NifMo(ニフモ)に契約すると使える「NifMo半額ダイヤル」。その名の通り、通話料を半額にできる通話アプリです。
この記事では、NifMo半額ダイヤルについて詳しいサービス内容を解説。また、アプリの使い方についても説明していきます。ぜひ、参考にしてくださいね。
1.NifMo半額ダイヤルとは?
NifMo半額ダイヤルは通話料が半額になるだけでなく、IP電話より音質がいい、自分の電話番号を相手に通知できるといったメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
1-1.通話料が半額になる専用アプリ
NifMo半額ダイヤルは、通話料を半額にするNifMoユーザー専用の通話アプリです。通常の通話料は20円/30秒なので、NifMo半額ダイヤルを使うと10円/30秒になります。利用方法は、音声通話SIM(音声通話機能が付いたSIMカード)で契約してアプリをインストールするだけ。
IP電話ではなく音声回線を利用するため、データ通信専用SIMは利用不可となります。2017年6月からサービスが始まったNifMo半額ダイヤルは無料で利用できます。単純にアプリを通して通話するだけで通話料が半額になるので、利用しないのは損です。
1-2.通話料が安くなる理由
NifMo半額ダイヤルが格安通話を実現できる理由は、プレフィックス方式の通話を採用しているからです。プレフィックス方式では、通常の通話と違い、音声回線の間に中継会社を挟みます。この中継会社が企業努力で通話料を下げることにより、格安の通話料が実現するのです。
同じ端末からの発信でも、中継会社を通さない場合は通常通話、中継会社を通す場合は半額の通話が利用できます。そして、この中継会社を通す仕組みを実現しているのが、NifMo半額ダイヤルというわけです。格安SIMには、楽天でんわやBIGLOBEでんわなどいくつか類似サービスがありますが、すべて同じプレフィックスの仕組みとなっています。
IP電話より音質がいい
プレフィックス方式を使う利点は通話料が安くなるだけでなく、音質が良い点も見逃せません。IP電話はネット回線を使うため、通信環境によって少し声が遠くなったり聞こえづらくなったりします。ですが、NifMo半額ダイヤルはドコモの音声回線を利用するため、音質が非常に良いです。途中で途切れること無く、クリアな音質を楽しめます。
1-3.自分の電話番号を相手に通知できる
通話料を節約するなら、IP電話アプリを使った方がいいのでは?と思いますよね。それこそ、LINEやskypeを使えば無料通話も実現できます。しかし、それでもNifMo半額ダイヤルを使った方がいい理由があります。それは、自分の電話番号を相手に通知できるからです。IP電話アプリの場合、使用するのは050電話番号です。
相手先によっては、誰の通知なのか分からず着信拒否されることもあるでしょう。また、LINEやSkypeは相手もアプリを立ち上げておく必要があります。NifMo半額ダイヤルなら、自分の090/080/070電話番号を使えます。相手に自分の電話番号を通知できるため、着信拒否される心配はありません。
携帯電話だけでなく固定電話にも番号が通知されます。仕事の電話など、IP電話アプリが使えない場面でも通話料を節約できるのが利点です。また、相手がアプリを立ち上げておく必要もありません。
プレフィックス番号は通知されない
NifMo半額ダイヤルはアプリを立ち上げて発信する以外に、プレフィックス番号(0035-45)を相手の電話番号の頭に付けて発信することで、サービスを適用させることができます。その際、相手の番号通知には、プレフィックス番号が非表示となります。
プレフィックス番号を抜いたいつもの電話番号が表示されるため、誰からの着信か分からないといったトラブルを防ぐことができます。また、NifMo半額ダイヤル経由で発信していることが相手にばれないのもメリットです。
1-4.ユーザーの評判を調査
NifMo半額ダイヤルを利用するユーザーの評判をチェックしてみました。
Google Playアプリを調査した結果、星3.2という結果に。良くも悪くも普通の結果ですね。
ユーザーの口コミは以下の通りです。
アイコンのセンスが無さすぎる&使いにくすぎる。
アイコンに半額の文字を入れるのはやめて欲しい。
ただデカデカと「半額」と書かれたマヌケなアイコンはいただけない。もう少しデザインにも気を配っていただけないだろうか。
アプリの UI はシンプルに作り込まれていていいと思います。
金もかからず半額になるので、文句はありません。
まとめると、アイコンがダサすぎるという意見が悪い評判のほとんどを占めていました。そのアイコンがこちらです。
NifMo半額ダイヤルのアイコン
確かにイケてないですね・・。なお、通話機能に関する悪評はまったくありませんでした。普通に通話ができて通話料が半額になればOKという方には申し分ないでしょう。デザインなど細かな点までクオリティを求める方にはイマイチな印象かもしれません。
1-5.10分かけ放題オプションも利用可能
NifMo半額ダイヤルはオプションとして10分かけ放題が用意されています。10分以内の国内通話なら何度でも通話できるため、通話頻度が多い方ならかなりの通話料を節約できます。10分かけ放題の月額料金は830円です。加入するかどうかは、毎月の通話時間で決めましょう。
NifMo半額ダイヤルでおよそ42分通話すると830円となります。43分以降は10分かけ放題を付けた方がお得になるため、一つの目安として参考にしてください。なお、10分かけ放題を利用中に10分を超過した場合でも、通話料は10円/30秒と半額のままですよ。
1-6.NifMo半額ダイヤルのデメリット(注意点)
メリットだらけに見えるNifMo半額ダイヤルですが、いくつかデメリットがあることも覚えておきましょう。
一部の電話番号は使用できない
緊急電話や国際電話はアプリの仕様上、非対応となっています。110、119など緊急の際は、アプリを立ち上げずにそのまま発信しましょう。その他、フリーダイヤルやナビダイヤルへの発信も不可となります。
■利用できない番号:0120、0170、0180、0190、0570、0800、110、119、118
発信にひと手間かかる
NifMo半額ダイヤルを利用するときは、
- アプリ内から発信する
- 頭にプレフィックス番号(0035-45)を付けて発信する
のどちらかを行わないと、サービスが適用されません。どちらの方法も慣れるまで面倒と感じるでしょう。
2.NifMo半額ダイヤルの使い方
まずは、NifMo半額ダイヤルをインストールしましょう。
アプリを立ち上げたら、端末の電話帳と着信履歴が自動で同期されます。アクセス許可のメッセージが表示されたら、すべて「許可」をタップしてください。こちらが、ダイヤル発信の画面です。
アプリから発信する場合は、プレフィックス番号(0035-45)を付けずに、そのまま相手先の電話番号を入力します。すると、発信時に自動でプレフィックス番号(0035-45)が付いてNifMo半額ダイヤルが適用されます。電話帳から発信したい場合は、電話帳マークをメニューからタップ。相手を選んで発信するだけです。
もし、アプリを立ち上げるのが面倒なら、通常の発信画面でプレフィックス番号(0035-45)を相手先の電話番号の頭に付けると、NifMo半額ダイヤルが適用されますよ。
3.まとめ
いかがでしたか?
この記事では、NifMo半額ダイヤルについて詳しく解説してきました。NifMo半額ダイヤルは通話料を10円/30秒の半額にできるアプリです。NifMoに音声通話SIMで契約すれば誰でも使用できるため、ぜひ活用してみましょう。
通話料が安くなるのはもちろん、相手先に番号通知されるのは大きなメリットです。自分の電話番号を使って発信できるので、着信拒否される心配もありませんよ。上手く使いこなして通話料を節約してみて下さいね。
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