この記事のポイント
- 手持ちの端末を使う場合は、SIMロック解除が必要な場合あり
- 現在の電話番号を維持するには、MNP予約番号を取得してから申し込む
「イオンモバイルにMNP転入するには、どうすればいいの・・?」
現在の電話番号を引き継いで乗り換えられるMNP転入。いざ手続きするとなると不安ですよね。
ですがご安心を。イオンモバイルのMNP転入はとっても簡単。
イオン店舗に行く必要もなく、初めての方でもオンラインで手続きが完結しますよ。実際に申し込んでみたので、注意点も合わせて詳しく説明していきますね。
1.【電話番号引き継ぎ】イオンモバイルにMNP転入する手順
イオンモバイルでは、今使っている電話番号を引き継いで使用することができます。
電話番号を引き継ぐことをMNP(Mobile Number Portability)と言う
MNP乗り換えでは、
- 現在の携帯会社からMNP転出(MNP予約番号を発行)
- イオンモバイルにMNP転入
の手順を行います。難しそうに感じますが、だれでもオンラインで簡単に手続きできます。
端末は、イオンモバイルで新しく購入してもいいですし現在利用中の端末にSIMカードを差し替えても構いません。詳しい流れを解説していきますね。
手順1:スマホをどうするか決める
まず、イオンモバイルで使うスマホをどうするか決めましょう。選択肢は、
- 今使っているスマホをそのまま利用する
- 新しいスマホを購入する
の2つです。
今使っているスマホをそのまま利用する
今使っているスマホをイオンモバイルで使用する場合、ソフトバンク端末とauの古い端末はSIMロック解除が必要です。
ドコモ端末は、ドコモ回線に申し込むことで、SIMロック解除が不要です。
SIMロック解除のイメージ
SIMロック解除の必要性
- ドコモ端末 → 不要
- au端末 → 一部で必要(iPhoneは8以降で不要)
- ソフトバンク端末 → 必要
- SIMフリースマホ → 不要
auの方は、動作確認端末ページからSIMロック解除の有無をチェックしておくといいですよ。
SIMロック解除の手順ですが、オンラインから手続きすれば手数料は無料です(ショップで手続きすると3300円の手数料あり)。
auのSIMロック解除手順
- SIMロック解除の手続きページにアクセス
- 「SIMロック解除のお手続き(My au)」をタップ
- My auにログイン
- SIMロック解除可否を確認してチェック
- 「次へ」をタップ
- 「この内容で申し込む」をタップ
ソフトバンクのSIMロック解除手順
- My SoftBankにログイン
- メニューの「契約・オプション管理」をタップ
- 「オプション」をタップ
- 「SIMロック解除対象機種の手続き」をタップ
- IMEI番号を入力して「次へ」をタップ
- 「解除手続きする」をタップ
SIMロック解除の際に必要なIMEI番号(製造番号)は、
- iPhone:「設定」→「一般」→「情報」→「IMEI」
- Android:「設定」→「端末情報」→「IMEI」
にて確認できますよ。
新しいスマホを購入する
新しいスマホを購入する場合は、イオンモバイルで端末セット契約を行いましょう。
こだわりがあるなら別途SIMフリースマホを用意しても構いませんが、イオンモバイルで購入した方が1回の注文で済むため楽ですよ。
手順2:MNP予約番号を取得する
電話番号をイオンモバイルへ引き継ぐなら、現在の携帯会社からMNP予約番号の取得が必要です。電話が手っ取り早いのですが、スタッフと話したくない方はWEB取得がおすすめです。
詳しい取得手順は以下の通りです。
WEB(9時~21時半)
- My docomoにログイン
- 「契約内容・手続き」をタップ
- 「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」をタップ
- 「解約お手続き」をタップ
- 注意事項を確認して「次へ」をタップ
- 予約番号の送信先を選ぶ
- 「手続きを完了する」をタップ
電話(9時~20時)
- 151(ドコモ携帯以外は0120-800-000)
WEB(24時間)
- My auにログイン
- 「スマートフォン・携帯電話」のメニューをタップ
- 「ご契約内容 / 手続き」をタップ
- 「お問い合わせ / お手続き」をタップ
- 「MNPご予約」をタップ
電話(9時~20時)
- 0077-75470
WEB(24時間)
- My SoftBankにログイン
- メニューから「設定・申し込み」をタップ
- 「設定・変更」をタップ
- 「契約者情報の変更」をタップ
- 「番号ポータビリティ(MNP)予約関連手続き」をタップ
- 「番号ポータビリテリティ(MNP)予約」をタップ
電話(9時~20時)
- *5533(ソフトバンク携帯以外は0800-100-5533)
格安SIMの方は、サポートダイヤルかマイページにて取得できますよ。
手順3:イオンモバイルに申し込み
イオンモバイルの申し込みは、イオン店舗・オンラインの2通りがありますが、キャンペーンをフルに貰えるオンラインがおすすめです。
以下、詳しい申し込みの流れです。
申し込みの流れ
- イオンモバイルの公式サイトにアクセス
- 「新規お申込み」をタップ
- 端末セットかSIMのみ契約を選ぶ
- 音声プランを選ぶ
- 回線(ドコモ・au)、料金プランを選ぶ
- MNP申し込みを選ぶ
- MNP情報を入力
- 契約者・支払情報を入力して申し込み
- 本人確認書類をアップロード
重要なポイントとして、電話番号を引き継ぐならMNPでの申し込みを選択する必要があります。
