この記事のポイント
- 国際電話は申し込み不要で利用できる
- 海外から国内への通話は指定国なら通話料無料
- データ通信は2GBまで追加料金なしで海外利用OK
「楽天モバイルは海外でも利用できるの・・?」
海外旅行や出張に行く方は、海外で楽天モバイル(楽天アンリミット)が使えるか気になりますよね。結論から言うと、楽天モバイルは国際ローミングに完全対応。
国際電話もデータ通信も利用可能です。以前の楽天モバイルは海外利用での料金が非常に高かったのですが、キャリア移行してからは大幅に利用条件が良くなりました。
楽天モバイルの指定国なら、海外から国内への発信&データ通信が無料に。この記事では、海外で楽天モバイルを使いたい人に向けて、通話とデータ通信のやり方をすべて解説していきます。
1.楽天モバイルは海外で国際ローミング(国際電話・データ通信)を使える?
楽天モバイルは国際ローミング(国内向けの携帯電話でも海外の通信網で使えるサービス)に無料で対応しています。
国際通話とデータ通信ともに利用OK。詳しいサービス内容を見ていきましょう。
国際電話は010と国番号を付けて発信する
楽天モバイルは申し込み不要で国際電話が使えます。以前は国際ローミングサービスの申込みが必要でしたが、楽天アンリミット移行後は不要になりました。
国際電話は自動でオン
[note title=”TOPIC”]旧楽天モバイルユーザーはメンバーズステーションにログインして、音声付加サービスの「お申込みへ」→「国際ローミングサービス」にチェックを入れて申し込み[/note]国際電話のダイヤル方法は、010と国番号を頭に付けてから発信します。
例:アメリカに発信する場合
010-1(アメリカの国番号)-✕✕✕-✕✕✕✕-✕✕✕
※010の他に、0を1秒以上長押ししてから国番号を付けて発信する方法もある
国際通話料は、相手国によって変わります。日本から海外へ発信した時の通話料の例は以下の通りです。
国際通話料の例(30秒あたり)
国 | 通話料 | 国番号 |
---|---|---|
アメリカ | 34円 | 1 |
韓国 | 57円 | 82 |
中国 | 57円 | 86 |
シンガポール | 68円 | 65 |
タイ | 68円 | 66 |
フィリピン | 68円 | 63 |
インド | 148円 | 91 |
オーストラリア | 68円 | 61 |
イギリス | 108円 | 44 |
イタリア | 108円 | 39 |
フランス | 108円 | 33 |
ロシア | 108円 | 7 |
その他の国の通話料・国番号はこちらのページからご確認ください。
海外から国内へ通常発信するにはWi-Fi接続されている必要がある
月額980円で国際通話かけ放題オプションあり
月額980円のオプション料金で、指定国(次項のリスト)の国際通話がかけ放題になります。国内から海外、海外から国内のどちらの発信でも対象です。
国際通話料は高いので、頻繁に通話する方ならすぐに元が取れますよ。注意点として、海外から海外へ発信する場合はRakuten Linkを使用する必要があります。
海外から国内への発信はRakuten Linkで無料にできる
海外から国内へ通話するなら、指定国に限りRakuten Linkで無料通話が可能です。Rakuten Linkとは、楽天アンリミット契約者が使える無料通話&メッセージアプリです。
相手が同じアプリを立ち上げておく必要はなく、自分の電話番号で発信できます。海外旅行や出張でRakuten Linkの指定国にいる場合は、かけ放題不要で無料通話を好きなだけ使えますよ。
国内から海外の発信は対象外なので注意して下さいね。
Rakuten Linkの詳しい使い方は、以下の記事を参考にしてください。
Rakuten Link(楽天リンク)アプリとは?通話料やメッセージの使い方など詳しく解説
データ通信は指定国なら2GBまで無料
データ通信は指定国に限り2GBまで無料(基本料金内)で使えます。2GBを超えると128kbpsに制限されますが、それでも料金はかかりません。
2GBは少なく見えますが、LINE・メール・SNS程度なら十分すぎる容量です。
海外用のデータ容量
指定国のリストは前項と同じ。データ容量は、楽天回線ではなくパートナー回線から消費されていきます。
事前に海外ローミングの設定が必要
海外でデータ通信を使う場合、事前に海外ローミングの設定が必要です。渡航前に、my 楽天モバイルの海外ローミングの設定をONにしてください。
デフォルトでONになっているため厳密には設定不要ですが、一応チェックしておくことをおすすめします。
【海外ローミングの設定】
my 楽天モバイルアプリにログインして、「契約プラン」→「プラン・サービスの設定」→「海外ローミング」をON
海外ローミングON(my 楽天モバイル)
これで準備は完了です。現地に着いたら、端末の設定アプリからデータローミングをONにして下さい。
データローミングON(端末の設定)
データローミングの設定場所は端末によって変わります。「モバイルネットワーク」「モバイルデータ通信」の項目を探してみましょう。
データローミングをONにしたら、通信事業者が「Rakuten」に変わります。海外に居ながら、楽天モバイルの契約でデータ通信が使えますよ。
2.海外からの着信は料金がかかる?
