リライトってどうやればいいの・・?
ブログやオウンドメディアに限らず、WEBコンテンツのリライトは必須です。なぜならアクセス数、そして収益に直結するからです。
また、SEOの観点からもリライトを怠れば、徐々に順位を落としてしまいます。
この記事では、UX(ユーザー行動)を高めるリライト方法を詳しく解説。リライトの枠を超えたコンテンツ改善の手順を書いていきます。
GAやサチコを、どうやってリライトに活かしていくのかについても、説明しています。ぜひ、参考にして下さいね。
1.リライトで使うツールはGAとサチコ、そしてヒートマップがあればベスト
まず、リライトの全体像は以下となります。
リライトの手順
- GAでざっくりと、記事の状況を把握
- サチコで流入クエリを分析しながらリライト
- ヒートマップでさらに細かくリライト
GA(Google Analytics)とサチコ(サーチコンソール)は無料なので、必ず使いましょう。
ヒートマップは有料なので導入していない方も多かと思います。費用は月額1万円が相場ですが、「リサーチアルチザン」なら月額400円です。とんでもない安さですが、機能としては十分です。
ヒートマップがあるのとないのでは、リライトの精度が控えめに言って5倍以上は変わります。「月400円なら投資してもいい」という方は導入をおすすめします。
現時点で、ヒートマップを持っていない方がほとんどだと思います。ですので、まずはGAとサチコの情報を頼りに、出来る限りのリライトをしていきましょう。
2.STEP1:GAでざっくりと記事の状態を把握する
GAでは、ざっくりと記事の状況を見ておきます。大きな欠陥が無いか、サクッと確認するのが目的です。
2-1.ページごとのデータを見てみよう
GAにログインしたら、左メニューの「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」をタップします。
画面右側に検索窓が表示されていると思います。ここにリライトしたいページのURLを入れて、検索しましょう。
これで、ページごとの分析が可能となります。
デフォルトでは1週間分のデータが表示されていますが、ページビュー数が少なすぎる場合は対象期間を1~3ヶ月くらい広げて下さい。
300PVくらいあれば、OKです。
2-2.直帰率90%超えは内部リンクの見直しを検討
直帰率(ユーザーが他のページを回遊せずに離脱)に着目してみましょう。
直帰率が90%を超えている場合は回遊率を高めたほうがいいでしょう。対策方法は、内部リンクを散りばめます。関連する記事へ、誘導文を付けてリンクを設置します。
内部リンクの例
カスタマージャーニー(ユーザーの意識の移り変わり)の流れで、よりコンバージョンに近い記事へアクセスを流せば、売り上げにも繋がります。
【補足】直帰率が高い=悪いことではありません
直帰率が高いことは決して悪いことではありません。あなたの記事に満足して、そのまま離脱(サープスに戻る)しただけの場合もあるからです。
外部リンク(アフィリリンクなど)を貼っている場合も、他のサイトに移るので直帰率は高くなります。
2-3.長文で滞在時間4分以内は最後まで読まれていない
今度は平均ページ滞在時間を見てみましょう。
完読率は直接SEOには関係ありませんが、あまりに数字が悪い場合は修正が必要です。とくに8000字以上の長文にもかかわらず、滞在時間が4分以下の場合は最後まで読まれていません。
滞在時間は図解など分かりやすい記事を書くと短くなります。そのため、一概に滞在時間が短い=悪い記事というわけではありません。
とはいえ、そこは書き手の直感で何かがおかしいと感じたら修正すべきです。
長文で1分台の場合は、検索意図を大きく外している可能性があります。極端に滞在時間が短い場合は「検索意図を確認」してからリライトして下さい。
3.STEP2:サチコでずれを確認しながらリライトする
3-1.まずはページごとの流入クエリを表示する
狙ったキーワードで本当にアクセスがあるのか、確認していきます。やるべきことは、記事タイトルに含まれているキーワードと実際の流入クエリを確認します。
ページごとの流入クエリを見る方法は以下のとおりです。
流入クエリの確認方法
以上で、ページごとの流入クエリを確認できます。サイトのページ数が少ない場合は、検索をかけずにトップのページ一覧から該当ページを探してもOKです。
なお、「平均CTR」と「平均掲載順位」もクリックして開示しておきましょう。
クリック数が少なすぎる場合(1桁など)は、対象期間を広げて下さい。
3-2.記事タイトルと流入クエリの整合性を見る
ページごとの流入クエリを開くと、デフォルトでは実際のクリック数順に並んでいます。