「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)のお申込み」の項目が表示されるので「現在ご利用中の電話番号を引き継ぐ」を選びましょう。
するとMNP情報の入力欄が表示されるので、
- 電話番号
- MNP予約番号
- 予約番号の有効期限
を確実に入力してください。
手順4:開通手続きを行う
注文したSIMカードは、およそ2~3日で到着します。
開通手続きの手順は、SIMカードのみか端末セット契約かで異なります。
開通手続きの手順
- SIMカードのみ契約 → マイページで手続き
- 端末セット契約 → 開通済みの状態で到着
端末セット契約の場合は、すでに開通済み(MNP転入完了)の状態でSIMカード・端末が届くので、何もやることはありません。
SIMカードのみ契約の場合は、マイページにログインした後「契約中の回線」→「開通する」をタップしてください。
開通ボタン
9時から19時なら、15分程度で開通が完了します(19時以降は翌日9時以降に完了)。
回線切り替え後、以前の携帯会社との契約は自動解除。こちらから連絡を入れる必要はありません。
手順5:初期設定を行う
最後に、初期設定を行いましょう。必要な作業は以下の2つです。
初期設定
- SIMカードを入れ替える
- APN設定を行う(SIMのみ契約)
SIMカードを入れ替える
SIMカードの入れ替えですが、ほとんどの端末ではSIMピンを使ってSIMトレイを開けます。イオンモバイルのSIMカードをトレイに載せたら、しっかりと押し込みましょう。
APN設定を行う(SIMのみ契約)
[note title=”TOPIC”]端末セット契約の方は、APN設定済みなので不要[/note]SIMのみ契約の方は、このあとイオンモバイルの電波を受信するために必要なAPN設定を行います。
iPhoneはAPN構成プロファイルをダウンロード、AndroidはAPN情報を手動で入力します。
詳しい設定手順は、以下の記事にまとめたので参考にしてください。
イオンモバイルのAPN設定を図説【iPhone/Android】
以上で、イオンモバイルのMNP転入は完了です。お疲れ様でした!
2.イオンモバイルにMNP転入するときの注意点
イオンモバイルに乗り換えるには、以下の注意点があります。
事前に確認しておきましょう。
乗り換え前と後で名義を合わせておく
イオンモバイルにMNP転入する場合、乗り換え前と後の名義は揃えておく必要があります。
よくあるミスが、夫の名義で契約していた携帯電話からMNP予約番号を取得。その後、妻が自分名義でイオンモバイルに申し込むケースです。
この場合は、以前の携帯会社で夫から自分(妻)に名義変更をしておく必要があります。
あるいは、イオンモバイルの申し込みを夫に手続きしてもらい、利用者登録(実際に携帯電話を使用する人)に妻の名前を登録する方法もあります。
MNP予約番号の有効期限を7日以上残す必要あり
MNP予約番号を発行できたら、早めにイオンモバイルへ申込みましょう。
MNP予約番号には15日の有効期限がありますが、イオンモバイルでは10日以上有効期限が残っていないと申し込みできません。
うっかり有効期限切れすると、またMNP予約番号を再取得しなくてはなりません。
端末セット契約は空白期間あり
オンライン申し込み&端末セット契約でイオンモバイルにMNPする方は、空白期間に気を付けましょう。
端末セット契約は開通済みの状態で端末・SIMカードが届きます。開通手続きが不要となるのはいいのですが、配送期間(2~3日)の間に空白期間が生じます。
空白期間中は、Wi-Fiに繋げばアプリやLINE通話が使えますが通常通話ができなくなるので注意してください。
SIMのみ契約の場合は、SIMカード到着後に開通手続きを行うため空白期間はない
3.イオンモバイルの乗り換えに関するQ&A
乗り換え費用はどれくらい?
イオンモバイルに乗り換える際は以下の費用がかかります。
乗り換え費用
- 現在の携帯会社の解約金:0~1100円※
- MNP転出手数料:0~3300円
- イオンモバイルの初期費用:3300円
※一部のプランで10450円の場合あり
まず、現在の携帯会社に払う費用として解約金とMNP転出手数料があります。
最近は0円の事業者も増えてきましたが、手数料が発生するケースもあるので気になるなら問い合わせてみましょう。
イオンモバイル側の費用としては、SIMカード代金(契約事務手数料)として3,300円がかかります。安くない出費ですが、毎月のスマホ代を節約できればすぐに元が取れますよ。
初月の請求は日割り?
イオンモバイルの利用開始月は日割り請求です。そのため、月末に乗り換えても、1ヶ月分の月額料金が課金されることはありません。
お得な乗り換えタイミングはある?
イオンモバイルは初月が日割りなので、いつ乗り換えても損はありません。ただし、乗り換え前の携帯会社で解約月の料金を満額請求される場合があります。
そう考えると、月末に近い方がお得かもしれません。大きく損することはないので、あまり考えすぎなくても大丈夫ですよ。
4.まとめ
MNP転入の流れは、MNP予約番号を取得してイオンモバイルに申し込むだけ。通常の新規契約とほとんど変わりません。
オンラインでも簡単に契約できるため、イオン店舗が近くにない方でも大丈夫です。
イオンモバイルでも、現在の電話番号を変えたくない方は、この記事を参考にMNP乗り換えで申し込んでくださいね。
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