速度やサービス内容で自分にぴったりの格安SIMを見つけられます。
安さを重視するならイオンモバイルが最もおすすめ。 au回線に限らず、全格安SIMで最安クラスです。
速度重視ならUQモバイル一択。auと変わらない使い心地で利用できるのが大きな強みです。
格安SIM全体でも屈指の通信品質を誇っています。
サービス内容を重視するなら、BIGLOBEモバイルとLINEモバイルも考慮したいところ。
BIGLOBEモバイルは動画見放題の「エンタメフリーオプション」が強力。Youtubeがカウントフリー対象なのが重要ポイントです。
LINEアプリ重視であまりデータ容量を使わないのならLINEモバイルが安上がり。LINEアプリはいくら使ってもデータ容量を消費しませんよ。
4.【まとめ】自分にぴったりの格安SIMを見つけよう
この記事では、au系の格安SIMについて詳しく解説してきました。
現在auのスマホを使っている方なら、SIMロック解除無しでそのまま乗り換えOK。SIMカードを変えるだけで、月額料金を大きく節約できます。
おすすめの格安SIMは、安さ・速度・サービス内容のどれを重視するかで異なりますが、どうせなら充実度の高い主要会社を選ぶといいでしょう。
ちなみに、僕自身は速度が大事なのでUQモバイルを選びました(auからの乗り換え)。
優秀な格安SIMが出揃っているので、各社の特徴を見比べながら自分にぴったりの1社を見つけてみて下さいね。