もともと狙っていたキーワード(記事タイトルに含めているキーワード)で実際にアクセスがあるのか確かめて下さい。
狙い通りであれば、問題ありません。もし、狙ったクエリとは違う結果なら、修正が必要です。
予想外のクエリで突出したアクセスがあれば、コンテンツ全体をGoogleの意図に合わせる
たとえば、もともと「格安スマホ ゲーム」で記事を作成していたのに、実際は「スマホ ゲーム」でアクセスが集まる場合もあります。
このパターンでは、より検索ボリュームの大きい「スマホ ゲーム」にコンテンツ内容を寄せます。
クエリによっては大きな修正が必要です。この例だと、格安スマホ(SIMフリースマホ)だけでなく、大手キャリアのスマホも掲載対象になるので、記事全体がボリュームアップします。
ですが、一から記事を書くより楽ですし、大幅なアクセスアップが見込めます。積極的に記事を改善しましょう。
3-3.狙ったクエリでアクセスが無ければ検索意図を調査
狙ったクエリでまったくアクセスがない場合は、
- そもそも需要が無かった
- 検索意図がずれている
の2パターン考えられます。いずれにせよ事前のリサーチが甘かったという結果です。
そもそも需要が無いケースでは、できるだけ需要があるクエリに記事内容を寄せてリライトします。
そしてもう一つ。検索意図がずれている可能性も十分にあり得るので、実際にサープス(検索結果)を見て記事内容に問題がないか確認してみましょう。
現在の検索エンジンは、ユーザーインサイト(ユーザーが本当に知りたいこと)を読み解いて上位表示させることができます。
そのため、競合サイトを見ることで検索意図を把握できます。もし、自分のサイトだけ検索意図がずれていたら、今は上位表示されていても、いずれ順位は低下します。
一点注意したいのが、あなたの記事が他のサイトと内容が異なっていても、多様性の評価、あるいはオリジナリティ(UXが高いことが前提)が評価されている可能性があります。
その場合は、実際の検索クエリに記事内容を寄せつつも、他のサイトとは被らない今の方向性を貫いて下さい。
たとえば、「鼻毛 セルフ脱毛」で狙う場合、「鼻毛のセルフ脱毛は簡単」といった切り口だけでなく、「鼻毛のセルフ脱毛は危険」の切り口も考えられます。
検索意図リサーチは、他のサイトと似た記事を作ればいいという意味ではありませんので、ご注意を。
検索意図について補足
たとえば、「◯◯+CM」というクエリは、出演者の情報を知りたいという検索意図が見え隠れしています。
サープスは検索意図に沿っている
この場合、CMのレビューや商材紹介ではなく、出演者の情報を書かなくては上位表示できません。これが、検索意図を外さないということです。
「ユーザーは何故このキーワードで検索したのか?」を調べる(考える)ことが、検索意図のリサーチです。
3-4.表示回数が多いのにアクセスが無いクエリはタイトルインかトピック導入
サーチコンソールでクエリを表示回数順に並べてみましょう。 すると、検索結果の露出が多い順にクエリが並びます。
このとき、表示回数が多いのにクリックされていないクエリ(相対的に)を見つけます。これがかなりのお宝です。
リライトするときは、このお宝クエリを記事内で扱います。
リライト方法は、
- 記事タイトルに入れる
- トピックに導入する(見出しに流入クエリをイン)
のどちらかを行います。最もインパクトのある変更は記事タイトルにお宝クエリを入れることです。
もちろん、記事内容も記事タイトルに合わせてリライトします。記事タイトルの変更はリスクがありますが、得られる成果が大きいと感じたら、躊躇なく変更しましょう。
記事タイトルに入れるまでもない場合では、一つのトピックとして取り扱います。このとき、見出しにクエリを入れることを忘れずに。SEOだけでなく、ユーザーへのアピールとしても有効です。
この作業はアクセスアップへ最も貢献します。地味な作業ですが、継続するとアクセスの爆発が見込めます。
3-5.CTRが悪い場合は記事タイトルかディスクリプションを変更する
CTRが低い場合は、記事タイトルとディスクリプションの内容を読んで、ユーザーがあなたの記事をスルーしている可能性があります。
検索順位とCTRの関係はおおよそ以下のとおりです。
検索順位に対するCTRの目安
- 1位:21.12%
- 2位:10.65%
- 3位:7.57%
- 4位:4.66%
- 5位:3.42%
上記のCTR例はあくまで目安です。1位に公式サイトがあったり、競合が溢れていたりする場合は、目安のCTRは大きく変動します。
とはいえ、目安と比べて明らかにCTRが低い場合は修正が必要です。一番アクセスが集まっているクエリだけでもいいので、少しでもCTRを上げるための施策を行います。
どのように改善するのか?
