検索意図を把握してユーザー満足度の高い文章構成を作る方法

検索意図の把握と記事構成の作り方

どんなに長文で綺麗な記事を作ったとしても、検索意図を満たしていないと上位表示しにくい昨今のSEO。被リンクを獲得していても同様です。

ユーザー満足度の高い文章を作成する上で、切っても切り離せないのが検索意図の把握。一体、どうすればいいのでしょうか?

この記事では、検索意図を把握するための具体的な手順をステップ式で解説。

さらに、検索意図を汲んだ記事構成の作り方についても、詳しく説明していきます。

マスターすれば、ユーザーが離脱しない記事を作成できるようになり、SEOに効果が現れますよ。 ぜひ、参考にして下さいね。

1.はじめに:「検索意図の把握」とは、ユーザーが求める背後の情報まで理解すること

検索意図を把握する・・ってどういうことですか?

ユーザーが求める情報を、検索状況にあった背景まで理解すること。上辺だけじゃダメよ。

まず、検索意図について簡単に説明します。

ユーザーがGoogleの検索窓にキーワードを打ち込む行為には、必ず何かしらの意図があります。多くの場合、解決したい本質的な悩みが背景に隠されています。

例えば、「扇風機 故障」というキーワード。こちらの検索意図は、まず本当に故障しているのかを知りたいと考えているユーザーが大半でしょう。

そのため、返すべき情報としては、故障の症状リストなどをまとめてあげるのがベストです。反対に、「この症状なら故障じゃないですよ」といった情報もあれば親切です。

故障の原因について説明したら、もうOKですか?

いいえ、まだ提供すべき情報が足りないわ。

故障について判断する情報を読んだユーザー。しかし、これだけでは満足してくれませんよね。

そうです、故障したと分かったら次に知りたいのが対処方法。買い替えすべきか修理すべきかの判断、廃棄するならどうやって捨てる?といった疑問がわきます。

このユーザーが取るであろう次の行動まで満たしてあげると、完璧に検索意図を網羅できたことになります(状況によって記事は分ける場合もある)。

2.検索意図を把握するための手順

検索意図はどうやって把握すればいいんですか?

カンタンに調査できるわよ。詳しい手順を説明するわね。

検索意図は以下の手順で把握することが出来ます。

検索意図の把握
  • STEP1:まずはサープス(検索結果)を見る
  • STEP2:サジェスト調査を行う
  • STEP3:Q&Aサイトで仕上げの調査を行う
  • STEP4:拾ったKWは検索意図をベースに仕分けする

それぞれ、詳しく説明していきますね。

STEP1:まずはサープス(検索結果)を見る

検索意図を把握するには、ターゲットKWを実際に検索してサープス(検索結果)を見るのが一番です。

その理由は、今のGoogleは検索意図に沿った情報を返す仕様となっているからです。

検索意図を捉えたページに書かれていること

  • ユーザーの関心が高いこと
  • ユーザーが本当に知りたいこと

検索上位のページは、上記の検索意図をAI(人工知能)が解析してサープスに返しています。

サープス調査では、ターゲットKWの検索結果1位から20位をすべて読み込みましょう。

最低でも1ページ目(1位~10位)の競合サイトはすべて目を通す必要があります。この時、競合サイトの文章を読むだけではなくて、何を主張しているのかメモを取るといいですよ。

