BIGLOBE Wi-FiをPCで使う場合の設定手順【Windows・Mac】

BIGLOBE Wi-FiをPCで使いたいけど、設定がよく分からない・・。

BIGLOBEモバイルに契約していれば無料でライセンスを取得できるBIGLOBE Wi-Fi。設定すればPCでも利用できます。

利用できるアクセスポイントは、Secured Wi-FiとDoSPOTのエリア。ただし、PC側で事前の設定が必要となります。

実際にやってみると分かりますが、PCの設定はかなり面倒です。Mac OSは簡単なのですが、Windowsがかなり複雑です。

この記事では、実際に手持ちのPCでBIGLOBE Wi-Fiの設定を行ってみました。手順を図説しているので、ぜひ参考にして下さいね。

※BIGLOBE Wi-Fiの詳しいサービス概要とiPhone・Androidの設定方法は、以下の記事で解説しています

BIGLOBEモバイル契約で無料に!BIGLOBE Wi-Fiの設定方法と実際に使ってみた感想BIGLOBEモバイル契約で無料に!BIGLOBE Wi-Fiの設定方法と実際に使ってみた感想

1.まずは、BIGLOBE Wi-Fiの設定に必要なMACアドレスを調べよう

MACアドレス?Windowsの設定なら不要ですか?

そのMacとは違うわよ。MACアドレスはWindowsにも割り当てられている固有の番号よ。

まずは、BIGLOBE Wi-Fiを設定するために必要なMACアドレスを調べます。

MACアドレスはアップルのMACとは無関係。通信機器固有の番号となります。

MACアドレスの調べ方

Windows (8以降)

「Windows (8以降)コントロールパネル」→「ネットワークの状態とタスクの表示」→「ネットワークと共有センター」→「アダプターの設定の変更」→「Wi-Fiを右クリック」→「状態」→「詳細」→「物理アドレス」

Mac OS

「このMacについて」→「システムレポート」→「ネットワーク」→「ネットワーク環境」→「ハードウェア(MAC)アドレス」

2.【BIGLOBE Wi-Fi】Windows(8以降)の設定方法

ここの設定がややこしいんですよね。

ええ、とっても・・。一つ一つ図説していくから、付いてきてね。

Windowsは、Secured Wi-FiとDoSPOTで設定方法が異なります。それぞれ、分けて説明しますね。

2-1.Secured Wi-Fiの設定

Secured Wi-Fiの場合はまず「Windows用証明書」をインストールする必要があります。

こちらのURL」からWindows用証明書をダウンロードしてください。

次に、ダウンロードした証明書をダブルクリックして、[証明書のインストール]をクリックします。

証明書の発行

[ローカルコンピュータ]にチェックを入れて[次へ]を選択します。

証明書の発行2

[証明書の種類にも基づいて、自動的に証明書ストアを選択する]にチェックを入れて[次へ]をクリックしてください。

証明書の発行3

最後に[完了]をクリックすれば、証明書のインストールが完了です。

証明書の発行4

証明書のインストールが終わったら、接続設定を行います。

以下の手順で[ネットワークと共有センター]を開きましょう。

ネットワークと共有センターの開き方

Windows 8

タスクバーのWi-Fiアイコンを右クリック→[ネットワークと共有センター]

Windows 10

スタートメニュー→[Windowsシステムツール]→[コントロールパネル]→[ネットワークとインターネット]→[ネットワークと共有センター]

ネットワークと共有センターを開いたら[新しい接続またはネットワークのセットアップ]をクリックしてください。

[ワイヤレスネットワークに手動で接続します]をクリックします。

windowsのBIGLOBE Wi-Fi設定2

接続情報を手動で入力する画面になります。

windowsのBIGLOBE Wi-Fi設定4

以下の通りに項目を設定してください。

設定項目

ネットワーク名 0001_Secured_Wi-Fi
セキュリティの種類 WPA2-エンタープライズ
暗号化の種類 AES
セキュリティキー (入力不要)