まず、ディスクリプションが空の場合は、80字程度でいいのでアピール文を挿入して下さい。
ユーザーの2~3割はディスクリプションの内容を読んで、記事を読むか判断すると言われています。
記事タイトルは、以下の表現を入れるとCTRが上がりやすいです。
CTRが上がる表現
- 煽り表現(例 騙されるな!)
- 共感(例 経験0の私にもできた)
- 年月(例 2019年版)
- 数字(例 3つの方法)
逆に、複雑なタイトルの場合はシンプルに削ぎ落とすことでCTRが上がる場合があります。
CTRが上がれば、同時に順位も上がるので、結果としてアクセス数が増加します。
4.STEP3:ヒートマップでコンテンツを強化する
ヒートマップならユーザーは何に興味があるのか、何が読みたくないのか、すべてわかります。とっつきにくいヒートマップ分析は、あなたが想像いているより使い方はずっと簡単です。
今ヒートマップを持っていない人も「こんな感じでリライトできるんだ」と参考にしてください。
4-1.熟読エリアと読まれていないエリアを見分けてメモ
ヒートマップにはいくつか種類がありますが、スクロールヒートマップだけ使えれば十分です。
ヒートマップを開いたら、熟読エリアとスルーされているエリアを見ていきます。スルーされているエリアは離脱ポイントになっているので、注意深く見ていきましょう。
ヒートマップを読むと、ユーザーが興味を持っているトピック、読み流しているトピックが明確に分かります。
ヒートマップで熟読エリアを探る
このとき、気づいたことや思いついたことは全部メモしておきましょう。
メモの内容は「~は読まれている」「~は読まれていない」と振り分けながら、それがなぜか分かる場合は書き添えておきます。
このメモがリライトする際の柱となります。
4-2.熟読エリアは記事上部に移動する
当たり前ですが、ユーザーは上から記事を読んでいきます。このとき、記事上部に興味の無いコンテンツが置かれていると、即離脱の原因となります。
単純な施策ですが、熟読エリアは記事上部に移動しましょう。
なお、GAの調査で滞在時間が短かった方は、記事上部のコンテンツ内容を改善することで離脱率を防ぐ(滞在時間を伸ばす)ことができます。
コンテンツが薄いけど熟読されていた場合は即強化
ちょろっと書いただけの箇所が、熟読されているのはよくあることです。
軽く説明しただけのコンテンツが熟読されている
上記の例では手数料に関することを数行書いただけなのですが、かなり熟読されていました。
なので、このケースでは該当のトピックをさらに掘り下げ、あるいは分かりやすく解説することで強化を図ります。
4-3.読まれていないエリアは削除・書き換え・後部に移動で対処
さて、熟読エリア以上に修正が必要なのが、読まれていないトピックです。こちらは、ユーザーにとって興味が無いコンテンツであり、いわば記事内のお荷物です。
対処方法は以下のとおり。
読まれていないエリアの対処法
- トピックごと削除する
- 書き換える(熟読エリアを参考に)
- 後部に移動する
- 熟読エリアの強化に使う
筆者がよくやるのは、以下の通り。
筆者のやり方
- あまりに読まれていない箇所は削除(数字より主観で判断)
- 多少読まれている箇所は記事後部へ移動(Q&Aでまとめる場合が多い)
- 使えそうなコンテンツは熟読エリアと統合
熟読エリアの強化と違い、読まれていないエリアは頑張ってリライトしても徒労に終わる可能性があります。
確信を持ったリライトができないなら、とりあえず記事後部へ移動させて様子を見るのもありです。
4-4.話の流れは少しくらいおかしくてもいい
話の流れがおかしくなっても、まったく読まれていないコンテンツを記事上部に置いておくよりマシです。
例えば、「~とは」「~の原因」「~のメリット」などのトピックは、スルーされやすいコンテンツです。