私はマインドマップでまとめていくことが多いです。ページの見出しやマーカー部分を中心に、その記事では何を伝えているのか把握していきます。

マインドマップのメモ

マインドマップのメモ

共通して取り上げられているトピックは要注目。逆に情報が足りないと感じる箇所もメモしておきます。

こうして、20位を読み終える頃には提供すべき情報の輪郭が掴めます。

STEP2:サジェスト調査を行う

次にサジェストKWを洗い出します。サジェストKWとは、ユーザーが実際に検索した関連キーワードのことです。

サジェストKWの調査は、無料ツールの「Good Keyword」が有名です。サジェストを眺めていると、記事構成の輪郭が見えてきます。

goodkeyword

Good Keywordの調査例

「扇風機 壊れた」の例だと、直し方や原因の他、処分の方法やメーカー別の対処方法について検索需要があることが分かります。

月間検索数も知っておくとなお良い

ターゲットKWとその関連キーワードについて、月間検索数も把握できればベターです。

サジェストKWには出てくるものの、月間10回ほどの検索数など無視していいキーワードもあるからです。

月間検索数を調べるには、Googleアドワーズが最も有名です。

しかし、無料だとアバウトな数字しか表示されないので、少額課金(500円くらいで数ヶ月使える)して数値を表示する必要があります。

あるいは、別のKWツールを使って代用する必要があります。無料なら、「aramakijake」というサイトで月間検索数を知ることができます。

月間検索数は、あくまで指標がわかればいいので、ツールの精度にはこだわらなくて大丈夫です。

月間検索数がよくわからない場合は無視して構いません。サジェストKWだけでも十分に良質な情報を取得できます。

STEP3:Q&Aサイトで仕上げの調査を行う

Q&Aサイトは質問文だけでもサーッと目を通しておきます。目を通すことでサープス結果やサジェストでは見つけられないユーザーの細かなニーズを発見できます。

有名なQ&Aサイト

  • Yahoo!知恵袋
  • 発言小町
  • 教えてGoo

探るべきは初心者ならではの、ふとした疑問です。

ジャンルに詳しくなってくると、初心者の悩むポイントをスルーしがちになります。Q&Aサイトでは、そこを見逃さずに調査していきます。

Q&Aサイトの質問者はとにかく検索リテラシーが低いです。え、こんなことで悩むの?といった質問も、コンテンツ作成の役に立つ可能性があるのでメモしておきます。

案外、Q&Aサイトのヒントから記事構成案の幅が広がります。ターゲットKWだけでなく、少し角度を変えたKWでも再検索してみるといいですよ。

こうした地道なメモが、後々競合サイトとの差別化を生み出す基礎となるのです。

STEP4:拾ったKWは検索意図をベースに仕分けする

仕分け方1 同じ検索意図のKWはグルーピングしてまとめる

サジェストからKWを抽出していると、同じ意図のKWが多数出てきます。

例えば、契約と申し込みは一つにまとめることができます。例として「Amazonプライム+契約」「Amazonプライム+申し込み」は同じ意図としてまとめます。

仕分け方2 検索意図が分かれる場合は記事を別にする

検索意図が分かれるKWは記事を別に分けます。

例えば、「格安スマホ+ガラケー」のサジェストを調べると、「格安スマホ+ガラケー+乗り換え」「格安スマホ+ガラケー+2台持ち」のKWが出てきます。

検索意図の仕分け

この場合の検索意図は、

  • ガラケーからスマホに乗り換えたい
  • ガラケーとスマホを2台持ちしたい

と2つに分かれます。ターゲット像を考えると、この2つのKWは同じ記事にまとめない方がいいです。

検索意図が異なるKWを無理やり一つの記事にまとめているため、何を伝えたいのか分からなくなるからです。検索意図が分かれる場合は記事も分けるべきです。

3.検索意図を把握できたら、文章構成を作る

いよいよ文章作りですね。

ええ、検索意図を反映した構成にすることが大切よ。

検索意図を把握して、ユーザーの求める情報を理解したら文章構成を作っていきます。

文章構成の作成手順
  • STEP1:文章構成のコツを抑える
  • STEP2:大見出しに重要KWを入れる(SEOを意識)
  • STEP3:小見出しは文章の流れ優先する
  • STEP4:非検索情報や独自の情報を盛り込めばベスト
  • STEP5:ライバルと丸かぶりするなら分かりやすさで勝負

STEP1:文章構成のコツを抑える

文章構成作りにはコツがあります。

文章構成を作るときのコツ

  • サープス調査から記事の方向性を決める
  • サジェストをヒントに見出しを構成
  • 非検索情報を盛り込む

まずは、サープス調査で得た情報から記事の大まかな方向性を決めます。

重要なのは、ユーザーの検索意図に沿った方向性にすること。検索意図を外さなければ、ライバルとはまったく違う切り口でも構いません。

すべての検索意図は満たせないので、提供すべき情報は取捨選択しましょう。多数の人が求めている情報を中心に、記事の大きな流れを作成するのが重要です。

大まかな流れが決まったら、見出しを作ります。見出しは記事の骨格となる重要なポイントです。

そして、調査の過程で得た気づきを元に非検索情報(月間検索数やサジェストに出ていない情報)を盛り込めば、ユーザーに新鮮な提案を与えることができます。

ここまでできれば、ユーザーの検索意図をくみつつ、Googleにも好かれるSEO向きの記事が仕上がります。

上位サイトのリライトはNG

単純な上位サイトのリライトはおすすめしません。ドメインパワーが強ければリライトでも上位表示できますが、ほとんどのサイトでは難しいです。

Googleは最初に主張した記事を優遇する傾向にあります。そのため、2次情報だけで固めるリライトは上位表示しにくいのです。

さらに、Googleは検索結果の多様性を重視しているため、内容が酷似している記事は検索結果に露出できません。

STEP2:大見出しに重要KWを入れる(SEOを意識)

