この記事で分かること
- IIJmioの平均速度
- 速度遅いときの原因と対策
「IIJmioの速度って遅いの・・?」
いくら料金が安くても、肝心の速度が遅いと意味がありません。メインスマホとしてしっかりと使えるのか、気になるところです。
結論から言うと、IIJmioの速度は決して超高速と言えないまでも普通に使用できます。速度に絶対的なこだわりがないなら、気にしなくて大丈夫です。
この記事では、IIJmioの速度について詳しく解説。どうしても遅いときの対策も合わせて説明していきます。
OUTLINE -読みたい項目をタップ-
1.IIJmio(みおふぉん)は速度が遅い?
ユーザーの評判でIIJmioの速度は遅いのでは?との声が挙がっています。
口コミ
Surface ProXにiijmioのSIMをさしているけれど、昼になると遅いな~。UQにかえようかな。
— けいたろう (@ktaros2) August 11, 2020
IIJmioは夜弱いなぁー🤨
— ヘビーゆずぽんざー🍊ゆずぽんご無沙汰.改名検討中 (@kimegranger) August 25, 2020
IIJmioの実効速度ですが、平均で8~12Mbpsくらいです。
参照:リアルタイム通信速度比較ツール(SIMW)
※タップで拡大
他の格安SIMと比べると、中くらいの速度です。12:00~13:00は3Mbps以下に落ちますが、それ以降は8Mbpsあたりで安定しています。
1Mbpsあれば動画を再生できるレベルなので、日常使いには支障ありません。結論として、IIJmioは速くも遅くもなく普通のスピードと言えます。
なお、タイプD(ドコモ回線)とタイプA(au回線)ならタイプDの方が速いです。
タイプDの方が速い
参照:格安スマホ通信速度調査(MMD研究所)
2.IIJmio(みおふぉん)が遅くなる原因
IIJmio(みおふぉん)が遅くなる原因は、以下の3つが考えられます。
①速度制限にかかっている
IIJmioでは基本データ容量を使い切ると、200kbpsに速度制限されます。この状態だと、当然ながらデータ通信は非常に遅いです。
また、低速通信時でも3日で366MB以上のデータ容量を消費したら、さらに速度制限をかけられます。
速度制限はWi-Fi接続で対応しよう
速度制限時の対策としては、Wi-Fi接続がおすすめです。外出先では無料Wi-Fiスポットを探す癖を付けましょう。
有料にはなりますが、IIJmio WiFi by エコネクト(月額362円)を利用するのも一つの手です。
IIJmioクーポンスイッチでデータ節約もできる
速度制限の予防策としてはIIJmioクーポンスイッチ(通称みおぽん)を上手く活用したいところです。
IIJmioクーポンスイッチ
高速通信のON/OFFを切り替えられるアプリで、低速通信ならデータ消費を0に抑えられます。
②回線が混みあっている
IIJmioは、以下の時間帯に速度低下を起こします。
- 速度低下のピーク:12時~13時
- 速度低下を起こしやすい:17時~19時、9時~9時半
いずれも、共通しているのはスマホの利用者が急増する時間帯です。仕事中の昼休みや、出勤・帰宅の時間帯と重なります。
速度低下が起きる原因は回線混雑です。回線混雑が起きると、大手キャリア(回線のレンタル元)から割り当てられる帯域幅に制限をかけられます。
速度低下のメカニズム
大手キャリアは帯域幅が広いので、回線混雑時でも速度は安定。対して、IIJmioを含む格安SIMは、帯域幅が狭くなって速度が遅くなるのです。
③端末の周波数が合っていない
回線と端末の通信規格が合っていない場合、速度低下する可能性があります。タイプAとタイプDの対応周波数(バンド)は以下の通りです。
対応周波数(バンド)タイプA
- 4G LTE:Band1/11/18/26/28
- 3G:Band1/18
タイプD
- 4G LTE:Band1/3/19/21/28
- 3G:Band1/6/19
上記の対応周波数(バンド)と、端末のスペック表に記載している対応周波数が合っているか確認してみましょう。
端末のスペック欄
タイプA(au回線)はややマイナーな通信規格を採用しているため、海外製の端末と対応周波数が合わない場合があります。
国内で販売された海外製スマホなら問題ありませんが、海外輸入品には注意しましょう。
ちなみにiPhoneは、au・ドコモ・ソフトバンクのすべての対応周波数をカバーしているため問題なし。IIJmioで購入できる端末も支障ありません。
3.一時的な速度低下も耐えられないなら他社を選ぼう
日常使いには問題ないIIJmioですが、一時的な速度低下も耐えられないなら選択肢は2つ。
お昼でも速度低下せず、大手キャリア並みに速いワイモバイルとUQモバイルです。
①ワイモバイル
ワイモバイルの通信速度は格安SIM全体でトップに君臨。親会社のソフトバンクさえ上回る速さです。
爆速の理由は自社回線を使用するから(一部、ソフトバンク回線も利用)。他社と違い、回線混雑を起こしません。
お昼の時間帯でもほとんど速度が落ちず、平均40Mbps程度の速度がでます。現状、2位を大きく突き放している状況なので、速度を重視する方は第一候補にすべきです。
スマホベーシックプラン
プランS | プランM | プランR | |
---|---|---|---|
月額料金 | 1980円 |
2980円 | 3980円 |
月額料金 (新規割終了後) |
2680円 | 3680円 | 4680円 |
データ容量 | 4GB | 12GB | 17GB |
無料通話 | 10分かけ放題 | ||
解約金 | 0円 |
メリット | デメリット |
---|---|
・通信速度が一番速い ・10分かけ放題が付属 ・iPhone購入できる ・全国にショップがある |
・データ繰り越し不可 ・Androidの種類が少ない |
CHECK!
②UQモバイル
ワイモバイルに次ぐ通信品質を誇るUQモバイル。平均20Mbps程度のスピードをキープしています。
特筆すべきはお昼、夕方に速度低下しないこと。他社が回線混雑で遅くなる中、UQモバイルは悠々自適なデータ通信が可能です。
UQモバイルはauのサブブランドなので、速度が優遇されていると思われます(他のau系格安SIMより明らかに速い)。
スマホプラン
S | M | L | ||
---|---|---|---|---|
月額料金 | 1980円 | 2980円 | 3980円 | |
データ容量 | 3GB | 9GB | 14GB | |
解約金 | 0円 |
メリット | デメリット |
---|---|
・回線混雑時でも快適 ・口座振替で契約できる ・UQ家族割で500円引き ・データ増量特典あり |
・プラン価格が高い ・au回線しか選べない |
CHECK!
4.この記事のまとめ
今回はIIJmioの速度は遅いのか、詳しく解説してきました。
IIJmioの平均速度は10Mbps前後なので速くも遅くもないと言えるでしょう。
遅すぎて使い物にならないかも・・と心配している方は安心して大丈夫です。十分にメインスマホとして活躍できるレベルです。
どうしても速度が遅い場合は、Wi-Fi接続に切り替えたり速度低下する時間帯をやり過ごしましょう。
より高品質な通信を求めるなら、ワイモバイルやUQモバイルを選ぶのが無難です。
おさらい
IIJmioは遅いの?
平均10Mbps前後なので、速くも遅くもありません。
速度が遅いときの対策は?
速度低下する時間帯(12時半ころ)は、動画を再生しないかWi-Fi接続で乗り切りましょう。
IIJmio
月額料金 | 解約金 | オンライン契約 |
---|---|---|
480円〜 | 0~1000円 | 可 |
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