その場合は、文脈よりも離脱を避ける方を優先して、遠慮せず記事の下部にトピックを移動させます。状況によっては削除でも構いません。
WEBコンテンツは紙媒体よりライトな読み物なので、多少起承転結がずれるくらい何の問題もありません。
ちなみに、この記事でも「リライトが必要な理由」というトピックをあえて記事の下部に配置しています。実際のリライト方法より需要が少ないと予想したからです。
文脈の流れとしては先頭にあるべきですが、そこまで違和感はないかと思います。
4-5.熟読エリアはクロージングを意識する
趣味で記事を書いているのならクロージングなしでもいいのですが、ビジネスとして収益をあげたいのなら、熟読エリアでのクロージングは必須です。
熟読エリアではユーザーの興味が明確に分かります。その興味に合わせて紹介できる案件があれば、ここでクロージングをかけます(コンバージョンリンクの設置)。
熟読エリアなので、当然ながらクリック率は高いです。リライトから少し話はそれますが、本来の目的がCVの場合は、遠慮なく狙っていきましょう。
内部リンクの設置でもOK
熟読エリアでのクロージングはCVしやすいのですが、なんでもかんでも売り込めばいいというわけではありません。
トピック内容と案件との距離が遠い場合は、よりCVに近づく記事へ内部リンクで流すのが正解です。
GAの分析で直帰率が高かった人は、この施策で直帰率が下がります。
アドセンス広告の挿入でも収益化できる
クロージングもかけられなければ、内部リンクの設置も違う・・。そんな場合は、アドセンス広告の挿入もありです。
クリック型広告のアドセンスは、記事内のアクセスが集中している箇所にコードを貼り付けるべきです。
アドセンスをやっている方は、自動挿入でまとめや目次の付近にコードを置いているかと思いますが、追加で熟読エリアにも設置すると収益化が加速します。
4-6.図解と表は熟読率が上がりやすい
熟読エリア、読まれていないエリア、どちらの強化でも有効なのが図解と表です。当たり前ですが、図解があればユーザーの理解度は飛躍的に高まります。
想像してほしいのですが、じゃんけんのルールを言葉だけで説明すると非常に複雑です。しかし、図解があればすんなりと理解できます。
図解はイラストレーターに頼むのがベストですが、そこまで出来ない方は無料の描画ツールで十分です。 筆者はパワーポイントをよく使います。
無料素材とパワポで作った図解
画像素材は無料のもので構いません。
図解を作る上で重要なのが、綺麗に作ることより文字を入れることです。図の中の文字は必ず読まれます(脳への伝達が速いから)。
手書きで書いて写真をアップする、でもいいので分かりにくい箇所は図解で説明しましょう。面倒ですが、だからこそライバルと差別化できます。
そしてもう一つ活用したいのが表です。表は熟読率が高くなる傾向があります。
分かりやすい表は熟読されやすい
やはり情報がまとまって整理されているのは、ユーザーにとって利便性が飛躍的に高まります。
また、Googleも表が大好きです。アンサーボックス枠(検索結果の上部)にも、頻繁に表が採用されています。
表が使えるかはトピック内容によりますが、何かを比較するときや数字を羅列するときは積極的に活用しましょう。マルバツ表も分かりやすいので使えますよ、
無料画像の大量投下は意味なし
ちなみに、コンテンツをリッチに見せようと、無料のおしゃれ画像を大量に挿入する記事が多くありますが、あまり意味はありません。
ヒートマップを見ればわかりますが、無料画像(文字なし)のエリアをじっくりと見るユーザーはいません。
滞在時間が伸びるから・・といった安易な考えもまったく通用しないので気をつけましょう。むしろページが重くなって、さらに離脱率を上げるだけです。
無料画像でも読み手のイメージを掻き立てる意図があればいいのですが、とりあえず挿入しておくだけの画像は無いほうがマシです。