国際電話は発信者だけでなく受信者も通話料がかかるイメージがあります。結論から言うと、楽天モバイルで受信者側の通話料が発生することはありません。
着信料金
- 日本で着信:0円
- 海外で着信:0円
着信料金はかかりませんが、注意点として海外ではネットに繋がっていないとそもそも着信を受けることができません。
Rakuten Linkの指定国なら問題ありませんが、その他の国はWi-Fi接続されていないと電話を受けられないので気を付けましょう。
3.海外で楽天モバイル(楽天アンリミット)を利用する際のQ&A
海外で高額請求される心配はない?
端末のデータローミングをOFFにしておけば、怪しい通信事業者と勝手に接続されて高額請求されることはありません。
デフォルトでOFFになっているはずですが、渡航前に一度チェックしておきましょう。なお、楽天モバイルの指定国なら海外でデータローミングをONして大丈夫です。
通信事業者が「Rakuten」になっていることを確かめて、データ通信を利用しましょう。
楽天でんわで国際通話はできる?
旧楽天モバイルユーザーの方は、Rakuten Linkではなく楽天でんわを利用しているかと思います。楽天でんわは主要国なら国際電話に対応。
どの国も30秒あたり10円で格安通話できます。特別な手続きは不要で、相手先の電話番号に国番号を付けて発信すれば国際電話が使えますよ。
指定国以外のネット通信はどうすればいい?
Rakuten Linkのデータ通信が使えない指定国以外に渡航する場合、ネット通信を確保する手段は以下の方法があります。
ネット通信を確保する手段
- 渡航先の無料Wi-Fiで接続する
- 海外用のポケットWi-Fiをレンタルする
- 現地のプリペイドSIMを購入する
まず利用できるのが無料Wi-Fiです。ホテルや空港なら確実に使えるはずなので、Wi-Fiマークを探してみましょう。
確実性を取るなら、ポケットWi-Fi(海外用)のレンタルが便利。端末は空港で受け渡しが可能です。
渡航先である程度コミュニケーションが取れる自信があるなら、現地でプリペイドSIMを購入するといいですよ。料金が安いうえ、ポケットWi-Fiより通信が安定しています。
楽天モバイル 海外SIMは終了した?
以前利用できていた楽天モバイル 海外SIM(海外用のSIMカードパック)は2019年5月にサービスが終了しました。
以前の楽天モバイルは海外でデータ通信ができなかったためこのサービスが必要だったのですが、料金があまりに割高(500MB出4000円以上)で恐らく誰も使っていませんでした。
4.まとめ
楽天モバイル(楽天アンリミット)は、キャリア移行してから海外利用の条件が大幅によくなりました。国際ローミングは問題なし。
国際電話もデータ通信も使えます。Rakuten Linkを使えば、海外からの発信は通話料無料に。
データ通信も2GBまで追加料金なしで利用できますよ。
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月額料金 | 解約金 | 支払い方法 |
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