見出しを構成する際に重要となるのが大見出しです。ワードプレスならh2が該当します。

大見出しには絶対に外せないトピックが入ります。

重要なのは月間検索数が多い(サジェストと上位に出ていた)KWを大見出しに盛り込むことです。

大見出しにKWを入れておくと検索結果にしっかりと引っかかってくれます。

見出しにKWが引っかかる

見出しのKWが検索に引っかかる

Googleがいかに見出しのKWを重要視しているのかわかります。もし、月間検索数がわからなければ、サジェスト上位のKWを盛り込んでおけば間違いありません。

ただし、検索意図に合わないKWは無理に詰め込まないように注意が必要です。

STEP3:小見出しは文章の流れ優先する

大見出しはKWを意識しますが、小見出しで重視するのは文章の流れです。サジェストKWを網羅しようと無理にKWは詰め込む必要はありません。

すべての見出しに対策KWが入ってくるとうっとうしいので、シンプルな表現を心がけます。 ワードプレスで記事を作成すると小見出しはh3に該当します。

ちなみに、小見出しも大見出し同様に検索結果に引っかかります。しかし、重視するのはユーザーの理解を最大限に手助けすることです。

小見出しだけ読んでも、文章の流れが理解できるように構成できればベスト。大見出しのトピックを補填するのが小見出しの役割です。

STEP4:非検索情報や独自の情報を盛り込めばベスト

Q&Aサイトから拾ってきた悩みやKW調査をする上での気づきは、サジェストには表示されない貴重な情報です。

これらの非検索情報を盛り込めば、ライバルには無い独自の記事ができあがります。

例えば、「格安スマホ+ガラケー」のKWを調査したところ、ガラケーから格安スマホに乗り換えた後の、電話帳の移行について心配している方がいました。

Q&Aサイトで見つけた情報は、サジェストには表示されないユーザーからの貴重な意見です。

悩みの母数は少ないので大トピックにはしませんが、記事の後部にしっかりと情報を返してあげます。私の場合、Q&A形式でまとめていくことが多いです。

独自の情報や切り口も盛り込もう

その他、人から聞いたことや雑誌で読んだことなど体験ベースで得た知識も盛り込むことができればより記事のクオリティは上がっていきます。

自身の体験でなくても、クラウドワークスやランサーズを使えば数百円でアンケート調査ができます。

厚生労働省が発表しているデータなど公的機関の情報を引用するのもおすすめです。

どこまで非検索情報・独自の情報を盛り込むかは、記事の重要性で振り分けてもいいでしょう。

クロージングを狙うような重要記事なら、なるべく時間・資金のコストをかけるべきです。通常の記事なら、とりあえずQ&Aサイトを見ておくだけでも差別化に繋がります。

STEP5:ライバルと丸かぶりするなら分かりやすさで勝負

どんなに工夫して記事の構成を作っても、ライバルと丸かぶりしてしまうことがあります。この場合は、無理にオリジナリティを意識して、記事の方向性を変える必要はありません。

ただし、まったく差別化しないと上位に表示されないのは事実です。そこで勝負するのが記事の分かりやすさです。

記事を分かりやすくするための工夫は様々です。文章を使わずに画像や動画で表現するのも一つの手でしょう。

私がよく使うのがイラストを使った表現です。やはり図説に勝る分かりやすさはありません。難しい表現に対しては例えを使うとより分かりやすくなります。

一例として、回線混雑の概念を交通渋滞に例えてイラストで表現してみます。

通信速度が低下する理由

無料画像とパワーポイントを使って5分足らずで作成しました。簡単ですが、文字だけで表現するよりだいぶ分かりやすいです。

地道ですが、こんな感じで分かりやすさを心がけていれば、いずれ記事は上位表示されます。

記事の内容が完全にライバルと被ったときは、内容は同じでも表現方法を工夫してみるといいですよ。

4.検索意図を反映して作った記事構成を公開

結局、どんな記事構成になりましたか?