4-7.コンテンツの繋ぎ目が読まれていないならブリッジを入れる
ヒートマップを見ていると、コンテンツの繋ぎ目(1章と2章の間など)で極端に離脱されている箇所が見つかるときがあります。
これは、途中で話題が切り替わることで、ユーザーが読む気を失せてしまうパターンです。
書き手としては、話を繋げているつもりかもしれませんが、ユーザーから見ればいきなり話しが変わったと思われています。
そのため、対処法としてはブリッジ(話を繋げること)を入れます。ブリッジの入れ方は様々ですが、画像が入ると訴求力が高まります。
ブリッジの入れ方
- キャラクターの会話を入れる
- 説明付き画像を入れる
- ブリッジ文を入れる
キャラクターの会話はこの記事でも多用しています。
その他、文字の入った画像を入れる、ブリッジ文を挟む(色のついた枠で囲うとなおよし)なども有効です。
とにかく、話が切り替わっても、次も読んでもらうためのアピールが必要です。 ユーザーをあきさせないための一工夫を行いましょう。
5.そもそも、リライトが必要な理由とは?
リライトなんてせずに記事を放ったらかしに・・
誰もが考えることですが、残念ながらリライトなしではアクセスは集まりません。あるいは、今のアクセスを維持できません。
リライトが必要な理由は以下の通り。
リライトが必要な理由
- 提供情報に需要がなかった
- 単純に情報が古くなる
- ユーザーニーズが変化する
- 社会情勢・世の中の雰囲気が変わる
「提供情報に需要がなかった」は前章まで解説してきた、サチコやヒートマップでコンテンツがスルーされている場合ですね。このケースでは問答無用でリライトが必要です。
また、情報が古くなるから、というのも最もらしい理由です。キャンペーン系の記事なら毎月更新が必要な場合もあります。
あとは、規約変更だったり最新情報がアップデートされたりと、変更があるたびにリライトは必要です。
もし、情報変更に追いつけないなら、とりあえず追記するだけでもOKです。 WEBサイトは、その性質上、常に最新情報を載せるべきです。
クエリは変わらないのに、ユーザーニーズの変化でリライトが必要になる場合があります。
以前は掃除してくれる自動ロボットが人気だったのに、今では手動でもゴミを確実に吸い取る掃除機の方が人気・・そんな感じでユーザーニーズは常に変化しています。
その他、「短期間で痩せる」というキーワードなら、以前はサプリやダイエット器具が求められていましたが、現在は本格的なダイエット(ジムへの入会など)を求める風潮に変わっています。
これもユーザーニーズの変化です。
同じクエリなのに、ユーザーが求めるコンテンツが変わるので、リライトが必要になるわけです。
最後に、「社会情勢・世の中の雰囲気が変わる」ですが、たとえばハラスメント問題。以前ならセクハラやパワハラを笑いのネタにできたかもしれませんが、今は厳しいです。
LGBTも扱いを間違うと差別になります。その他の例だと、「ネットで恋人を探すのは危険」→「ネットで恋人を探したほうがいい」といった世の中の雰囲気が変化するときもあります。
このような感じで、社会が変わったと同時に記事の内容も変えていくことが重要です。
6.【まとめ】記事をリライトしてアクセス&CVアップを図ろう
記事をリライトする目的はアクセスかCVの向上でしょう。その際、どうしても数字を追いかけてしまうのですが、大事なのは訪問してくれたユーザーを満足させることです。
今の検索エンジンはUX(ユーザー行動)を重視するので、SEOの観点からもユーザーを満足させるリライトは重要となります。
具体的にリライトのやり方を解説してきましたが、最終的に何を書くのかはあなたの腕にかかっています。正解はないので、GAやサチコで分析しながら探っていくしかありません。
この記事を参考に、リライトを実施してアクセス&CVをアップさせて下さいね。