「今月の携帯代が払えない!何とかしないとマズイ・・」
携帯代を滞納すると、回線停止・強制解約となり、最悪の場合はブラックリスト入りします。
ブラックリストに入ると、今後携帯会社の契約が困難に。不便な生活を強いられます。
そこで今回は、携帯代が払えない場合の対処法について詳しく解決。
今日中にどうにかしないといけないケースから、長期目線の根本的な解決策まで説明しています。 ぜひ、参考にしてくださいね。
1.今すぐ対処しないとヤバいケース
明日にも回線停止(あるいは強制解約)されそう・・という、非常に危険な状態の方はこちらの手段で対処しましょう。
- 回線停止の目安:滞納から2週間
- 強制解約の目安:滞納から2ヶ月
1-1.即日融資でお金を借りる
手元にお金が無いのなら、誰かに借りるしかありません。知人・友人で助けてくれるツテがない場合は、金融機関を頼りましょう。
銀行は即日融資に対応していないので(さらに審査も厳しい)、頼るべきは消費者金融です。 今すぐ状況を打開したい場合は、最善策となります。
消費者金融は怖いというイメージがあるかもしれませんが、
- 知名度がある
- 無利息期間がある
の2点を満たしていれば、心配ありません。
ずばりおすすめできるのは、テレビCMでもお馴染みのプロミス。
振込スピードは業界トップクラス(最短3分※)。また、30日以内に返済すれば利息は0円です。
※お申込み時間や審査により希望に添えない場合あり
たとえ30日を過ぎても、携帯代程度なら数百円の手数料で済みます。
CHECK!
1-2.クレジットカードで支払う
クレジットカードを使える方は、キャリアショップに出向いてカード払いを行いましょう。
ほとんどのクレジットカードは翌月払いなので、何とか今月分の難は逃れることができます。
参考:主要クレジットカードの引き落とし日
カード会社 | 締め日 | 引き落とし日 |
---|---|---|
Yahoo!JAPANカード | 月末 | 翌月27日 |
楽天カード | 月末 | 翌月27日 |
三井住友カード | 15日か月末 | 翌月10日か翌月26日 |
JCBカード | 15日 | 翌月10日 |
セゾンカード | 月末 | 翌々月4日 |
セディナカード | 月末 | 翌月27日 |
ライフカード | 5日 | 当月27日か翌月3日 |
オリコカード | 月末 | 翌月27日 |
2.1週間以上、余裕があるケース
まだ、回線停止(約2週間)・強制解約(約2ヶ月)まで多少の時間がある場合は、お金を稼いでから滞納分を支払うことができます。
2-1.日払いのバイトをする
アルバイトを行えば、1~2回の仕事で1回分の携帯代は稼げるでしょう。 男性なら軽作業、女性ならイベントの手伝いがおすすめです。
会社の副業規定に触れる可能性があるので、正社員の方は就業規則を確認しておこう
求人サイトは、シンプルに求人情報が多い大手を利用するのが吉です。
2-2.不用品を売って現金化する
身の回りのものを売って現金化するのも、お金を作る手段として使えます。
目安として、1年以上使っていないものは現金化の対象にすること。
懸賞で貰った品などもプレミアが付いているケースがあるので、数百円でも捨てずに売ってしまいましょう。壊れた家電製品もジャンク品として売れるケースがありますよ。
なお、出品が面倒な細々としたものは、買取り業者に宅配でまとめ売りするといいですよ。
関連記事(まとめ売り)
3.根本的に解決するなら格安SIMを使うべき
一時しのぎで滞納分を支払えたのは良いものの、同じことが何度も繰り返されるのでは意味がありません。
携帯代を毎月きちんと支払うための根本的な解決策は格安SIMを利用することです。
3-1.毎月の携帯代が半額から3分の1になる
格安SIMを使えば、毎月の携帯代が半額から3分の1になります。
論より証拠。こちらが僕の携帯代です(auからUQモバイルに乗り換え)。
格安SIM(UQモバイル)の利用料金
au時代は8500~9000円だったので、ちょうど半分くらいですね。
現在の携帯代はおよそ4600円(端末代金も含めて)で推移していますが、これでも格安SIMの中では高いほうです。
もう少しデータ容量を節約できれば、3000円台に落とせます。
格安SIMは、手持ちの端末をそのまま利用することも可能。SIMカードを入れ替えるだけで、携帯代の負担を一気に減らすことができます。
3-2.違約金なしで乗り換えできる
格安SIMが安いのは知っているけど、今の携帯会社を解約すると違約金がかかる・・と身動きが取れない人がなんと多いことか。
確かに、1万円近く取られる違約金は痛手です。
しかし、2019年10月から通信業界のルールが大幅に変わり、悩みの種であった違約金がほぼなしとなりました。
違約金
- ドコモ・au:1000円
- ソフトバンク:0円
電話番号を維持して乗り換える場合、MNP転出手数料として別途2000~3000円請求されますが、その他の支払いはなし。翌月から格安SIMで、毎月の支払いがぐっと軽くなります。
[note title=”TOPIC”]端末代金の残債があっても、格安SIMに乗り換えOK(支払いは大手キャリア解約後も継続される)[/note]CHECK!