入力が終わったら[この接続を自動的に開始します]にチェックを入れて[次へ]をクリックします。

[正常に追加しました]と表示されたら[接続の設定を変更します]をクリックします。

secured wifiの設定

[セキュリティ]タブをクリックして[ネットワークの認証方法の選択]で[Microsoft:EAP-TTLS]を選択します。

その後、その横にある[設定]をクリックしてください。

secured wifiの設定2

[TTLSのプロパティ]画面になるので次の通りに項目を設定してください。

TTLSのプロパティの設定

 

TTLSのプロパティの設定

 

①[IDプライバシーを有効にする]にチェックを入れ、テキストボックスに「anonymous@biglobe.jp」と入力

 

②[これらのサーバーに接続]のテキストボックスに「wifispot.biglobe.ne.jp」と入力

 

③[信頼されたルート証明機関]の[GlobalSign]にチェックを入れる(複数あるならすべて)

 

④[サーバーを承認できない場合に、ユーザーに確認しない]にチェックを入れる

設定が完了したら[OK]をクリックしてください。

最後に、ユーザ名とパスワードの入力を行います。プロパティ画面の[詳細設定]をクリックします。

secured wifiの設定3

[802.1Xの設定]タブの[認証モードを指定する]にチェックを入れ、認証モードで[ユーザー認証]を選択してください。

secured wifiの設定4

次にその横の[資格情報の保存]をクリックして以下の情報を入力します。

入力する情報

 

secured wifiの設定5

 

  • ユーザー名:BIGLOBEユーザID@biglobe.jp
  • パスワード:接続パスワード

入力しできたら[OK]をクリックしてください。これでSecured Wi-Fiを使う設定は完了です。

2-2.DoSPOTの設定

まずは、以下の手順で[ネットワークと共有センター]を開きます。

ネットワークと共有センターの開き方

Windows 8

タスクバーのWi-Fiアイコンを右クリック→[ネットワークと共有センター]

Windows 10

スタートメニュー→[Windowsシステムツール]→[コントロールパネル]→[ネットワークとインターネット]→[ネットワークと共有センター]

ネットワークと共有センターが開けたら[新しい接続またはネットワークのセットアップ]をクリックしてください。

windowsのBIGLOBE Wi-Fi設定

次に、[ワイヤレスネットワークに手動で接続します]をクリックします。

windowsのBIGLOBE Wi-Fi設定2

接続情報を手動で入力する画面になります。

windowsのBIGLOBE Wi-Fi設定4

[ネットワーク名]には[NTTWEST-SPOT]と入力してください。

セキュリティの種類、暗号化の種類、セキュリティキーの3項目については「BIGLOBE Wi-Fi ページ」にアクセスすると設定情報を閲覧できるので、それを参考に入力してください。

入力が終わったら[この接続を自動的に開始します]と[ネットワークがブロードキャストを行っていない場合でも接続する]の両方にチェック。[次へ]をクリックします。

windowsのBIGLOBE Wi-Fi設定5

これでDoSPOTの設定は完了です。

3.【BIGLOBE Wi-Fi】Mac OSの設定方法

Mac OSの設定も面倒ですか?

いいえ、Macは一瞬で設定が終わるわよ。

Mac OSはWi-Fi設定プロファイルをインストールするだけで、すべての設定が完了します。

Safariから「こちらのURL」にアクセスして、プロファイルをダウンロードしてください。

ダウンロード完了後、ファイルを実行すると[プロファイル]画面が表示されるので[続ける]→[続ける]とクリックします。

ユーザ名とパスワードを求められるので、以下の情報を入力。

入力する項目

  • ユーザ名:BIGLOBEユーザID@biglobe.jp
  • パスワード:接続パスワード

入力できたら[インストール]をクリック。これでMac OSでの接続設定は完了です。

4.【まとめ】BIGLOBE Wi-Fiは、Windowsの設定が面倒・・最初だけなので頑張ろう

この記事では、PCでBIGLOBE Wi-Fiを使う際の設定方法について詳しく解説してきました。

Windowsの設定は、正直かなり面倒です。慣れない人なら1時間くらいかかるかもしれません。

ですが、最初の設定さえ終わらせれば、あとはSecured_Wi-Fi・Do SPOTのエリアに入れば、いつでもWi-Fi接続できますよ。

どうしてもうまくいかない場合はBIGLOBEのサポートセンターも活用してみて下さいね。

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