実際に作った記事構成を見せるわね。参考にしてちょうだい。

(1)「格安スマホ+ガラケー」の記事

さて、実際に作成した記事構成をお見せします。

はじめは、KW「格安スマホ+ガラケー」で作ったシンプルな記事です。

文章構成例1

1.ガラケーから格安スマホに乗り換える手順

  • STEP1 MNP転出手続きを行う
  • STEP2 料金プランを選ぶ
  • STEP3 利用する端末を選ぶ

2.ガラケーからの乗り換えにおすすめの格安SIM

  • 2-1.価格で選ぶ
  • 2-2.サポートで選ぶ
  • 2-3.使い放題で選ぶ

3.ガラケーからの乗り換えに関するQ&A

  • 3-1.格安スマホは店舗で契約できる?
  • 3-2.電話帳・アドレス帳は移行できる?
  • 3-3.ガラケーで格安SIMは使える?

4.まとめ

見ての通り構成は非常にシンプルです。文字数は4000字程度となっています。

近年は長文記事がSEOに強いと言われていますが、2000〜4000字の記事でも十分に上位表示を目指せます。

ユーザーの検索行動が終了するような、完結性のある記事をかければOKです。

(2)「インスタ+出会い」の記事

次は、各見出しにエッジを効かせた記事構成例です。 KW「インスタ+出会い」で作りました。

文章構成例2

1.はじめに:インスタで出会うことは可能です

  • 1-1.インスタで一目惚れする&される人が多数
  • 1-2.最近ではインスタ婚するカップルも

2.インスタで出会うにはどうすればいい?詳しいテクニックを公開

  • 2-1.ハッシュタグ検索で同じ趣味の相手を探そう
  • 2-2.位置検索で近くの人を探すのもあり
  • 2-3.いい人を見つけたら、すかさずいいね!コメントも
  • 2-4.投稿する写真は慎重にジャンルを選ぶ(コメントも大事)
  • 2-5.最初のDMは丁寧に挨拶(がっつくのはダメ)、投稿に関する内容だと反応が良い
  • 2-6.あえて数撃ちゃ当たる戦法を使うなら、フォロワー1000人以下のアカウントを狙おう

3.インスタで出会いを求める際の注意点

  • 3-1.出会い厨は嫌われる!たとえ出会い目的でも自然を装うのが大事
  • 3-2.いきなりDMを送るのは得策ではない(怪しまれる)

4.正直インスタの出会いは非効率です(アカウントを育てるのも面倒)

  • 4-1.せっかくいい相手でも住所が遠ければ撃沈・・出会いを求めているとも限らない
  • 4-2.どうせネットで出会いを探すならマッチングアプリが有利!出会いを求めるオシャレ女子がたくさん

5.まとめ

記事構成例1と比べて、具体的な見出しとなっています。恋愛など答えが無いジャンルは独自の切り口を作りやすいので、エッジの効いた見出しと相性がいいです。

あえて、個人の主観を全面に打ち出すことで差別化を図り、大手メディアとバッティングしないように意識しています。

「◯◯は絶対に使うな」「私は◯◯で損しました」「◯◯は裏技で安くできる」などなど、検索意図に沿わせることは前提に、自分の意見を主張すると興味深い記事構成を作成できますよ。

「インスタ+出会い」の文章構成例については、以下から実際の記事を読むことができます。良かったら、参考にしてみてくださいね。

インスタで出会うインスタ(Instagram)には出会いあり!ハッシュタグの活用や出会い厨と思われない方法など解説

5.【まとめ】検索意図を正しく理解して、ユーザー満足度の高い記事を作ろう

この記事では、検索意図を把握して文章構成を作る方法について詳しく解説してきました。

検索意図の把握は、昨今のSEOでは基本となっています。SEOで上位表示を目指すなら、出来て当たり前にならなければいけません。

検索意図は自身の体験から解を出してもいいのですが、やはり丁寧に調査したほうが確実です。

しっかりと検索意図が満たされた文章構成を作ることができれば、検索結果でもおのずと上位表示されていきますよ。

この記事を参考に、検索意図を把握したユーザー満足度の高い文章構成を作ってみて下さいね。

WEBライテイングが苦手な方は、以下の記事も参考にしてみましょう。

WEBライテイングSEOで上位表示できるWEBライティングの手法&テクニック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。