3-3.【補足】格安SIMが選べないなら、Y!mobileか楽天モバイルにしよう
格安SIMの数が多すぎて選べない場合は、
が無難です。
格安SIM業界で1位、2位のユーザー数を抱える両者は、大手キャリアと変わらないサービス内容の手厚さが魅力。
10分かけ放題付きで通信速度が親会社のソフトバンクと変わらないY!mobileは万人におすすめ。
楽天会員の方は、楽天会員割(毎月1500円OFF)が効く楽天モバイルがお得です。
4.携帯代を払わないと、どうなるのか?
4-1.滞納から2週間を超えたあたりで回線停止(通話は完全不可)
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)では、料金滞納からおよそ2週間から1ヶ月で順次回線停止となります。
- ドコモ:約1ヶ月
- au・ソフトバンク:約2週間
ソフトバンクのみ、回線停止中でも通話の受信が可能(発信は不可)
料金滞納からおよそ1週間で請求書(メールの通知もある)が届くのですが、その請求書払いも無視すると回線停止される流れです。ドコモは他の2社より多少のゆとりがあります。
回線停止になると、通話は完全に不可。ネットも不通状態となりますが、Wi-Fi接続すればLINEも含めてアプリの利用は可能です。
au回線を止められた私の体験談
ちなみに、私事ですがauで回線停止になったことがあります。そのときは、クレジットカードを変えたのを忘れており、引き落とし不可に。
気づかず2週ほど経ったところで、通話できなくなりました。
慌ててauショップで支払いを済ませて、約30分後に回線は復活。キャリアショップが混雑しており(1時間以上待った)、ずっとやきもきしていました。
回線停止は想像以上にパニックになるので、要注意です。
管理人
4-2.2ヶ月以上(2回目の請求)放置すると強制解約
回線停止された後も、さらに滞納を続けるとついに強制解約となります。
強制解約されると、同じ携帯会社に再契約するのは絶望的に。携帯ブラックに入る可能性もあり、他の携帯会社も契約できなくなるリスクがあります。
強制解約の期日ですが、ドコモ・au・ソフトバンクともに2回目の請求を滞納した時点で、順次解約されていく流れとなります。
事実上の最後通告となる督促状も届くので、無視すればあとは解約されるのを待つのみ。遅延損害金も膨らんでいき、とにかく状況は最悪です。
4-3.さらに放置すると法的措置を取られブラックリスト入りに
強制解約されたから滞納はチャラに・・なんてうまい話はありません。解約後も督促は続きますが、さらに放置すれば法的措置を取られる可能性があります。
ここまで来ると、ブラックリスト入りは確実。信用情報機関に名前が記録されます。
また、債権回収業者からの督促に変わり、厳しい取り立て措置が行われます。最悪のケースでは、裁判に訴えられて犯罪者になることも。
数千円くらい見逃してくれる、なんて考えは絶対にNGです。
ブラックリストに入ると他の携帯会社はもちろん、あらゆるローン審査に影響が出る
俗に言うブラックリスト入りとは、信用情報機関(CIC・JICC)に金融事故を起こした経歴を書き込まれ、それを見た事業者が契約不可の烙印を押すことを意味します。
割賦契約(端末の分割払い)の契約書に、信用情報機関に関する同意がある
「最悪、携帯電話が使えなくても大丈夫」と考えている方は要注意。 クレジットカード、カードローン、住宅ローンなど、今後あらゆる審査で不利になります。
いざというとき、誰からもお金を貸してくれない惨めな現実が待っているのです。
4-4.一時休止の制度はあるが、手数料がかかるうえ端末の分割払いは止められない
参考までに、海外留学する人などを対象に一時休止制度が利用できます。
ただし、休止できるのはデータ通信費のみで端末代金の分割払いは支払い継続。さらに、休止中も手数料が取られます。
一時休止の手数料
事務手数料 | 月額 | |
---|---|---|
ドコモ | 1000円 | 400~500円 |
au | 2000円 | 372円 |
ソフトバンク | 3000円 | 390円 |
滞納するくらいなら一時休止の方がマシですが、ご覧の通り手数料が発生するのでオススメはしません。
もし一時休止したい場合は、キャリアショップにて手続きを行いましょう。
5.【まとめ】取り返しがつかなくなる前に、何とか携帯代の支払いを済ませよう
この記事では、携帯代が払えない場合の対処法について詳しく解説してきました。
携帯代の滞納が続くと回線停止、強制解約・・と最悪の自体に陥ります。
信用情報機関にも名前が残るため、何とか支払いを済ませたいところ。いくつか解決策はありますが、今すぐ何とかしたいならカードローンかクレジットカードに頼りましょう。
長い目線で解決したいなら格安SIMの活用がベストですよ。毎月、携帯代に追われている人は、乗り換えを検討してみて下さいね。